Fire HD 10、新型。

安いタブレットの代表格、AmazonのFireの新型、「Fire HD 10」が登場しましたネ。

 

解像度は1920x1200で必要十分。設定&参考資料ビュワーには申し分ない性能です。お値段は前モデル(29,980円)からぐんと下がって、18,980円です。

 

クーポンコードで4,000円引きで、14,980円で買うことも可能です。

 

現物は見てないですけど(まだ、発売前ですから)、今までのFire 7と8の感じからして、じゅうぶん、イケると思います。

 

もちろん、iPadやiPad Proの完全な代用品にはなり得ませんが(iPadはiOSが強力な武器ですからネ‥‥)、セカンド機、サード機として、用途を限定して使えば、価格の安さが際立つ魅力的なタブレットになると思います。

 

私の自宅の作業環境で、iPad2が今でも現役なのですが、さすがに色々と動作が重くて、置き換えたいな‥‥と思っておりました。使用の用途は、画像ビュワー、映像ビュワー、Primeビデオ&NetFlixビュワーなので、Fire HD 10に置き換えても全く問題ないはずです。もちろん、絵コンテビュワーにも使えるでしょう。

 

なので、ポチっと予約。

 

プライム会員ですと、ちょっとした容量のCloud活用、無料の音楽、無料のビデオ‥‥と、プライムの利点が何重にも活きてきます。設定資料を見ない時=画像ビュアーとして使わない時は、プライムビデオで昔のアニメや特撮が見放題ですから、私の年代にはタマらんものがあります。

 

任意の映像をm4vで書き出してFireで読み込めば、映像資料のビュワーとして活用できます。m4vならば、iPadでもiPhoneでもiMacでもFireでも、全ての端末で再生できるので取り扱いが容易です。movより手軽ですよ。

 

 

microSDXCカードは、256GBまで対応しているので、無理に64GBを買わずに32GBでも良いように思います。

 

ただ、現時点でナゾなのは、CPUの仕様が「最大1.8GHz x 2」と書かれており、技術仕様には「1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア」と表記されている点ですかね。‥‥‥‥結局、どっち?

 

 

私は仕事で、iPadとFireを併用しており、その使い所、使い道は、大体定着しています。iCloudの利点を活かす場合はiPad全般、絵を描く時はiPad Pro、ビュワーとして使う時はFireかiPad‥‥のような感じです。

 

要するに、机から紙を一掃するために、iPadとFireをその時の予算とニーズに合わせて購入し使い分けております。

 

予算面でとても有利なFireに、ようやく1920pxのHDサイズが出て、しかも1万円台ですから、無理にiPadで全てを揃えなくても、環境は整えられます。Fire 7はかなり小さい画面でしたが、10インチならば、問題なくビュワーとして使えますネ。

 

 

 

 


macOS High Sierra、iOS 11

macOS High Sierraは、9月26日、iOS 11は9月20日にそれぞれリリースされるようです。「この秋、登場」がいつのまにか更新されていました。

 

macOSの方は大きな目玉はないものの、地味に使いやすいバージョンアップが豊富です。

 

例えば‥‥

 

新しいファイルシステム。大きなファイルばかり用いる4Kアニメ制作には、新世代の効率の良いファイルシステムが欠かせません。

 

H.265。4K映像のプレビュー用途に、4K60pありきで設計された軽量なコーデックの実装を待ち望んでおりました。

 

iCloudの共有機能。地味だけど、結構デカい機能追加。ネット経由で楽に(特定のユーザのみに)ファイルを共有できます。ギガファイル便等はあくまでWeb上のサービスでWebブラウザ経由で共有しますが、iCloud共有機能はmacOSやiOSの一連の動作に溶け込んでいるので、使い勝手が良さそうです。

 

Siriの表現力アップ。‥‥実は私、Siriをよく使っております。今年久々に作監作業を手伝って忙しくて手が離せない時に、「Hey Siri。」を使い始めたら、何だか使いやすくて馴染んでしまいました。Siriの言葉がより自然になるのは嬉しいです。

 

