工作の時間

Kindle図書館。Kindleにデッサン技法書や美術解剖書などの美術書、PythonやSwiftなどのプログラム参考書、映像技術に関する書籍、その他いろいろな「現在未来のアニメ制作のための技術書」を詰め込んで、自分たちの作業場でシェアする取り組みを始めています。‥‥制作会社のお金じゃ中々実現できないプロジェクトなので、自費でやっています。

 

Fire端末はiPadに比べて大幅に安いので、さらにセールの時にもっと安く買っておけば、少人数規模の作業場なら台数も少なく済み、財布に優しいです。3〜4枚揃えておけば、特に困ることはなさそうです。

 

となると、置き場。Kindle/Fireは充電せねばなりませんから、単に棚に置くだけだと、Fire複数枚の充電ケーブルが絡んで散らかるのは事前に目に見えます。

 

ならば、スタンド。Kindleのスタンドを自作して綺麗に並べて、無造作に散らからないようにすれば良いです。

 

最近のDIY事情は、豊富な木材と強力な接着剤の存在により、ネジなしノコギリなしで、簡単にスタンド程度なら作れます。

 

Fire HD8はプログラム技術書など文字メイン用、HD10は美術書など図説メイン用‥‥という感じで揃えれば良いです。

*ケーブルの取り回しに改善の余地あり。まず、ケーブルの長さを短くしてちょうど良い長さにするところから‥‥ですネ。

 

まだ色々とイビツなままの、できたてのほやほやです。手作り感がすごいですが、後でヤスリ・サンダーでささくれと角を取って、オイルフィニッシュ(オリーブオイルとかを少量なじませる)すれば、木目が浮かび上がって、木工ならではの味わいが出ます。‥‥まあ、私がギター好きなので、もともと木目が好きなんですけどネ。

 

製作費は木材500〜800円くらいです。底の板は何かの時に余った端材なので、今回のスタンド用に買った木材はD2のヒノキとスギのミニ木材600円分です。ヒノキは良い香りですネ。

 

左側の充電池スペースは、余白を持て余して、なんとなくそういうことにしただけです。端材の寸法の都合‥‥です。

 

ヒノキの板を4つの杉の角材で挟んで接着しているので、強度は十分です。接着材は、スーパーXか「もっとくっつけ太郎」などの凹凸対応のネットリ系強力接着材が適しています。半日乾かせば使えるようになりますヨ。

 

*たまに使うくらいなら、20ml。

 

*結構使うようなら、135mlがおすすめ。私はモノタロウさんの「もっとくっつけ太郎」を愛用しています。

 

*電動サンダーがあると木工の仕上げに楽です。不揃いな面や、触ると痛い角を、楽々滑らかにできます。ただ、猛烈に振動する電動工具なので、音はそれなりにうるさいです。電動サンダーで大きな角やデコボコを除去した後は、紙やすりで手作業でフィニッシュです。

 

 

 

完成品を買って揃えるのも良いですが、製作可能なものは自分で作ってしまうというのも選択肢の1つです。パーツから作るので融通が利きますし、何よりも映像製作本番で、色々な機転を利かせる習慣も身につきます。「ありもの」だけをチョイスするのではなく、ゼロから作っちゃえばいいじゃん的な発想‥‥ですネ。完成品だけに頼ると、どうしてもコストは膨らみますし。

 

自分たちのスタジオ、作業場は、ショールームであるよりも、工場であるよりも、ものつくりの工房でありたい‥‥と思います。ゆえに、足りないものは、たまには木工で工作しても良い‥‥ですヨ。

 

 

 


プチ間接照明

間接照明は部屋の雰囲気を穏やかに演出するだけでなく、蛍光灯キンキンの作業部屋から、ポスプロスタジオ風の柔らかい照明の作業部屋へと変える、「影の主役」です。

 

ちゃんと効果的に間接照明を敷設する場合は、配線・取り回しなどを計画する必要がありますが、ちょっとした奥の隙間に照明を追加するのなら、 E12のLED電球とソケットが手軽です。

 

 

 

ヤザワの E12 LED電球は、省電力の0.5Wながら25ルーメンと、それなりに眩しい明るさです。ゆえに、白い壁に反射させる間接照明用途でも、壁を照らし出すのに必要な明るさを確保できます。25ルーメンなので広範囲は無理ですが、数値のイメージよりも明るく照らします。

