100万人予想

ここ数日、コロナの感染者がまた増えていますね。ブラジルが新たな震源地なのかは、詳しく調べていないのでわかりませんが、1日の死者数のペースが、6千人規模にまた戻ってしまいました。

 

 

 

私はNumbersでネットで公開される死者数を記録しているので、「トレンドライン」機能によって、来年の1月3日までの30週の予測グラフが表示されます。

 

日曜まで集計して、週明けの月曜に週間の死者数を記録するので、まだ今週の分が反映されていませんが、以下のような感じです。

 

*現在3万人の週間死者数が、どのように減少していくかのトレンドラインです。このまま減少傾向が続いても、年明けにはまだ週間1万人は死亡している予測です。1週間に現在で3万人、年が明けても依然1万人も死に続けてる‥‥って、やっぱり極めて異常事態ですよネ。

 

 

第2波、第3波が来ない想定で、このグラフです。

 

再感染拡大がなくても、現在46万人の総死者数が年明けには、100万人に達するカーブです。

 

私は最初、25万人くらいと漠然と思っていましたが、こうして記録してグラフ化すると、テキトーな憶測だったことがわかります。日々生きてきた己のさじ加減なんて、あてにならない‥‥ってことです。

 

よほど、劇的な死者数ペースの低下がなければ、年明けには100万人に達していることが視覚化されています。

 

今年はあと、およそ30週ありますからね。

 

しかも、前述した通り、「第2波、第3波が来ない想定」で‥‥ですから、今週の死者数増加の傾向で、100万人すら甘い読みである可能性もあります。

 

増大し続ける死者数の放物線のカーブは、今後の死者数の動向で、100万人の下を通過するか、上を通過するか、変化することでしょう。

 

 

 

 

そんな中、日本は感染者も死者も少ないままです。

 

かけがえのない人を失った人にすれば、1人でも大きな悲しみでしょう。

 

しかしここは、あくまで冷めた視点で死者数を捉える必要があります。感情を殺してでも。

 

日本は、まだ総計で千人の死者を数えていません。世界には、1日で千人の死者を数えた国もあるというのに。

 

ホントに、日本のこの状態は何なんでしょうね? 理屈が知りたいですが、誰にもわかってないようです。少なくとも、公には。

 

 

 

日本は神国だ‥‥とか、戦前みたいなことを言うのは愚も愚。日本が神州・神国ならば、先の大戦で国民が300万人も死ぬかいな。

 

たとえ、今は何らかの状況で護られているとしても、その加護が永遠に続くでしょうかね。

 

例のウィルスのゲームプレイヤー筋によると、突然変異で形成が一気に変わるとも聞きます。

 

ゲームはゲームでも、シミュレーションゲームなので、侮るべからず。

 

 

 

もうこれは、文字通り、地獄の底まで付き合うしかないでしょう。

 

底が見えれば、やりようもありますが、今は底が見えず、底無し沼です。

 

街中で結構多くの人がマスクしないで歩いているのを見かけますが、日本人のまさに特質でしょうね。状況の変化に流されるのが早い。戦後の復興にはその変わり身の早さが功を奏したでしょうが、果たして、今回のコロナはどうなるか。

 

状況を見続けましょう。

 

 


レンズのミリ数と画角について

アニメの制作現場でよく「50ミリのレンズくらいで」とかの「レンズのミリ数」の表現が出てくるのですが、ぶっちゃけ、正直なところ、レンズのミリ数が実際の画角と結びついている人って、アニメ現場にどれだけいるでしょうか?

 

そんなに皆、カメラを手にして撮影した経験があるのかな? ‥‥結構、少ないと思うんですが。

 

まず、そもそも。

 

今は35ミリのライカ判の面積をフルに記録できるカメラが少ないじゃないですか。みな、ミニサイズです。

 

35ミリのフルの撮像素子を有したカメラはボディだけでも高価で、簡単に誰もがホイホイと使えるシロモノではないです。2〜3万円じゃ買えません。

 

APS-Cが大半と思われますが、そうすると、レンズのミリ数と画角は、35ミリフィルム時代の一眼レフとは全く異なります。都合、テレ〜望遠気味になります。

 

Wikiより、図説を引用。

 

 

 

レンズのミリ数だけではなく、撮像する面積によっても、画角は変わってきます。

 

アニメの現場のレンズのミリ数って、相当「あてにならない」言い回しです。一眼レフのカメラ経験のほとんどない人間が、曖昧にミリ数を口にしたところで、的外れな表現になりがちです。

 

ミリ数を口にするより、実際の画角を絵に描いて示したほうが、誤解が少なくて良いです。

 

 

 

実際、打ち合わせの場所で、「これは何ミリのレンズで」とか言われると、私なら「それはライカ判換算ですか?それともAPS-C?」と即座に聞いちゃいますし、「カメラをお使いになってたんですか? フィルム? 35ミリ? もしかしたら中判?」とも(いじわるじゃなくて、同好のよしみとして)聞くかもしれません。

 

アニメ業界はカメラの知識を知らない人が多いので、テキトーにミリ数で曖昧に話すようなことも多いですが、一方で、カメラを嗜んだ人も存在します。

 

なので、あまり、イーカゲンな「ミリ数」の表現はしない方が良いのです。ミリなんて、カメラを結構使ってないと、数値として身につかないものです。スマホのカメラばかり使っているような人間がミリを口にしたところで、実際の経験を伴わないことが、識者の前に出ればモロバレです。

 

例えば、85ミリで絞りを開いて人物にフォーカスして‥‥とか言えば、35ミリ一眼レフカメラ経験者なら「定番」の絵が思い浮かびます。アニメ現場の打ち合わせでは、85ミリと言ったところで、絵の収まりすら共通認識にはならないでしょ?

