数値の賢い使い方

昔、Google SketchUpを使っていた頃、画角を決める数値で「視野」というのがあって、数値が大きくなるほど画角が広がっていきました。「視野の数値が上がる=視野が大きくなる=視野が広がる」ということで、最初は慣れないものの、慣れれば感覚的に数値をコントロールできるようになります。

 

タイムコードも同じで、世界で0スタートと決まっていることに納得して慣れれば、タイムシートとの読み換えも大した手間ではなくなります。データがストリームしてくる感覚で考えれば、最初はゼロの状態からスタートすべきなのも理解できます。フィルムではなく、信号の伝達で映像を映し出す方式で考えれば、タイムコードのゼロの意味もなんとなくでも解るでしょう。

 

映像に限らず、データをアップロードやダウンロードする際にも、1ファイルを完全に送受信していない中途の状態は、ゼロからデータ量を数えた方がしっくりきますよね。0からスタートするのはちゃんと意味があるのです。

 

一方で、作画の枚数カウントを0スタートにするのはおかしな話です。目の前に現物の1枚が存在するのに、0枚目とか言わないですもんね。同じく、既に目の前に存在しているフィルムの1コマを0コマとか数えないでしょう。

 

すなわち、数値とは、

 

仕組みの基本を理解して扱えば、賢く便利に使える

 

わけです。

 

仕組みは、様々な決め事の集合体とも言えます。決め事で処理の段取りを仕切るがゆえに、段取りが流れていきます。

 

 

 

もし、道路で進入禁止の標識があったとします。

 

 

これは正式には「車両進入禁止」と言って、四輪自動車だけでなく車両全般に適用される進入禁止の規則です。自動車だけでなく軽車両も含まれるので、実は自転車も進入禁止です。しかし、そこは大目に見られてはいますネ。生活道路としての融通を考慮して‥‥でしょうかネ。

 

しかし、自転車ではなく、アニメ業界の独自の慣習で「夜中は自動車で進入して走っても大丈夫」なんていうことにして、進行車がバンバン一方通行路を逆走したらどうなるでしょうか。

 

警官に捕まる? ‥‥いやいや、そんな罰則のことではなくて、実際の場面ではどうでしょう。

 

状況によっては、正面衝突して事故りますよネ。

 

つまり、

 

独自の感覚でテキトーに規則を破っていると、いつか事故る

 

‥‥ということです。

 

 

 

画角のミリの数値もそうだし、DPIしか気にしない寸法の認識もそうだし、タイムコード書式を1スタートにするのもそうだし、規則が取り決められているのにも関わらず、自己流の扱い方をするといつか事故る‥‥のです。

 

タイムコード書式でオフセットして1スタートにして、次の秒からゼロスタートに戻るなんて、他の映像業界では「トンデモ運用」なのです。事故のもとを自ら仕込んでいるようなものです。

 

「この作品は何DPIですか?」というのも間が抜けた質問で、用紙サイズの実寸とペアで聞かなければ、画面の広さ・大きさなんて判断できません。

 

レンズの口径・ミリ数は、撮像する面積の広さとの兼ね合いで、画角が導きだされるのに、50ミリが標準画角のレンズだと信じて疑わないのは滑稽な話です。APS-Cではライカ判換算で80ミリ前後の中望遠画角になります。

*ちなみに、画角に関しては、ニコンの画角のページがわかりやすいです。https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/lenslesson/lesson23.html

 

1から数えるのが悪いわけじゃないですし、実寸にはDPIの概念も必要ですし、レンズのミリ数も基本をわきまえれば画角のイメージにつながります。

 

要は、不完全な状態で理解しないまま、なんとなく雰囲気で曖昧に数値を扱い続けることが、間違いと事故のもと‥‥というわけです。

 

スペックマニアにも完璧主義者にもなる必要はなく、ただシンプルに、基本の仕組みを理解して適切に扱えば良いだけです。

 

タイムコードは0スタート。

 

DPIは実寸と一緒に。

 

レンズのミリ数で画角を語るには、撮像面積(の規格)とペアで。

 

たった、これだけのことです。難しいことはないです。

 

 

 

知らなかったことを嗜められて、ムキになって怒り出すのは、まさにチャイルディッシュ。

 

知らないことは、聞いときゃあ、いいじゃん。私だって、数多くの人に間違いを指摘されて、正しい理由や仕組みを知るようになりましたし。

 

年長になったからって、何でも知っているフリをしなくても、良いんですよ。とんでもない勘違いを30年持ち続けることだって、たまにはありますヨ。

 

明らかに間違った使用法を指摘された時に、不快になって言い訳をあれこれ持ち出して意固地になる年長者と、間違いを受け止めて精査した上で正しい使い方に修正する年長者だったら、どちらが尊敬に値する?