 

こんな感じ。

 

 

 

0.5Wということは、1kWh(=1キロワット/時)を27円(近年の平均値)で計算すると、

 

27/1000=1ワット1時間 0.027円

0.5Wだと、その0.5倍で、0.027x0.5=0.0135円

1日=24時間つけっぱなしだと、0.0135x24=0.324円

24時間つけっぱなし30日=1ヶ月だと、0.0135x24x30=9.72円

24時間つけっぱなし365日=1年だと、0.0135x24x365=118.26円

 

‥‥となります。24時間365日つけっぱなしでも、年間120円です。(深夜電力料金など含めない平均額の簡単な計算ですが)

 

部屋のちょっとしたデッドスペースの暗がりを、こうしたE12電球で照らせば、じめっとした室内がふんわり明るくなります。延長ケーブルで2〜3箇所設置して、おおもとのコンセントにスマートプラグを介せば、AmazonのEchoと連携して、「アレクサ、ライトをつけて」「けして」と言うだけで、いちいちスイッチの近くに歩み寄らずとも、プチ間接照明のON/OFFが可能にもなります。

 

小さなソケットと電球と小電力で、コストもかけずに、0.5Wゆえに発熱もほとんどなく、間接照明が設置できます。

 

まあ、蛍光灯キンキンの部屋に間接照明など無意味ですが、ポスプロのビデオプレビュー室のような、ゆったり柔らかい照明の環境を自分の作業場にも‥‥と思うのならば、まずは間接照明からですネ。

 

紙の現場ならともかく、タブレットを使うようになった作画現場で、まっきんきんの蛍光灯の反射の中で描く必要はもうないですし、洞穴のようにまっくろに暗くした部屋にする必要もないです。

 

居室はね。‥‥当人らの思想や傾向が表れますよネ。

 

 


Mac Pro、壊るる

ディスプレイにツブツブのチラチラが絶えず出ていたまでは、何とか見ないようにして誤魔化し運用していたものの、こと、突如の電源落ちやレインボーカーソル地獄に至って、「もはやこれまで」と引き取ってもらうことにしました。修理になるとは思いますが、金額によっては‥‥。

 

私の使っているMac ProはLate2013で5年前のモデルではありますが、そこらへんの中堅PCに比べればまだまだ性能は高く、4K60pのリアルタイム再生は難しいものの、レンダリングや2K作業には十分現役で活躍できるマシンです。2018年の今、同じ性能のマシンを調達しても、そこそこの値段はすると思います。

 

壊れたMac Proは数年前に5万ピクセル(50K!)の版権コンポジットを作業したマシンでもあります。さぞ作業が劇重とか思いきや、意外にストレスなく、5万ピクセルをするっと処理できたのは驚きでした。まあ、Mac Proは逆に軽めの1.5〜2Kだと速さをあまり体感できないのかな‥‥とも思います。

 

そんなMac Proも、壊れてしまえばただの重くてツヤツヤした円筒です。

 

なので、今はサブマシンのiMacで作業しています。

 

現行Mac Proの弱点は、なんといっても、拡張性の乏しさ‥‥ですネ。未来に4Kワークステーションとして売り出すのなら、ぜひPCIeは装備していただきたい。劇高のGPUカードはともかく、DeckLinkとかの4Kビデオアウトのお手頃カードくらいは挿したいですもん。

 

あと、メモリは4Kを基本に据えるなら64GBが標準でしょう。32GBだとちょっとギリギリ‥‥ですかね。でも実は、4Kの鬼門はメモリではなく、ディスク転送速度(=巨大なデータを整然とREADする)とCPU処理能力(ProRes4444XQやDNxHRを高速デコードする)なんすよネ。

 

来年くらい‥‥との噂の新型Mac Proですが、果たしてどうなることか。期待しないで待ちます。

 

 


モノタロウさん

作業環境は電子機器の調達と設置のみならず。

 

ファニチャーや各種備品の収納すべてが、作業環境構築の一環です。

 

なので、モノタロウ。

 

 

 

ダンボールが可愛い。潰してしまうのが惜しくなります。

 

モノタロウさんは、それこそ数ミリのベアリング球から背の高い脚立やはしごまで、まさに肩書き「現場を支えるネットストア」の通りの、なんでも揃う業務用ストアです。

 

