9.7インチ iPad Pro用品を調達

既にどんどん初回発送分が購入者の手に届けられているであろう、iPad Pro 9.7インチ。私は刻印をしているので、もう少し先になります。

ただし、iPad Proが到着したら、すぐに保護フィルムで表面をサラサラ処理にしたいので、事前に最低限の用品は買っておきました。

 

作画でバリバリ使っている13インチ iPad Proは保護ケースなし(できるだけ薄いままにしたいから〜サラサラ保護シートのみ)で使っていますが、9.7インチは作画ではなく様々な場面で使うので、とりあえずケース(迷彩柄)も買っておきました。

すっかりiPad Proでの作画作業がデフォルトになった私。Procreateのパース補助定規は秀逸で、今まで画面外の消失点へ合わせる作業は勘に頼っていましたが、定規のおかげで明確な直線がフリーハンドでスイスイ引けます。パースの理屈を習得する前にこのパース定規に頼ると、「異空間」レイアウトになってしまいますが、基礎技術さえ踏まえればシンプルに便利なツールとなって、作画を助けてくれます。

ただね。どんなにiPad Proが描きやすくても、やっぱり線の多い被写体は時間がかかります。配管がむき出しの軍用艦のインテリアは、地道に線が多くて時間がかかります。

私の目下の命題は、こうしたiPad作画などの新技術の優位性を、現在の劣化した制作状況に転用しないことです。旧来作画システムの代用品にしないこと。‥‥これは死守すべき命題です。

来週には、iPad Pro 13インチと9.7インチ、iPad miniとiPad mini 2の4台体制となり、設定、絵コンテ、作画用紙、ビデオ資料の4つを同時に扱える環境となります。Bluetoothスピーカー、Apple TVなどに映像と音声を飛ばすことが可能ですし、時代の進化の恩恵をたっぷり享受して、これからのアニメーション制作にのぞむ所存です。

9.7インチ、購入(予約)

今日から受付開始の9.7インチ iPad Pro。サクッと手続きしました。

刻印入り9.7インチiPad Pro Wi-Fi 128GB - スペースグレイ:84,800円
Apple Care:9,400円

合計:94,200円
税:7536円

支払総額:101,736円

結構なお値段です。普通だったら躊躇しております。しかし、iPad Proは、仕事に直結し、モロに効率に影響するので、心を無にして、Appleローン24回払いで買いました。

私は通常Apple Careには加入しないんですが、iPad Pro 13インチは作画用と定め、新発売の9.7インチは持ち歩き・会議・絵コンテ&設定ビュアーと色々と使いまわすので、手から滑って落下しても大丈夫なようにApple Careに加入しておきました。

ちなみに、月々の支払いは、初回が5,136円、2回目以降が4,200円です。Apple Careを省けば、月々3,800円くらいになります。

Apple製品は値引きが極端に少ないので、Appleストアで買っても割高感は感じません。そして24回までなら分割手数料が0円なので、実はAppleローン24回払いが一番手軽で安いのかも知れません。

肝心の性能のほうですが、ビデオ解像度は2048ピクセル(長辺)と2016年では平凡な印象です。ただまあ、2560ピクセルで9インチのFire HDXは今や販売休止中、現行のFire HDは1280pxと前時代的な仕様なので、さして遜色を感じるほどでもありません。

ただ、カメラ性能はググッとアップして、4K30pの動画、2K60pの動画、1080p120fpsと720p240fpsのハイスピードカメラと、ムービーカメラ性能は大幅に向上しており、2K60pのコンデジの出番が喰われそうな予感。

iPad Proで意外に好印象だった4スピーカーも、9.7インチにも実装されています。まあ、JBLのワイヤレススピーカーにAirPlayで飛ばすのが、低音も音量も豊かで良いですけど、iPad Pro本体のスピーカーもそこそこの音は出るようになりました。