 

私は俄然、後者を尊敬しますけどネ。前者はめんどくさくてしょうがねえス。

 

 

 

用語や数値を「暗記もの」にしているか、仕組みから用語や数値を推し量っているか、‥‥の決定的な違いとも言えます。

 

暗記ものは、理屈や仕組みの話になると、弱いよぉ‥‥。単に数値が、「番号の羅列」でしかないから。

 

しかし、仕組みの基本を理解した上で、数値の暗記までプラスすると、俄然強くなります。たとえ、ジャンルの違う技術者と会話しても、数値が一致して知識も通用します。

 

数値を賢く使うには、基本的な仕組みを知っておくことです。

 

それだけで、数値は、数値以上の価値を発揮し始めます。

 

 


34107

2020/06/15〜2020/06/21の月〜日における週間コロナウィルスによる死者数は、34107人でした。前の週に比べて4千人近い増加です。

 

*1日ごとの死者数推移

 

*週間の死者数推移

 

*死者数総計の推移

 

 

6月17日の6963人の死者数が、数週の減少傾向カーブを引き戻して、収束を先延ばしにした状態になっています。

 

年明けに死者数が100万人を超える規模とは思いたくはないですが、このペースでいくとトレンドライン的には100万人を優に超えた数字となりました。

 

終わりがみえませんね、どうにも‥‥。

 

 

 

もしかしたら、今後は、警戒の緩い国々を「輪番」のようにして、感染が拡大するのかも知れません。

 

「新たな震源地」とか呼ばれて。

 

日本国内はとにかく2波・3波を引き起こさないこと‥‥でしょうが、それってどうやって防ぐ?

 

「究極の選択」状態ですよネ。

 

感染予防を優先して、経済的な理由で困窮するか。

経済活動を優先して、感染拡大で困窮するか。

 

経済活動を優先した結果、今になって死者がドカンと増えた国もありますが、言い換えれば、経済を犠牲にしなかったので救われた人々もいるのでしょう。

 

感染拡大して死んだ人間もいる。一方で、当人は死んではいないが、店が死んで家庭経済も死んだ‥‥という人もいましょう。

 

 

 

辛い手術と注射と苦い薬を我慢して受け入れて、短気に病気を治すか。

 

手術も注射も薬もなしに病状で苦しみながら、長期の自然治癒力に任すか。

 

軽々しく、どちらが良いかなんて、少なくとも私はここで書けません。人それぞれの死生観と状況により、「正解」などないように思います。

 

でも死んだら、そこで終わりです。ゲームリセットも、セーブしたところからやり直しも、ありません。体験したことのない‥‥というか、体験することが絶対にありえない「無」という状態です。‥‥いや、状態というのもおかしな話かも知れません。死んだら、状態を知覚することができないわけですしネ。生の主観なしには、客観などありえないのでしょう。

 

なので、死ぬことよりも生きることをイメージすべし‥‥と、私は思うんですよね。自分の過去の体験からもそう思います。

 

どこかの大統領は「人間いつか死ぬのだから」みたいな無謀なことを言ってパンデミックを引き起こして、まるでインパール作戦の司令官みたいでしたが、あれ? そうか‥‥、その大統領も軍人上がりか、なるほど。

 

生と死に想いを馳せつつ、コロナの状況を見守っていきます。

 

 


コロナ悪化

ここ数週間、減少傾向にあって、徐々に収まりつつあった世界のコロナウィルスの状況が、この1週間で振り返して、悪化しましたね。

 

日曜の集計を待ちたいところですが、仮に日曜がここ数日平均の5000人の死者だとして、週ごとの減少傾向を大きく増加へと戻してしまった1週間となりました。

 

 

 

せっかく、減少傾向にあった週平均を、大きく増加傾向に戻したため、来年明けの予測も大きく変化しました。

 

以下は先週の状況です。

 

そして、今週を予測値(まだ日曜の集計がとれてないため)で入力したのが以下です。

 

 

多項式による予測値なので、この通りにはならないでしょうが、今までの経緯の予測値が減少カーブだったのが、増加カーブへと変化しました。

 

例の南国の大統領の方針失敗が、世界的な平均値を上げてしまうカタチとなりましたか‥‥ね。何が「風邪みたいなもの」だ‥‥だよ。

 

他国の失敗から学びたいものです。強気で押し通せないものもある‥‥と。

 

このリボ地獄のような終わりの見えない感染&死亡ループは、特効薬で簡単に治るようには見えません。ワクチンは状況打開の決め手にはなるでしょうが、簡単に浸透して状況好転するとは思えないです。

 

日本が緊急事態宣言解除によって以前の生活に戻る中、世界的には暗転してたんですね。

 

まだまだ予断を許さない状況‥‥と言えます。

 

 

 


iMac。

WWDCで新型iMacが発表される‥‥と、もっぱらの噂です。最近のリークネタの傾向として、これだけ各所で同じことが囁かれている場合、実際に発表されてますネ。

 

秋くらいだと嬉しかったんだけどな‥‥。せっかく、この2ヶ月で月々のAppleローンが1万3千円も減ったのに、新型を買えば、またドカンと増えます。

 

それに、私のいつもの傾向として、初期型を買って、2型の性能向上を羨むパターンがあるので、それもちょっと不安。

 

実際、私の初期型iMac 5Kはメモリの上限が32GBで、次の2型から64GB対応になりました。ぶっちゃけ、メモリを64GBにできるだけで、1〜2年は延命できるかも‥‥です。

 

32GBはもう少なくてしょうがないス。作業場のiMac Proが64GBですけど、メモリに余裕がありますもん。

 