アマゾンだとイマイチ手のかかる品揃えも、モノタロウさんならすぐ揃います。アマゾンは音響系やDIY系が弱いので、サウンドハウスさんとモノタロウさんは、アマゾンの弱点を補って有り余る心強いネットストアです。

 

例えば、フィッシャープラグ。フィッシャーブランドの他に、いろいろなプラグやアンカーが揃っていて目移りします。

 

 

 

石膏壁ならコイツですネ。アンカーと違って壁の穴が小さくすむので、画鋲やピン痕の穴埋めパテで元どおりになって、補修も楽です。

 

接着剤も豊富です。iPadやKindleの自作スタンドなど凹凸面の多い木工工作で活躍するのが、「もっとくっつけ太郎」です。セメダインスーパーXと同等の接着力(あくまで私の体感ですが)で、大容量で割安です。少々の木ネジと併用すれば、100円の木材だけで頑丈な木工工作が可能になります。

 

 

 

iPadやKindle、MacBookなどの、自立スタンドを作ったり、Bluetoothのスピーカースタンドを作ったり、小容量で400円くらいする一般流通の強力接着剤よりも、ケチケチ使わずに済んで何かと便利です。

 

さらに、NFボックス。スタック可能で丈夫。モノタロウさんに限らず、だいたいのDIYショップで取り扱う定番商品なので、100円ショップの収納ボックスのような「品切れ」の心配がないです。

 

 

 

 

小さいボックス(1.5)は横に向ければ、7もしくは11に2つのせてピッタリスタックできます(最上段のみ)。また、NCボックスもスタック部分の寸法が同じなので、NCとNF混在でスタックできます。

 

ベアリングコーナー(が、あるのがスゴいですが)で「鉄球」を検索すれば、塗料攪拌用の鉄球がアマゾンで買うより格段に安く手に入ります。

 

 

 

 

その他、門外漢には専門的過ぎてわからない代替フロンとか制御機器とか、モノタロウさんにはいっぱい揃ってます。

 

ちなみに、あくまでサンデーカーペンターの私は、専門分野のアレコレ‥‥というよりも、モノタロウTシャツを毎年楽しみにしています。

 

今年はコレ。オリジナルデザインで年号が入るのです。

 

 

 

オンス的には軽めの生地ですが、気軽に着るにはちょうど良いです。サイズ感は普通です。アメリカンサイズではなく、あくまで日本基準のサイズです。

 

 


LED電球

LED電球って、もう、「社会の普通」になっている‥‥と思っていますが、もしかしたら、まだ「白熱球」「蛍光灯」をなんとなく使っている環境もある‥‥のかな?

 

私の自宅も作業場も、主要な照明は全てLEDです。

 

これには明確な理由があって、

 

電力消費

 

‥‥ただそれだけ、です。

 

ぶっちゃけ、電力消費が抑えられるのなら、白熱球でも蛍光灯でも構わないのです。‥‥しかし、そうはいきません。

 

特に白熱球の場合は、

 

白熱球自体の電力消費

白熱球の発する熱を冷却する電力消費

 

‥‥という、二重苦がのしかかります。

 

これから先の未来、今以上にコンピュータに依存する生活になります。自宅も仕事場も。

 

その際、ブレーカーにかかる電力を、事前にちゃんと計算しておかないと、自宅だろうと会社だろうと、結構あっけなくブレーカーが落ちて‥‥まあ、大変なことになります。

 

低電力化できるもの、バッテリーで駆動できるものは、どんどんリプレースして、コンピュータ機器を停電から守る工夫が必要になります。無停電装置を常設しても、度々ブレーカーが落ちるのは‥‥‥‥イヤですよネ。

 

つまり、先手をとって、

 

白熱球はLED電球へ

掃除機はバッテリー型掃除機へ

 

‥‥のような工夫で、コンセントに直にかかる電力を抑え込むわけです。

 

白熱球の色温度が‥‥というような、どうしても白熱球が必要な場面もありましょう。しかし、家庭や職場で使う電球は、「白熱球じゃないとダメ」なんていう場面はほとんど皆無です。

 

今はLED電球も進化して、100W級の明るさをもつLED電球もありますし、10W級のほんのり明るいLED電球もあります。

 

 

*1500〜1600ルーメンの明るさをもつ100WクラスのLED電球。100Wと言っても、白熱球の100Wの明るさ同等という表現で、LEDの実際の消費電力は16Wと、かなりの省電力です。