*夜中一人で作業する際の、頼もしい友。12,000円くらいはしますが、老舗JBLらしい音を出します。JBLの「あの音」をデフォルメしてコンパクトにしたような(まあ小さい筐体なので)音がします。オールマイティとは決して呼べませんが、私は好きです。いまどきの70〜80年代の音をリマスターしたような音源ですと、ちょっとブーミーになることもありますが、小さなボディでブンブン鳴らす様は中々にキュートです。大きさは500ccのペットボトルくらいです。

iPad ProとApple Pencilを頻繁に使うようになって、今までの仕事のスタイルが大幅に変わりました。近年、紙の作画は辛さばかりが際立って、キモチよりもカラダがついていかないもどかしさを痛感していましたが、iPadで絵を描くようになって、フワッと辛さが軽減されました。実際、現在進行中の短編は私が全原画をiPadで作画しますが、辛さはほとんど感じません。辛いのは、様々な作品作業との同時進行に絡む、頭の切り替え、作業形式の切り替えです。

iPadによる作画は今はほとんど注目されていないでしょう。でも、始まりはそんなものです。センセーショナルに大転換があったように描写されるのは、後々の取材記事上のことであって、物事は静かに始まり、静かに進行していくものなのです。幾度となく、経験しているから解ります。1996年前後にアニメの作業工程にAfter Effectsが導入された時、どれだけの人が騒いだでしょうか。‥‥当事者以外は、誰も注目せず、騒ぎもしなかったよネ。

私もこうしてブログで書いてはいますが、必要以上に広めようとは思っていません。定期的に読みに来て、気にかけてくれる人がいれば、それで十分です。‥‥どうせ、物事の先頭に立つのは、数限られたファーストペンギンの人々だけなのですからネ。

話を戻して、9.7インチ。‥‥私は必ず刻印するので、納品日は少々遅れますが、のんびりと製品の到着を待つことにします。

噂の9.7インチ

iPad Proの9.7インチが来週に発表されるとの情報が各所で流れておりますね。発売したら、「出た、見た、買った」と即買いするつもりです。現在の私の机は、iPad Pro、iPad mini 2、iPad miniの3台体制ですが、資料をディスプレイするiPad miniのどちらかを、9.7インチのモデルに変えて、大きく見やすくしたいのです。

iPadで固めた作画机は、Mac/PCのモニタを置くより、遥かに快適ですヨ。薄い、軽い、コードが細い、簡単に片付けられる‥‥など、多くの利点があります。もうかれこれ、20年も仕事でコンピュータと付き合ってきた私が、しみじみ実感するのです。ぶっちゃけ、10年前にこの環境があったら、どんどんプロジェクトが進行できたかも知れませんが、それは歴史の運命なので言うだけ野暮ですネ。

紙ベースの作品はともかく、コンピュータネットワークオンラインの新しい技法をベースにした作品では、iPadでの作画が早くも標準化の様相を呈しており(つーか、私が主導しているので、自作自演ではありますが)、なくてはならないツールと言っても過言ではありません。Air Dropはたまに珍妙な動作をするものの、基本的には使いやすく、MacOSXとiOSの連携にも慣れ、Procreateでは手に負えない編集作業は、即座にMacOSXのPhotoshopで引き継ぎ作業する手際も体に馴染んできました。そういえば、最近アップデートしたPhotoshopは、インターフェイスのデザインが一新しましたネ。

噂では、9.7インチ版のiPad Proは、Apple Pencilが使えて、カメラも4Kになるそうな。まあ、本物が発表されるまでは、どうなるかわかりませんが、もはやスタンダードになりつつある高密度ディスプレイと4Kカメラを装備し、Apple Pencilまで使えるとなれば、あとは手堅いiOSアプリ群が支えてくれますから、ハード&ソフトの性能はバッチリです。

あと、9.7インチ版が出たらすぐに必要なのは、9.7インチ用のサラサラ保護シートですネ。Apple Pencilの描き味が大きく変わるので、絵描きなら必需品です。‥‥で、消耗品でもあります。1ヶ月に何百枚もiPadで絵を描けば、保護シートのヘタリも早いです。私はiPad Proでコレ(リンク先)を使用しています。13インチに貼った保護フィルムは、運搬時にちぎれた部分もあるので、そろそろ交換しようと思っています。

ちなみに、作画で使うのなら、やっぱり13インチは必須です。9.7インチでは小さすぎると思います。

以下の画像をiPad Pro 13インチのProcreateに読み込んで画面にフィットさせて表示すれば、A4作画用紙の26cm幅の100Fにほぼ一致します。ちなみに、サイズは4K相当です。Procreateは、4Kでも何のストレスもなく、すいすい描くことができます。




