トレーサビリティ。

テレワークが特殊な事例ではなく、各所であたりまえな事例になると、次の達成目標はトレーサビリティの「再構築」でしょう。

 

トレーサビリティ。

 

トレース=Traceといえば、アニメ制作現場でもおなじみですが、トレースの意味は「なぞる」「追随する」「追跡する」からわかるように、工業や産業分野になると、「追跡可能性」とも日本語では呼ばれます。

 

Wikipediaによると、

 

物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態

 

‥‥とのことで、つまり、物品が生まれて廃棄されるまでを追跡して把握・管理することです。

 

アニメ業界は、テレビシリーズの発展と共に、強固なワークフローが形成されましたが、それは言い換えれば、トレーサビリティの充実とも言えました。

 

しかし、2010年代になって夥しい量のアニメが生産されるようになると、ワークフローの形崩れとともにトレーサビリティも低下し、各スタッフが手弁当でケアしている状態が続いています。70〜80年代アニメ業界が確立した「運用システム」という名の「無形遺産」を、2010年代で大きく損傷した‥‥と言っても言い過ぎではないでしょう。

 

 

 

私は2010年代に入る前の頃に、ワークフローがどんどん例外処理によって形崩れし始めた際、せめて1カットごとの状況を把握できるシステムはできないか、バーコードも活用したカット管理システムを限定的に実践したことがありました。

 

カット袋のバーコードをバーコードリーダで読み取ると、そのカットの諸元や現在位置に至る経路がわかる‥‥という仕組みです。

 

私がカット名を、「作品略号_話数(パート)_カット番号」という書式にしているのは、データベースとのやりとりを容易にしつつ、人間が目視した際の可読性も考慮したがゆえです。導入が容易なCODE39バーコード書式で、文字列を組み立てることも重視しました。

 

 

 

‥‥しかし、同調する人はほとんどいませんでした。正直、がっかりしたものです。

 

2010年時点で「後付けに次ぐ後付け」「分岐に次ぐ分岐」で旧来ワークフローの崩壊が進んでおり、カットを完成させるためには、何と何と何を追跡すべきかが混乱していました。今から10年前に既に、です。

 

なのに、ワークフローにおけるトレーサビリティの劣化に対して、実効策に興味を抱く人は少なく、不平不満を漏らすばかり。不満のツイートをいくらしても、現場は改善しないのにネ。

 

当時から、コンビニでは商品の仕入れから販売レジ打ちまで、すべてバーコードが活用されていましたが、アニメ制作現場はまるで昭和の商店のごときでした。‥‥いや、今でもそうかな?

 

そして今、ペーパーレスのテレワークの機運が社会的にも広まる頃、バーコード自体が不要になって‥‥と、何世代も昔のままのアニメ制作現場が竜宮城であることを、リアルに感じます。

 

まあ、もう、バーコードの件はいいです。私の倉庫のダンボールの中身を管理するのに、決して無駄にはなってないですし。

 

バーコードは単なる手段。

 

重要なのは、トレーサビリティです。

 

 

 

ネットワークのオンラインで作画も演出も作業するようになった未来、トレーサビリティの確保は重大な要素です。

 

ネットワークをベースとした進捗管理システムとリソース管理システムが必要になりますが、そのシステムが旧態依然としたアニメ制作をトレースしているのは、いかにも限界があります。

 

新しいトレーサビリティを獲得するために、70年代のシステムをトレースする必要ないです。

 

古いワークフローを固持しようとする態度は、新時代の映像産業に対応する技術発展を妨げます。テレワークでネットワークオンラインで、なぜ70年代のシステムを再現しようとするのか。深海から地上に戻ってきても、頭の中はいつまでも竜宮城なのか。

 

70年代ではなく、2020年代のトレーサビリティが必要です。

 

作業ユニットの連結手順を自在に組み換えて、カットごとのワークフロー自由度を実現できるシステム、そしてトレーサビリティが必要です。

 

 

 

以前の私なら、新時代のアニメ制作現場のトレーサビリティを実現しようと闘志を燃やしたと思いますが、今はちょっとそんな気にはなれないのです。皆がその気にならなければ、状況なんて動かんことを、痛いほどバーコードの時に思い知ったので。

 

それに、トレーサビリティを獲得した先の話まで考えると、様々な別の路線も考えておかないとマズいですもんネ。

 

トレーサビリティはアニメ作業スタッフを根本から救済するわけではないですし。別腹の方策をいくつも用意しておかないとダメです。

 

 

 

テレワークでネットワーク母体になっても、アニメを作り続けたい人が、自分ごととして考えて、トレーサビリティの再構築に挑みましょう。どんなソフトでデジタル作画をするか‥‥という話題に終始するのではなく、運用システムを考えるのです。

 

いつまでも「誰かが仕組みを作ってくれるのを待つ」だけじゃなくて。

 

 


真面目

「楽器が上手い人は、基本、真面目。‥‥じゃないと上達しないから。」とはピアノを幼少の頃から弾いていた人の言葉。

 