‥‥と、他にも色々あるようですが、中でも新しいファイルシステムは期待大です。ファイルシステムなんて、表面上はかなり地味ではありますが、表面下では凄いアップデートです。だって、何をするにも基点となるファイルシステムですもん。

 

 

一方、iOS 11も楽しみです。

 

iPhoneは今でも大して使いこなしていませんが、iPadの使用率は大幅に増大しました。紙と鉛筆を一切使わなくなっても、絵を描く機会はかなり増えたので、iPadのOSであるiOSの機能向上は作業効率アップに直接作用します。

 

 

macOSとiOSが機能アップしていくと、フローの様相も少しずつ変化していきます。

 

例えば、同じフロアでの作業者間の示し合わせや連携なら、サーバ経由の他にAir Dropでのファイル送受がとても便利です。制作上の履歴として残す場合はサーバ、描きかけの中途の絵を見てもらう程度なら(=オフラインでのやりとり)Air Drop‥‥と、使い分けができます。

 

まあ、AirDropをグズグズに使うと、かえって混乱だらけになることもあるでしょうが、オンライン・オフラインを意識した明確な使い分けが習慣化すると、不要なデータをサーバに置かずに済みます。

 

AirDropなんて、数年前は思いもしませんでしたが、今ではもう作業上の定番です。

 

 

作業現場でのOSの役割は、時代の変化と歩むことになります。2017年の今が、1996年の漢字Talk7.5と同じであるわけがない‥‥のは、誰でも解りますもんネ。

 

変わる必要のないものまで、何でもかんでも変える必要はないとは思います。しかし、変わったことで生産性や利便性が向上するのなら、とりたてて拒絶する必要もない‥‥ですね。

 

 

 


macOSとiOSのアップデート

数日後のApple製品発表イベントはiPhone8やiPhoneXが話題ですが、私としてはmacOSやiOSが配布開始されるタイミングとして楽しみにしています。でも「秋」とか書いてあるから、もうちょっと先なのかな。

 

macOSやiOSの更新、‥‥例えば、macOSでは新しいファイルシステムやH.265、iOSでのマルチタスクやApple Pencil活用の充実など、地味ですが日々の映像制作作業には確実にプラスになる要素が、今回のアップデートには豊富です。

 

iPad Proで作画するようになって、iOSの使い勝手は、とても重要な関心ごとになりました。日々の細々とした動作の効率が改善されれば、蓄積されるストレスも確実に軽減されます。

 

実際、macOSとiOSの「AirDrop」による連携は、今では無くてはならないものになりました。部署間のやりとりならいざ知らず、自分が日頃使う複数のデバイスや端末でのデータやりとりで、いちいちサーバなんかを介してたら、めんどくさくて時間がもったないし、妙なストレスも溜まります。今や、AirDropありきで、私の作業環境は成り立っています。

 

4Kなど新しい映像制作技術には、アニメーションといえど、様々なハード&ソフトの新技術が必要になります。今までの機材では、根本的に役不足になります。2.5Kのモニタで4Kアニメ映像をいくら眺めて見ても2.5Kにしかなりません。

 

モニタが4Kになるということは、GPUもそれ相応が必要ですし、ファイルがでかくなるので容量はもちろん転送速度も必要、そもそもファイルを扱うファイルシステムが問われることにもなりましょう。芋づる式に何から何まで、色々なものを刷新していくことになります。

 

刷新の際、ハードとソフトが足並みを揃えるのはもちろんですが、映像制作者の映像技術や表現も、等しく、足並みを揃えることになりましょう。4K60p上で、2K24pと同じ内容のアニメを作っても意味がないもんネ。

 

 

そういえば、冬に登場とのアナウンスの「iMac Pro」は4K映像制作で今後の標準機材になりそうです。だって、手っ取り早いですもんネ、色々が。

 

モニタだ何だと買い揃えるより、iMac Pro一台ですぐに作業を始められます。別々に買い揃えても、4K映像制作では実はそんなに低コストにはならないですし、整備性が格段によくなるわけでなし(というか、いまどきの機材はあまり故障しない)です。

 

4Kの作業端末はiMac ProとiPad Pro、無停電装置、2Kサブモニタ、ThunderboltのRAID SSD&HDD‥‥あたりのシンプル構成で、ほとんど完成するでしょうネ。