 

 

*ほんのりと照らしたい場合は、20形〜200ルーメン前後の電球もあります。模型やフィギュアなどを正面から照らしたい時は、こうした弱い光のLED電球が重宝します。電力消費はわずか2W。

 

 

*台所の120cmの蛍光灯も、超明るい4000〜5000ルーメンのLED管に交換できます。まあ、考えどころは、今までと同じ明るさで半分の電力消費か、今までとちょっと少ないくらいの電力消費でドカンと明るいか‥‥ですネ。ちなみに、インバータやラピッドの場合は、安定器をショートカット(回路をバイパス)する配線の加工が必要なので、ダメっぽい人はプロに頼んでください。

 

 

作画机の蛍光灯も、LED化できます。白い「作監机」の中身をみると、15形のグロー式だったりするので(実際に買う場合は確認してくださいネ)、LED管を買って交換するだけで900ルーメン前後の明るい光に早変わりです。‥‥というか、明るすぎて不評‥‥なくらいなので、薄紙をかますなどして、光量は要調節です。消費電力は9W前後で、やや節電できるくらい、ですネ。電力の低いLEDだとちょうど良い明るさかも知れませんが、それは人柱覚悟で。

 

 

‥‥というような具合で、住空間の主要照明はほとんどがLED化できます。

 

白熱球をデスクライトに今でも使っている人は、よもや存在しないとは思いますが、夏場に向けて電力消費も上がる時期ですので、LED化で極端に困る状況でもない限りは、推進したほうが良い‥‥と私は思っています。

 

熱を発する器具ってさ‥‥。それそのものの電力消費だけでなく、発散する熱を空調で冷却するにも、相当な電力を消費するんですよネ。白熱球は、まさに白「熱」球の「熱」も問題になります。

 

同じ明るさを確保できるのなら、電力も熱も低く抑えたほうが良い‥‥ですよネ。

 

ちなみに、安いLEDだと、安定せずにチラつきが気になる商品もあります。メーカー品は、そのメーカーの品質責任が暗黙で付随すると考えるべきで、あえてメーカー品を買うことで「安かろう悪かろう」を回避したいところです。まあ、イチかバチかで買うのも、買い物の醍醐味ではありますけどネ。

 

 


アレクサにお願い

Amazon Echoのアレクサに、この度、間接照明のオンオフをまかせることにしました。いわゆる「スマートホーム」です。

 

「アレクサ、照明を点けて」というと、暗闇でスイッチを探さずとも、席を立たずとも、ふとんやベッドに寝転んだままでも、アレクサが照明をオンオフしてくれます。

 

「アレクサにお願い」するのに必要なのは、コンセントのスイッチと、そのスイッチに接続する配線、そして照明器具です。

 

 

 

私の場合、まず3〜5mの電源タップ4本で部屋の4辺を囲むように「アレクサライン」を敷設し、机や棚の後ろにレセップを固定、発熱と電力消費の小さい40W形LED電球を装着しています。‥‥まだ、敷設の途中ですが(ファニチャーの後ろに配線を追加するのは、そこそこ大変なので)、アレクサにひと言話しかければ照明のオンオフが可能になります。

 

光量は1球485ルーメンもあれば、間接照明としては十分で、どちらかというと、電球の数を設置することのほうが重要です。電球を各所の奥側に配置して、白い壁に光を反射させて部屋を照らすことになるので、1000ルーメン超えの高価な電球ではなく、安くて数を揃えられる電球を買うのがよろしいです。

 

レセップは、レセップ本体だけのパーツを買って、自作したほうが融通が利きますし安上がりですが、その辺はひとそれぞれですネ。私は木材と磁石と組み合わせて、スチール製のOAデスクに貼り付く加工をしています。

 

もちろん、LEDテープと12V電源を組み合わせて、LED電飾をアレクサでオンオフしても良いですネ。

 

 

電源タップは、ほとんど掃除できないファニチャーの奥・後ろ側に敷設するので、埃がコンセント端子部分に付着しないよう、シャッター付きが良いかと思います。もしくは使っていないコンセント口にはキャップをつけるとか。

 