ほんの1年前は、こんなにiPad漬けの自分になるとは思いもしませんでした。しかし、有効なツールは積極的に取り入れていくのが、昔からの私の性質なので、噂の9.7インチも確実に買うことになるでしょう。

高価な道具って、「元を取った」感を得るには、それなりの期間が必要ですが、少なくともiPad Pro 13インチに関しては、早々に「元が取れた」と実感することでしょう(=わたし的に)。1枚のiPad Proから未来に向かって生み出される成果物を予測すれば、決して高い出費とは感じません。

ここ数年は、ふとした落書きなんて、ほとんど描きませんでしたが、iPad ProとApple Pencil、そしてProcreateは、ホントに手軽に高品質な画材を提供してくれるので、作業の合間に色んな落書きをするようになりました。何だか、若い頃の原点回帰のような感じです。


*この画面比率はProcreateの「Retina」との名称を持つプリセットで、iPad Pro 13インチにピッタリとハマるサイズです。落書きにはもってこいです。ちなみに、サイズは2048x2732pxです。こんな感じの落書きならば、カリグラフィペンと平マーカー、水彩ブラシ、そして古いブラシ(毛羽立ったエッジが描ける)だけで書き留められます。原寸サイズで表示してもらえば、筆致の様子から、ストレスなくガシガシ描いている感じが見て取れると思います。(とてもラフですが)
iPad ProとApple Pencil、Procreateって、丁寧に描くだけでなく、筆致に勢いのある絵描きさんにも向いていると思います。もちろん、コツコツと地道に描くにも向いています。‥‥うーむ、これから2ヶ月間、地獄のノルマが始まるのら。‥‥落書きしている暇はあるのだろうか。

Lightningケーブルだらけ

iPadを持ち歩く場合、しかも複数持ち歩く場合は、付属のケーブルまで持ち歩くと、荷物がどんどん増えて煩わしいです。USB充電器をコンセントから外し、さらに配線を外すのも面倒です。作業をする場所は自宅&仕事場と決まっているので、それぞれの場所にUSB充電器+Lightningコネクタを設置し、移動はiPadだけを持つのが現実的です。

Amazonでは様々なUSB充電器とLightningケーブルが売っていますが、どれを買っても大丈夫というわけではありません。むしろ、「ちゃんと充電できる組み合わせ」で買わないと、iPadやiPhoneで「対応していません」等の警告が出て、いつまでたっても充電が始まらないこともあります。しかも結構な頻度で。

Made For i = MFi‥‥つまりiPadやiPhoneのために作られて、Appleの承認を受けた製品だと確実ですが、無印のケーブルだと200〜500円で買えるのが、1000円くらいするのが普通です。しかし、ここでケチると、結局買い直しになることも多いのです。‥‥実は私がそうです。

iPad Proの充電がいつまでたっても開始しない。‥‥最初は色んな要素を疑うわけです。ケーブル、充電器、iOSのバージョン、そして本体。しかし私の経験では、ケーブルを別のもの、MFiのライトニングケーブルに差し替えると、大抵は充電を始めます。

その他の要因としては、そもそも充電器の電力不足というのもあります。つまり、充電器とケーブルを「充電できる組み合わせ」で揃えておけば、多くの場面において、充電時のトラブルを回避できます。

私が既に5つも買った充電器は、コレです。なぜこればかり買うかというと、まず安い、そして電力不足になることがない(=私の使用歴において)、コンパクトで電源タップにいくつも刺せる‥‥などです。

EC Technology 3ポートUSB充電器 20W/4A


この充電器にMFiのケーブルで接続すれば、充電のトラブルはかなり抑えられる‥‥と思います。iPad mini、iPad mini 2、そしてiPad Proという3台体制で作業することも多くなった最近は、この組み合わせを複数設置して充電に充てています。

ただ、一応、電力喰いのiPadを1つの充電器に集中させることは避け、2つ以上に分割しています。Lightningケーブルの必要本数は、今や以下のような状態ですから、分散させてバランスを取っています。

・iPad Pro
・Apple Pencil
・iPhone

・iPad mini
・iPad mini 2

分散させても、コードが同じ色だと繋ぎ間違えることもあります。‥‥なので、以下のように色々なMFiのケーブルを使って、「何色は何Pad」のような判別をしています。




まあ、ポイントはやっぱり、どんなに安くてもMFiでなければ買わないほうが無難‥‥ということです。MFiでなくてもちゃんと充電できることもありますが、いつからかパッタリ充電しなくなったり(この辺の理由がわからないんだよねえ……)することもあるので、MFiにしておいたほうが「起きるかもしれないトラブル」を回避できるのです。