 

 

 

正直、よくわからない‥‥んですよネ。

 

「アニメ現場の言うところのミリ数」って。

 

繰り返しになりますが、レンズのミリ数で画角を言い表す時、それは35ミリ一眼レフ感覚‥‥なのでしょうか。‥‥でなければ、何?

 

「3DCGのソフトウェアの数値だ!」‥‥と言うのなら、その3DCGソフトウェアは何換算でミリを表記しているんでしょう?

 

もし、35ミリ一眼レフ=ライカ判が基準だとして。

 

35ミリフィルムが事実上コンシューマ市場から消えた今、35ミリの感覚をどうやって養うのか。前述したように35ミリフル版のデジタル一眼レフは、高価なので気安く買える製品ではないです。

 

EOS RPが登場して、随分と身近になりましたが、それでもレンズとセットで20万円はします。以前なら、30〜60万円の世界でした。

 

一方、私が35ミリ一眼レフの基礎を形成したのは、フィルム時代だったので、安価なコンパクトカメラでも35ミリフルサイズでしたし、使い捨ての「写ルンです」すらフルサイズで、35ミリフィルムが生活の中に溶け込んでいました。

 

でもさ。‥‥今は、ほとんどがAPS-Cでしょ。または、iPhoneの漠然とした広角の画角。

 

35ミリフィルム一眼の時代なら、17ミリと言えばかなり広い画角の広角レンズでしたが、APS-Cだと24ミリ換算くらいですよネ。24ミリレンズはごく標準的な広角で、超広角ではないです。ですので「17ミリ」と聞いても、35ミリフルサイズかAPS-Cかで、大きくイメージが異なります。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/35mm判換算焦点距離

 

 

 

タイムコードの1スタートもそうなんですけど、アニメ業界って、素人っぽいところがあって、中途半端にタイムコード書式を使ったり、ミリ数を口にしたりして、本式のプロ目線だと混乱しやすいことがあります。

 

テレワーク、ネットワークオンライン、ペーパーレス運用への移行に合わせて、アニメ技術の基礎知識も一旦、棚上げしていたものを全て棚から下ろして、そのまま棚に並べ直すものと、破棄して新しく定義し直すものと、総点検したほうが良いと思うんですよネ。

 

アニメ現場でレンズのミリ数なんか口にしても、35ミリフルなのか、APS-Cなのか、または他の何かなのか、基準が曖昧ですもん。

 

35ミリ一眼レフのミリ数を口にするのなら、せめて当人は、35ミリ一眼レフの経験と知識を獲得して、身の丈でミリ数を扱うべし。‥‥じゃないと、聞きかじったレベルの曖昧な数値が暴走して混乱します。

 

 

 

幸い、2020年の今なら、キャノンのRPなら、20万円くらいで、24〜105ミリのレンズセットの本体が買えるんですネ。レンズ感覚をカラダに叩き込むなら、実際に撮影しまくれば身につきますヨ。

 

それにしても、フルサイズは安くなったなあ‥‥。

 

*最近のクセで、24ミリと読むと習慣で1.5倍の36ミリくらいにイメージしちゃいますが、フルサイズだからライカ判の昔のまま!‥‥なのは、何だかとても嬉しいです。画角を狭くしていた仮面が剥がれたようで。

 

 

 

商売道具としてお金がかけられるプロのカメラマンだけでなく、アニメ制作者やアマチュアでも20万円以下でフルサイズ一式が手に入るようになったのは、2020年代の嬉しい状況です。

 

私はEFレンズの資産を活かしたいので、EOSのフルサイズ廉価版が欲しいです。今だと、13万円くらいで買えるんですね。安くなったなあ‥‥‥‥。

 

フィルム時代に愛用した17mmなどのEFレンズが、35ミリ時代の画角のまま使えるのは、喜ばしいことです。頭の中でおおまか1.5倍に換算しなくて済むのも、ストレスがなくて良いです。

 

しかし、そうなると、APS-C移行後に買ったAPS-C用レンズはケラれて使えなくなるんでしょうネ。でもまあ、本数は少ないので、まあいいか。

 

 

 

アニメ制作現場、特に紙の作画の現場は、紙の世界に隔絶された竜宮城のようで、今でも90年代を思わせるような雰囲気があります。

 

しかし、地上の外界を見渡すと、2020年代の現代技術に溢れています。映像・画像の技術進化は、ソフトウェア・ハードウェアと共に、どんどん進化しています。

 

A4用紙を150dpiでスキャンする「お城」の外界では、4Kではなく6K、しかもEFマウントのレンズで記録できるムービーカメラすらBlackmagic社から発売されています。

 

*このポケットシネマカメラを買うと、ダヴィンチのスタジオ版(本来は有償ソフトウェア)がついてくるので、外部モニタを使った編集とカラーグレーディングが作業できます。それもいいね。

 

 

こうした「外界」の状況を、「うちらとは関係ない世界」として片付けてきた延長線上で、2020年代以降も生き続けるのでしょうか。

 

アニメは西陣織とは違います。映像メディアの誕生と発展と共に生まれ育ってきました。

 

なのに、いつのまにか「伝統工芸」を気取って、映像技術進化に背を向けて、2020年代はおろか2030年代もA4-150dpiで生きていくのなら、全くもって、自分の出自〜ルーツを忘れています。アニメは現代技術の寵児なのですよ。

 

 

カメラの画角をもっと知りたい!