確かに、ギターでも、絵でもそうですネ。表面はチャラくてもルーズでも、表現する技術の根本に対しては真面目じゃないと、上手くはならんス。「できないことを、できるようにする」上達の苦しみから逃げていれば、上手くはならんもん。TIPSで誤魔化せる類いのものではないです。

 

「女の子にモテたいから、ギターを弾いた」‥‥という超絶技巧ギタリストの言葉は、付随した動機としてはあるでしょうが、ジョークを真に受けるべからず。

 

 

 

楽器や絵が上手い人が、いかにも全方面に真面目な人か?‥‥というと、そうでもないです。

 

同じく、楽器や絵が上達しない人が、いかにも不真面目か?‥‥というと、やっぱり、そうでもないです。

 

 

 

人間は、真面目と不真面目な部分を併せ持っていて、「真面目のエネルギー」がどこに向いているかの個人差だと思います。

 

絵画教室や音楽教室に通って課題をこなしていても、「上手い自分の姿を夢見てる」だけに過ぎず、厳しく辛い上達の過程はできるだけやりたくないと思っていれば、上手くはならないですよネ。そもそも絵や演奏が好きじゃないのなら、上達はしませんよネ。

 

絵を描くこと、演奏することに、真面目さが直に発揮されれば、自然と上達するのです。

 

「弾けないフレーズを絶対に弾けるように練習しまくる」「描けない絵を描けるようになるまでとことん追求する」と言った内面があれば、恐ろしく上達するものです。

 

飯食ってるか、寝てる以外は、ギターを弾いてる、絵を描いている‥‥なんてことは、リアルに有り得るのです。

 

 

 

では、上手くならない人は不真面目か‥‥というと、技術とは違うところが真面目で、真面目のエネルギーが芸の技術に結びついてないのでしょう。

 

自分の「真面目のエネルギー」が、技術に結びついているか否かは、「義務感」で見分けがつきます。

 

技術向上の過程において、義務感を自らに科している場合、真面目のエネルギーは技術向上には結びついていません。

 

皮肉な話ですが、義務感が強いほど、芸の上達にはマイナス‥‥なんてこともあります。義務感を感じている時点で、表現の本質と遠いのです。当人の真面目さが義務感の方に流れて、技術そのものに流れないわけです。

 

何々の課題を提出して、1日に何時間練習して‥‥なんて、まさに義務感の強迫観念であって、自分が技術に向いていないことがわかります。

 

義務感で行動することには真面目でも、技術の練習内容はやっつけ仕事で不真面目です。初心者で下手なのに間に合わせの消化試合‥‥なんて、上達するはずがないです。

 

そういう人は、絵や音楽や映像の表現技術に携わるよりも、もっと自分を活かせる分野があるのです。

 

 

 

本当に上手くなりたい、できるようになりたいと思う人は、課題とか何時間とか何点とか計算なしに、のめり込んで練習します。

 

打算にまみれた義務なんて考える事自体がありません。上手くなろうとすることにストレートで純粋で真面目です。

 

「義務感なんて関係ない。とことんやるだけだ。ただただ引き寄せられて、無我夢中になってしまう。」と思うのなら、いかにも向いてますよネ。

 

 

 

自分の「真面目」がどこに向いているのか、10〜30代はまだ色々と手探りで探ったほうが良いですが、40代以降はさすがに見極めておかないとアカンですネ。

 

自分の真面目さがどこに向くのか‥‥は、「人それぞれの宿命」としか言いようがないです。

 

宿命。

 

運命と違って、宿命は「宿って」いるがゆえに、死ぬまで抱え続けますが、自分で認識できているつもりでも、度々、思い違いを起こします。

 

自分の内部に宿っているので、自分の心臓を直に肉眼で見れないのと同じです。

 

宿命は取り替えることのできない、自分の内臓と同じ。‥‥しかも、客観的に状態をジャッジすることも難しい。

 

だからこそ、宿命の使い方=自分の使い方に、誰しも悩み迷い苦しむ過程があるのでしょう。

 

 

 

私が最近、絵やアニメだけでなく、ギターなどの音楽のブログ記事を書いているのは、自分のルーツというか、宿命の「洗浄作業」の一環なのかな‥‥と思うことがあります。

 

50年も生きると、「真面目」や「宿命」には色んなものがまとわりつきます。「しがらみ」なんて要素は一番の負荷でしょうネ。

 

自分の真面目さのエネルギーが妙にフリクションロスして出力が半分以下に感じる人は、実は結構多いんじゃないでしょうか。

 

私は、小学生の頃に弾いていたギターをレストアしている最中ですが、その行為がまさに、自分の宿命の「内部回路」に対して正常に電流が流れるべくメンテしている、いわば「比喩」なんだと思います。ホット・コールド・グラウンドがノイズにまみれることなく、アース不良なく、機能しているか‥‥ですネ。

 

レストアにはお金もかかります。お金のあるうちに、レストアしておかないと、もう2度と動かなくなることもあります。なので、今、やっておかないとマズいと、直感的に思うのです。