さあ、仕事を始めよう!‥‥という時に、「このケーブルは対応していません」なんていう警告ウィンドウで、腰を折られたくないですもんネ。

でもまあ、こうなってくると、課題は「机の上の、Lightningケーブルの整理術」ですネ。以前紹介した100円木材で作ったiPadオーガナイザーは、仕事が忙しくなって、製作途中のまま使用している状態です。でも、オーガナイザーがあるだけ、さほど混乱もせず、机の上は整理されております。

近いうちにiPad Pro 9.7インチも発売されるでしょうし(まだ噂ですけど、出たら即買いします)、どんどん賑やかな机になっていきます。


*エロい絵を描いているわけぢゃなくて、公開前の作品なのでモザイク処理しております。

iPad Proは来たものの

13インチのiPad Proが来た、スゲー!‥‥とかなれば良いんですが、実は、特に目新しい感動もなく、「まあ、今までより、大きいiPadだよね」という感慨しかありません。やっぱり、iPad ProはApple Pencilも一緒に使って、「書き」(カリグラフィ)「描き」(ドローイング)をしてこそだと思います。

私が既に使用中の、iPhone6、iMac 5K、iPad mini 2、Kindle Fire HDX、そして15インチのMac Book Proは全て高密度液晶パネルです。ですので、iPad Proの13インチ2.7Kの解像度は、もはや「見慣れた情景」であり、iPad Pro単体だけでは昔のように高詳細に驚嘆することはありません。ただ、Apple Pencilで描画した際に、ピクセルの粒のデカい液タブに比べて、緻密な描き心地を体感できる予感はあります。





製品の質感の高さは、Apple製品の真骨頂であり、iPad Proもそれは同じです。製品を手に取った時の精密感や高級感は、近年のAppleのスタンダードですネ。‥‥ちなみに、「中国製は云々」とか今でもこれ見よがしに卑下する論調がありますが、iPadもMac Bookも、皆、中国の深センから配送されてるんですヨ。技術力を労働力で実践する際のノウハウは、Appleから学ぶところはたくさんあるように思います。

ちなみに、後ろに写っているのは、超薄型A4ライトボックスで、最近のお気に入りです。よりダイレクトな光が欲しい時に使っています。アマチュアや学生さん、簡易作業場でのライトボックスとして、安価で高品質なので、オススメです。給電にUSBミニ端子を用いており、5mmの薄さ(iPad Proより薄い)を実現していますが、本体強度や明るさは必要十分で、A4「ノビ」とも言える大きめA4サイズなので、使い勝手が良いです。

iPad Proに話を戻して。

私が一番気にしていた「画面との距離」、つまり、ディスプレイ面にガラスを挟んだタッチ面との「厚み」の違和感ですが、それはほどほどな感じです。「分厚いガラス越し」の印象はありませんが、やはり厚みは感じます。絵描き(アニメーターに限らず。様々な絵描き全般)は0.1〜0.2ミリでも芯先の違和感を察知しますから、このiPad Proのガラス面の厚みとApple Pencilの使い勝手が、従来の液タブに対し、どれだけの使い心地の良さを実現しているかが見ものでしょう。
*その辺のWebの記事は現時点で有用なのは出てこないなあ‥‥。Apple Pencilを分解する記事はいくつか見かけましたが、まずは、液タブに比べてどれほどのものか‥‥という記事が読みたいですけどネ。

もし、Apple Pencilを用いた際の、ガラス面の厚みの総合的な違和感が、液タブより大幅に軽減されていれば、拡大表示作画との組み合わせで、今までは不可能だった清書精度(=清書の効率向上)を実現できると考えております。‥‥ただ、それでも「ロングストロークの精密清書」は拡大表示作画だと不可能なので、「何もかも、紙と鉛筆を凌駕する」テクノロジは、時代の流れとともに気長に待つ所存です。

ソフトウェア的には、愛用のSketchBook Proは既にApple Pencil対応済みで、AdobeのPhotoshop SketchもApple Pencilに対応しているようです。Apple Pencilが手元にないのでまだ試せませんが‥‥。