 

なので、カメラを買って、撮りまくってみた。

 

画角の感覚が身についてきた。

 

カメラで静止画だけでなく、ムービーも撮ってみた。

 

絞りを開放して、深度を浅くして、カメラ独特の表現にも挑戦してみた。

 

絞りとシャッタースピードの織りなす、シンプルだけど奥深い世界を知った。

 

カメラの表現って、アニメにもっと活かせる要素があることに気づいた。

 

 

紙と向き合うだけでは永遠に気づけない、映像全般の広範囲な表現手法を、カメラを通して獲得できるでしょう。

 

そして、やがて、自分の思う通りに、映像を作り上げてみたいと思うようになるでしょう。‥‥線画だけを担当するのではなく、映像全体を‥‥です。

 

テレビアニメの基礎を築いた1970年代と、2020年代の今と、何が違うでしょう。

 

今は、紙だけでなく、iPadもあります。そして、事実上無限に撮影できるデジタル一眼レフがあり、その一眼レフで動画すら撮影できます。1970年代には絶対に不可能なことでした。

 

だったら、その有利な時代性を活用しましょう。

 

どんなに武士道を貫いても、五右衛門のように刀で弾丸や飛行機やビルは斬れないですからネ。

 

せっかく今を生きてるんだもん。「今の利点」を使いこなしましょう。

 

 

 


ホームページ

有料のブログサービスの編集画面に、以下のような宣伝を掲載するか。

 

 

気にせんわ。

 

ここ最近、この宣伝を見ながら書いてますが、全くやめる気はないス。

 

「オワコン」とか「流行」とかに、ビクビクして生きていきたくないですしネ。昔から流行に左右されるのがイヤなんすよ。

 

ブログなんて、好きにやってりゃ良いんだよね。自分のブログなんだから。

 

あ、そうか。金を稼ぐ下心がある場合は、炎上でも何でもして、流行させたいんでしょうネ。‥‥でも、それじゃあ、自分の好きなように題材を選べないですね。

 

 

 

実は、ブログはオワコンとかいう前に、もっと前に終わった感の強い、個人のホームページ(俗語)を復活したいと思っています。

 

ホームページ、つまりWebサイト。

 

ツイッターは問題外、ブログでも難しい、「読み物としてのWeb」を復活したいんです。

 

いくつもの連続ツイートをまとめサイトでまとめるのって、なんだか、大きな荷物を細かく分解して何十台の小型車で列をなして運ぶがごとくで、小型車の軽快さを忘れ去ってますよネ。読む側が再び繋ぎ合わせて読むのって、何だか馬鹿らしい。

 

大きな荷物は大型車で運べば良いです。

 

軽快な短文は、軽快な手段で発言すれば良いですが、技術解説とか図説入りや動画付きのTIPSを、まさかツイッターでバラバラにして公開するんわけにもいかないですよネ。公開手段も、適材適所です。

 

 

 

だからといって、昔のPageMillとかGoLiveのようなエディタでおもむろに書き綴るのも、いかにも古めかしいです。

 

今はスタイルシートを最大限、有効活用しなくちゃね。そして、PHPなどのスクリプタブルな構造も。

 

ホームページと言っても、昔のような作りかたではなく、こんにち的な作り方で、編集性や可変対応性(言葉が見つかりませんが、要は各プラットフォームごとに見せ方を変えること)を念頭におきたいのです。

 

ゆえに、テンプレート作りが大変。

 

‥‥なので、一向に進まんす。時間が割けないので。

 

 

 

ツイッターの限界は、そろそろ皆が周知しているところです。

 

解説には向かないです。そもそもそういうツールじゃないでしょ。技術解説しようにも、現場の立ち話レベルにしかなりません。

 

ゆえに、長めの文章を書いて公開するサービスも存在しているのでしょう。

 

ブログも使い方次第で、コラムや技術解説用途に使えそうなんですが、イマイチ、刹那的な切り口なんですよネ。投稿日でソートされるんじゃなくて、ユーザの任意のオーダーにしたいところです。第1章、第2章‥‥みたいな構成、例えば、3000円くらいする技術書みたいな構成は、ブログでは不可能です。カテゴリ分けは、章立てとは異なります。

 

 

 

漠然と、基本的なタグでHTML5の文書ファイルとして書いておいて、ルックやプラットフォーム別の対応は、後回しにしておけば良いんでしょうネ。

 

で、そのHTMLの内容を、PHPのようなスクリプトで流し込む‥‥と。

 

コンテンツがなければ、流し込みようもないですもんネ。

 

デザインを変えたくなったら、本文はそのままに、デザインだけを差し替えられる構造を、(ブログサービスに頼るだけでなく)個人でもビルドしておけば良いのです。

 

 

 

些末なTIPSがSNSで飛び交う今だからこそ、体系だった文書が必要になることもありましょう。

 

例えば、カットアウト技法なんて、ツイッターやブログ媒体では散らかって煩雑すぎて、説明しようにもロスがデカすぎですしネ。

 

 

- - -

 

 

いきなり余談ですが。

 

そういえば、ネットの「死にトリ・つらチェック」が話題で、現在、サーバの応答がない状態になっていますが、私はやってみた結果「7点」でした。

 

shinitori.net/diagnosis/

 

生きているのが辛い度、100点満点中、7点。

 

イージーモード‥‥だとな。

 

確かに、そういうフシはあります。最近の夢は、アメリカンクルーザータイプの250ccを買って、テイクイットイージーを「テキリイ〜ジ、テキリイ〜イイ〜ジ〜」と口ずさみながら、iPadを持って旅に出たい‥‥と思ってましたからネ。

 

 

 

 

日々イージーで、お気楽でいいね‥‥とかいう人もいましょう。‥‥観察力がないなあ‥‥。ゆえにデリカシーもない。イージーの向こう側に在る虚無を知覚できんとは。

 