ただ、最近はGPUやビデオメモリの要求もシビアになってきたので、メモリを増やして延命しても、3〜4年の延長は無理です。せいぜい、1〜2年です。

 

Adobe CCは、どんどんGPUの条件を底上げしているので、2014年のiMac 5Kは既にビデオ周りでAdobe CCの最新バージョンに対応できなくなりつつあります。ビデオがダメな時って、わかりやすく画面の更新(書き換え速度)が低下しますもんネ。

 

 

 

ちまたのニュースでは(もちろん情報がないので)、メモリがユーザ交換可か不可までは及んでいません。さすがに実際に製品が発表されないとキビしいですよね。その辺の細かい仕様は。

 

わたし的には、いちばん気になるところです。

 

まあ‥‥‥、BTOでしか交換できない仕様になるだろうな‥‥とは、事前に諦めて覚悟はしてますけど。

 

64GBは今や必須なんすヨ。とはいえ、Appleストアの割高メモリのBTOで64GBにしたら、いくら上乗せになることやら‥‥。

 

 

 

仕事に使える仕様にしたら、50万になってしまうのか。メモリさえユーザが交換できれば、43万くらいになるとは思いますが、それは相当「無さそう」です。

 

50万て、私がPowerMac 8600/250を買った時以来の出費です。1997年暮れに買いました。そのPM8600で版権の仕事をいっぱいやったので、モトは十分、取りました。

 

もし50万になるのなら、今なら、テレワークを質実とも成功させないとモトが取れんすヨ。

 

50万を注いだiMacで確実に数百万円の仕事をこなさんと。‥‥確実に仕事をこなせる体制を構築しないと。

 

できるかなあ‥‥。iPad Proなら活躍の機会も多いし、フットワークも軽いのでどこでも活用できるけど、据置のコンシューマ向けiMacだもんな‥‥。

 

 

 

と、まあ、皮算用に花が咲く(?)のも、新型iMacに期待すればこそ。

 

6/22の基調講演が楽しみです。

 

 

 


100万人予想

ここ数日、コロナの感染者がまた増えていますね。ブラジルが新たな震源地なのかは、詳しく調べていないのでわかりませんが、1日の死者数のペースが、6千人規模にまた戻ってしまいました。

 

 

 

私はNumbersでネットで公開される死者数を記録しているので、「トレンドライン」機能によって、来年の1月3日までの30週の予測グラフが表示されます。

 

日曜まで集計して、週明けの月曜に週間の死者数を記録するので、まだ今週の分が反映されていませんが、以下のような感じです。

 

*現在3万人の週間死者数が、どのように減少していくかのトレンドラインです。このまま減少傾向が続いても、年明けにはまだ週間1万人は死亡している予測です。1週間に現在で3万人、年が明けても依然1万人も死に続けてる‥‥って、やっぱり極めて異常事態ですよネ。

 

 

第2波、第3波が来ない想定で、このグラフです。

 

再感染拡大がなくても、現在46万人の総死者数が年明けには、100万人に達するカーブです。

 

私は最初、25万人くらいと漠然と思っていましたが、こうして記録してグラフ化すると、テキトーな憶測だったことがわかります。日々生きてきた己のさじ加減なんて、あてにならない‥‥ってことです。

 

よほど、劇的な死者数ペースの低下がなければ、年明けには100万人に達していることが視覚化されています。

 

今年はあと、およそ30週ありますからね。

 

しかも、前述した通り、「第2波、第3波が来ない想定」で‥‥ですから、今週の死者数増加の傾向で、100万人すら甘い読みである可能性もあります。

 

増大し続ける死者数の放物線のカーブは、今後の死者数の動向で、100万人の下を通過するか、上を通過するか、変化することでしょう。

 

 

 

 

そんな中、日本は感染者も死者も少ないままです。

 

かけがえのない人を失った人にすれば、1人でも大きな悲しみでしょう。

 

しかしここは、あくまで冷めた視点で死者数を捉える必要があります。感情を殺してでも。

 

日本は、まだ総計で千人の死者を数えていません。世界には、1日で千人の死者を数えた国もあるというのに。

 

ホントに、日本のこの状態は何なんでしょうね? 理屈が知りたいですが、誰にもわかってないようです。少なくとも、公には。

 

 

 

日本は神国だ‥‥とか、戦前みたいなことを言うのは愚も愚。日本が神州・神国ならば、先の大戦で国民が300万人も死ぬかいな。

 

たとえ、今は何らかの状況で護られているとしても、その加護が永遠に続くでしょうかね。

 

例のウィルスのゲームプレイヤー筋によると、突然変異で形成が一気に変わるとも聞きます。

 

ゲームはゲームでも、シミュレーションゲームなので、侮るべからず。

 

 

 

もうこれは、文字通り、地獄の底まで付き合うしかないでしょう。

 

底が見えれば、やりようもありますが、今は底が見えず、底無し沼です。

 

街中で結構多くの人がマスクしないで歩いているのを見かけますが、日本人のまさに特質でしょうね。状況の変化に流されるのが早い。戦後の復興にはその変わり身の早さが功を奏したでしょうが、果たして、今回のコロナはどうなるか。

 

状況を見続けましょう。

 

 


レンズのミリ数と画角について

アニメの制作現場でよく「50ミリのレンズくらいで」とかの「レンズのミリ数」の表現が出てくるのですが、ぶっちゃけ、正直なところ、レンズのミリ数が実際の画角と結びついている人って、アニメ現場にどれだけいるでしょうか?

