マンガのかきかた

休日を利用して実家の風呂場のクローゼットを整理してたら、奥からダンボールが出てきて、その中に様々な書籍が詰まっていました。‥‥風呂場になぜ書籍が‥‥と思いますが、私の実家は一事が万事そんな感じで、「合理的に整えることができない」家族なのはもう諦めております。‥‥というか、私もその血を色濃く受け継いでおり、整理することに強迫観念があるのです。

 

アニメを作っていて、出力に絡む役職だと、夥しい数のファイルを整理しなければならないので、自分自身の「散らかり癖」は一生抱えるトラウマ、呪わしい自分の性質です。

 

 

とまあ、そんなこんなで、風呂場から出てきた書籍の中から、私が小学生の頃に度々繰り返し読んでいた、懐かしい本が出てきました。

 

これです。

 

 

 

秋田書店刊の「マンガのかきかた」です。アマゾンでも古本が手に入ります。

 

もちろん、内容は古いですけど、古いがゆえに興味深くもあります。

 

例えば、巻頭の「テレビマンガができるまで」は、この本の初版の昭和37年から、アニメの作り方が根本的に変わっていないことが、よくわかります。

 

 

 

 

初版の昭和37年って言ったら、私の兄も生まれておりません。西暦ですと、1962年です。今から55年前くらい‥‥ですかね。

 

ちなみに、実家にある本は昭和50年の「75版」です。地元の本屋さんでは売ってなくて、私と兄の子供二人だけで(当時は二人とも小学生)飯田橋の秋田書店に「直に」行って、秋田書店本社で買った記憶があります。

 

なんておおらかな時代なんでしょうか。子供がノコノコと出版社本社に現れても、邪険に扱わず、ちゃんと書籍を買わせてくれるんだもん。‥‥多分、今は無理なんでしょうね。

 

 

前にも書いた余談ですが、やはり小学生の頃、夏休みに友達と「手塚プロ・突撃アポなし見学」を実行したことがあります。高田馬場に子供たちだけで‥‥。さすがにその時は見学させてはくれませんでしたが、代わりに、「バンダーブック」のセル画を子供たち全員に配ってくれました。もちろん、本番で使用した素材です。‥‥これも、今思うと、なんて優しい時代だったんだろう‥‥と思います。

 

 

本の「まえがき」を今になって読むと、心に染み入る文章が記されています。当時はぼけっと読んでましたけど、今は何か、わたし的に、心を打つものがあります。

 

*今年度上半期のNHKテレビ小説「ひよっこ」の小道具・大道具を見ていて、どこか「昭和40年ぽさが足りん」と思っていましたが、当時の印刷物は今のようにフォントのベースラインがぴったり整然と揃っていることはなく、上図のようにかなり大きく揺れていたんですね。活字がゆらゆら並ぶさまは、まるでダイモみたいですもんね。

 

こんなまえがきさ‥‥、今どきの本に、堂々と、書けます?

 

技術もないわりにショートカットだけ覚えるような現代社会の気風の中、こんな正直で根本的なことを、しっかりと文章に表している本て、あまり見かけないよな‥‥。そもそも、子供向けの技術書が激減しましたからね。

 

内容も、子供向けだからと言って「子供騙し」では全くなく、むしろ、「レイアウトを第2原画の下書きだと思っている」イイ歳した大人のアニメーターに読ませたくなるような項もあります。

 

 

 

構図がいかに重要か、レイアウトが作品の品質をいかに大きく上下させてしまうかは、今も昔も初心者は中々気がつかないものですが、現在は「1原2原」のシステムが悪い方向で定着してしまって、レイアウトの技術をアニメ制作現場で学ぶ機会は非常に少なくなっていると思います。

 

でもまあ、それは「教わる側」だけの問題ではなくて、「教える側」にもかなりの問題がありますから、未来の人材育成の可否が各現場で問われるところです。

 

 

‥‥と、話を戻して。

 