生きているのが辛い度が7点の人間は、言うなれば、

 

いつか必ず死んでしまうことが辛すぎる度、93点

 

‥‥ですヨ。

 

実際、私は死に対する強迫観念が強いです。例えば、150年後には、私はもちろん、親しい人々が確実に皆全員死んで消滅している‥‥と考えると、物凄い恐怖感に苛まれます。今、こうして生きていることが、100年後、200年後、全くなかったことになるのが、リアルに想像できてしまうのです。もっと言えば、数億年後に人類の文明自体が消滅している情景が、風の音と共に思い浮かびます。

 

結局、生だろうが、死だろうが、どちらかに偏っている状態は、圧倒的な絶望を知覚して日々抱えていることには変わりないです。強い日差しは、濃い影を落とします。濃い影は、強い日差しによって生じます。適度に暖かくて、たまに雲が光を遮って、晴れたり曇ったり、雨で潤ったり‥‥が暮らしやすいのでしょうけど、なかなか‥‥。

 

ただ、影よりは光。

 

生を肯定して、死に恐れる方が、色々と社会では都合良いでしょうけどネ。

 

どうせ、こうして生きているんで、生を否定するよりは、肯定したいと思うだけです。それは決して、心底イージーではないです。

 

 

 

脱線しましたが、ホームページ。

 

何かを記す、作品を作る‥‥というのは、やはり死生観とは無縁ではありますまい。

 

ホームページのコンテンツも、その死生観の一環です。

 

猫を好きな人が、猫のことをネットに公開したいと思う時‥‥

 

昔、一匹の猫と共に生き、日々、暮らした。

 

その猫を、どんなに好いていたか。

 

その猫との暮らしを、どんなに幸せに思っていたか。

 

 

実際の猫や当人は知り得なくても、書き記した幸福感はもしかしたら、何百年も未来に伝わることがあるかも知れませんよネ。

 

音楽もそうです。生活様式も言語も違う200年前のドイツ人が感じた幸福感が、音楽を通して、アジアの小国の人間に伝播することがあります。

 

何かを記す、作る‥‥とは、死後に消滅してしまう自分自身の存在に対する、何らかのアクションとも思えます。アクションしたところで、とりとめもない‥‥ですが。

 

で。

 

コンピュータを毎日使ってるんだもん。

 

コンピュータで何かを作りたい、公開したい‥‥というのは、至極当然だしょ。

 

 


陸海空。

自宅の環境は、制作会社の作業環境よりも、環境作りが難しい‥‥と思うことがあります。制作会社は往々にして1部署に1機能を求めますが(=もちろん、その1機能の内容は高いレベルが求められます)、自宅は多機能を求められます。

 

アニメ制作会社は映像制作の会社なので、画像・映像のマシン性能・作業環境性能が重視されます。

 

一方、自宅は「あれもやりたい。これも必要。仕事にはあれとこれが不可欠。」となります。年賀状の季節にはプリンタではがき印刷するし、スキャナもまだ過去の紙素材をデータ化するのに必要、昭和のフィルムだってスキャンしたい、音楽は良い音で聴きたい、楽器を弾いてれば鍵盤も繋ぐしマイクをTRS接続もしたいしコンデンサマイクに電源供給もしたい‥‥など、いろんな乗り物がひしめくテーマパークのようです。

 

ソフトウェアも多岐に渡ります。Adobe CCは、PhotoshopやAfter Effectsだけでなく、Auditionも役に立ちますし、Affinityシリーズも使うし、表計算やワープロ(って今は呼ばんか)ソフト、葉書やディスクの印刷ソフト、Logic Pro Xやサブスク音源、ギターを弾く人はGuitar LabやGuitar RigやBIAS FX‥‥と、山盛りのレベルもメガ盛り・ギガ盛りです。

 

ネットのブラウザは今やメモリ食いの代名詞みたいになってますから、いろんなソフトで多くのメモリを消費します。

 

 

 

自宅のマシンは、小規模でも万能を要求されます。

 

例えば、私の次期iMacに加える必須項目は、

 

Adobe CC

Affinity Photo, Pixelmator

DaVinci Resolve

Logic Pro X

Guitar Lab, Guitar Rig, BIAS FX

Numbers, Pages

Amazon Music

Kindle

Clip Studio, Moho

オムニグラフ

Transmit

mi

Compressor, HandBrake

Windowsのエミュレータ

SimCity(^^)

エプソンやキャノンのユーティリティ

 

‥‥と、キリがないのでこの辺で列挙はやめますが、つまり「何でもあり」です。

 

つまり、一枚絵もアニメ映像も作れて、実写も加工・編集できて、音楽も作れて、プリントもスキャンも最低限できて、事務もできて、プログラムも作れて‥‥と、欲張り過ぎのマシン性能要求です。

 

1つのマシン環境で、数多くのAppが快適に動作するのを期待されてるんだもん。iMacも荷が重いですよねえ‥‥。

 

*ギター関連のソフトウェアは、ZOOMのGuitar Labと、BIAS FXの2つにまとまりそうな感じです。しかし、Guitar Rigがバージョンアップして、機能がアップすればどうなるか‥‥。今のところのオススメは、PC/Mac上でとことんサウンドメイキングできるBIAS FXです。

 

 

 

プロとして映像を作ろう‥‥って人は、結構多くが、色んな方面にも技能が開いて多趣味です。

 

アニメスタッフでも、楽器を嗜む人はいます。あの人も、あの人も、あの人も‥‥‥‥。

 

そもそも、絵や映像のアイデアを考える人が、音楽に全く興味ない‥‥なんて、あるのかな‥‥。

 