 

 

 

自分の真面目さが、本来ならどの方面のどこに威力を発揮するのか、コロナ自粛期間は、再認識の機会を与えてくれているように思います。

 

 


ギターいろいろ。

実はいい歳になるまで、電気回路の基本的な仕組みを理解せぬまま、なんとなく見様見真似でギターの配線をしていました。

 

なので、自分ひとりではゼロから回路を考えることが、エレキギターのような極めてシンプルな回路であっても、おぼつきませんでした。あくまで見様見真似で、TIPSをなぞるだけだったので。

 

ただ一方で、様々なフレーズやパッセージを演奏した上で、電気回路特有の音の変化を、実地で体感してきたからこそ、やがて「理屈」に目が向くようになったとは思います。音楽そっちのけで電気工学の分野だけで「理論と課題」で習得しようとしても、興味の根本がないがゆえに続かなかっただろうなとも思います。

 

実際の楽器演奏、機材の組み合わせ、そして電気回路‥‥と、バラバラだったパズルのピースがハマって、全体像が見えたからこそ、「エレキ」の世界も実に奥深く感じられるようになりました。

 

 

 

数年に渡って、放置していたギターのレストアや改造をするようになって、私の中でようやく、エレキギターくらいのレベルなら、回路をゼロから考えることができるようになりました。‥‥まだボチボチではありますけどネ。

 

以前、1ハム1ボリュームの回路が想像できなかった頃が、なんとも懐かしい。

 

エレキギターの基本回路はコレ。

 

 

このあまりにもシンプルな配線の中途に、何を挟み込むかが、工夫の原点です。

 

上図の状態では、プラグを挿した途端にフルボリュームで、音量を調節することもできませんが、ポットを挿入することでボリュームコントロールの回路が出来上がります。

 

複数のピックアップを切り替えたり混ぜたりする場合は、セレクタを挿入します。

 

 

 

一見シンプルですが、私が理解していなかった大きな要素はグラウンド〜アースの存在です。

 

例えば、ポット。ボリュームやトーンのツマミの装置です。

 

素人考えだと、ポットは単に電気音声信号の段階的なカット(減衰)で、音量を調節している‥‥と思うわけです。音量を調節するわけですから、音の信号を徐々にカットすれば調節できる‥‥と。

 

でも実はそれは半分しか正解ではなくて、ポットのワイパーの逆側を使って、アースにプラス(ホット)の電流を逃す役割もあったのです。

 

 

プラスの電流が、マイナス・アースに流れると「ショート」して音が出なくなりますが、アースに流れる量をポットで調整していることをハッキリと認識していませんでした。ポットの3番端子を折ってポットの釜(底)にハンダ付けされているのは何度も見て知ってましたが、てっきり、プラスの電流だけ調整しているかと思ってました。

 

ポットには3つの端子がありますが、2番の電流を、1番と3番に段階的に振り分ける仕組みです。

 

2番の電流の流れる先を、1番はホット、3番はグラウンド(アース)とすることで、1番に流れるホット経路の電流の他に、3番に流れるグランウンド経路の電流も「反転」して調節する仕組みです。テスターで計測して理解しました。ポットは確かに「ワイパー」なんですネ。

 

 

ボリュームはポットの3つの端子全てを使いますが、トーンのポットの端子が、1番は未使用で、2番と3番しか使ってない理由が、最近になってようやく飲み込めた次第です。

 

 

 

私が欲しいシンプルな構成のギターの配線は大体判るようになりました。

 

セレクタ(スイッチ)とポットとコンデンサーだけ踏まえておけば、回路の実体配線は想像できでるようになった‥‥と言いたいところですが、不遜は禁物。

 

シンプルな回路で多くのバリエーションを生み出しているギターの工夫は、色々な配線図を見るとしみじみと感じ入ります。

 

現物の装置の仕組みも、例えばスイッチの接触する金属の1つ1つは板バネ的なプリミティブな動作でも、組み合わさって様々な分岐配線を作り出している様は、「工夫の宝庫」です。

 

*40年前のグレコのレスポールタイプの3ピックアップ用のセレクタ。金属プレートの動作の工夫に、いまさらながら驚きます。

 

 

 

安いプレイテックのST250でも、調整の方法と改造のバリエーションが解れば、かなりいい感じに仕上がります。

 

プレイテックのギターは「ギターキット」として、バラして組み直すのがちょうどよいです。ゆえに、ある程度の経験と知識がないと、悪い部分だけを論ってスミ突きしがちですが、個体差を読み取って適度に調整し、ピックアップをディマジオかダンカンに変えようものなら大化けします。

 

*1ハム1ボリューム・シンクロアームの最終号機を組むべく待機中の、灰色のST250とディマジオのPAF Master。ST250をベースにして改造するのはこれが最後でいい‥‥と思っとります。ゆえに、特にアームの調整(スプリングの組み合わせは特に)は最大に拘るつもりです。