この頃は「アニメ」という言葉は定着しておらず、あくまで「マンガ映画」「テレビマンガ」です。

 

 

 

このページを見るに、本の内容は版を重ねるたびに「アップデート」していたことがわかります。初版の昭和37年には、グレンダイザーは存在していないですもんネ。

 

興味深いのは「CM」に関するページの記述です。

 

 

 

 

「スポンサーの注文にしたがって作るのですから、いちがいにたのしい仕事とはいえませんが」。

 

‥‥うけけ。

 

なるほど、時代は変わっても、皆、感じるところは‥‥ですね。

 

でもまあ、「指南書でこの一文を書くか」と、今の感覚だとドキッとします。

 

 

最後のページには、こんなことが書いてあります。

 

 

 

 

「マンガのかきかた」の最後のページとして、編集者さんがこの文でまとめあげた想いが、今になるとよく伝わってきます。

 

マンガに限らず、モノを作り出す人間がいつでも胸に留めておきたい、とても重要な心構え‥‥ですネ。

 

 

ちなみに、この「マンガのかきかた」は、他の本と同様に、「学級文庫」に供出したらしく、なんとも下手くそな字で、持ち主の名前が記してありました。

 


子孫たち

未来の技術展開を思う時、自分たちは「大戦争に負けた国の子孫」なのか、「ボロボロの焼け野原から奇跡の大復興を遂げた国の子孫」なのかをよく考えます。

 

つまり、日本で生きる人間は、「自分らの過去の実績に慢心して新たなる大きなプロジェクトで失敗して全てを失う」可能性も、「僅かなチャンスをきっかけにして技術を地道に積み上げて大いなる成功を得る」可能性の両方を持ち合わせているわけです。日本の国民性は両極端な性質を内包しているのです。

 

開戦半年で劣勢へと転じた太平洋戦争の負け戦の子孫でもあるし、悲惨な敗戦から僅か十数年で復興し高度経済成長を成し遂げた子孫でもあります。まあ、どう考えても、前者にはなりたくないですよね。

*Wikipediaの記事を読んで驚くのは、戦中の軍需増産の時期も高度経済成長レベルの成長率があったことです。まあそりゃそうか‥‥とも思いますが、そんなのも何だか現代にトレースしてそうで嫌ですね。好景気=勝つ‥‥という図式には必ずしもハマらないことを、歴史は教えてくれます。

*歴史を紐解くと、近年のアニメ業界の制作本数の多さは、結局は崩壊へと突き進む好景気だった‥‥のかも知れませんね。

 

 

しかし、不思議なことに、同じことは何度も繰り返されます。「インパール作戦を地で踏襲するような作品制作」をアニメ業界で見聞きします。

 

要するに、良いことも受け継ぐ一方で、悪いことも受け継ぐんでしょうね。

 

そして、過去の日本人と同じ轍を踏んでいることを、当事者は全く無自覚だったりします。

 

‥‥これがいけないんだと思います。歴史から学べない、経験を活かせない‥‥ということが。

 

でもまあ、「その場の雰囲気で気取る」国民性も、何百年と踏襲しているんでしょうね。ゆえに、戦中の御前会議のような有様=マズいと解っててもその場の空気を優先して合理的な判断ができない人々と化す‥‥のでしょう。

 

 

どんなに大人数で寄り合っても、失敗する時は失敗するし、どんなに少数でも、新たなムーブメントを興すことは可能です。日本の歴史の数々が証明しています。

 

日本の気風を受け継ぐ人間たちは、「大負けする底力(普通、そういうのは底力とは言いませんが)」も、「大勝ちする底力」も、両方持っています。

 

 

大転換期において、日本のどちら側の子孫になり得るか。

 

私は、大戦争に負けた子孫の側にはなりたくない‥‥と思うのからこそ、今、そして未来に、何をすべきをいちいち愚直に考えるのです。

 

 