以前の再掲ですが、下図の爆発のアニメ映像は、それこそAfter Effectsのタイムラインに楽器別のスコアを書いた、音楽そのものです。

 

*私が「パソコン初心者」の頃、横書きのタイムラインにさほど違和感を感じなかったのは、オーケストラスコアに近いものを感じていたから‥‥かも知れませんネ。

 

 

アニメーターは知ってますよネ。絵を動かすということは、時間軸から成すリズムやフレーズに近い感覚がある‥‥と。

 

色彩を設計する人は、数々の色の中に、固有の音色を連想する人もいましょう。

 

レジャー好きの人が、海以外は全く興味がない!‥‥と言うほうが珍しくて、陸も、できることなら空も、地球の自然全般に興味がある人が多いのと同じです。

 

まさに、陸海空。

 

映像作品の陸海空〜絵と音とストーリー。この3つを自分のツールに求めるなら、どうやったって、多機能のマシン環境が必要になります。

 

陸海空全てをMAXにすることはできなくても、映像のインスピレーションに必要な要素は、身近に置いていたい‥‥と思う人は多いでしょう。

 

まあ、要は、どうバランスするか‥‥でしょうネ。自分なりのバランス。

 

そして、そのバランスが自分のマシンに反映されるのです。

 

 

 

さて、新しいiMacは、どんな性能かな?

 

WWDCで発表されるといいですネ。

 

 

 

 

 


HDDあれこれ

実際の身の回りの故障の状況から、ここ数年は意識的にSeagateのHDDを選択肢から外しているのは、前々回の記事で書いた通りですが、既に今年の2月にネットの記事で報じられていましたネ。

 

HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2019年版、故障率が最も高かったのは?

https://gigazine.net/news/20200212-backblaze-hard-drive-stats-2019/

 

2019年‥‥とありますが、その前から故障の傾向は別の記事でも紹介されていました。

 

かなり前‥‥2010年代前半頃に、このブログでHDD故障率のネット記事を引用した記憶があります。HGSTは低い故障率、WDは初期の故障を抜ければ故障率は抑制され、Seagateは厄介なことに1年半から2年くらいから故障率が上がる‥‥という内容でした。

 

 

 

HDDは、今まで色々ありましたね。

 

今では、何の迷いもなくHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)と呼んではいますが、昔はシンプルに日立、もっと前はIBMでしたよネ。「Deskstar」「Ultrastar」はIBM時代から名前を継承しています。

 

2001年の懐かしい記事が検索にヒットしました。

 

IBM製HDDの新型“Deskstar 60GXP”シリーズが新登場!

https://ascii.jp/elem/000/000/322/322043/

 

ややこしいのは、「ブランドの吸収劇」で、HGSTがWDの傘下になって、GoldがUltrastarになって‥‥って、今や、「色」シリーズと「星」シリーズが、現状どうなっているのか、私の中では混乱したままです。

 

WDの「色」シリーズは、2010年代前半期にあまりにもGreen(低回転・大容量のシリーズ)の故障が多く、Green自体が故障リスクの代名詞になってしまった‥‥のかどうか知りませんが、なんと、GreenをBlueに吸収して名前を変える‥‥という大企業らしからぬ対応で周囲をドン引きさせてもいますネ。あれ? Blueって、もともと何向けのHDDでしたっけ? GreenはGreenのままで良いじゃん‥‥。

 

私は映像制作の業務ゆえ、Blackシリーズをいくつか今でも持っていて、現役で稼働可能です。ただ、BlackはSSDがまだ低容量だった頃に「速度性能」を売りにしたシリーズで、現在では速度性能で1TB以上のSSDにとって変わられ‥‥と、中途半端な立ち位置で、活躍の場がほとんどない状態です。最近のラインアップでは6TBまで大容量化しましたが、速度的には速くも遅くもない‥‥というビミョーな立ち位置です。

 

私は近年、大容量用途では東芝ばかり使っています。HGSTブランドは高価で、WDは色が混乱して不透明になって使う気が失せて、Seagateは故障続きで対象外‥‥となると、安価に大容量となると、東芝にどうしても行き着きます。東芝はここ数年使い始めたので導入数が少なくはありますが(8〜10個くらい)、今のところ故障はゼロです。

 

 

 

表面的にはSSDが主流となっても、バックアップ体制や倉庫用途なら、HDDは依然現役です。

 

とは言え、システムディスクやワークエリアをバックアップすべきHDDが、何より先に故障してては失笑もいいところですし、倉庫がクラッシュしてしまったら、倉庫というよりはデータが二度と戻らない墓場になってしまいます。

 

今や、速度性能よりもむしろ安定性が最優先のHDDならば、低故障率を何よりも求めたいです。

 

速度を言い出したら、HDDなど論外・対象外。SSDすら、SATA仕様なら「規格自体が遅い」と言われる、今やM.2や40Gbpsのご時世ですから、HDDを購入するなら、HDDの良い点が活きる使用法を意識的に考えた上で‥‥ですネ。

 

 


表計算

表計算で1週を行ごとに表記したい時‥‥

 

2020/05/04〜2020/05/10

2020/05/11〜2020/05/17

2020/05/18〜2020/05/24

2020/05/25〜2020/05/31

2020/06/01〜2020/06/07

2020/06/08〜2020/06/14

2020/06/15〜2020/06/21

2020/06/22〜2020/06/28

2020/06/29〜2020/07/05

 

‥‥というのを、まさか、1行ずつ手書きで書き込むようでは、表計算コンピュータプログラムを使っている意味がないです。

 

たかだか、週の期間の表記ですが、「表を計算するコンピュータ」の機能を活用したいですネ。

 

 

