AstroPadを快適に使うために

AstroPadはレイテンシーを「見かけ上」感じさせない工夫がウリの、「iPadをペンタブに変える」嬉しいAppです。

 

https://astropad.com

 

しかし、インストールしたままでいきなり使い始めても、使いにくく感じることもあります。以下の点をチェックしてみましょう。

 

●USBで繋いでいるか。

 

ごく普通に考えて、WiFiのレイテンシーはかなり大きいことが予想されます。いくらAstroPadが「レイテンシーを感じさせない工夫」を有していても、WiFiではレイテンシー=時間差による不整合がいくらでも発生するでしょう。

 

以前、WiFiとUSBの両接続を試してみましたが、WiFiは最高品質の画像ではかなり画像の書き換え動作に問題がありました。絵を描く際に、画像の表示が汚いのは避けたいので、以来、USBの接続で作業しています。

 

 

●AstroPadの筆圧設定は、自分に合っているか。

 

AstroPadは、Wacomのソレと同じく、筆圧設定が可能です。

 

筆圧が自分に適合していないと、それだけで「反応が遅く」感じます。私は軽い筆圧でスラスラ描ける動作が好みなので、AstroPadの設定では軽め(反応が敏感)に設定します。

 

自分に合った筆圧、かつ、やや軽めで敏感にしておくと、Photoshop CCなどの動作が重めのレタッチソフトでも、ブラシでスイスイ絵が描けるように体感します。

 

 

●ソフトウェア側の筆圧関連は、適切か。

 

クリスタやHarmonyのように、かなり細かいペン(ブラシ)の設定が可能なソフトウェアの場合、AstroPad側だけでなく、ドローソフト側でも筆圧に関する設定を最適化します。

 

AstroPadと同時にドローソフトを新規導入した場合、AstroPadだけの設定でなく、ドローソフトの設定も自分に合わせて作り込みましょう。AstroPadが使いにくさの原因だと思っていたものの、実は見当はずれで、ソフトウェア側の設定不備だった‥‥なんていうオチも往々にして存在します。

 

ドローソフトのペン(ブラシ)プリセットを自分好みに設定できれば、AstroPadの操作感も向上します。

 

 

●macOS側のCPUやメモリ使用状況に、十分に空きがあるか。

 

CPUがビジー状態で、メモリも空きがなければ、AstroPadの有無に限らず、ドローソフトの動作は鈍くなりがちです。

 

CPUの使用状況やメモリの空きがいつでも確認できるように、macOSのメニューバーをカスタムしましょう。

 

 

上図はグラフでCPUの使用状況、数字でメモリの使用状況を確認できるPreferencePanes〜常駐のソフトウェアです。

 

macOS標準装備の「アクティビティモニタ」でも、メモリやCPUの使用率が確認できますので、動作がトロいと思ったら、Macの状態も確認して総合判断します。

 

*上図の状態は、CPUを全然使ってない状態です。忙しくなると、このメーターがにぎやかになります。

 

 

 

‥‥と、どれも基本的な事ばかりですが、意外に見落としがちな要素でもあります。

 

特に、AstroPadの筆圧設定が未設定ですと、かなり描きにくく感じます。筆圧の齟齬が、反応の遅さとして感じられることもあります。

 

ちゃんと設定しておけば、Photoshop CCでも普通に絵が描けるほど、軽快に動作してくれます。

 

Wacomの4Kタブレットを導入できる資金や機運を待つ間に、AstroPadでどんどん絵を描いて、どんどんペンタブとコンピュータの運用に慣れて、「未来技術への移行」を円滑に進める準備をしておきましょう。

 

 


AstroPadの筆圧設定

筆圧。

 

書き味に直結する、極めて重要な設定項目です。

 

macOSとiOS、システム環境設定とソフトウェア環境設定‥‥と、いろいろな「筆圧を制御する」管轄が存在するので、今まで経験を積んだ人でも、戸惑いがちです。

 

状況によっては、「二重筆圧」になって筆圧が今までのようにコントロールできず、混乱することもあります。

 

■AstroPadの筆圧設定

 

■クリスタ(macOS版)のペン(ブラシ)プリセットごとの設定

AstroPadとクリスタの両方を自分の筆圧感度に合わせてしまうと、筆圧が「2倍」になってしまいます。上図の例だと、AstroPadとクリスタで二重で感度を強くしているので、実際に描く際に感度が敏感すぎて「筆圧が効かない」ように錯覚することがあります。

 

 

例えば、Clip Studio、クリスタ。

 

クリスタは、ペンのプリセットごとに筆圧を設定できる秀逸な機能をもちますが、ペンタブの筆圧をメインと考えて最初に設定し、クリスタの筆圧は二番目の補助設定として扱うのが定番です。

 

*クリスタでは、ペンの「個性」として筆圧カーブを変更します。根本的な感度を調整するのはあくまでペンタブ側のドライバ(やApp)で、クリスタではペン(ブラシ)固有の感度を調整するものとして扱います。

 

ペンタブそのものの筆圧設定は、クリスタだけでなく、他のソフトウェア共通の筆圧設定となりますから、「筆圧設定の順序」を明確に定めて設定すれば、ソフトウェアごとに自分に適した使いやすいペンのプリセットをいくつも作ることができます。