 

そんなに皆、カメラを手にして撮影した経験があるのかな? ‥‥結構、少ないと思うんですが。

 

まず、そもそも。

 

今は35ミリのライカ判の面積をフルに記録できるカメラが少ないじゃないですか。みな、ミニサイズです。

 

35ミリのフルの撮像素子を有したカメラはボディだけでも高価で、簡単に誰もがホイホイと使えるシロモノではないです。2〜3万円じゃ買えません。

 

APS-Cが大半と思われますが、そうすると、レンズのミリ数と画角は、35ミリフィルム時代の一眼レフとは全く異なります。都合、テレ〜望遠気味になります。

 

Wikiより、図説を引用。

 

 

 

レンズのミリ数だけではなく、撮像する面積によっても、画角は変わってきます。

 

アニメの現場のレンズのミリ数って、相当「あてにならない」言い回しです。一眼レフのカメラ経験のほとんどない人間が、曖昧にミリ数を口にしたところで、的外れな表現になりがちです。

 

ミリ数を口にするより、実際の画角を絵に描いて示したほうが、誤解が少なくて良いです。

 

 

 

実際、打ち合わせの場所で、「これは何ミリのレンズで」とか言われると、私なら「それはライカ判換算ですか?それともAPS-C?」と即座に聞いちゃいますし、「カメラをお使いになってたんですか? フィルム? 35ミリ? もしかしたら中判?」とも(いじわるじゃなくて、同好のよしみとして)聞くかもしれません。

 

アニメ業界はカメラの知識を知らない人が多いので、テキトーにミリ数で曖昧に話すようなことも多いですが、一方で、カメラを嗜んだ人も存在します。

 

なので、あまり、イーカゲンな「ミリ数」の表現はしない方が良いのです。ミリなんて、カメラを結構使ってないと、数値として身につかないものです。スマホのカメラばかり使っているような人間がミリを口にしたところで、実際の経験を伴わないことが、識者の前に出ればモロバレです。

 

例えば、85ミリで絞りを開いて人物にフォーカスして‥‥とか言えば、35ミリ一眼レフカメラ経験者なら「定番」の絵が思い浮かびます。アニメ現場の打ち合わせでは、85ミリと言ったところで、絵の収まりすら共通認識にはならないでしょ?

 

 

 

正直、よくわからない‥‥んですよネ。

 

「アニメ現場の言うところのミリ数」って。

 

繰り返しになりますが、レンズのミリ数で画角を言い表す時、それは35ミリ一眼レフ感覚‥‥なのでしょうか。‥‥でなければ、何?

 

「3DCGのソフトウェアの数値だ!」‥‥と言うのなら、その3DCGソフトウェアは何換算でミリを表記しているんでしょう?

 

もし、35ミリ一眼レフ=ライカ判が基準だとして。

 

35ミリフィルムが事実上コンシューマ市場から消えた今、35ミリの感覚をどうやって養うのか。前述したように35ミリフル版のデジタル一眼レフは、高価なので気安く買える製品ではないです。

 

EOS RPが登場して、随分と身近になりましたが、それでもレンズとセットで20万円はします。以前なら、30〜60万円の世界でした。

 

一方、私が35ミリ一眼レフの基礎を形成したのは、フィルム時代だったので、安価なコンパクトカメラでも35ミリフルサイズでしたし、使い捨ての「写ルンです」すらフルサイズで、35ミリフィルムが生活の中に溶け込んでいました。

 

でもさ。‥‥今は、ほとんどがAPS-Cでしょ。または、iPhoneの漠然とした広角の画角。

 

35ミリフィルム一眼の時代なら、17ミリと言えばかなり広い画角の広角レンズでしたが、APS-Cだと24ミリ換算くらいですよネ。24ミリレンズはごく標準的な広角で、超広角ではないです。ですので「17ミリ」と聞いても、35ミリフルサイズかAPS-Cかで、大きくイメージが異なります。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/35mm判換算焦点距離

 

 

 

タイムコードの1スタートもそうなんですけど、アニメ業界って、素人っぽいところがあって、中途半端にタイムコード書式を使ったり、ミリ数を口にしたりして、本式のプロ目線だと混乱しやすいことがあります。

 

テレワーク、ネットワークオンライン、ペーパーレス運用への移行に合わせて、アニメ技術の基礎知識も一旦、棚上げしていたものを全て棚から下ろして、そのまま棚に並べ直すものと、破棄して新しく定義し直すものと、総点検したほうが良いと思うんですよネ。

 

アニメ現場でレンズのミリ数なんか口にしても、35ミリフルなのか、APS-Cなのか、または他の何かなのか、基準が曖昧ですもん。

 

35ミリ一眼レフのミリ数を口にするのなら、せめて当人は、35ミリ一眼レフの経験と知識を獲得して、身の丈でミリ数を扱うべし。‥‥じゃないと、聞きかじったレベルの曖昧な数値が暴走して混乱します。

 

 

 