トラッキングで火事になった経験はありませんが、今はシャッター付き・端子部カバー付きの電源タップも手頃な価格で、大したお金を必要とせずに埃を防止できますから、転ばぬ先の杖で電源タップはシャッター付き・端子部カバー付きを買うようにしています。特に、敷設したらそれっきりになるような閉鎖された設置場所は、こまめに目視でチェックできませんし掃除もできませんもんネ。

 

*恐ろしい画像ですネ。エレコムのページより。

 

 

アレクサでコンセントをオンオフする方法は、ネットを検索すれば豊富に見つかるでしょうから、ここでは特に繰り返しません。2.4GHzでも5GHzでも、WiFiの環境とiPhoneやiPadがあれば、設定は滞りなく完了します。逆に、そのあたりのインフラが整ってないと、早々につまずきます。

 

まあ、「スマートホーム」に限らず、アレクサ自体もそうですし、そもそもiPad Proを仕事で使うような場合は、WiFiなどのインフラは特に必須です。「スマート」な住空間でなくても、iPhoneなどの端末が一般生活に溶け込んで久しい現代は、もはやWiFiやBluetoothの無線ネットワークのご家庭インフラは必須となるように思います。

 

 

人はなんだかんだ言いながらも、社会の新しい規格に順応していくものです。

 

16:9のHDだって、導入前はあんなに「不要だ」「オーバー過ぎる」「昔のままでいい」なんて言ってたのに、さて、どうでしょう。

 

今、4:3のSDには戻れませんよ。目を疑うほど、絵(解像度)も荒いし、色域も狭いですからネ。

 

数年後、十数年後、数十年後の未来は、その時代に合わせた機能を受け入れて、高品質高機能がごく普通の社会になっているように思います。未来社会は、現時点での高機能を、もはや高機能とも思わない人々で満たされるのです。

 

アニメって、高機能・高品質な社会の申し子です。基礎的な衣食住の類い〜例えば、かけそば、かけうどんは200年前にも存在したでしょうが、アニメ産業はデータを何らかの媒体にのせてネットワークする社会がないと成立しませんもんネ。そのデータがアナログデータだろうとデジタルデータだろうと。

 

その昔の映画フィルムだって、フィルムカメラとフィルム現像、フィルムを複製して映画館に配送するネットワークなど、近現代の高機能な社会インフラありきの娯楽産業です。

 

アニメを作っているのなら、「現代社会」を常に意識すべき‥‥と思います。アナログにしろデジタルにしろ、アニメに関わる以上、現代の社会基盤なしでは産業がなりたたない職業なのですから、「現代社会と共に生きる術」をネイティブに持ち合わせる感覚は必須だと、少なくとも私は思います。

 

1980年代を懐かしむ気持ちは私にもありますが、それが懐古主義に結びつくと、その時点で「終わり」だと思っています。アニメは社会の進化によって生み出され、社会の進化と共に成長してきたのですから、社会の進化に背を向けるということは隠居して死を待つ‥‥ということになりましょう。

 

現在のHD24pを終着駅にする人もいるでしょうし、新しい4KHDRのレールに乗り換えてさらなる未来へと進む人もいるでしょう。

 

社会の技術成長を歓迎するのか、はたまた疎むのか。‥‥重要なジャッジポイントです。

 

でもまあ、だからと言って、今すぐ皆がスマートホームを実践する必要はないでしょうが、家庭や職場のインフラ基準が時代と共に高機能化していく流れは、アニメ制作の観点からも、しかと受け止めて、未来へと共に歩むべき‥‥と思います。‥‥未来もアニメを作り続けたいのであれば、です。

 

 


スチールラック活用

スチールラックが並ぶ光景は日本のアニメ会社の日常の姿。正直、グレーのスチール棚はむさくるしさ120%なのですが、おしゃれにしたらしたで、何か軽薄な感じもします。見てくれだけ気にして中身が伴わないのをかっこ悪いと感じるのも、狭い平野に密集して暮らす日本人の心意気とも思います。

 

すっからかんの空間に、できるだけ何もおかないように制限して、どうして、創作活動ができようか。

 

スチールラックがそこにある。‥‥ならば、雑用の棚として使うだけでなく、作業用スペースとして、ポテンシャルを引き出しましょう。

 

こんな感じ。‥‥単なる灰色の棚が、作業机のようになりました。

 

 

 