 

逆に、クリスタの筆圧設定を先に設定して、後からペンタブの筆圧を設定すると、クリスタ以外の他のお絵かきソフトの筆圧が、クリスタに引き摺られて、筆圧の基準が定まりにくい状況を招きます。

 

AstroPadを使う場合、Wacomのペンタブ設定(システム環境設定)と同じ内容を、AstroPad側で「まず最初に」設定する必要があります。

 

●試し描きをしながら、まず基本となる筆圧をAstroPadで設定。

 

 

*iOSのAstroPadで筆圧の基本動作を設定します。

 

 

AstroPadはWacomのドライバと違って、macOS管轄ではなく、iOSの環境設定でもなく、AstroPad独自の環境設定で筆圧の設定をおこないます。

 

AstroPadをインストールしていきなり描き始めるのではなく、まず最初にAstroPadで自分の筆圧に合わせた設定をした後で、各ソフトウェアの筆圧に関する設定項目を調整していきます。

 

Harmonyですと、フローと不透明度の筆圧レンジを適宜変更して、ペンやブラシごとに「筆圧に対する個性」を設定可能です。もちろんクリスタやPhotoshopでも(設定項目の呼び名に多少の差はあれ)同じことが可能です。

 

*筆圧で線の太さ細さはコントロールしたいけれど、不透明度への影響は90〜100%の狭い範囲にしたい‥‥など、ユーザや作品に合わせて、自由に設定できます。個人の筆圧を反映するというよりは、ペン個体の個性を、ペンのプリセットではコントロールします。

 

 

まあ、クリスタに関して言えば、AstroPad経由でmacOS版のクリスタを使うよりも、iOS版のクリスタを使った方が、格段に快適です。描画速度もモーションプレビューもペンの反応速度も速いので、iPadでクリスタを使うならiOS版が最適解です。

 

何らかの理由で、AstroPadを使うのなら、筆圧設定で何度も試し書きして、自分に合った筆圧を確定したのち、各ソフトのプリセットに進めば良いです。有線(USB)で繋いで、自分の手に馴染む筆圧設定を完了すれば、仕事に使えるくらいには調整できます。

 

4K32インチの液タブ!‥‥といきたいところですが、まあ、お値段がお値段ですので、今はiPad Proで経験を積んで備えます。

 

 


クリスタとキーボード

クリスタとキーボードは切っても切れない関係です。ドローソフトとアニメーションソフトの二面性を持つのならなおさら、iOSになったからといって、ジェスチャーだけでは基本機能すら網羅できません。

 

iPad Proでクリスタを使うには、キーボードは必須のアイテム。

 

私はいくつかBluetoothのキーボードを色々な場所(持ち歩きも含めて)で使っていますが、クリスタで作画する机でiPad Proに割り当てているのは、ロジクールのK380

 

*色は黒、青、赤の3色から選べます。

 

左上の3つのボタンで明示的に3台のiPadやiMacやWindowsPCを切り替えられるのが特徴です。電源はアマゾンやパナソニックの普通の充電池で動作するので運用コストも安価です。

 

iPadで本格的にプロの作画作業をすると、1台のタブレットPCだけでは設定や参考資料を見るのに不足してきます。私は自分ながら過度とは思いますが、机の上にはiPad Proの他に、Fire7と8、iPad Airと無印iPadの計4つが机の上にセッティングしてあります。もちろん、固定しているわけではないので、1分もあれば、机の上から全台のiPadとFireを避けることも可能です。

 

そうした複数のタブレット端末を使っている際、1つのキーボードで3つの端末を選択できるのは、かなり便利です。まさか、タブレット端末の数だけキーボードを揃えてペアリングするわけにはいきませんよネ。かと言って、その都度、ペアリングの解除と接続をするのも面倒この上ないです。

 

まあ実際は、iPadにしろFireにしろ、ほとんどの操作はジェスチャと画面キーボードで事足りるのですが、クリスタを使う場合には必須です。

 

なので、どうせ机にキーボードを常備するのなら、作画用途以外のタブレット端末でもテキスト打ちに兼用できれば、環境の柔軟性も向上します。

 

 

 

K380に限らず、無線で軽量でコンパクトで場所を選ばないiOS対応キーボードはいっぱいありますから、もしクリスタを使う場合は買っておくと躓かずに済みます。

 

また、いざとなればiPadはUSBも繋げるので、USBハブで分岐させたのちに、USBキーボードを繋いで、無線LANが不安定な場合は有線LANアダプタも繋いで有線化し、さらにはUSBオーディオインターフェイスやミキサーも繋げて、「プチパソコン」のようにも使えます。まあ、iPadの機動性はいかにも薄くなりますが、机に固定されるのはUSB部分だけですので、iPadを持ち出す場合はLightningコネクタからUSBアダプタを外せばサクッと身軽になります。

 

Apple純正の「カメラアダプタ」、実際はUSBアダプタになるのが、こちら。Lightningの充電口も確保されているので、バッテリーを気にする必要がないです。

 