幸い、2020年の今なら、キャノンのRPなら、20万円くらいで、24〜105ミリのレンズセットの本体が買えるんですネ。レンズ感覚をカラダに叩き込むなら、実際に撮影しまくれば身につきますヨ。

 

それにしても、フルサイズは安くなったなあ‥‥。

 

*最近のクセで、24ミリと読むと習慣で1.5倍の36ミリくらいにイメージしちゃいますが、フルサイズだからライカ判の昔のまま!‥‥なのは、何だかとても嬉しいです。画角を狭くしていた仮面が剥がれたようで。

 

 

 

商売道具としてお金がかけられるプロのカメラマンだけでなく、アニメ制作者やアマチュアでも20万円以下でフルサイズ一式が手に入るようになったのは、2020年代の嬉しい状況です。

 

私はEFレンズの資産を活かしたいので、EOSのフルサイズ廉価版が欲しいです。今だと、13万円くらいで買えるんですね。安くなったなあ‥‥‥‥。

 

フィルム時代に愛用した17mmなどのEFレンズが、35ミリ時代の画角のまま使えるのは、喜ばしいことです。頭の中でおおまか1.5倍に換算しなくて済むのも、ストレスがなくて良いです。

 

しかし、そうなると、APS-C移行後に買ったAPS-C用レンズはケラれて使えなくなるんでしょうネ。でもまあ、本数は少ないので、まあいいか。

 

 

 

アニメ制作現場、特に紙の作画の現場は、紙の世界に隔絶された竜宮城のようで、今でも90年代を思わせるような雰囲気があります。

 

しかし、地上の外界を見渡すと、2020年代の現代技術に溢れています。映像・画像の技術進化は、ソフトウェア・ハードウェアと共に、どんどん進化しています。

 

A4用紙を150dpiでスキャンする「お城」の外界では、4Kではなく6K、しかもEFマウントのレンズで記録できるムービーカメラすらBlackmagic社から発売されています。

 

*このポケットシネマカメラを買うと、ダヴィンチのスタジオ版(本来は有償ソフトウェア)がついてくるので、外部モニタを使った編集とカラーグレーディングが作業できます。それもいいね。

 

 

こうした「外界」の状況を、「うちらとは関係ない世界」として片付けてきた延長線上で、2020年代以降も生き続けるのでしょうか。

 

アニメは西陣織とは違います。映像メディアの誕生と発展と共に生まれ育ってきました。

 

なのに、いつのまにか「伝統工芸」を気取って、映像技術進化に背を向けて、2020年代はおろか2030年代もA4-150dpiで生きていくのなら、全くもって、自分の出自〜ルーツを忘れています。アニメは現代技術の寵児なのですよ。

 

 

カメラの画角をもっと知りたい!

 

なので、カメラを買って、撮りまくってみた。

 

画角の感覚が身についてきた。

 

カメラで静止画だけでなく、ムービーも撮ってみた。

 

絞りを開放して、深度を浅くして、カメラ独特の表現にも挑戦してみた。

 

絞りとシャッタースピードの織りなす、シンプルだけど奥深い世界を知った。

 

カメラの表現って、アニメにもっと活かせる要素があることに気づいた。

 

 

紙と向き合うだけでは永遠に気づけない、映像全般の広範囲な表現手法を、カメラを通して獲得できるでしょう。

 

そして、やがて、自分の思う通りに、映像を作り上げてみたいと思うようになるでしょう。‥‥線画だけを担当するのではなく、映像全体を‥‥です。

 

テレビアニメの基礎を築いた1970年代と、2020年代の今と、何が違うでしょう。

 

今は、紙だけでなく、iPadもあります。そして、事実上無限に撮影できるデジタル一眼レフがあり、その一眼レフで動画すら撮影できます。1970年代には絶対に不可能なことでした。

 

だったら、その有利な時代性を活用しましょう。

 

どんなに武士道を貫いても、五右衛門のように刀で弾丸や飛行機やビルは斬れないですからネ。

 

せっかく今を生きてるんだもん。「今の利点」を使いこなしましょう。

 

 

 


ホームページ

有料のブログサービスの編集画面に、以下のような宣伝を掲載するか。

 

 

気にせんわ。

 

ここ最近、この宣伝を見ながら書いてますが、全くやめる気はないス。

 

「オワコン」とか「流行」とかに、ビクビクして生きていきたくないですしネ。昔から流行に左右されるのがイヤなんすよ。

 

ブログなんて、好きにやってりゃ良いんだよね。自分のブログなんだから。

 

あ、そうか。金を稼ぐ下心がある場合は、炎上でも何でもして、流行させたいんでしょうネ。‥‥でも、それじゃあ、自分の好きなように題材を選べないですね。

 

 

 

実は、ブログはオワコンとかいう前に、もっと前に終わった感の強い、個人のホームページ(俗語)を復活したいと思っています。

 

ホームページ、つまりWebサイト。

 

ツイッターは問題外、ブログでも難しい、「読み物としてのWeb」を復活したいんです。

 

いくつもの連続ツイートをまとめサイトでまとめるのって、なんだか、大きな荷物を細かく分解して何十台の小型車で列をなして運ぶがごとくで、小型車の軽快さを忘れ去ってますよネ。読む側が再び繋ぎ合わせて読むのって、何だか馬鹿らしい。