 

まあ、私の自宅のiMac 5Kは4K制作にも全然まだイケるので、iMac 5Kを持っている人はわざわざ買い換える必要はないとは思いますけど、iMac Proの冬の発売は楽しみです。

 

 

未来を志向した映像制作は、世の中の技術が進めば進むほど、有利な展開になっていきます。社会の技術進化は、「追い風」そのものです。

 

macOSもiOSも、新しい技術や機能が取り入れられるたびに、重かった4Kアニメの作業が徐々に徐々に軽くなっていきます。

 

時代とともに歩む‥‥とは、そういうことなんでしょうネ。


バッグにすっぽり

iPad Proをはじめとした端末一式を収納するバッグ・イン・バッグとして、私が前々から使用している「リヒトラブ バッグインバッグ」ですが、iPad Pro 12.9インチを2台体制に変えてから、今日初めて12.9インチを2台ともぶっこんでみました。

 

意外にも、すっぽりと平然と、他も含めて合計4台もの端末を収納できちゃいました。

 

 

12.9インチのiPad Proを2台、9.7インチのiPad Pro、Kindle、10,000mAhのモバイルバッテリー、各種ケーブル、Apple Pencilと交換チップ、万年筆、時計‥‥が、1つのバッグにピッタリと収まって、何だか「専用品」みたいです。

 

この装備があれば、クラウドと連携して、どこでも絵を描く作業は完全互換で可能‥‥という恐ろしいセットです。

 

WiFiのゲストアカウントを使わせてもらうか、iPhoneのテザリングを用いて、PDFの作画設定類をロードすれば、必要な設定類は全てノーマルiPadかFireなどの廉価な端末でビュワーで見れます。作業上りは、その逆、アップロードをすればアップできます。

 

まあ、場所にもよりますが(喫茶店とかだと、ちょっとね)、FaceTimeで遠方のスタッフと打ち合わせしながら作業もできます。見せたい画像があれば、チャットのウィンドウにドラッグ&ドロップすれば遠方の人にも絵をすぐに見せられますしネ。

 

映像技術だけでなく、制作運用の技術も、これからは問われていくでしょう。基本的に、私は情報を紙媒体で貰っても、「紙の存在自体がオフライン」なので、不便だったりします。ドキュメントサーバ、スケジュールサーバとかを見れば、最新の情報がわかるような制作現場が、これからの常識になっていくべき‥‥と思います。

 

世知辛いなあ‥‥と思う人もおりましょう。しかし、「いまどきの若い人間は」と同じくらい、「世知辛さ」も時代とともに繰り返されるセリフです。どんな時代でも年代でも「世知辛い世の中になったもんだ」って言いますもんネ。

 

 

 


環境

加湿器を買いました。やむにやまれず。

 

 

 

散々検討したのちに、アロマディフューザーと加湿器を兼用することは諦め、生粋の加湿器の「ハイブリッド型」を買いました。

 

もちろん、電力消費量の計算は真先に済ませ(加湿器でブレーカーが落ちたらタマらんですからネ)、雑菌をバラまいたりしないように、銀イオンで除菌するカートリッジも一緒に購入。

 

 

実は、超音波式の加湿器がぶっ壊れまして(やっぱり、無名メーカーの商品はな‥‥こういうところがな‥‥)、昔使っていた加熱式のも電力的に問題があり、結果、買うつもりもなかったのですが、「どりゃあ」と1万5千円で買いました。‥‥すぐに必要だったもんで。

 

「背に腹はかえられない」

 

2月はめっちゃ忙しくなるので、ウジウジと考えている間はありません。数時間で決断して購入。

 

環境の悪さが原因で体調を崩すようなことがあった場合、なによりも作品を作って対価を得る作業体(制作グループや制作会社)の直接的なダメージだと実感するからです。少数人数による作業体制を基本とする私にとっては、切実な問題です。

 

人ひとりの存在が重くなる作業システムや、作品制作のブレイン・中枢メンバーが席をおく部屋においては、環境の良し悪しで制作上のリスクが上下すると思います。今の時期、インフルエンザなどに対する「耐病性」「抵抗性」は一番気を使いたいところです。