 

私は、有線キーボードを使うと机が一気に煩雑になるので、キーボードはBluetoothでまかなっています。サブの常駐iPadの中は、有線LAN、USBミキサー、USB鍵盤を繋いでいるものもあります。

 

*ちょっとしたアイデアスケッチに気軽に使えるコルグのナノシリーズ。随分前から愛用してます。

 

*ヤマハのAGシリーズは、ヘッドフォンアンプとしても重宝します。

 

*無線LAN(WiFi)が異様に不安定な場合は、有線でiPadに繋げる方法もあります。Lightningではおそらく(あくまでおそらく)100baseまでしか対応していなかったと記憶するのですが、100baseでも数十ギガの映像ファイルをやり取りする用途でなければ、今でも十分現役です。

 

 

クリスタをiPad Proで使うにはキーボードが必要ですが、クリスタでの作画仕事以外にiPad Proを色んな用途で使う場合には、色々な手段や選択肢がありますので、iPad Proを所有しているのなら、「絵以外の趣味やクリエーション」にもチャレンジしてみても良いですヨ。

 

 


iPad版のクリスタ

すっかり言及しないままでしたが、クリスタにはiPad版もあります。

 

 

 

EXで月額980円ですが、1年一括払いだと7800円に割引されて実質月額650円です。

 

つまり、

 

MacOSやWindowsでクリスタEXで月額500円。

iOSでクリスタEXでサブスクリプション月額650円。

 

月:1150円

年間:13800円

 

‥‥という恐るべきコストで、プロ仕様の仕事ができてしまうわけです。

 

雑な計算をしますが、10年使っても、138000円です。iOSとデスクトップOSの両方で10年138000円(正確にはMac/WinのクリスタEXライセンスの買い切りがあるのでもっと安いですが)で済むのは、フリーランスの個人作業者の現実的な選択肢でしょう。

 

アニメーション用ソフトウェアには1ライセンス16万円のソフトもありますが、私の今までの経験では、ライセンスを買って10年全く追加費用を要求してこなかったプロ用ソフトウェアはないので、たとえ16万円払っても、「生涯0円」で済むとは思えません。

 

 

 

で、iPad ProとiOS版クリスタEX。

 

AstroPadとmacOSに比べて、iOSネイティブで動作するので、やっぱり、ペンストロークのキレが違います。iOS版だと、6000pxくらいある原画もモタつくことなく描けます。動画のリアルタイム再生も問題なし。(再生設定は変更してください)

 

冒頭のスクリーンショットは、5849pxもの横幅になりますが、全然、作業OKです。問題なし。

 

もし、macOS版のクリスタでモタツキを感じたら、AirDropでiPad Proに送って、続きをiPadで描けば良いです。もちろん、タイムラインの情報もclip形式ですから保持されます。

 

iPad版の弱点は、レイヤーウィンドウやサブツールを常時表示しておけないことですが(画面が狭くなるから)、絵を描くことだけに徹すればあまり気になりません。細かい編集は、macOS版に移動して継続できますしネ。

 

 

 

なんだか、ここ数日でいくつも点が結び合って、今後の作画作業スタイル(カットアウトではなく、旧来の原動画における)の立体像が浮かび上がってきたように思います。

 

macOSやWindowsでクリスタのアニメーション機能に慣れれば、iPadのiOS版クリスタでも同じ知識と経験が継承されます。もしかしたら、この「作業ネットワーク」は今後のブレークスルーになり得るかも知れません。

 

そう思えるほど、今までバラついていた要素が、まとまり始めた実感を感じます。

 

後日、Procreateとクリスタの連携方法など、実地で経験した色々を、このブログでも紹介したいと思います。書き味の俊敏なProcreateで絵を描いて、同じiPad内のクリスタでタイミングをつけて動かす‥‥なんていう連携技も難なく可能です。

 

各ソフトウェアの基本的な仕組みさえわかれば、自分の使いやすいソフトを使いつつ、作業を継承して、様々な状況に対応できそうです。

 

 

 

 


AstroPad

AstroPad。もしかしたら、似たようなことが、Apple標準でできるようになるかも‥‥との噂もありますが、現時点ではAstroPadなどのサードパーティ製のソフトウェアがあればこそ、iPad ProをmacOSの液タブにもできます。

 

AstroPadの独自の仕組みによって、iPad液タブ化で感じるレイテンシーはほとんど気になりません。ぶっちゃけ、MacやWinに繋がったCintiqもほとんど同じレイテンシーです。

 

AstroPad導入当初、Photoshopでのリカバリー(描き忘れとか)ばかりしていたので、Photoshopもともとの遅さが少々イラつきましたが、Clip Studio Paint EX Ver1.9.0(以後クリスタ)で使ってみたら、「全然OKじゃん」と小躍りするくらいの好印象でした。

 

クリスタのナゾは、ペンで描画する速度はとても俊敏なのに、GUI(ウィンドウやツールなど)の描画が遅いことです。‥‥何かね、グラフィックカードのドライバが外れている時のような遅さを感じるんですよ。例えばセーフブートした時のOSの描画の挙動みたいな遅さ。「パッ」と描画されずに、「パタパタパタ」と描画される感じ。

 

macOS版だけなのかな?