‥‥とまあ、Mac Book Pro 13インチ Retinaモデルのディスプレイ部分だけをもぎ取ったような印象のiPad Pro。Retinaに初めて触れる人なら感動できるかも知れませんが、おそらく映像関係の同僚たちに実物を見せたら「何だか普通ですネ」という感想が返ってくるのが、今から目に浮かびます。みんなもう、Retinaに慣れてるからなあ‥‥。Apple Pencilとペアで使わないと、誰もピンとこないと思うんですよネ。

Apple Pencilは、実売する店舗で盗難まで起こっているとか。いまのところはiPad Proにしか使えないApple Pencilがなぜこんなに品薄なのか、バカ売れするはずもないApple Pencilが発売当日から4〜5週待ちなのはなぜか。‥‥まあ、どう考えても、発売予告日までに生産が追いつかなかったんでしょうけど、バックオーダーでユーザにイライラを募らせるのは、言わば「創業時からのAppleのお家芸」ではあるので、サンタさんの気まぐれなプレゼントくらいのキモチで商品到着を待つのがヨロシイですネ。

蛍光管もLED

私の周囲の環境は、照明のほとんどをLEDにリプレースしています。理由は簡単で、電力消費を抑えたいからです。器具の都合で蛍光灯しか使えない場合を除き、交換できる箇所は全部LED照明、余剰の白熱球(以前使っていた動作品)は緊急時用にストックしてあります。

電力消費を抑えたい理由は、一般的な理由の「節電ではなく」て、同時使用電力の低下を図って、「不意のブレーカー落ちを防ぐため」です。無停電装置で守っているとはいえ、コンピュータを仕事の道具に加えるということは、そういうこと〜常に電力消費の上限をイメージすること〜なのです。

LEDの商品は、今や色んなタイプが発売されており、見た目は蛍光管のLEDまであります。



上図は15W形の、いわゆる「作画机の蛍光灯」に使われているタイプです。作画机の蛍光灯は、昔ながらのグロー式なので、実はLEDへの換装がとても簡単です。グロー管を外して、LED蛍光管を取り付けて終了です。ただ、明るさは800ルーメン前後で、必要十分ですが今まで以上の劇的な明るさにはなりません。自宅で同じタイプを購入して洗面台と補助照明で使用していますが、最近の1500ルーメン/13WのLED電球のような眩しさはありませんが、暗く感じるわけでもないので、ごく普通に使えています。
*注)既存の蛍光灯がラピッド式やインバータ式の場合は、内部配線の改造が必要なので、オススメしません。

グロー式蛍光灯のチラツキが嫌な人は、交換してみる価値はあるかも知れませんネ。

蛍光灯はもともと消費電力が小さいので、15〜20Wクラスだと劇的な消費電力の抑制にはなりませんが、一応半分くらいの電力(15Wだと7〜8W)には抑えられるようです。

ちなみに、私の自宅のオリジナル作画机は、インバータ式の蛍光灯が2連で、天板(テーブルトップ)が全て乳白アクリル製の透過面という独特の仕様ですが、年末あたりに大改装を行って、LED化と強化ガラス化を実施する計画です。LEDテープを等間隔に全面に敷き詰めて、2段階の強弱切り替えをスイッチで操作し、一般の電源コンセントはもちろん、USB充電端子も机に据えつけようと考えています。要は、「紙とiPad Pro」「鉛筆とApplePencil」が共存できる机に改造するわけです。オーダーメイドの強化ガラスは結構高くつくとは思いますが(〜2万円)、一生ものですからネ。

 

USBメモリは無条件に速いわけぢゃない

机の奥から出てきたUSBメモリを再利用しようと、ひとまず速度を測ってみたら、なんとも凄い数字が出ました。下図。



単位はMB/s=メガ「バイト」/秒です。メガ「ビット」/秒ではないので、ご注意。bpsに読み変えるには、数値を8倍してください。

驚愕の遅さムニョムニョですね。メモリと言えど、こんなに遅い製品も存在するのです。まるでSCSIの頃の速度スね。

「時は金なり」。このUSBメモリは、現在の時間感覚では使いようがありません。こういう類の製品を使い続けると、ひいては制作者(制作さんや各工程の作業者さん)の睡眠時間を奪う「小さな元凶」になるんです。