*アマゾンのギターパーツ関連はどれも割高ですネ。購入はサウンドハウスさんでどうそ。

 

 

 

改造の際に、電気回路の基本を知ることで、理屈と実物が一致して、自分だけの改造バリエーションも可能になります。

 

以前記事で載せた2S1V改造も、エレキギター電気回路の基本中の基本がわかったがゆえに、既存の回路図がなくとも理屈で実現できました。

 

 

 

 

ギターの改造。メンテ。

 

実は絵にもアニメにも言えることですネ。

 

理論の課題だけこなしても上手くはならないし、熱中するだけではどこかで壁にブチあたるので、両方が必要なんですよネ。

 

 

 


4803, 5264, 5598

1日あたりのコロナ死者数が、また増え始めました。おそらくブラジルの状況を反映して‥‥でしょう。

 

6月の3,4,5日の3日間で、それぞれ、4803, 5264, 5598人です。

 

 

Numbersのグラフを見れば一目瞭然。

 

ブラジルの大統領、今でも「コロナは風邪のようなものだ」とか言ってるんかな。「人はいつか死ぬのだから」なんて国の代表が国民の前で言ってちゃいかんよネ。

 

「死を想う」のは個人的な範疇にしておかんと。

 

 

 

さて、日本はどうかな?

 

今日はショッピングモールは大混雑だったとも聞きます。

 

マスクをしない人間も増えているとか。

 

ただ、欧米が死者をどんどん増やしている3〜5月の経緯において、日本は感染者も死者数の大幅な増加はなく、「日本のナゾ」と海外から言われております。

 

実は私も理由が全く読めません。

 

なので、日本が夏や秋にどうなるか、全然予測がつかないのです。素人レベルの考えでも読めんス。

 

 


doc、pages、Google Doc...

各種書類を紙ではなくファイルでやりとりする際に、特に事務系だと、docファイル〜Word書類で流通しがちなんですが、これがまた互換性が低くて、対応に手間取ります。

 

私は作業環境がmacOSとiOSなので、PagesかGoogleドキュメントに頼ることになります。しかし、まともに開けた試しがないです。フォントの置換で済めばラッキーで、多くは書類全体のレイアウトが崩れて、消えてしまうオブジェクトすら存在します。

 

文字揃えを調整するのに、空白文字(スペース)の連打で位置調整している方法を使っていると、空白文字の幅が異なるがゆえに、レイアウトが大きく崩れます。20年以上前に、HTMLで「ホームページ」を作っていた人の中には、同じ方法で文字のレイアウトをしている人もいました。

 

まだスタイルシートの概念が定着する前で、

 

ホームページへようこ

そ。

 

‥‥のようなレイアウトがあちこちで見られたのを思い出します。自分の使っているパソコンでは1行で見えているんだろうな‥‥と思いつつ、皆、「意味が伝わればいい」的にスルーしていましたネ。

 

空白文字で位置を調整する方法は、環境に大きく左右されるので、簡単にレイアウトは崩壊するんですよネ。アラインもインデントも使いわけていない状態なので、ましてやパディングやマージンなど使うはずもなく、崩れたレイアウトを1つ1つ直すことになります。

 

 

 

でもまあ、レイアウトの崩れは直せばなんとかなります。

 

しかし、WordとPagesとGoogleドキュメントの機能の違いは如何ともしがたいです。

 

Pagesの表は「表計算いつでもOK」なので、おもむろに「=」を入力すると、SUM()やらCOUNTIF()が即座に使えます。

 

てっきり、Googleドキュメントも同じだと思ってましたけど、どうも違うらしいです。

 

私はそそかっしいので、例えば、日時は自動にしたいのです。先月の報告書を書く際に、月の入力欄を「=MONTH(TODAY)-1&"月"」で済ませたいス。

*Pagesはテンプレートとして使い、月々の書類はインスタンス的にテンプレートからPDF出力するので、MONTH(TODAY)を使っても大丈夫なのです。

 

Pagesだと普通に関数が入力できるのですが、Googleドキュメントのドキュメントだと(ややこしい〜つまり、スプレッドシートではなく、doc系のドキュメント)、表はあくまで表であって表計算の機能はないっぽいです。

 

‥‥いや、あるのかな? 機能を目覚めさせる方法が。

 

 

 

Numbersはいわゆるエクセルやスプレッドシートと同じカテゴリなので、もちろん関数は使えます。

 

そうじゃなくて、Googleの文書の中に表示されている表に、表計算の機能が欲しいわけです。Pagesでは普通にできることなんで、他でもできると思ってました。

 

ちなみに、オリジナルのdocやPDFをPagesで読み込んで、表を新規作成して、配置をオーバーレイにして、枠線を無しに設定すれば、「かぶせ」で表計算機能を足すことができます。‥‥まあ、かっこわるい方法ですが、仕方にゃーで。

 

 

 

何を言っても、紙ではないぶん、それだけで御の字です。今はまだ過渡期なので、ファイルの形式による機能の齟齬は致し方あるまい‥‥です。

 