 

でもまあいいや。ペンの軌跡に、俊敏に追随してくれるだけで、全然OKオーライ

 

ペンの軌跡に追随できず、レイテンシーが酷いと、もう他の工夫ではどうにもならんですもん。macOS版のスタイロスのペンツールとかネ‥‥。

 

本当は24インチくらいの4K Cintiqを導入して、ツールウィンドウやタイムラインが同じ画面に並んでいても気にならないくらいの画面の広さが良いとは思います。しかし、まあ、そんなに簡単に4K 24インチ Cintiqは、企業でも板タブを買うようにはいかんですから、個人はなおさら、今あるiPad Proを賢く使う工夫が必要でしょう。

 

27インチのiMac 5K全画面を12.9インチしかないiPad Proにマッピングしようものなら、文字は小さいわ描きにくいわで、実用には耐えません。

 

なので、AstroPadのエリア設定で以下のようにマッピングします。

 

*iMac 5K 27インチの画面

 

*iPad Pro 12.9インチの画面

 

 

これにより、いきなり実用でガシガシ描ける環境に早変わりです。

 

クリスタはiOSのようなジェスチャーベースではなく、古典的なショートカットキーによるツールの操作になりますから、キーボードは必須ですので、描画画面にペンや投げなわやレイヤーのウィンドウはなくてもさほど困りません。

 

むしろ、ショートカットキーでアニメーション作業に必要な環境を作りこむのが秘訣でしょう。

 

つまり、

 

  • iMac 5K 27インチでは、ソフトウェア全体を見渡して
  • iPad Pro 12.9インチでは、描画に徹する

 

‥‥と、切り分けた配置にすれば、12.9インチは、まあ、お世辞にも大きいとは言えませんが、他のツールウィンドウに邪魔されることもないので、小さ過ぎることもないです。

 

 

AstroPadも様々なジェスチャとかを使いたい場合は、サブスクリプションです。Adobe CCもサブスクリプション。音楽もサブスクリプション。あっちもこっちもサブスク、サブスク、サブサブサブサブ‥‥。

 

でも、しょうがないんじゃん?

 

一度金を払っただけでタダで0円で使い続けられるモノなんて、本来、存在しないんだと思います。

 

大枚叩いて買った自分の持ち家だって、実は、外装のメンテとか、換気扇の交換とか、水道のパッキンとか、金はかかり続けるのです。

 

生きていること自体が、地球から提供されたサブスクリプションみたいなもんだし。(=風呂敷広げすぎ)

 

アニメーターやアニメ各工程作業者は、単価買い切りでどんなに大変な1カットでも単価縛りで辛酸ナメ夫ナメ子となって悔しい思いをしているわけで、他業種のサブスクリプションを恨むばかりでなく、アニメ業界の各専門技術の作業者自身もサブスクリプション的な報酬のアプローチを今後考えていくのはありでしょう。‥‥あ、その限定的なアプローチが旧来の「拘束料金」なのかも知れないですけどネ。

 

サブスクリプションに釈然としないのはわからなくもないですが、それに引っかかって前に進めなければ、もとも子もないです。

 

むしろ、サブスクリプションの考え方で、未来の作業の形態も模索しつつ、自分の価値をアピールすることが、映像作品作りというユニークな仕事で生きていく術かなとも思います。

 

 

 

何はともあれ、AstroPad。

 

iPad Proと、iMacを持っていて、macOS版クリスタも持っているのなら、とりあえずは液タブ代わりにどうぞ。

 

 


今も現役、初代iMac5KとiPadPro

前回の記事を書いてて誤記がありまして、すぐに修正したのですが、初代のiMac 5KとiPad Proはそれぞれ、

 

初代iMac 5K=2014年秋発売

初代iPad Pro=2015年秋発売

 

‥‥でした。

 

2014年のiMac 5Kが現役とは、自分で所有していながら、意外です。

 

2014年って、5年も前じゃん。

 

コンピュータが5年も第一線で使えるなんて、

 

随分と、時代も優しくなった

 

‥‥もんですねえ。以前は2年もたなかった時代だってあるのに。

 

初代iMac 5Kだけでなく、初代iPad Proも全然イケます。現役です。

 

 

 

絵を描いてる人間なら、ホントにマジで、iPad Proは金稼げるで〜。

 

 


アストロ・2

ASTROPADを導入して感じるのは、新時代の作画環境の「第1世代」がようやく整いつつあるという実感です。

 

今までは、iPad Proの中の描画感覚だけは優れた内容を獲得できていたものの、macOSに作業を受け継いだ時に私の環境が板タブのままであるという状況もあっていきなり時代が引き戻された感がありました。iOSとmacOSでのギャップが凄かったのです。

 

しかし、ASTROPADを導入すると、ギャップが大きく改善され、macOS版のPhotoshopをはじめとしたドローソフト(‥‥本来Photoshopはドローソフトじゃないと思うけど)でも作画作業が可能になります。ぶっちゃけ、Cintiqを買おうかどうか迷っていたのが「当面は買わなくても大丈夫」と解決しました。