 

 

環境の改善なんていうものは、発言権の乏しい新人や若手がいくら声をあげても、中々実践されにくいものです。中堅以上の人間がちゃんと気づいて実践しなければ、作業現場の環境なんて、下手すれば「さらなるタコ部屋化」に拍車がかかるだけです。‥‥そういう部分も「アニメ業界」がブラックとか言われている由縁だと、30年間現場で作業してきて強く思いますしネ。

 

ゆえに、部屋の湿度、室内の場所によって変化する温度など、ベーシックな環境づくりは「上の人間が一番、気を使わないとダメ」なのです。私のいる作業場には、5〜6個の温湿度計(MINとMAXが記録ができるデジタル計)が設置してあり、湿度や温度を把握しやすいようにしています。

 

でも、これはボランティアでも慈善事業でもなくて、「生産性」「作品の創造性(=品質向上の一環)」を高めるための、あくまで「営利的な」取り組みなんですよネ。全然、「良い人」ぶってるんじゃなくて、むしろ「人間のポテンシャルを引き出すための、合理的で冷徹な取り組み」なのです。

 

だってさ‥‥、監督演出作監はもちろん、2〜3人で作業を支えるコンポジターやグレーダー、色彩設計さんや動検さんが「インフルでました!」とかなったら、作品制作の大打撃でしょ。(美術やペイントの作業場には在籍したことがないですが、状況は同じだと思います。もちろん、制作さんもネ。)

 

私は実写作品もたまに参加しますが、実写作品の良い慣習は取り入れたいと思います。実写って、ある意味「なまもの」を扱う仕事だし、リアルタイム性がハンパないので、ココぞという時に体調なんぞ崩していられない特性があるみたい‥‥ですよネ。ゆえに、その「なまもの」に対する気遣いは、アニメ現場よりも遥かに高いと感じます。

 

 

湿度40〜50%をキープすべし。

 

温度‥‥に関しては、実は、10台近いMac熱のおかげで、下手をすると、今の時期でも冷房が必要になるくらいの熱で、しかもマシンはひざ下に設置することが多いので、そんなに気を使わなくても、冬はイケるのです。‥‥ただ、夏は地獄(冷却の電気料金的に)ですけどネ。

 

 


明らかにネットブック

これって、いわゆるネットブックですよネ。

 

最低限のメモリ、プアなCPU、ショボいディスプレイ解像度。ゆえの、値段の安さ。(二万円台後半)

 

 

でも、ネットブックとは一切書いてなくて、「ノートパソコン」です。

 

たぶん、「ネットブック」って、2017年の今はイメージが悪いので、メーカー側は使いたくないんでしょうネ。ネットブックの言葉のイメージは、安かろう、ショボかろう、悪かろうの代名詞に成り果てたんかな。

 

私はネットブックって言われても「基本品質さえ向上してたら、それで良い」と思いますけどネ。実際、用もないのに、上図写真のHP社の実質「ネットブック」は、欲しい気がしてきますもん。色がかわいいですしネ。‥‥これ以上PC増やしてもしょうがないので、買いませんけど。

 

 

まあ、あと「ネット」に「ブック」を組み合わせる意識の古さが、ちょっと気がひけるのかな。スマホやタブレットPCが存在する現在は、「ネットブック」なんていう名前はもう昇天させて‥‥ということなのでしょうかネ。

 

私はどんなに古びても、一度つけた名前はそのまま使いたいですけどネ。極力。

 

 

ただ、よっぽど用途を割り切れる経験値の高い人でもない限り、上図写真のネットブック相当のマシンは、あっというまに限界が来そうな感じですネ。その辺は昔のネットブックの血筋を継承してますネ。「タブレットPCに追加購入のキーボードを接続するくらいなら、これで良い。画像検索と画像表示にしか使わないから」‥‥というハッキリとした目的があれば、安くて良い感じです。

 