紙と捺印だったら、テレワークの意味がないですもんネ。

 

 


3680, 3178, 3774

5月31日から昨日6月2日までのコロナウィルスによる死者数は、3680, 3178, 3774人。緩やかに死者数は減少していますが、依然として1日3千人超えの規模です。

 

 

 

 

グラフにしてみると、ギザギザした毎日の揺れの中で、徐々に減少しているのが解ります。

 

減衰率を計算すれば、死者がゼロになる日はいつ頃で、最終的に何十万人になるかが、予測できると思います。あくまで、第2波を想定しない、楽観的な予測ですが。

 

 

 

爆発的感染‥‥とはよく言ったもので、たしかに、爆発の作画で考えてみれば、起爆して広がる時は一気に広がりますが(6〜12コマくらい)、その後の煙の動きは徐々にゆっくりになって、何秒もタメるものです。

 

広がる速度と同じ速度では、収束しないですね。

 

今は、そのタメの余韻の時期なんでしょう。ゆえに、減り方はとても緩やか‥‥なのかも知れませんネ。

 

2〜3年後に、どんな顛末になっているのか。

 

今はただ、成り行きを見守りつつ、自分と自分の周囲を護る日々です。

 

 

 

 


2S1V

ストラトも場合によっては、2シングル1ボリューム(2S1V)で良い!‥‥と思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。ハードロック用途なら特に。

 

リッチーさんも、YJMさんも、「中途半端な音色」(ものは言いようです)のセンターPUは使わず、ピッキングの邪魔にならないようにできるだけ下げているようですし、トーンコントロールをバイパスしてダミーにしていると聞いたこともあります。

 

フュージョンをやるんなら、ハーフトーンは絶対に外せない要素ですが、ソロのフロント、リフのリア(鋭い音色のソロにもリア)しか使わない場合、実質不要です。

 

なので、先月〜連休中に休日にちゃちゃっと組んだのが、以下の「ロック専用」ストラトです。いつものプレイテックST250が母体です。

 

白いステッカーは余計だったかな‥‥。

 

 

要らないパーツは全部外しました。

 

多くのギタリストが、1ボリューム2トーンが最大になっているか、演奏のスキがあるときにノブに指を伸ばして頻繁にチェックしているのを見ると、ボリュームはともかく、2トーンは要らない状況も多いと感じてました。まあ、私はもともと、1ハム1ボリュームが好きだったこともあり、ストラトでもトーンを外した次第です。

 

セレクタは、OAK製の3接点に交換して、フロント:フロント+リア:リアの2ハム標準の配線に変えました。トーン用のポットにセレクタを消費しなくなったので、実に簡単に配線できました。

 

トーンポット同様、PUセレクタも、5接点もあると、不用意にハーフトーンポジションになることがあるので、昔ながらの3接点にあえて交換したのです。フュージョンをやるときにはハーフトーンは必須ですが、ハードロックはアルペジオの時にフロント+リアのミックスを使うかも知れないくらい‥‥なので。

 

ピックアップはダンカンのSSL-7です。パワーあり過ぎで、良いセッティングを見つけるのは、時間がかかりそう‥‥です。適度に出力が高いSSL-5のほうが扱いやすいと感じてます。SSL-7も5も、ちゃんとシングルコイルっぽいニュアンスは残っていますので、ハムバッカーのような音色にはなりません。

 

ナゾのステッカーは、知っている人は知っている、Native Instruments(NI)です。ステッカーが余ってたのでアドリブで貼りました。

 

NIは、After Effects使いの人なら伝わる、PC/Macの「音楽環境におけるTrapcode」みたいな超強力なソフトウェア(プラグインなど)開発メーカーです。LINE6とNIは頼りになるメーカーです。

 

細かい部分では、出荷時のテンションピンを全て外して、ローラータイプを1・2弦のみに装着、アームのスプリング(背面)も出荷時のものは全て外し、RAW VINTAGE製のとか色々混ぜて、軽くフローティング状態にしてあります。アームをかけた後にほとんど狂わなくなりましたし、弦のテンションが柔らかくなったので、エグいヴィブラートを多様するハードロック向きにさらになりました。

 

 

 

しかしまだ、全然弾けてないです。弾く暇がないです。現在の複数の仕事が落ち着くまで、イジれません。

 

とにかく、本業をどんどんこなして、コロナ前の仕事の状況を収束して、プライベートに時間の余裕を作るべく、頑張ります。

 

 

 

東京は、ちょっと気を緩めた途端に、東京アラート発令ス‥‥です。

 

15年前くらいに言われていたテレワークや分散型環境が、ようやく真実味をもって、人々に訴えかける日が来た‥‥のなら、コロナウィルスはなんとも皮肉な存在意義‥‥ですね。

 

 

 

 


東京アラート。

東京アラート発令ス。

 

調べてみると、実効力の弱い注意喚起のようで、外出自粛要請ではないそうな。

 

注意喚起をして、明日の満員電車は少しは減るのかね?