 

大画面Cintiqは大変魅力ある製品ですが、それはいよいよmacOSやWindowsOSでもう1世代先(世間でHDRが普通になった時代)の環境を見据えた時に考えようと思います。現行24インチのCintiq Proは4K(UHD)ではありますが、HDR〜特にPQ1000には対応していないため、HDRの配信が普及して映像制作にもDolby VisionなどのPQ対応を求められた際に、色彩関連の作業では全く使えなくなります。現仕様のCintiqはsRGB/Rec.709作品には使えますが、PQ1000のHDRの着彩作業には使えません。つまり、10年以内に古くなって買い直しになります。

*線画を描くだけの用途なら、むしろPQ1000は不要なので(1000nitsではなく300nitsだとしても白地をずっと見続けたら目が死にます)使い道はまだ残されるとは思いますが、色関係の作業にはやがてスペック的に時代遅れとなりましょう。

 

現行の液タブやiPadでPQ1000に対応できる製品はないため、それだったら当面は今手元にあるiPadを流用すれば良いじゃん‥‥ということになります。‥‥というか、ASTROPADのおかげで、そう思えるようになりました。

 

 

 

ASTROPADの良い点は、液タブを使わずにiPad Proを液タブとして使う点です。

 

「は? そういうアプリなんだから、あたりまえじゃん」

 

‥‥と思うかも知れませんし、私も単に「iPadが液タブになる」くらいの予測しかしていませんでしたが、実はiPad ProをiOSだけでなくmacOSでも使える利点は、結構デカいものがあります。

 

例えば、机の上に置いたiPad ProのProcreateで描いた絵を、同じ机に置いてある目の前のiMacにAirDropで転送、Photoshopで開いてレタッチなどを作業し、必要とあらば再度iPad Proに戻って‥‥という作業段取りは、ことのほか軽快で便利です。

 

iPad Proのアプリは、ペンと指だけの操作に特化していますし、macOSやWindowsのようにツールウィンドウで画面を占有する面積も極めて少なく抑えてあるので、描くこと自体に集中できる利点があります。

 

一方、macOSなどのデスクトップのソフトウェアは、モニタの広さを活かした機能を見渡せるツールウィンドウ、キーボードならではの操作が、画像や映像の編集作業にとても適しています。

 

モバイル&デスクトップの双方の利点を活かした作業は、ASTROPADを導入したことで、さらに快適なフェイズへと進化したと実感します。

 

macOSはデスクトップをいくつも持てるので(最大16個らしい)、Photoshopだけは別のデスクトップにしておいて、ASTROPADとの連携を容易にできます。SafariやAfter Effectsなどのデスクトップとは混在せずに切り離せるわけです。もちろん、After Effectsだけのデスクトップも作れば、ASTROPAD経由でAfter Effectsのブラシで直描きも快適になりましょう。

 

*炎色ばかりではなく、たまにはこういう空想的な色も。

*絵としてはマスクを描くだけなので、ASTROPADでこの一枚を描くのに要した時間は、カップラーメンができあがる半分くらいの時間ですかネ。なので、枚数をいっぱい描いて、自在に動かすことも可能でしょう。

*ちなみに、こうした「作画」の内容は、もはや枚数単価ではカウントできないです。アニメ制作の古い常識は、新しい時代の新しい技術に対して、ことごとく対応できなくなります。

 

 

まあ、贅沢な難点といえば、今使っているソフトが、macOSなのかiOSなのかが、ふと混乱することでしょうかネ。

 

去年アナウンスのあった、iOS版のフル機能のPhotoshopがリリースされたら、macOS版のPhotoshopか、iOS版のPhotoshopか、余計混乱するかも知れません‥‥が、UIが違うから大丈夫かな。

 

あと、Procreateを常用していて思うのは、Photoshopはやっぱりドローソフトではない‥‥ということでしょうかね。ペンの動作に関する設定内容は、Procreateに比べてちょっとシンプルかなあ‥‥と感じます。今後の課題は、Procreateのペンに匹敵するプリセットをPhotoshopでも作ることです。Photoshopも昔と違ってペンは高機能化しているようなので、色々と穿れば、書き味の良いプリセットを作れるのではないかな‥‥と思っています。

 

 

 

iOSの様々なアプリだけでも、かなりの「改革」「新時代」を予感できるのに、ASTROPADまで導入したら、可能性の広がりはもはや想像を超えるレベルです。

 

使ってみて、「アレもできるじゃん。コレもできるじゃん。あんなことすらできるじゃん。」とどんどんアイデアが生まれてきます。

 

うーむ。私は結構保守的なのです。ゆえにASTROPADの導入も遅れました。若い頃は、隣に座っていた演出さんが呆れるほど、毎日同じ弁当ばかり食べていましたし(=他の弁当を買って不味かったら嫌だから‥‥という保守的な姿勢ゆえ)。

 

自分では新しもの好きのつもりでいても、まだまだ保守的。

 

ASTORPADがこんなに使えるとは、導入1日目にして、「今まで導入せずに過ごして、随分ともったいないことをした」と後悔しております。

 