 

大きな荷物は大型車で運べば良いです。

 

軽快な短文は、軽快な手段で発言すれば良いですが、技術解説とか図説入りや動画付きのTIPSを、まさかツイッターでバラバラにして公開するんわけにもいかないですよネ。公開手段も、適材適所です。

 

 

 

だからといって、昔のPageMillとかGoLiveのようなエディタでおもむろに書き綴るのも、いかにも古めかしいです。

 

今はスタイルシートを最大限、有効活用しなくちゃね。そして、PHPなどのスクリプタブルな構造も。

 

ホームページと言っても、昔のような作りかたではなく、こんにち的な作り方で、編集性や可変対応性(言葉が見つかりませんが、要は各プラットフォームごとに見せ方を変えること)を念頭におきたいのです。

 

ゆえに、テンプレート作りが大変。

 

‥‥なので、一向に進まんす。時間が割けないので。

 

 

 

ツイッターの限界は、そろそろ皆が周知しているところです。

 

解説には向かないです。そもそもそういうツールじゃないでしょ。技術解説しようにも、現場の立ち話レベルにしかなりません。

 

ゆえに、長めの文章を書いて公開するサービスも存在しているのでしょう。

 

ブログも使い方次第で、コラムや技術解説用途に使えそうなんですが、イマイチ、刹那的な切り口なんですよネ。投稿日でソートされるんじゃなくて、ユーザの任意のオーダーにしたいところです。第1章、第2章‥‥みたいな構成、例えば、3000円くらいする技術書みたいな構成は、ブログでは不可能です。カテゴリ分けは、章立てとは異なります。

 

 

 

漠然と、基本的なタグでHTML5の文書ファイルとして書いておいて、ルックやプラットフォーム別の対応は、後回しにしておけば良いんでしょうネ。

 

で、そのHTMLの内容を、PHPのようなスクリプトで流し込む‥‥と。

 

コンテンツがなければ、流し込みようもないですもんネ。

 

デザインを変えたくなったら、本文はそのままに、デザインだけを差し替えられる構造を、(ブログサービスに頼るだけでなく)個人でもビルドしておけば良いのです。

 

 

 

些末なTIPSがSNSで飛び交う今だからこそ、体系だった文書が必要になることもありましょう。

 

例えば、カットアウト技法なんて、ツイッターやブログ媒体では散らかって煩雑すぎて、説明しようにもロスがデカすぎですしネ。

 

 

- - -

 

 

いきなり余談ですが。

 

そういえば、ネットの「死にトリ・つらチェック」が話題で、現在、サーバの応答がない状態になっていますが、私はやってみた結果「7点」でした。

 

shinitori.net/diagnosis/

 

生きているのが辛い度、100点満点中、7点。

 

イージーモード‥‥だとな。

 

確かに、そういうフシはあります。最近の夢は、アメリカンクルーザータイプの250ccを買って、テイクイットイージーを「テキリイ〜ジ、テキリイ〜イイ〜ジ〜」と口ずさみながら、iPadを持って旅に出たい‥‥と思ってましたからネ。

 

 

 

 

日々イージーで、お気楽でいいね‥‥とかいう人もいましょう。‥‥観察力がないなあ‥‥。ゆえにデリカシーもない。イージーの向こう側に在る虚無を知覚できんとは。

 

生きているのが辛い度が7点の人間は、言うなれば、

 

いつか必ず死んでしまうことが辛すぎる度、93点

 

‥‥ですヨ。

 

実際、私は死に対する強迫観念が強いです。例えば、150年後には、私はもちろん、親しい人々が確実に皆全員死んで消滅している‥‥と考えると、物凄い恐怖感に苛まれます。今、こうして生きていることが、100年後、200年後、全くなかったことになるのが、リアルに想像できてしまうのです。もっと言えば、数億年後に人類の文明自体が消滅している情景が、風の音と共に思い浮かびます。

 

結局、生だろうが、死だろうが、どちらかに偏っている状態は、圧倒的な絶望を知覚して日々抱えていることには変わりないです。強い日差しは、濃い影を落とします。濃い影は、強い日差しによって生じます。適度に暖かくて、たまに雲が光を遮って、晴れたり曇ったり、雨で潤ったり‥‥が暮らしやすいのでしょうけど、なかなか‥‥。

 

ただ、影よりは光。

 

生を肯定して、死に恐れる方が、色々と社会では都合良いでしょうけどネ。

 

どうせ、こうして生きているんで、生を否定するよりは、肯定したいと思うだけです。それは決して、心底イージーではないです。

 

 

 

脱線しましたが、ホームページ。

 

何かを記す、作品を作る‥‥というのは、やはり死生観とは無縁ではありますまい。

 

ホームページのコンテンツも、その死生観の一環です。

 

猫を好きな人が、猫のことをネットに公開したいと思う時‥‥

 

昔、一匹の猫と共に生き、日々、暮らした。

 

その猫を、どんなに好いていたか。

 

その猫との暮らしを、どんなに幸せに思っていたか。

 

 

実際の猫や当人は知り得なくても、書き記した幸福感はもしかしたら、何百年も未来に伝わることがあるかも知れませんよネ。

 