 

定数として基点となる日付「DATE(2020,5,4)」を決めたら、以下のように、行番号で自動計算するように仕込めます。

 

DATE(2020,5,4)+(7×(ROW()−2))&"〜"&DATE(2020,5,4)+(7×(ROW()−1)−1)

 

表計算の式は、変数も使えないし改行もできないので読みにくいですが、とりあえず、これで自動で行ごとに1週で更新されます。

*ヘッダ行を考慮して、2行目から計算する仕組みです。

 

月ごとに比べて、1週は必ず7日なので、計算が楽です。

 

もっと、スマートな方法があるかも知れませんが、コロナウィルスの集計表はこうして作っております。

 

 

 

表計算のNumbersやExcelやGoogleスプレッドシートは、作表ソフトではなく、表計算ソフトなので、計算を組み込んで本領を発揮します。

 

個人規模の小規模な集計表でも、表計算の計算式をバンバン使いましょう。そうすれば、いつしかプログラムやスクリプトを常用する感覚に慣れます。

 

 


30612

先週の月曜から日曜までのコロナウィルスの死者数は30612人で、上昇はしたものの、全体的に見れば、まだ減少傾向にはあるようです。

 

 

 

新たな感染の震源地と呼ばれる中南米の状況が、数週に渡る穏やかな減少に歯止めをかけ、先週、先々週と、上昇に転じたと見られます。

 

トレンドラインはまだ減少傾向ですが、トレンドラインまで上昇に転じないよう、見守るばかりです。

 

 

 

昨日は都内の感染者が47人とのことですが、積極的に検査をおこなったため‥‥と補足がありました。

 

でも、積極的に検査した途端に急激に増えるのなら、もっと積極的に検査の範囲を広げれば、感染者数の集計だけはドカンと増えそうです。

 

前々から書いているのですが、日本の死者数の少なさはナゾのままです。

 

日本はとびきり感染に厳しく対処したわけではないのに、なぜ、死者は総計1000人以下なのでしょう。ブラジルでは大統領が「あんな調子」なので被害は大きいとしても、1日で死者1000人を数えた日もあるというのに。

 

のちの歴史がその謎を語るとしても、今は理由がわかりません。

 

日本人としては、死者数が少ない状況を、なんとか終息の日まで維持したいもの‥‥ですネ。

 

 

 

ちなみに‥‥。

 

毎週、グラフのオプション機能が充実してます。Numbersのグラフ機能はあまり使ってこなかったので、便利な機能に驚きです。

 

今回はトレンドラインの機能を使ってみました。

 

トレンドライン‥‥という言葉すら知らなかったです。用語があるとは思わなかったので、「傾向の予測のカーブ」とか言ってましたし、そのカーブがNumbersで自動で計算してくれることも知らんかったです。

 

今回のコロナウィルスだけでなく、色々な場面で活用できそうです。

 


海門HDD

ここ10年の間、壊れたHDDはほぼ全て、Seagate製でした。HGSTと東芝は皆無、WDは1〜2個くらいです。

 

ただ、WDの2個の故障は、アマゾンの梱包の酷さも随分と影響しているように思います。ダンボールの中で固定されずに泳いでいたり、2.5インチなどは封筒の中に銀色の袋のまま=ほぼ生の状態で入ってたりと、壊れないほうが奇跡のような場面もありました。なので、HDDを買う際はアマゾンではなくパソコンショップ系の通販(ダンボールの中で泳がないようにしっかりと梱包してくれます。そこはやはり専門店の安心感。)を使うようにしたら、故障知らずになりました。

 

しかしSeagateは、どんな経緯でも壊れまくりました。ベアドライブをアマゾンで買った時も、アマゾン以外のしっかりとした梱包のお店で買った時も、BTOで内蔵されていた時も、仕事場で調達した時も、大体、使い始めて2年くらいでおかしくなりました。最初から「カッツン‥‥キュキキキ」というイヤな音がしていた個体もありましたネ‥‥。すぐに思い出せるだけで、5個くらい、この10年で壊れました。

 

10年で5個壊れて、まだ安さにつられてSeagateを買うようでは、消費者にも責任あり!‥‥と思うて、近年はどんなに大容量低価格が魅力でも、Seagateの製品は買わないようにしています。

 

「ただ単に、運が悪いだけじゃん?」とか言われそうですが、「運」なんて得体の知れないものなら、なおさら、同じ状況は避けます。

 

 

 

2013年にRAID0で組んだHGSTのHDDは、今でも現役です。RAIDを再構築したこともないです。7年間、ほぼ365日稼働していますが、故障知らずです。無故障・トラブルなしの年中無休RAID0。TimeMachineでRAID0+1的な環境を作っていますが、HDD不調が原因で復元処理をしたことは全くないです。

 

一方、Seagateは、外付け(単体)用途で調達したいくつかダメになりましたし、こともあろうに液晶パネルを剥がさないと交換できないiMac 2.5Kと5Kの2台ともSeagateのHDD(起動ディスク)が故障しましたし、現役で稼働しているSeagateのHDD個体は、かなり少ないです。

 

レッテルを貼るつもりはないのですが、これだけ故障したHDDのメーカーを使い続けるのは、消費者として避けるべきと、少なくとも私は判断しています。

 

 

 

でもまあ、「絶対にバックアップは取る」という習慣が根付いたのは、Seagateのお陰‥‥とも言えます。世界に1つしか存在しないデータは絶対に作りません。必ず、ミラーリングか差分バックアップ(TimeMachine)の環境を整えます。

 