ネットしか使い道のないブック=ネットブック」とも言えますが、いやいや、ネットが使えれば、そうとう使い道はありますけどネ。私はよく「耳」の構造がこんがらがって「不思議な耳」を描きそうになりますが、ネットで調べれば、色んな形の耳が画像検索できますし、構造も思い出せます。

 

私は、もうちょっと値段を足して、映像も普通に見れそうな、

 

 

‥‥あたりだと、もう少し、色々なことができそうで、良さげだと思います。Adobeのはムリっぽいですけど、プリインストールのWindowsを消去して、何らかのLinuxディストリビューションをインストールして日頃の雑用に使うのは楽しそうです。Linuxを作業に使う試みは、昔から試してて、まだ諦めていないのです。

 

 

ただ、まあ‥‥‥。やっぱり、作画机にノートパソコンを置くのは、実質NGですよネ。上図写真の占有面積からして、作画机が台無しですもん。狭くなっちゃって、キビしい。

 

ただでさえ、狭い日本で地代が高く、一番お金をもぎ取られるのは住宅費(家賃や住宅ローン)だというのに、作画机まで狭苦しいのは「もうイヤ!!!」‥‥です。

 

 

作画机にパソコン(据え置き、ノート)さえ置かなければ、作画机はかなり広くなります。そして、ディスプレイは机から浮かせて、場所を占有しないようにします。

 

 

iMac 5KはVESAマウントモデルを買えば、モニタアームに装着できますから、60Hzで出力する設定を事前に調べておけば、Cintiq Proを繋げて、5K&4Kの「合計9K環境」もいけそうな感じです。

 

用途に応じて、デュアルアームも安価に購入できるので、構成案は幅広いです。板タブユーザは、デュアルモニタも良いでしょうネ。

 

ただ、一般的な作画机の場合、奥にはクランプを噛ませられないので、横に嚙ますアームが必要となります。ガス圧式のは、だいたい奥から伸びるタイプなので、やはり事前に商品のリサーチが必要です。

 

材質の弱そうな場所に設置する場合は、補強プレートを挟み込みます。木板ごと「バキ!」ともげることもありえそうですもんネ。アームが長いと、いわゆるテコの原理、シーソーの原理で、相当な負荷が設置面にかかりますから、木製の机で化粧合板仕様のものは、注意が必要です。

 

 

 

ただねえ‥‥、PC/Macベースのソフトウェアを使う場合(クリスタとかTVPとか)、結局はデカいキーボードを机に置くことになるから、やっぱり狭さは完全には解消できないんですよネ。

 

とはいえ、不愉快なほどドデカいPC本体や、ディスプレイが机にベタ置きされるより、数十倍マシです。

 

 

「デジタル作画」が普及するにつれて、この辺の「環境セッティング」のノウハウも、今後草の根的に高まっていくとは思います。

 

ちょっと昔に、サンキシャの机にタワー型PCとディスプレイを直に置いてる光景を見て、「マジか!」と思いましたもん。今でも、そういう環境で作業している人は、そこそこ多そう‥‥ですネ。‥‥でも、その狭苦しい環境は、工夫次第で改善できますヨ。今はHDMIやUSB3.1などケーブルを細くできる接続方法もありますし、ワイヤレス、Bluetoothも当たり前のご時世ですもんネ。

 

作画陣営の「コンピュータ作業環境のノウハウ」はまだまだこれからです。

 

 

 

‥‥脱線した話を戻して。

 

今でも確実に生き残る、ネットブック一族。

 

私は今後も、臆面もなく、「ネットブック」と呼ぶことにしましょう。

 


ネットブック

最近、「ネットブック」って聞かないな‥‥と思って調べてみたら、消滅してたんですネ。もう少し正しいニュアンスだと、軽量小型のノートパソコンと合併併合‥‥という感じみたいです。

 

私はEeePCを持っております。MacBook Airは買えんし、小型の似たようなのがあれば良いかなと思って、値段が下がり始めた頃の2009年終わり頃に買いました。MacBook Airの1/5くらいの値段で。

 

で、実際にモスバーガーでハンバーガーを食いながら使ってみたんですけど、「あ、コレはダメだ」と思いました。

 