ちなみに現在は、ちゃんと製品を選べば‥‥



‥‥のように、読み取り速度では2Gbpsを叩き出すUSBメモリもあります。接続はUSB3.0です。


*Sanの高速USBメモリ。この速度なら、4K/4444の再生もバッチリです。上記の速度計測の結果は、まさにメーカーの公言する値です。Sanは信頼のメーカーすね。

ちなみに、WDのRED2発で組んだUSB3.0のappleRAIDは以下のような速度です。



USB3.0ではなく、Thunderbolt2にすると、同じRED2発でも、2.0〜2.4Gbpsくらいまで速度を上げることができます。

しかしまあ、SCSIが5MB/s、SCSI2が10MB/s、ウルトラワイドSCSIが40MB/s‥‥と、昔は随分遅い速度でやりくりしていたもんです。ネットワークが10Mbps、モデムが56K、ISDNは64Kでしたっけ?‥‥の時代ですから、今にしてみれば、のんびりとした時代でした。でもそののんびりとした時代に、1.5KのBloodの劇場版とか作ってたんだよなあ‥‥。

そういえば、ADSLが終焉するらしいですネ。今では100Mの光ですら遅いとか言われる時代ですし、ネットで2K/4Kビデオを見る時代には全くそぐわないですから、これはもう時代の流れとしか言いようがないです。

数年前、久々に実家に帰ってテレビの後ろのケーブル類を整頓していたら、なんと10Mbpsのハブ(同軸のブリッジにもなるヤツ)が出てきたことがありました。あんたたちはコレでよく今まで‥‥とあっけにとられたことがありました。ちなみに回線は光です。でもまあ、テレビでネットを閲覧するでもなく、天気予報くらいしかネットに接続しなければ、10Mのハブが中間で遅くしてても気づかないものかも‥‥。

外付けの増設HDDぶっ壊れる。そしてサクッと復旧する。

毎度の事でございます。ハードディスクはいつかは必ず壊れるものと心得るべし。

遠隔で操作しているマシンに接続しているHDDのうち、いくつか姿が見えなくなっていたので、いつものUSB絡みのアレかと思い(USB接続のHDDはたまにマウントが外れる事がある)、HDDケースの再起動をしたのですが、マウントせず。

ライトな対応だとどうもダメっぽいので、本腰を入れて検証してみたら、HDDが逝った時の「カツン‥‥‥カツン‥‥‥カツン‥‥‥カツン‥‥」という音が複数台の内の1台から聞こえます。ソイツが壊れたので、同じケースに入っている他のHDDまで巻き添えを喰ってマウントできなかったのです。

「カツン‥‥カツン」の音はアカンです。きっぱり諦めて、復旧作業に入ることにしました。

TimeMachineでバックアップをとっているので、復旧はとても楽です。

ただ、ネットの情報では、「システムを復旧」することや、「フォルダやファイルを復旧」することは、検索で沢山ヒットしても、増設HDDが丸ごと逝った時の復旧方法は、意外にも見つかりません。

「復旧したい項目を選択して、タイムマシンでさかのぼる」と言っても、復旧したい項目を含むHDD自体が存在しなければ、選択自体が不可能です。

ぶっ壊れて存在しなくなった増設HDDを、丸ごとタイムマシンから復旧する方法は、どうすれば良いのか。

ネットでは見つけにくい復旧例みたいなので、私めが。

まず、壊れた時点での状況が、下図だとします。



壊れてマウントできないのですから、タイムマシンでの操作では復旧したいHDDを選択できません。‥‥なので、壊れたHDDと同名のディスクを用意して、マウントします。HDDを新規購入しても良いですし、すぐに新規調達できないようなら、大きな空き容量のあるHDDに、バックアップを保存できる容量のイメージディスクを作っても良いですネ。イメージディスクは、ディスクユーティリティの「新規」メニューから作成できます。



新規記憶ディスクを同じ名前にするだけで、タイムマシンはあっさりと「前と同じディスク」として認識してくれます。

なので、同名の新規ディスクのウィンドウを開いておき、その状態でタイムマシンに入って、壊れる直前の時間に戻って、ディスク内の項目を全選択し「復旧」をクリックすれば、新規ディスク内に壊れたHDDの内容を再現してくれます。