今後は大容量のSSDにどんどん切り替わるとは思いますが、さすがに8〜12TBクラスのディスクはまだまだHDDの独壇場です。起動ディスクやキャッシュはSSD(M.2やTB3など)、大容量を必要とする作業スペースやバックアップ先はHDD‥‥と、個人宅でも仕事をするなら、SSDとHDDを使い分けるのが常識になりそうです。

 

 

 

Seagateのバラクーダは、それこそ、HDDの容量が20〜80MBの四半世紀前からのお馴染みHDDです。私も40か80MBのHDDを、Mac SEなどのOld Macに積んだまま、保管しています。新品未開封の40MBのバラクーダももしかしたら、どこかに眠っているかも知れません(=昔、ソフマップで1000円くらいで投げ売りしてました)。

 

故障しなければ普通に使いたいほど、愛着のあるメーカーではあるので、2020年代に挽回して欲しいです。

 

 


4K時代のiMac

自宅のiMac 5Kは、初代モデルで2014年製です。今どき(4K)の映像制作で使用する際に、もはや限界に達しており、3Kでも厳しい状況です。‥‥ですので、買い替えの時期を虎視眈眈と伺っていました。

 

新型iMacの噂が出ておりますが、2019年型が出荷の遅れを伴っており、いつもの「新型が出る際の兆候」を示しています。まあ、今月のWWDCで発表されるかは、お楽しみとしてとっておいて、過度な期待はしませんが、気になるのはお値段です。

 

私が買ったiMac 5K 2014は、CPUとGPUを最上位に設定したため、税込みで33万円でした。メモリは自分で増設(=BTOではなく、Amazonで別途購入して安く調達)しました。

 

最近、2019年のiMac 5Kを同じ基準で見積もったら、38万円くらいになりました。メモリは別途で、CPUとGPUとSSDの構成です。

 

iMacが40万円近くの時代になったんだなあ‥‥と思いました。‥‥ただ、私が最初に買ったPowerMac8600/250とモニタとスキャナのセットは60万円でした(1997〜98年頃)から、驚くと言うよりは「時代が昔に戻り始めた」と感じました。

 

 

 

で、新型のiMacですが、私自身の関心ごとは、

 

  • CPUとGPUをMaxにすると、税込み40万円を超えるのではないか?
  • メモリをユーザが交換できなくなり、BTOの割高メモリとなり、総額50万円を超えるのではないか?

 

‥‥です。ありていにいえば、お金のこと、です。

 

ベゼルレスになるとか、ハッキリ言ってどうでもいいです。見た目のインパクトなんて1ヶ月もしないうちに慣れるんで。

 

ベセルレスによって5Kから6Kへの解像度拡大に繋がるのなら大歓迎ですけどネ。

 

 

 

これから、5年間を現役・最前線で「在宅映像制作」で使おうと思うのなら、

 

  • CPUはi9
  • GPUのメモリは最低でも8GB以上(12GBくらいは普通に欲しい)
  • メモリは最低でも64GB
  • SSDは1TB
  • 5K以上の解像度
  • Display P3などの広色域

 

‥‥のスペックが必要です。

 

話題のARM Macは、まずはMacBookで地ならししてもらって、次の買い替え時の2025年くらいがターゲットでしょうネ。今は手堅いCore i シリーズで十分かと思います。

 

1.5〜2Kでアニメを作るのなら上記の条件はオーバースペックですが、3〜4Kで各種アニメ技術を作画してコンポジットするなら、iMacと言えど、上記の性能は必須中の必須です。

 

作業場のiMac Pro(メモリ64GB、ビデオメモリ12GB)と、自宅のiMac 5Kは、特にムービーのコンポジットをした際に、大きな性能差が出ます。

 

現在、自宅のiMacはメモリ32GB でビデオメモリ4GB(ビデオメモリの容量でおおまかに世代がわかりますよネ)ですが、4Kをぶん回すパワーがありません。3Kでも動画でエフェクティブになるとキビしいです。

 

カットアウト作画は、マシンの性能をとことん要求しますので(レンダリング中の「メッシュ」関連の大量処理を見ればわかります)、生半可なマシンを買っても2年もたないどころか最初から性能不足になります。

 

CPUやGPUはAppleストアのBTOに任せても良い‥‥ですが、ストアのオプションのメモリは、ちまたの通販の倍(か、倍以上)の値段設定なので、正直厳しいです。

 

16GBメモリモジュール4枚挿しを、ユーザに任せるのではなく、BTO扱いになったら‥‥、一体いくら請求されるのやら。

 

 

 

Mac miniなら、「ユーザの開腹お断り」でも、構わず開いて、メモリモジュールを交換しちゃいます。慎重にやれば済むことですから。

 

しかし、iMacはきついすよ。去年、FusionドライブのHDDが壊れたので、一大決心で「モニタパネルを剥がして」(=文字通り、剥がすのです。…外すのではなく。)、SSDへと交換しましたが、できればもう2度とやりたくないです。バイクのクランクケースを開くのと同じくらい面倒です。ガスケットの再利用は効かんしネ。

 

*iMacの腹から出てきたSeagate。‥‥‥‥また、お前か。

*壊れるHDDといえば、シーゲートのバラクーダ。‥‥いや、Apple製品搭載のはバラクーダとは書いてないか。どんなに安くて大容量でも、バラクーダには手を出してはならぬ。バラクーダ=オニカマスはWikiによると、「人間が食べることは出来ない」んだそうで、いや‥‥ホントにそうだね。

*数えきれないほど、故障してきたSeagate製のHDDはもう2度と使わないと決心しても、製品内部に組み込まれているんじゃあ、避けようもないですネ。‥‥なので、フュージョンドライブは使わず、潔く、1TB以上のSSDにしましょう。

 

 

 