Apple Pencilの使えるiPadとiMacやMac miniを所有して、しかも絵を描いているのなら、ASTROPADはオススメですヨ。

 

 

 


アストロ

以前から気になっていたAstroPad。簡単に言えば、iPad Proがmacの液タブになるアプリです。

 

旧知の知人も導入したと聞き、私もダメもとで試用版を導入してみました。年間8800円ですが、まあ、うまく動作しないなら、7日のうちに契約を終了すれば良いと思って導入してみました。

 

結果は。

 

使える。

 

今まで、macだけは板タブを使い続けていましたが、ペンと絵がズレる苦境から、ようやく脱出可能になる予感。

 

 

 

私の作業場の環境も、自宅の環境も、4〜5Kなので、ちゃんと動作するか、半信半疑でした。特に作業場は、4Kのモニタが4つ個別に認識されプロファイルも別々のものが割り当てられているため、もうこれ以上のGPU負担は無理だろうと予測していたのです。

 

astroPadのWebをみると、

 

GPUはiPad持ち。

 

‥‥とのことで、それならもしかしたら大丈夫かもと試しました。

 

結果、ちゃんと動作しました。

 

慣れるまでもなく、すぐにでもレタッチ程度の用途なら十分使えます。以下、雑ないたずら書きですが、astroPad経由でmacOS版 Photoshop CC 2019で描いてみました。

 

 

 

レイテンシーもほとんど気になりません。実用で十分使えるレベルです。

 

ただ、これはもう「宿命」としか言いようがないですが、そもそもOSとソフトウェアが「デスクトップPC」用に作られているので、UIの「狭さ」は否めません。astroPadの問題ではなく、OSとソフトウェアの「出自」の問題です。

 

Photoshopならワークスペースを新規作成して「astroPad作業用」にカスタマイズすれば使い心地は良くなるでしょう。

 

以下のように、任意のエリアだけをiPadにミラーリングできるので、4Kモニタでもワークエリアを限定することにより、文字が小さくなり過ぎずに使うことが可能です。

 

 

 

私は個人自宅(個人アカウント)用として年間8800円のサブスクリプションを導入予定です。作業の成果から考えれば、年間8800円〜月額740円は決して高いものではないと判断しました。

*企業が導入する場合は、Enterprise版を購入する必要があるでしょう。そのへんはCCと同じだと思います。

 

ジェスチャーなどの機能を制限した使用権買い切りの4千円のスタンダード版でも、軽い用途には十分使えると思います。

 

Procreateで日頃使っているジェスチャーの基本がそのまま使えて、astroPadならではの機能もあって、さらには普通にMacのキーボードショートカットも使えるので、使いやすさはほんの数分使ってみただけで納得しました。

 

というわけで、液タブはiPad Proで十分OK。

 

これで、iPad ProでもiMacでも、シームレスに描き作業がつながっていきます。

 

安く抑えたいなら買い切りのスタンダード版。ジェスチャーなどをカスタムしたいなら経費に組み込んでスタジオ版のサブスクリプション。

 

 

 

環境が日に日に充実していくのって、まさに時代の流れが味方しているからこそです。2000年前後の頃を思い出します。

 

勢いがあってどんどん伸びていく流れ、勢いを失って衰退する流れ、どうせ乗るなら、勢いのあるほう‥‥ですヨ。

 

 


miniゆえに

iPad mini 5はAppl Pencilが使えるのが売りの1つですが、実際に使ってみると、メモ帳がそうであるがごとく、「小さいと描きにくい」ことが判ります。手帳やメモ帳に書く時って、B5やA4のノートやスケッチブックに書くよりも、描きにくいですもんネ。

 

ですから、やはりiPad miniは「出先」での、簡易メモ、アイデアの速記、各種打ち合わせ‥‥に威力を発揮するように思います。

 

となると、クラウドの日頃の環境づくりが効いてきます。仕事用のiPad ProやMacやPC、日々携帯するiPhone、バッグの中のiPad ProやKindle(Fire含む)を、どのように「自分の統合開発環境」として構築するかがキモになりましょう。

 

でも実際はクラウドも含めて環境を作り上げるのは中々ハードルが高くて、写真の保存場所は今でも「完全クラウド化」できずにいて、「どこに保存したっけ?」と、取扱上で悩ましい時があります。長らく、ローカル保存のルールでやってきたので、未だに写真だけはまとまりを得ません。私は用途に合わせて、複数のカメラも使うので、iOS端末の写真のように「即クラウド」というわけにもいかんのです。

 

iOSの写真管理は、明らかに便利です。慣れると手放せません。iPhoneで撮った写真がiPadやiMacで共通して閲覧できることに慣れると、本体のSDカードに記録して吸い出してローカル保存するカメラの段取りは‥‥人間はどんどん快適さに順応する性質ゆえに、とても煩わしく感じます。

 

最近は撮影したら直ぐにiPhoneの送るカメラもあるようですが、私は所有していないので何とも。

 

*光量の非常に少ないシチュエーションで、iPad mini 5で撮ってみました。大した絵崩れも起こさず(グレインは粗いですが)に、手持ちで撮ってもそこそこシャープに撮れる性能も凄いですが、すぐにiPhoneや他のiPadに表示されるのも格段に便利です。