音楽もそうです。生活様式も言語も違う200年前のドイツ人が感じた幸福感が、音楽を通して、アジアの小国の人間に伝播することがあります。

 

何かを記す、作る‥‥とは、死後に消滅してしまう自分自身の存在に対する、何らかのアクションとも思えます。アクションしたところで、とりとめもない‥‥ですが。

 

で。

 

コンピュータを毎日使ってるんだもん。

 

コンピュータで何かを作りたい、公開したい‥‥というのは、至極当然だしょ。

 

 


陸海空。

自宅の環境は、制作会社の作業環境よりも、環境作りが難しい‥‥と思うことがあります。制作会社は往々にして1部署に1機能を求めますが(=もちろん、その1機能の内容は高いレベルが求められます)、自宅は多機能を求められます。

 

アニメ制作会社は映像制作の会社なので、画像・映像のマシン性能・作業環境性能が重視されます。

 

一方、自宅は「あれもやりたい。これも必要。仕事にはあれとこれが不可欠。」となります。年賀状の季節にはプリンタではがき印刷するし、スキャナもまだ過去の紙素材をデータ化するのに必要、昭和のフィルムだってスキャンしたい、音楽は良い音で聴きたい、楽器を弾いてれば鍵盤も繋ぐしマイクをTRS接続もしたいしコンデンサマイクに電源供給もしたい‥‥など、いろんな乗り物がひしめくテーマパークのようです。

 

ソフトウェアも多岐に渡ります。Adobe CCは、PhotoshopやAfter Effectsだけでなく、Auditionも役に立ちますし、Affinityシリーズも使うし、表計算やワープロ(って今は呼ばんか)ソフト、葉書やディスクの印刷ソフト、Logic Pro Xやサブスク音源、ギターを弾く人はGuitar LabやGuitar RigやBIAS FX‥‥と、山盛りのレベルもメガ盛り・ギガ盛りです。

 

ネットのブラウザは今やメモリ食いの代名詞みたいになってますから、いろんなソフトで多くのメモリを消費します。

 

 

 

自宅のマシンは、小規模でも万能を要求されます。

 

例えば、私の次期iMacに加える必須項目は、

 

Adobe CC

Affinity Photo, Pixelmator

DaVinci Resolve

Logic Pro X

Guitar Lab, Guitar Rig, BIAS FX

Numbers, Pages

Amazon Music

Kindle

Clip Studio, Moho

オムニグラフ

Transmit

mi

Compressor, HandBrake

Windowsのエミュレータ

SimCity(^^)

エプソンやキャノンのユーティリティ

 

‥‥と、キリがないのでこの辺で列挙はやめますが、つまり「何でもあり」です。

 

つまり、一枚絵もアニメ映像も作れて、実写も加工・編集できて、音楽も作れて、プリントもスキャンも最低限できて、事務もできて、プログラムも作れて‥‥と、欲張り過ぎのマシン性能要求です。

 

1つのマシン環境で、数多くのAppが快適に動作するのを期待されてるんだもん。iMacも荷が重いですよねえ‥‥。

 

*ギター関連のソフトウェアは、ZOOMのGuitar Labと、BIAS FXの2つにまとまりそうな感じです。しかし、Guitar Rigがバージョンアップして、機能がアップすればどうなるか‥‥。今のところのオススメは、PC/Mac上でとことんサウンドメイキングできるBIAS FXです。

 

 

 

プロとして映像を作ろう‥‥って人は、結構多くが、色んな方面にも技能が開いて多趣味です。

 

アニメスタッフでも、楽器を嗜む人はいます。あの人も、あの人も、あの人も‥‥‥‥。

 

そもそも、絵や映像のアイデアを考える人が、音楽に全く興味ない‥‥なんて、あるのかな‥‥。

 

以前の再掲ですが、下図の爆発のアニメ映像は、それこそAfter Effectsのタイムラインに楽器別のスコアを書いた、音楽そのものです。

 

*私が「パソコン初心者」の頃、横書きのタイムラインにさほど違和感を感じなかったのは、オーケストラスコアに近いものを感じていたから‥‥かも知れませんネ。

 

 

アニメーターは知ってますよネ。絵を動かすということは、時間軸から成すリズムやフレーズに近い感覚がある‥‥と。

 

色彩を設計する人は、数々の色の中に、固有の音色を連想する人もいましょう。

 

レジャー好きの人が、海以外は全く興味がない!‥‥と言うほうが珍しくて、陸も、できることなら空も、地球の自然全般に興味がある人が多いのと同じです。

 

まさに、陸海空。

 

映像作品の陸海空〜絵と音とストーリー。この3つを自分のツールに求めるなら、どうやったって、多機能のマシン環境が必要になります。

 

陸海空全てをMAXにすることはできなくても、映像のインスピレーションに必要な要素は、身近に置いていたい‥‥と思う人は多いでしょう。

 

まあ、要は、どうバランスするか‥‥でしょうネ。自分なりのバランス。

 

そして、そのバランスが自分のマシンに反映されるのです。

 

 

 

さて、新しいiMacは、どんな性能かな?