奥行き45cm、幅120cmの「ありがちな棚」ですが、大小の引き出しを増設、電源を各棚に設置、横と奥にはメッシュを固定し、フック式の小物用の棚を設置、つっぱり棒とプラチェーンでエアホースガイドと一時的な物干しを渡し、コンパクトながら多機能な立体造形制作空間が出来上がりました。芯材や塗料(タミヤアクリル全色)なども揃っているので、作劇上で立体を確認したい場合に、ダイソーでホビー用クレイや、アマゾンでラドールを買って、実際に立体をちゃちゃっと作ってしまうようなことも可能です。

 

環境作りの仕上げに、LEDテープを棚の内側(金属板を折り返している部分)に仕込んで、光量不足を補いつつ、間接照明としても機能するように考えています。LEDテープは今や私の定番で、アマゾンでかなり安く手に入れることができます。LEDの電源は、本体が故障して廃棄して残った電源アダプタを流用します。(アダプタが無い場合は、安いのなら600円前後で秋月通商で買えます)

 

 

LEDテープはそのまま直に貼るのではなく、プラ製のモールやレールを買ってきて適当な長さに切断して(ニッパーで簡単に切断できます)、そこにLEDテープを貼り付け、ギボシで接点を加工、モールの底面に平たいマグネットを接着すれば、スチールラックに磁力で貼り付く脱着可能な照明機器になります。

 

 

 

 

 

 

とは言え。

 

スチールラックやメタルラックをベストなチョイスだと思っているわけでもないです。現在手に入る装備で、ベストを目指そうと思っているだけです。

 

OAデスクにメタルラックを置いて作業棚にするのは、正直、ビンボー臭い光景ではあります。でも、お金が有り余っているアニメ会社でも無い限り、スチールラックやメタルラック以外に実用的なチョイスは有りえません。特にメタルラックは拡張性も豊富で安いですからね〜。

 

アイリスオーヤマやルミナスで簡単に買えるメタルラックは、実はLEDテープなどの照明に映えます。金属が光源を反射して思いのほか綺麗に見えます。

 

 

 

でもまあ、メタルラックは往々にして「必要に応じて増えていく」ので、計画的に反射を意識して‥‥のようなレイアウトにできないのが心苦しいです。間接照明を仕込むことで、どよ〜んと鈍色の部屋にしないのが、せめてもできる範囲‥‥ですかね。

 

 

まあ、日本の都市部が狭いのはどうにもならんことなので、そこをグダグダ言ってても始まらんです。

 

限られた空間を、作業部屋としてどのように使いこなして、機能美を体現するか‥‥ですネ。

 

 


レーザー

現在、新しい作業体制に向けて、ちまちまと物品の整理と模様替えを徐々におこなっているのですが、その際に少なからず寸法の計測が必要になります。

 

で、レーザー。

 

 

ボッシュのレーザー距離計「ZAMO2」です。

 

必要最低限の機能だけですが、日常用途なら十分。手の届かない天井や棚の奥まで、レーザー照準が届いて、距離を簡単に測る事ができます。

 

精度も十分です。メジャーも計測時のたわみ・ゆるみなどで決して正確に距離を計測できているとは言えませんから、測定精度±3mmで困ることは皆無です。数ミリの精度が欲しい隙間なら、大人しく定規やノギスで測れば良いですしネ。

 

レーザーポインターの赤い点がクッキリと計測面を照らしますので、迷うことなく計測できます。スチールラック支柱の穴を避けて、ピンポイント狙いでも計測可能です。狭い隙間から奥の壁を狙うこともできます。

 

ちなみに、距離計側は、照射レンズからの距離ではなく、本体後部から計測されます。距離計が入る空間さえあれば、計測できるっちゅうことです。

 

ピタゴラスのアレ‥‥、2辺を計測してもう1辺を割り出したり、1辺と角度だけで2辺を割り出す計算など、多機能な性能が欲しい場合は、もう少し高いヤツを買いましょう。GLM500は角度計測ができるので、水準器としても使えるみたいです。(私自身は使ったことはないです)

 

レーザー距離計は簡易的なモデルでも、作業部屋に1台、せめて会社に1台は欲しい、環境メンテグッズです。

 

 


Fire HD 10、12480円。

年がら年中、しょっちゅうやってる、アマゾンのセール。

 

また、Fire HD 10が安売りしています。

 

 

今度は12,480円。

 

うーん、安い。10インチの高密度HD液晶のタブレットがこの値段

 