 

 

 

まあ、経緯を見守りましょう。

 

 

 


タイムシートの枚数を組み込む

作画作業でも時間表記は必要です。

 

だからと言って、前回書いたのと同じく、タイムコードを1スタートにするのはトラブルの元なので避けねばなりません。

 

何よりも、ぶっちゃけ、タイムコードで1スタートにしているのは、経験の幅が狭い状態を晒しているようなものなので、かっこ悪いです。

 

タイムコードはタイムコード。タイムシートはタイムシート。コマ番号はコマ番号。

 

別に扱えば良いです。

 

 

 

前回紹介したテキストレイヤーとエクスプレッションによる各種時間表記を、アニメの作画用途に改造しましょう。

 

アニメーターでAfter Effectsを併用している人は少ないとは思いますが、未来のアニメーターはコンポジットにも関わって、あらゆる作画要素をコントロールしたほうが良いですから(表現面でもコスト面でも)、After EffectsのTIPSとして紹介します。

 

After Effects内部の小数点付き秒数を、まずはタイムコードに変換します。ついでに、fpsも取得しておきます。

 

fps=1/thisComp.frameDuration;

tc=timeToTimecode(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true);

 

秒数は、単純に秒の小数点を切り下げた数字で取得します。

 

sec=String(Number(Math.floor(time)+1000)).slice(1);

 

1秒間のコマ番号は、タイムコードのフレーム番号から、取得して1を足すだけです。せっかくタイムコードを変数「tc」に格納したので、利用するわけです。JavaScriptの「暗黙の型変換」ではなく、お行儀よくString()やNumber()で明示的に、文字と数を相互に変換しています。

 

koma=String(Number(tc.split(":")[3])+101).slice(1);

 

1を足すのに、101を足しているのは、表示上の桁数を揃えるためです。01は数値では1になるので、先頭の0を保つために、「101という文字の2文字目以降を取得」するのです。

 

"101".slice(1);

 →"01"

 

After Effectsの時間をフレームにするには、小数点付き秒数から地道に算出する方法もありますし、タイムコードの各桁から算出する方法もありますが、After Effectsビルトインの「timeToFrames()」が手っ取り早いです。

 

komaNumber=String(Number(timeToFrames(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true))+100001).slice(1);

 

 

さらに、どうせなので、何枚目のタイムシートでも読みやすく表記をプラスしましょう。

 

10+9コマって、2枚目の6秒シートの何秒何コマ目でしょう? 2枚目の6秒シートの通し番号の何コマ目でしょう?

 

まずタイムシートには、3秒シートや6秒シートがありますので、タイムシートの長さを定義します。

 

sheetLength=144;

 

144はお馴染みの数字ですね。6秒シートです。

 

この「sheetLength」で、タイムシートの秒と通しのコマを割れば良いです。

 

currentSec=Number(sec)%(sheetLength/fps);

currentKomaNumber=String(Number(komaNumber)%sheetLength+10000).slice(1);

 

さらに現在のタイムシートが何枚目かも計算しておきましょう。シートは「0枚目」と言う呼び方はしないので、二桁に揃えつつ1を足しておきます。

 

currentSheetNumber=String(Math.floor(time/(sheetLength/fps))+101).slice(1);

 

以上で、時間の情報取得は終了です。

 

あとはまとめて表示‥‥ですが、情報量が多いので、改行を混ぜましょう。

 

tc+"¥r"+sec+"+"+koma+" | "+currentSec+"+"+koma+"["+currentSheetNumber+"]¥r"+komaNumber+" | "+currentKomaNumber+"["+currentSheetNumber+"]";

 

 

以上を、テキストレイヤーのソーステキストのエクスプレッションに書き込みます。

 

//基本設定

sheetLength=144;

fps=1/thisComp.frameDuration;

 

//基本情報

tc=timeToTimecode(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true);

sec=String(Number(Math.floor(time)+1000)).slice(1);

koma=String(Number(tc.split(":")[3])+101).slice(1);

komaNumber=String(Number(timeToFrames(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true))+100001).slice(1);

 

//タイムシートの複数枚に対応

currentSec=Number(sec)%(sheetLength/fps);

currentKomaNumber=String(Number(komaNumber)%sheetLength+10000).slice(1);

currentSheetNumber=String(Math.floor(time/(sheetLength/fps))+101).slice(1);

 

//結果表示

"TC "+tc+"¥r"+sec+"+"+koma+" | "+currentSec+"+"+koma+"["+currentSheetNumber+"]¥r"+komaNumber+" | "+currentKomaNumber+"["+currentSheetNumber+"]";

 

以下のように映像に表示されます。

 

 

 

タイムコードはいつもの0スタートの「00:00:00:00」表示。

 

タイムシートの表記は、カット全体の000+00書式(999秒まで対応)と通し番号の00000書式(99999コマまで対応)の他に、タイムシート何枚目の「何秒何コマか」「通し番号何コマ目か」を表示します。

 