まあ、新型iMacがCPUとGPUのBTO込みで40万円になるのは、まだ良いのです。性能が上がっていますし、未来の映像制作に必要ともなれば、経費です。

 

しかし、割高‥‥というか、倍高のAppleストアBTOのメモリは、できれば勘弁願いたいです。本来なら節約できる数万円の経費を、何ヶ月もローン期間を増やして組み込むのはやるせないです。

 

でも、最近のApple製品の傾向として、メモリをユーザに交換させる方法は廃止しているんですよネ。iMac Proが「Pro」なのに、メモリモジュールを交換できない仕様なのは、この先の数年におけるアップグレード改修=寿命延長に大きな影を落としています。「メモリを増設するだけで、いくら取られるんだよ?」と。

 

テキトーに高い機材を買って持ち腐れするのは、素人さんの所業。機材の対費用効果を追求し、とことん使いこなすのは、プロの面目そのものです。

 

*とことん使いこなす‥‥と言えば、ファントムは私が生まれる10年以上前に初飛行したベストセラー戦闘機です。アニメ業界にも「ファントムライダー」は多く在籍します。その猛者たちが、新型戦闘機にアップグレードする日を待っているのですが‥‥。

*いかにも機動性の悪いF-104J(空自のマルヨン)で、米軍のF-15を模擬空中戦で撃墜判定したとの伝説も。‥‥ですから、「普通、そんな戦い方(使い方)はしない」と言われようが、同じ日本人として、「After Effectsをまさかそんな使い方をするとは」と、アニメ作画にも使いこなす「機動性」を体現することを我ながら快感としております。設計の想定内でセオリー通りに使ってたらつまんないじゃん。

 

 

 

WWDCでそもそもiMacが発表されれば‥‥の話に、色々腐心するのも滑稽なので、「出たら、その時、考える」ことにしましょう。

 

でもまあ、どうであっても、私のiMac 5Kは買い替えの時期です。

 

現用の期間は5年、できれば6年。‥‥その期間の使用に耐えうるiMacの登場を待っています。

 

 

 

もしiMac総額50万円だと、5年で50万、1年で10万、1ヶ月でほぼ1万。iMacだけで月1万円のコストがかかると言うことです。

 

やっぱり、アニメ業界のハイコスト・ローリターンでは、未来の映像制作は成り立たないですネ。

 

 


新時代のアニメーターが覚えるべき事柄

iPad Proを買ったからって、誰でも上手い絵を描けるわけじゃない‥‥のは、誰でもわかることですよネ。道具は手段。手段のおおもとは、人間の能力です。

 

ですので、CintiqやiPad Proを手にしても、アニメーターは紙作画と同じ技量がまず必要です。CintiqやiPadは技量獲得のショートカットや逃げ道ではないので、紙作画と全く同じだけ習熟の過程が必要です。

 

紙作画と同じ技術を獲得するのは、デフォルト=初期状態として必要です。大前提です。

 

その大前提からさらに、コンピュータならではの拡張技術を獲得してこそ、紙作画では持ち得ない価値が生まれます。

 

そのためには、まず、

 

トランスフォーム(位置や回転や拡大縮小)

ディストーションやデフォーム

パーティクル

フラクタルノイズ

 

‥‥の4つの要素を、「撮影」ではなく「作画」の技術として、「デジタル作画」と同時に習得するようにします。

 

この4つを使いこなせるようになるだけで、できることがかなり広がります。つまり、アニメーターの守備範囲・表現領域が拡張されるわけです。

 

 

 

日頃は「動きのタメ」とか言ってるアニメーターが、トランスフォームを使った途端に無頓着になってリニアのキーフレームでスルーするようでは、情けないのひとことに尽きます。

 

動きのツメ・タメを制御して、単なるトランスフォームの値を、アニメ作画の表現に昇華させましょう。

 

After Effectsでは、自在なカーブの制御で、いくらでもツメ・タメをコントロールできます。アニメーターが基本中の基本として拘りたい動きのツメ・タメは、ソフトウェアでも制御可能です。

 

そのためには、制御の方法やコツをマスターすることです。操作自体は簡単で、要は「自分の思った通りに動かせるまでネバれるか」です。

 

アニメーターは「動きを思い浮かべる」のが仕事です。

 

様々な動きの「思った通り」を想像できるのが、アニメーターの強みです。

 

撮影さんは画面ブレでウィグラーを多用しますが、アニメーター視点で言えば、ナンセンス。‥‥一番手軽に、画面のアクションを表現できる画面ブレを、なぜ自分で1フレームずつコントロールしないのか‥‥は、まさに工程の意識の差です。

*1フレームずつコントロール‥‥なんて時間がかかる‥‥とか思いがちですが、頭に動きが想像できていれば、制御は速くて確実で、ピッタリ演技にハマります。同じブレが何秒も続く場合は、loopOut()を使えば良いですしネ。

 

アニメーターがソフトウェアをいじった途端に、キーフレームの制御を野放しにするのは、単に制御に慣れていないからです。

 

であれば、慣れれば良いのです。

 

 

 

「デジタル作画」で従来の作画技術を継承するのは、基本を形成する上で必須でしょう。

 

そこにさらに、新たな技術要素を加えて、足し算ではなく掛け算の技術発展を目指すのです。

 

料理のトッピングではなく、料理法の掛け合わせです。

 

トッピングには限界がありありですが、料理法を組み合わせて掛け合わせるのなら、幅広い料理のバリエーションが生まれます。

 

ハイブリッドとは、パートタイムで交代することではなく、複数の要素の長所を活かすことです。

 

作画をハイブリッド化することによって、ペーパーレス環境の真の価値が創出できます。

 

 

 



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