ひとことで言えば、粗雑だったんです。トラックパッドの精度、ボタンのクリック感、コネクタの噛み合わせなど、色々が、安普請でした。性能が低いくらいなら、用途をわきまえて我慢できますが、製品の工作精度が低くて、使用感が粗雑なのは四六時中つきまといますから、「これは普段使いは無理だわ」と思いました。

 

そうこうしているうちに、iPhoneが普及、iPadも登場、ネットブックの存在価値は世間的にも一気に失われることになったようです。

 

3Dテレビ(とうとう生産中止‥‥したようです)といい、ネットブックといい、時代に翻弄された可哀想な存在でしたネ。私は3Dテレビはさすがに購入しませんでした(本職が映像屋なので、いかにも限界アリアリの3Dテレビには手を出す気にはなれんかった‥‥)けど。

 

 

しかーし。

 

私の自宅では今でも、EeePCのネットブックは現役です。とは言え、電源はずっと落としたままです。

 

EeePCにはUbuntuがインストールしてあり、サルベージ船としてたま〜に活躍しています。‥‥いや、活躍しては欲しくないんですけどネ。サルベージ船は沈没船を引き上げる用途だから。

 

HDDが不調になってアカンようになった時、Macでは救出できないデータを、LinuxのAFP互換ファイルシステムで読み込むことで救出が可能になることが、多々あります。

 

まあ、一部が既に欠損していて、丸ごとサルベージできることはほぼないんですけど、部分的にでも「ダメだと思っていたデータ」が救出できるのは、それなりに嬉しいものです。

 

ネットブックが流行っていた頃に買ったアマゾン製のフワフワバッグに、電源アダプタと一緒に眠るEeePC。ここ数年は全く使ってはいませんが、「時代の気まぐれ」の生き証人ともいえるネットブック。

 

‥‥無理に捨てる必要もないくらい、小さい場所に保管できますので、今後もたまに電源を入れて、愛でていこうと思います。

 

 


SSDの価格変動

つい先日購入した750GBのSSDですが、今アマゾンを見たら、1000円くらい価格が上昇してました。1TBに至っては、6000円も上昇する高騰ぶり。

 

 

 

上が、私が買った時の価格。下が今日(2日後)の価格。

 

 

 

 

SSDって、こんなに価格変動が激しかったですかね。SSDはあまり買ったことがないので、実感がないです。

 

昨日まで3万円だったのが、今日3万6千円になってたら、買う気も失せますネ。


Cintiq Pro Touch 4K

もう少し先かと思ってたら、12月に発売開始する‥‥らしい、4K液タブのCintiq Pro Touch 16インチ。CPU無しの純粋(?)液タブです。

 

CPUがないので、色々と都合の良い点が多いですネ。価格とか、熱問題とか。

 

私がWacomの液タブを買うとしたら、これなんだろうなと思っておりました。iMac 5Kがあるから、CPU無しの純・液タブで良いのです。iMac 5Kはたしか、4K60Hzまでぶらさげられるはず。

 

ただ、商品写真をみるところ、厚さはそんなに薄くなさそうですネ。iPad Proが存在する今、CPUなしの新製品は7ミリ前後くらいにはして欲しいんだけど、どうかな‥‥。

 

 

でもまあ、これでより一層、コンピュータの作画環境は充実することになりますネ。机を占有する、とにかくデカい液タブを買わなくても済むのは、かなりの状況前進だと思います。

 

‥‥で、あとはソフトウェアです。

 

「各種ツールウィンドウを同じモニタに置いた場合の、16インチの広さ」を想定しているのでしょうが、私は16インチを使うのなら、ちゃんと16インチを目一杯使いたいので、ツールウィンドウが自動で引っ込んで、ジェスチャで操作できるソフトウェアがMac/Winにも欲しいですネ。

 

Procreateを使ってみて、ツールウィンドウなんてほとんどいらないことがわかりました。ハッキリ言って、描く時にウィンドウがゴチャゴチャあると邪魔です。

 