私は前々から「Kindle図書館」構想を準備しているので、この機会に10インチと8インチをさらに買い足しました。

 

一体、何枚買ったことになるのか、もう数える気もないFire HD。

 

ディスプレイの性能が高いので、技術書を読むには最適です。同室のスタッフに技術書を読んでもらう際に、たくさんの書籍を詰め込めるFireがあれば、書籍で空間を無駄に消費しなくなり、空間をもっと別のことに活用できます。

 

 

 

ちなみに、「iPadと同じことができなくてがっかりした」的なレビューを見かけますが、iPadはiOSの開発費とか色々が内包されてあのお値段‥‥ですもんネ。iPadと同じことを15000円のタブレットにもとめちゃあ‥‥ダメです。

 

Fire HD 10は、高品質低価格のビュワーであって、決してゲームマシンではないです。綺麗な映像でAmazon PrimeビデオやNetFlixやiPhoneで撮った映像を見たり、JPEGやPDFなどのキャラ表や美設やコンテをみたり、フルカラーのKindleを読んだりするのが主目的として適当です。

 

2017年のFire HDシリーズは、使い方さえわきまえれば、恐ろしくコストパフォーマンスに優れた製品ですヨ。iOS8止まりの古いiPadを使うくらいなら、Fire HD 2017モデルに切り替えた方が、全然快適です。

 

 

在庫一掃セールとも読める安売りではありますが、今の性能でも十分良いので、欲しい人は安いうちにどうぞ。

 

 


AmazonのHDD取り扱い事情

日曜日に細々とした機材をAmazonで購入したのですが、その中には2.5インチのHDDも含まれていました。

 

で、今日届いたのですが‥‥‥‥‥

 

 

ダンボールと封筒の2種が届いており、届いたダンボール箱を開けてみたら、バッテリーとHDDケース。

 

「???」と思って、同時に届いた茶色の封筒を外側から触って確認してみたら、‥‥‥いかにも、2.5インチっぽい中身の大きさ。‥‥‥ヤバい。ヤバすぎる。

 

薄い茶封筒を、恐る恐る開けてみると‥‥‥‥

 

 

うわー。

 

HDDがビニール袋のまま、封筒で届いちゃったよ。いくら小さい2.5インチとは言え‥‥。

 

 

お煎餅の個別包装かのごとくの、ビニール袋(銀色のフィルム)の包装のみで、厚紙の箱にすら入ってない。

 

下図は開けた後の包装。これがHDDを包装していた全て、です。

 

 

フィルムの包装の中身は、もちろん生のHDD。基盤もむき出し。

 

お煎餅なら「割れちゃった」で済むけど、HDDは割れたら(割れないけどね。壊れる可能性は高い。)タダでは済まんだろ。

 

HDDはたいてい、何重もの梱包の最後の最後に、この銀色の袋に入ってますが、その「最後の袋」が直にテキトーな封筒に入って、そのまんま配送されてきちゃいました。

 

雑だなー。

 

封筒を、何かの拍子に角にぶつけたらアウトじゃん。

 

薄い紙1枚とフィルムごしに、基盤丸出しだよ。

 

封筒は、この通りの申し訳程度のプチプチ。

 

 

 

今まで色々なHDDを通販で購入してきたけど、この包装がピカイチ(?)で「雑さNo.1」です。

 

 

いや‥‥‥

 

私も悪いのです。

 

アマゾンのHDDは包装が雑でヤバいのを、すっかり忘れて、他のと一緒に注文しちゃったので。

 

 

なので、早速、HDDのサーフェーススキャンでチェック。

 

アマゾンの良いところは、もし故障してたら、即、金で解決できるところです。

 

うりゃ!‥‥と3時間近くかけて、仕事のバックグラウンドでテストしてみたら、

 

 

 

ならば、よし。

 

異音も全くしないし、動作も俊敏です。

 

奇跡だな。

 

まあ、1ヶ月以内に故障したら、即、送り返す準備はしておきます。

 

 

配送業者さんは、中身に何が入っているかなんて知らないんだし、大きさや重量で梱包方式を安易に決めるアマゾンのやりかたは問題アリアリですね。

 

よくまあ、無事に届いたもんだ。

 

でもまあ、そうしたアマゾンのリスクも含めて、適材適所で活用すれば良いだけ、ですネ。

 

 



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