まあ、ありえないでしょうけど、シートは99枚まで対応してます。‥‥表示が2桁なので。

 

これで、全体の時間位置と、タイムシート何枚目の時間位置も表示されます。

 

上の映像をみれば、左側は秒数が6秒後もどんどん加算されますが、右側は0秒に表示リセットされます。

 

こうした仕組みが、ユーザのスクリプト(エクスプレッション)でいくらでも自作できるのは、After Effectsの強みです。

 

クリスタにもこうした機能=エクスプレッションやスクリプトがあれば良いのにネ。

 

 

 

 


タイムコードを1スタートにするのはやめませんか。

アニメ業界の撮影さん特有‥‥だと思うのですが、タイムコード書式で1から始まる表記を結構目にします。

 

00:00:00:01

 

‥‥タイムシートのコマ番号と記述を合わせたいばかりに‥‥とは思うのですが、23コマ目は、

 

00:00:00:23

 

‥‥ですが、残念ながら、24コマ目は、

 

00:00:01:00

 

‥‥となり、ゼロスタートにリセットされます。

 

タイムコードは0スタートなので、いくら開始時間を1にズラしても、次の秒数からは0に戻ります。

 

意味ないじゃん。

 

むしろ、24コマ目が0:00:01:00になって前倒しになって、ものすごく混乱します。

 

 

 

なんでもかんでも1スタートに変えるのは、アニメ業界のアニメ撮影だけの慣習なので、外では通用しません。

 

一方、アニメ制作は業界内部だけでは完結できません。ポスプロ(編集など)からは一般的なタイムコードで時間の番地が管理されるので、アニメ業界の悪習を改めて、タイムコードはゼロからスタートする習慣を身につけた方が良いです。

 

タイムコードは0スタート、コマ番号は1スタート。

 

タイムコードは、0から23。

 

タイムシートは、1から24。

 

この両方の感覚を同時に扱うことは可能です。慣れれば大丈夫。

 

私はもう20年近くタイムコードとタイムシートの同時使用をしているので、慣れました。慣れることは可能です。

 

 

 

演出スタッフや作画スタッフも、タイムシートの「1コマ」を「1フレ」とか言わないように気をつけたほうが良いです。

 

フレ=フレームはタイムコード、コマはタイムシート。こうして「フレ」と「コマ」の使い方を切り分けた方が明快です。

 

 

 

シートの6フレーム目‥‥とか言うな。シートなら6コマ目と言いましょう。

 

タイムコードの12コマ目‥‥とか言うな。0スタートだと11フレーム目を指しているかも知れないので、不要な行き違い・誤認は避けましょう。

 

 

 

撮影スタッフは、フレームとコマをソフトウェア上で扱う専門職ですから、率先してタイムコードとタイムシートの読み替えを頭の中でできるようにしましょう。

 

書式は1秒目なら‥‥

 

0:00:00:00〜0:00:00:23

 

0+01〜0+24

 

‥‥と、「:」と「+」を使い分ければ良いです。

 

「:」だったら0スタートのタイムコード、「+」だったら1スタートのタイムシートのコマ番号。

 

全然、難しくないでしょ?

 

ラッシュチェックの際に、作監や演出が「12フレ目」とか言ったら、「12フレとは、タイムコード上ですか? タイムシート上ですか?」と聞き直しましょう。

 

たとえ相手がベテランでも、「タイムコードは0スタート、タイムシートは1スタートなので、混乱の原因になりやすいのです。行き違いを防ぐために、お聞きしたのです」と言えば、よほど頑固で意地っ張りなベテランでもない限り、答えてくれますヨ。

 

 

 

アニメの制作現場は、酷く、タイムコードに不慣れです。なぜかというと、リアルタイムでカメラ撮影しないので、全てのカット(バラの1カットごと)がゼロスタートだからです。

 

タイムコードを意識したことのない撮影スタッフは、アニメ制作現場には相当多いでしょう。

 

なので、意識しましょう。ただそれだけでアニメ制作現場の「不思議なタイムコード」を撲滅できます。

 

タイムシートの表記はタイムコードではないことを、改めて認識すれば良いのです。

 

 

 

After Effectsのテキストエフェクトにある「タイムコード」は、まさにタイムコードのためにあるので、タイムシートのコマ番号の表記に使うのはNGです。

 

前述したように、1秒目の最後に0スタートに戻ります。

 

「タイムコードの開始時間」は、単にタイムコードのオフセットを設定するもので、0〜23表記を1〜24に変更する機能ではありません。

 

エフェクト「テキスト」>「タイムコード」で開始時間を1にしても、以下のようなみっともないことになります。

 

この設定で「1スタートにできた!」と思っていても‥‥

 

 

残念ながら、タイムコードはあくまで「0 to 23(24fpsの場合)」なので、0+24の位置で‥‥

 

 

タイムコードだけは、2秒目の0フレームになります。

 

1秒目の0+23までしか通用しない表記なんて、害の方が大きいですよネ。

 