 

WWDCで発表されるといいですネ。

 

 

 

 

 


HDDあれこれ

実際の身の回りの故障の状況から、ここ数年は意識的にSeagateのHDDを選択肢から外しているのは、前々回の記事で書いた通りですが、既に今年の2月にネットの記事で報じられていましたネ。

 

HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2019年版、故障率が最も高かったのは?

https://gigazine.net/news/20200212-backblaze-hard-drive-stats-2019/

 

2019年‥‥とありますが、その前から故障の傾向は別の記事でも紹介されていました。

 

かなり前‥‥2010年代前半頃に、このブログでHDD故障率のネット記事を引用した記憶があります。HGSTは低い故障率、WDは初期の故障を抜ければ故障率は抑制され、Seagateは厄介なことに1年半から2年くらいから故障率が上がる‥‥という内容でした。

 

 

 

HDDは、今まで色々ありましたね。

 

今では、何の迷いもなくHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)と呼んではいますが、昔はシンプルに日立、もっと前はIBMでしたよネ。「Deskstar」「Ultrastar」はIBM時代から名前を継承しています。

 

2001年の懐かしい記事が検索にヒットしました。

 

IBM製HDDの新型“Deskstar 60GXP”シリーズが新登場!

https://ascii.jp/elem/000/000/322/322043/

 

ややこしいのは、「ブランドの吸収劇」で、HGSTがWDの傘下になって、GoldがUltrastarになって‥‥って、今や、「色」シリーズと「星」シリーズが、現状どうなっているのか、私の中では混乱したままです。

 

WDの「色」シリーズは、2010年代前半期にあまりにもGreen(低回転・大容量のシリーズ)の故障が多く、Green自体が故障リスクの代名詞になってしまった‥‥のかどうか知りませんが、なんと、GreenをBlueに吸収して名前を変える‥‥という大企業らしからぬ対応で周囲をドン引きさせてもいますネ。あれ? Blueって、もともと何向けのHDDでしたっけ? GreenはGreenのままで良いじゃん‥‥。

 

私は映像制作の業務ゆえ、Blackシリーズをいくつか今でも持っていて、現役で稼働可能です。ただ、BlackはSSDがまだ低容量だった頃に「速度性能」を売りにしたシリーズで、現在では速度性能で1TB以上のSSDにとって変わられ‥‥と、中途半端な立ち位置で、活躍の場がほとんどない状態です。最近のラインアップでは6TBまで大容量化しましたが、速度的には速くも遅くもない‥‥というビミョーな立ち位置です。

 

私は近年、大容量用途では東芝ばかり使っています。HGSTブランドは高価で、WDは色が混乱して不透明になって使う気が失せて、Seagateは故障続きで対象外‥‥となると、安価に大容量となると、東芝にどうしても行き着きます。東芝はここ数年使い始めたので導入数が少なくはありますが(8〜10個くらい)、今のところ故障はゼロです。

 

 

 

表面的にはSSDが主流となっても、バックアップ体制や倉庫用途なら、HDDは依然現役です。

 

とは言え、システムディスクやワークエリアをバックアップすべきHDDが、何より先に故障してては失笑もいいところですし、倉庫がクラッシュしてしまったら、倉庫というよりはデータが二度と戻らない墓場になってしまいます。

 

今や、速度性能よりもむしろ安定性が最優先のHDDならば、低故障率を何よりも求めたいです。

 

速度を言い出したら、HDDなど論外・対象外。SSDすら、SATA仕様なら「規格自体が遅い」と言われる、今やM.2や40Gbpsのご時世ですから、HDDを購入するなら、HDDの良い点が活きる使用法を意識的に考えた上で‥‥ですネ。

 

 


表計算

表計算で1週を行ごとに表記したい時‥‥

 

2020/05/04〜2020/05/10

2020/05/11〜2020/05/17

2020/05/18〜2020/05/24

2020/05/25〜2020/05/31

2020/06/01〜2020/06/07

2020/06/08〜2020/06/14

2020/06/15〜2020/06/21

2020/06/22〜2020/06/28

2020/06/29〜2020/07/05

 

‥‥というのを、まさか、1行ずつ手書きで書き込むようでは、表計算コンピュータプログラムを使っている意味がないです。

 

たかだか、週の期間の表記ですが、「表を計算するコンピュータ」の機能を活用したいですネ。

 

 

 

定数として基点となる日付「DATE(2020,5,4)」を決めたら、以下のように、行番号で自動計算するように仕込めます。

 

DATE(2020,5,4)+(7×(ROW()−2))&"〜"&DATE(2020,5,4)+(7×(ROW()−1)−1)

 

表計算の式は、変数も使えないし改行もできないので読みにくいですが、とりあえず、これで自動で行ごとに1週で更新されます。

*ヘッダ行を考慮して、2行目から計算する仕組みです。

 

月ごとに比べて、1週は必ず7日なので、計算が楽です。

 

もっと、スマートな方法があるかも知れませんが、コロナウィルスの集計表はこうして作っております。

 

 

 

表計算のNumbersやExcelやGoogleスプレッドシートは、作表ソフトではなく、表計算ソフトなので、計算を組み込んで本領を発揮します。

 

個人規模の小規模な集計表でも、表計算の計算式をバンバン使いましょう。そうすれば、いつしかプログラムやスクリプトを常用する感覚に慣れます。

 

 



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