 

 

iPad miniはminiゆえに、あれやこれやと付属携行品はできるだけ持ち歩かずに、最小限の装備にしたいです。メインのバッグに入れておくのは、iPad mini本体、5000mAhくらいの小さなモバイルバッテリー、ケーブル、Apple Pencil、Apple Pencilの充電コネクタとチップくらいでしょうかネ。データの類いはすべてクラウドにお任せです。

 

*仕事場移動用のメインのバッグには、がまぐちがいくつか入っていて、バラけると厄介な小物やコード類をジャンル分けして収納しています。ちょっと外出する際には、メッセンジャーバッグにiPhone、KindleまたはiPad mini、そして財布を詰めて、身軽な状態で出ます。

 

 

私は、Kindleを常時持ち歩くことはしても(バッテリーの持ちも良いし)、iPadを必ず持ち歩くようなことはしませんでした。最新のiOSで快適に動くiPad miniを所有していなかったのが理由の全てです。しかし、新しいiPad miniなら、A12チップゆえに動作にイラつくこともなく、iPhoneのテザリングで自由度も幅広いです。持ち歩く理由がこれで出来た!‥‥と言っても浮かれ過ぎではないですよネ。

 

とまあ、Apple Watchも含めて、何だかApple製品だらけなのも癪なので、カシオの時計は意地でもつけるようにしてます。‥‥合理的ではないですけどネ。

 

F-91Wの定番カスタム。カーキのNATOベルトに交換しました。本体も特別色のカーキです。

*F-91Wはアマゾンポイント込みで換算すると、とうとう800円を切るまで安価に販売(2019年4月現在)されていますネ。凄い製品です。

 

 


mini来た。フィルムはツルツルだった。

Apple Pencilの使えるiPad mini 5が、4月早々に届きました。

 

*私が買ったのは、ゴールドの256GB。私自身の恒例である、刻印も欠かさず入れました。

 

‥‥と言っても、既にiPad miniは初代Retina(=古くて今は引退)と第2世代で勝手は知っているので、殊更に驚くこともなく、淡々と設定作業を進めました。miniのそばにiPhoneをおけば、最小限の手間で設定が済む(iPhoneのAppleアカウント情報をワイヤレスで移植)ので便利ですネ。

 

iPad mini自体はいつものAppleクオリティで、高品質な製品の仕上がりで満足。

 

Appleの製品は、パーツ個々のエッジや接合面が拡大鏡で見ても整然としているのが特徴です。まあ、虫眼鏡で製品を眺めることは日頃は皆無でも、普通に手に取った時に感じる完成度の高さは、そうしたミクロの加工技術・製造技術の結晶と言えます。‥‥プラモも同じで、ルーペや拡大顕微鏡で見た時にカッチリ作っておけば、裸眼で見た時の詳細感はググッと引き立ちますもんネ。

 

iPad mini 5〜2019年モデルは、他の現行iPad譲りの安定した性能です。広色域で輝度の高いディスプレイは、旧型miniと一線を画しますし、最新のiOSでもきびきび動きます。

 

で、肝心のApple Pencil。

 

まあ、Apple Pencilはもはや定番の機材で、いつもの通りの描き心地‥‥なはずだったんですが、同時期に注文した「書き味向上フィルム」が、

 

書き味向上してない、ツルツルのが届いた!!

 

‥‥ので、描き心地は筆記具とは異質な感じになってしまいました。

 

いや‥‥まあネ。「ガラスフィルム」と表記している時点で、ひょっとして「虚偽」かなとは思っていたのです。一方で、「紙のような書き心地」のフィルムはペンのチップの消耗がもの凄く激しく、描き仕事用ではないiPad miniのフィルムは「ツルツル」と「ザラザラ」のどちらにすべきか寸前まで迷っていたので、「どっちが届いてもいいか」と思って注文したのです。

 

結果、やっぱりツルツルでした。硬度の高いガラスフィルム、かつ、書き味向上処理だったら、「小さな革命だな」と思っていたのですが、そんなミラクルなこともなく、単なる誤記(確信犯かミスかは知りませんが)でした。

 

ちなみに、今は「紙のような」の表記は削除されています。う〜ん、こういう対処はやっぱり「メーカー名が怪しい」大陸系ならではですネ。普通なら返品して返金してもらうところですが、今回は私個人の「ツルツルでも良いかな‥‥」という迷いもあり、このまま受け取ります。二枚入ってお得ですしネ。

 

下が注文時の製品解説。注文履歴には、当時の説明文が残るので良いです。

 

 

下は現在の表記。すっかり、「紙のような」が削除されています。 

 

 

日本に「代理店」がないと、こういうチョンボがまかり通るんですよネ。代理店はいわば、商業の安全保障の役割を担うので、アマゾンのように「売りたい人が商売できる」ような仕組みだと、アマゾンが代理店を兼ねることになります。なので、アマゾンに連絡すれば返金(もしくはアマゾンポイント)してくれます。

 

私はこのまま使うことにしました。

 

‥‥が。

 

やっぱりツルツルは、描きにくい!!