スクリーンショットは撮ってないので、文字だけでスミマセン。まとめると、

1・壊れたHDDを外す
2・同名の新規ディスクを繋げる
3・空の新規ディスクにタイムマシンから復旧する

‥‥です。

というわけで、タイムマシンには何度もお世話になる私でありました。

ちなみに、使っているMacの内、El Capitanへのバージョンアップに失敗して起動ディスク自体がイカれた事がありましたが、その際はUSBメモリで起動し、システムのHDDを初期化、タイムマシンから旧システムを復旧して難を逃れました。

Macはタイムマシンという便利なバックアップソリューションがあります。この記事を書いているうちに、復旧が終わってしまいました。壊れたHDDは4Kプロモの作業データを含んだ大切な内容でしたが、簡単な手間で復旧できちゃいました。

コンピュータをバックアップをせずに毎日使い続けることは、言わば、自賠責も任意も無保険の状態で自動車を運転するようなものです。事故ったら、最悪の結果が待っている‥‥という。

「HDDなんていつ壊れてもOK」くらいの余裕の環境を日頃から整えておくのが良いですネ。

 

電動工具といえば

男子たるもの、いや、自立するなら女子でも、電動工具の1つや2つは身近に置いて、「出来合いの製品を買うだけでなく、欲しいものを自分で作る」ことも「選択肢の1つとして」用意しておきたいものです。ネットで商品を検索して自分のニーズに合ったものがないと安易に「ネットって使えねえ」と言いがちですが、使えないのはむしろ、買うだけしか能が無いその本人です。棚の組み立て方すら知らず、足が浮いてガタガタヨレヨレの棚を自分で組み立てておきながら、「不良品」とか呼ぶのは、失笑・苦笑です。

飲み代を2回くらい節約すれば、ひとまずの電動工具は揃えられます。電動工具といえば3〜5万円したのは、もう随分昔の話で、パーソナル用途なら1万円でそれなりの電動工具は揃えられます。

ただ、電動工具はプロっぽいものになると、デカくゴツいので、日頃手元に置いておくのは、カワイイやつのほうが置きやすいです。しかし、カワイイのは性能もプアな事が多いので、実は機種選定にはコツがいります。

カワイイ電動工具とはいえ、どうしても押さえておきたい機能は、クラッチ機構です。初心者ほどクラッチ機構は必須なのですが、コストの関係からか、初心者が手にしやすい低価格のものはクラッチ機構がまず付いていません。クラッチ機構とは、駆動に一定の負荷がかかると「故意に空回りするメカニズム」で、例えば、ネジ締めなどで「締めすぎによる破損」を防止する際などに用いられます。

棚を組み立てる際に、まず最初に弱めのトルク(締め具合)でクラッチ機構を設定して組み立てて、仕上げに強いトルクで対角線上に増し締めをおこなえば、がっちり頑丈な棚が組み上がります。

若い衆が数人で、「手際良く組み立てよう!」とばかりに、各人がネジそれぞれを片口レンチで最初から固く締めていき、完成した棚がガタガタと足が浮いているのを皆で見て「何か安定しないすネ」とか言っているのを見ると、コントのギャグかと思います。実家のお父さんは、マウスのドラッグとクリック操作しか教えなかったのでしょうか。

そんな愚かな状態から脱出するためにも、「作れない男から作れる男に」「作れない女から作れる女に」なるためにも、クラッチ機構付きの電動工具を買って、工具を手に馴染ませておくのは良い事だと思います。

とりあえず、買っておきたいカワイイのは、コレです。「IXO 4 PLUS」。

 

名門「ボッシュ」のカワイイ電動ドライバです。ただ、これだけだとクラッチ機構が付いていないので、クラッチ機構のアダプタを同時購入します。


これに、8,10,12,13,14あたりのボックスレンチのビット(注)、木工ドリルの細〜太を買い足せば、家の些細な事には対応できてしまいます。木製の椅子や机の修理とか、100円の端材を使った自作のプチラック、もちろんカラーボックスの組み立てなどはお茶の子さいさい、組み立て式のお持ち帰り家具も力を使わずネジ締めできます。
*注)レンチの径の「13」は、オフィス家具などで良く使われる径で、用意しておくと重宝します。バイクや車だと8,10,12,14,17,19,21で済む事が多いんですけどネ。‥‥ちなみに、このチビドリルに21(バイクのアクスルシャフトなどに使用するゴツい大口径)とかを付けるのは気がひけるので列記しておりません。