 

iOS&Procreateの軽快さに慣れちゃうとな‥‥、MacもWinもひと昔前のソフトのように重いんだよね‥‥。ただ、iOSの欠点は、変な言い方だけど、iOSだから‥‥なので、開発も気軽に自由にできるMac/Winで4Kの液タブも使える環境は、やっぱり魅力ですネ。macOSなら、作画作業版のxtools(私が以前開発して使用してた作業補助ソフトウェア)も思い立ったらすぐに開発開始できるけど、その点、iOSはなあ‥‥。

 

Procreateのように軽快に動いてUIの洗練されたソフトウェアさえあれば、5K iMacと4Kタブレットで、夢の「アニメ制作全部入り」マシンができるんですけどネ。


Fire HD 8

あまり期待しないで買ったFireの7が、思いのほか使える事がわかり、先月、さらにHD 8を4000円オフのクーポンを併用して買いました。

 

*Fire HD 8。4000円オフで8980円です。外食と外飲みを2回くらい我慢すれば買える値段ですネ。

 

 

iPadばかり買うと金欠になるじゃないですか。値段設定が高いから。

 

似たようなルックのiPad miniは、ディスプレイの性能が良かったり、Appが充実してたりと、色々と高機能なのは判るのですが、机に並べて設定資料ビュワーや映像資料ビュワーとして使うには、ややオーバースペックです。

 

以前買って自宅で活躍中の7インチのFire(8,980円)は、64GB(2000円以下で買えます)SDカードを挿せば、いきなり大容量の設定ビュワーやビデオプレーヤーになりますから、高価なiPad miniの大容量モデルを買うより、格段にローコストに済みます。解像度が1024pxとイマイチだったりしますが、もともと小さいモニタ面積ですから、大して気になりません。ちなみにHD 8は、長辺が1280pxで、ちょっとだけ表示ピクセル寸法が広いです。

 

Fireの7か8を買う際は、一番容量の少ないモデルをクーポン併用で安く買って、記憶容量はSDカードで増やすのが良いと思われます。安いFireは、とことん安く仕上げるのがイイですネ。

 

*こちらはFire 7。最近、ようやく、Fire各モデルの差が判ってきました。

 

パイナップルのアイコンの「Handbrake」(OSX)で再生したいムービーを適当なフォーマットに変換して、FireのSDカードに転送すれば、ビデオプレーヤーで再生することができます。

 

Handbrakeは、色々な設定項目がありますが、m4v、つまりiPad用のプリセットで書き出しておけば、特に問題は生じないですし、iPadとFireのライブラリを共有することもできるので手軽です。

 

もちろん、JPEGなどの静止画も、SDカードに転送すれば、本体の容量を食い潰すこともなく、どんどん画像をストックできます。

 

ちなみに、OSXではsipsコマンドを使えば、様々な画像ファイルを変換できます。私はAppleScriptのドロップレットから「do shell script」経由で「sips」コマンドを実行することで、ドラッグ&ドロップの簡単操作で各種画像ファイルを任意の寸法と画質で変換出力しています。

 

sipsコマンドの強力なところは、処理が高速でありながら、縦横リサイズ、回転、反転、トリミングが可能で、様々な画像フォーマットに変換できることです。Photoshopのアクションを使うより、格段に手軽で速いですヨ。ちなみに書き出しフォーマットは‥‥

 

jpeg | tiff | png | gif | jp2 | pict | bmp | qtif | psd | sgi | tga

 

‥‥とのことです。sipsの使い方は、ターミナルで "man sips" コマンドを実行してマニュアルを読むべし。

 

 

考えてみたら、Fireでは60p仕様のムービーファイルを再生していなかったので、今度、HD 8が届いたら、テストしてみようと思います。

 

技術仕様では、

 

Fire 7 =7インチ、解像度1024x600、171ppi、SDビデオ再生

 

Fire HD 8 =8インチ、解像度1280x800、189ppi、HDビデオ再生

 

‥‥となっており、仕事でビュワーとして使うなら、HD 8のほうが融通は利くかも‥‥です。まだ製品を手にしていないので、憶測ですが。

 

10ヶ月近く、iPad Proで作業してみて、メインビュワーは奮発してiPad Airでも良いですが(AirDropが使いやすいので)、画像や映像を貯めておく本棚的なサブビュワーはFireでも十分なように思います。

 

 



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