これは「After Effectsのせい」ではなく、「タイムコードを1スタートにした人間のせい」です。

 

 

 

もし、オフライン撮で、映像内にコマ番号やタイムコードを表示したければ‥‥

 

TC 00:00:00:00 - - TS (000+01) - -  000001

 

‥‥のような表記をテキストレイヤーとエクスプレッションで生成して表示させるのが良いです。等幅フォントで綺麗に表示すれば見栄えも良いですし、タイムコードとタイムシートの2書式を併記すればアニメと映像一般の両方の現場に対応できます。タイムシートと照合することが頻繁ならば、1スタートのフレーム番号を添えると、もっと利便性が高まるでしょう。

 

何度も繰り返しますが、タイムコードをタイムシートのコマ番号に流用するのは、無理があるばかりか、混乱の大原因になります。

 

タイムコード、タイムシートの(0+0)書式、通しのフレーム番号は、それぞれ別物として扱い、何でもかんでもアニメのタイムシート基準で思考する癖から脱皮しましょう。

 

 

 

アニメはフィルムで作ってた伝統が‥‥と言うのなら、フィートはどうしたんでしょう。

 

「3ブツ」は、3秒前と3フィート前の2種類がありますが、リーダー(10から3までのカウントダウン)を見て、24fpsビデオのリーダーか24コマフィルムのリーダーか、見分けはつくでしょうか。

 

「アニメはフィルムが基本だから」と言うのなら、当然、見分けがつくでしょう。3フィートが何秒なのかは、35mmフィルムを知っていれば当然わかるはずですが、アニメ作画や演出はおろか、撮影スタッフでも知る人は少ないです。

 

つまり、自分の誤認を取り繕うために、フィルムを引き合いに出しているに過ぎません。

 

フィルム云々じゃなくて、タイムシートのコマ番号しか扱ったことがない人が、タイムコードを間違った使い方をしているだけです。

 

 

 

After Effectsにはエクスプレッションがあります。

 

テキストエフェクトのタイムコードなんかに頼らず、エクスプレッションで対処しましょう。

 

エクスプレッションには、timeToTimecodeやtimeToFrames、timeToCurrentFormatなどの便利な関数が用意されているので、活用しましょう。

*プロジェクトの時間表示をフレームにしている場合は、timeToCurrentFormatはタイムコードにはなりません。私はプロジェクトの時間表示はタイムコードにすべきと思いますけどネ。アニメ村の限定された意識ではなく、映像世界のグローバルな感覚を、アニメ制作スタッフもそろそろもつべきです。

 

fps=1/thisComp.frameDuration;

tc=timeToTimecode(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true);

sec=String(Number(Math.floor(time)+1000)).slice(1);

koma=String(Number(tc.split(":")[3])+101).slice(1);

f=String(Number(timeToFrames(t = time + thisComp.displayStartTime, fps, true))+1000001).slice(1);

"TC "+tc+" - - TS ("+sec+"+"+koma+") - - "+f;

 

 

101とか1000を足しているのは、桁数を揃えるためです。フォントは等幅の英文フォントを選びます。時間の表記は、整然と美しくなければネ。

 

レンダリングすると、この通りです。フォントは等幅のCourierのBoldを使って、字間が動かないようにしています。

 

 

タイムコード、タイムシート、コマ(フレーム)の通し番号、全て表示すれば、どの場面でも使えます。

 

もし、CC2020を使っていて、表記がズレるようなら、After Effects新バージョンにおける小数点の誤差ですので、0.001などをtimeに足してケアします。CC2020に限らず、昔のバージョンから小数点の誤差は厄介でしたので、上述のエクスプレッションでも、できるだけ小数点を扱う場面を控えています。

 

 

 

たしかに、タイムコードを扱う現場にいないと、タイムコードを流用してタイムシートの表記に合わせるようなことは、やっちゃいがちです。

 

私も20年前くらいは、危うい感じでした。タイムコードとタイムシートの境界を曖昧にしていました。

 

しかし、ポスプロの立ち合いや、実写作品に関わったり、欧米の映像関連会社などと関わるようになると、タイムコードをちゃんと扱わないと、とんでもない事故になることがわかりました。‥‥なりかけた寸前で、私は悪習を直せましたけどネ。

 

 

 

今、日本のアニメ業界は、映像技術的に10年以上の遅れをとっています。アニメ業界は、外界から閉ざされた竜宮城なのです。

 

しかし、今後、生き残って発展するためには、海底の竜宮城から地上に戻らねばなりません。

 

海底には、映像に限らず様々な分野における新技術の日差しが届かないからです。

 

「デジタル作画」が停滞している理由も、「デジタル作画を竜宮城の中でおこなおうとしている」からに他なりません。

 

2020年代、2030年代に、1970〜2010年代の方法論が通用し続けると思いますか?

 

アニメ撮影にありがちな1スタートのタイムコードに、その「竜宮城感覚」を見いだす時、そろそろ、「なんでも1スタート」の悪習から抜け出る時期‥‥ですネ。

 

 



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