ちなみにこのIXO4シリーズ。いろんなアダプタが発売されており、回転式のカッターや送風機などもあります。以下は、「定番のダメ男」がちょっと気恥ずかしいですが、IXOシリーズのPVです。



いまどきは、ネットを検索して情報収集して「できたつもり」に錯覚する事って多いですけど、実際には何も作っていないのです。ぶっちゃけ、ネットを検索する能力は、10年前ならともかく、今は大した能力ではないです。もはやネットの検索能力は「社会常識」とすら言えるくらい、普通の事です。

でも、何かを作れる事は、スペシャルであり続けます。それは料理でも裁縫でも、木工でも、プログラムでも、絵でも立体造形でも音楽でも、文字による物語でも。

ネットで検索して作り方を知ったからといって、その本人が実際に作れるようになるわけではない‥‥のですから。

まあ、だからこそ、「何かを作る」という事は、古今東西、スペシャルであり続けているのでしょうネ。



 

エアコン、一周年

自宅の部屋で、エアコンが臨終して自前で設置してから1周年。資料の山が天井まで積載された状況ゆえ、設置を「業者さんには頼めない」事を覚悟し、工具を購入して設置したわけですが、「自分で設置した際にミスがあると、配管接合部から冷媒が漏れて、1年で冷えなくなる」なんていうネットの煽り文句に、内心恐怖していました。しかし実際に1年が経過した現在、効きすぎるくらいに冷えており、設定温度28度で丁度良いくらいです。サーキュレータで室内の空気を循環させれば、30テラバイト分のハードディスクが動いていようと、静かで涼しい環境を手に入れる事ができます。

業者さんに頼むとおそらく1〜2万円かかるでしょうが、工具を揃える「イニシャルコスト」込みで自分で設置するととても2万円などでは収まりません。最終的に35,000円くらい、工具と配管材でかかりました。特別な事情がない場合は、やはりプロに任せた方が良いのです。

ただ、私の判断として、自分の部屋を「業者さんが作業できるように、一旦解体する」事を「仮想コスト」で考えた場合、35,000円など遥かに超過する労力であることは、ひしひしと実感していたので、バキュームポンプ(真空ポンプ〜配管のエア抜き=真空抜きに使う)とか真空ゲージなど「どう考えても今後使う機会はなさそうな工具」も納得ずくで購入して設置にチャレンジしたのです。エアコンの配管を締める専用のトルクレンチも高かったなあ‥‥。

プロに頼むと、当然のことながら、半日くらいで設置してもらえるのですが、私は素人ゆえに慎重に慎重を重ねて、工程を確認しながら1週間近くの時間をかけて設置しました。もちろん、エアコン設置に丸1週間かかっていたわけではなく、本業をしながら帰宅後の時間を使ってその工期だったわけですが、やはりプロの手際には遠く及ばないものがありました。ただ、YouTubeでプロの工程を確認できたのは、「時代ゆえのラッキー」でした。

銅管の扱いとか、ドレンホースのトラップ回避とか、色々やってみて、ただボーっと眺めているだけではわからない色々な「ディテールの意味」を実感できました。私は今、本業でカラースクリプト(2000年のBloodでいうところの「画面設計」)をやっていますが、画面の色彩や明暗には色々な意味や都合があって(例えば明るい画面には透過光はのりにくいので、設計段階から透過光が映えるように画面を作る‥‥など)、最終的な画面に落ち着くわけですが、エアコンもまさに、急激なカーブが不可能な銅管の性質や、排水のドレンホースで逆流しないようにと、色んな意味や都合で「部屋の中での、あの見た目」に落ち着いているのです。部屋の中でエアコンをレイアウトするとき、自由自在にどこでも‥‥にはならず、大体の「定番」に落ち着くのは、「上からだと風の循環が良い」という理由だけでなく、設置上の様々な要因が作用して‥‥だったのですネ。銅管が90度に鋭角に折り曲げられたら、色々な設置が可能なのですが、そうはいかないわけです。

1年経って、好調に動作するエアコン‥‥ではありますが、たまたま上手くいっただけかもしれません。これでいい気になって、自分でエアコンを設置する気分になると、必ずどこかで落とし穴があるようにも思います。

何か特別な理由がないのなら、100%プロにお任せしたいものです。


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