 

そうか‥‥こんなにもガラスは描き難かったか‥‥と、改めて記憶が蘇りました。

 

描線が滑るので、何重にも描いたり、思わぬところに描線が流れたり‥‥と、本業として絵を描く用途においてガラスのツルツル面は、少なくとも私は「全くプロ用途に耐えない」と久々に実感しました。

 

描いてみたのはコレ。ペンの設定を変えながら描いたので、描線の質がバラバラで申し訳ないス。

 

*iPad miniの「スクリーンサイズ」で描いたので、サイズが2Kで小さめです。あらかじめ、A4-300dpi相当か、4Kビデオ解像度のプリセットを作っておくと良いですネ。

*一般のアニメ作品の仕事だと可愛い幼い顔つきのキャラばかり描くことになるので、プライベートでは反動で仕事では描けない大人っぽい成人女性や渋いオジさんキャラを描きたくなります。まあ、もともと学生時代からクリムトとかウォーターハウスとか好きですしネ。

 

 

まあ、こういうラフな絵なら、ゴマケるから良いのです。ラフな絵は「ソレっぽく」見えますからネ。

 

でも、よく見ると我ながら、滑って思わぬ方向に描線が流れるのを、防ぐような描き方になっています。線の軌道が1発で決まらないので、重複線も増えていますしネ。

 

ガラス面に荷重をかけると滑るので、「やや浮かすキモチ」で、ペンの重さをペン先にかけずに触れるようにして描く‥‥というのが、何とも描きにくいです。

 

ペン先の滑りは、私の造語で済みませんが、

 

エッジの「レ点問題」

 

‥として表れます。「レ」のような跳ね返りが描き始めと描き終わりに生じる現象です。具体的には、コレです。

 

 

 

ペンが描画面に接触した瞬間に、ガラスのツルツルゆえに滑るので、このような現象がおきます。

 

一方、「清書しよう」と描く側が強く意識した場合は、ガラス面でも「描くにくいのは変わらないが」、レ点はほとんど出なくなります。

 

*わざと粗めのチップとテクスチャのペン設定にしています。二値化&スムージングのような線にしたい場合は、そのようにペン設定を作れば可能です。

 

 

なぜ、このような差が出るかというと、

 

絵の成り立ちを描く時は、ペンと戯れるようにして描く

絵をカッチリ清書する時は、ペンを律して整然と描く

 

‥‥と言う意識の問題だと思われます。‥‥というか、今回の思わぬツルツルガラスの一件で、自分の中のナゾがちょっと解けました。

 

線1つ1つの末端に関わる絵を描く時は、そうとう注意深くなるので、ガラス面でも「レ点問題」は発生しにくいことがわかりました。

 

イメージを紡ぎ出す段階においては、線1本の質よりも絵全体の内容に神経を注ぐがゆえに、線の「入り抜き」時にペンが滑りやすい動作になりやすいのでしょう。

 

何もない白紙にゼロから絵を描く時と、下絵をもとに線質に注意を払って清書する時では、同じ人間でも「レ点問題」が出たり出なかったりするわけですネ。

 

 

で、ちなみに。

 

最初から「書き味向上フィルム」を貼っておけば、格段に「レ点問題」の発生を抑制できるので、ゼロから描こうが、清書だろうが、「両対応」です。

 

そのかわり、チップの消耗は激しくなりますけどネ。

 

書き味向上フィルムの効果は絶大です。

 

もし、店頭で書き味向上フィルムの貼ってないiPadで、Apple Pencilで試し書きしても、それは「iPad+Apple Pencil」のポテンシャルの1/10くらいしか体験できていません。別物と考えても良いでしょう。

 

書き味向上フィルムは、本気でiPadで絵を描く人の必需品ですヨ。

 

本気で絵を描かない用途のiPadだったら、持ち運び時のディスプレイ保護の観点でガラスフィルムを選ぶのもアリです。‥‥なので、私はツルツルのガラスフィルムでもうちょっと粘って慣れてみようかと思っています。

 

*旧iPad Pro(第1〜2世代)を愛用して絵を描いている人は、大人買いで「10枚パック」を買っておいても良いと思います。どうせ消耗品なんだし。

*実際、私の本業の作画作業では、このフィルムがなければ、仕事になりません。iPad本体と同じくらい重要な要素です。

 

 

 

話をiPad miniに戻して。

 

iPad miniは今更ですけど、8インチスクリーンサイズのコンパクトさは、何よりも売り要素です。カバンに難なく入って常時携行でき、Apple Pencilでいつでもメモ書きやアイデアスケッチができる、タブレットPCと考えれば、活躍の場面は幅広いです。

 

私は車載ホルダも買って、カーナビにも使う予定です。ソフトバンクのテザリングオプション(iPadなどをWiFiでiPhoneに接続して、4G経由でネットにつなぐ)も手続きしました。

 

iPad Pro 12.9の半分の大きさで、広色域のディスプレイで処理も高速、Apple Pencilも使えるとなれば、未来の仕事道具(特に打ち合わせとか)のメインとして期待できますネ。

 

 



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