近くて遠い

導入予定のEIZOの4Kモニタ「CG318-4K」のデモ機で、現在進行中のプロジェクトや過去の4K制作アニメを表示する機会があったのですが、アニメこそ、実は4Kに一番近い(か、2番目)制作技術であると再確認しました。

 

線画のキレ、意図通りの発色、その気になればとことん高詳細に作り込める絵作り。

 

4K8Kはまさに「描いた絵のためにある」のではないかと錯覚するほど、CG318-4Kはあくまで精緻に、作った絵をそのまま表示してくれます。描線の細部まで克明に表示されるさまは、苦労した甲斐があろうというものです。

 

2K制作のままなら今までの2〜2.5Kモニタで十分ですけど、4K以降の映像世界をどんどん開拓していこうと思うのなら、今のところ、CG318-4Kしか選択肢がないのが現状です。他のモニタも色々と探してみたのですが、生粋の4Kを制作するのなら、2017年11月現在は少なくとも、CG318-4Kしか適材が見当たらないんですよね‥‥。

 

でもまあ、4Kモニタにしても4Kテレビにしても、映像データそのもの、絵作りそのものは、何よりも重要です。過去のフィルム作品にしても、2Kスキャンではなく、4Kに応じた再スキャンは必要でしょう。

 

4Kネイティブのアニメ映像は、EIZOのリファレンスモニタ(300万のやつ)でも映し出したことがありますし、レグザの普及機でも映したことがありますが、どれも4Kの高詳細と60pの滑らかなモーションの元データでこそ、ハードウェアの威力を発揮できます。

 

Macと4Kモニタを接続するケーブルによっては、4K24pでしか映らないこともありますが、もはや60pでなく24pであるだけで、「ひと昔前」の映像のように見えるので、すぐに接続異常が解ります。人間の視覚というのは総合的に形成されるらしく、動きが24pに落ちるだけで、絵全体の解像感も低くなったように見えるのです。絵がいきなり「もさっ」とするので、接続のヘルツ数を確認するまでもなく、視認だけで判別できます。

 

今後、映像のプロスタッフだけでなく、一般の人も、徐々に24p/30pと60pの差を「体で覚えて」いくことと思います。現在、家庭のテレビが2Kでも、10年後には普通に4Kでしょうから、応じて、人々のテレビを見る感覚も4K60pに慣らされていくことでしょう。

 

 

 

新しい技術ベースでアニメを作れば、格段に4K60pが現実的になります。iPad Proで4K以上で描けば、いきなり、ドットバイドットで4Kが実現できます。AfterEffectsで動かせば、フレームレートは自由自在で、60pは身近な存在となります。

 

一方、3DCGの関係者の方々からは、今でも2Kフルサイズ(2Kのドットバイドット)がキツイ‥‥なんて話を聞きます。3DCG制作は、そもそもマシンのスペック要求からしてハードです。2DCGの比ではありません。加えて、映像作品として3DCGを用いる場合、より一層の細かい仕込みと作り込みが必要になるようです。ゆえに、3DCGを4K60pでドットバイドットなんて、相当困難だと思われます。

 

同じ手描きベースのアニメとは言え、旧来の現場の維持、旧来のスキームを継承しよう‥‥だなんて話になると、全く逆となって、4K60pに対して一番遠くなります。旧来の技術ベース=A4〜B4程度の用紙と低いスキャン解像度、二値化で太くなりがちな描線、8fpsベースで動くモーション‥‥と、現アニメ業界の現場と4K60pは、まさに水と油、どんなに一生懸命馴染ませようとしても、「分子レベル」で決して結合できません。

 

 

 

アニメは、新技術を用いれば、4K60pなどの未来の映像技術とどんどん距離が近くなっていきますが、旧来技術ですと離れて遠ざかる一方です。同じアニメであっても、全く状況が異なります。真逆と言っても良いです。

 

アニメ制作はその結果物が「絵」なので、モニタにアニメの絵を映し出してみれば、制作技術や制作現場の状況が「絵を介して」映し出されます。

 

‥‥と同時に、自分たちが進むであろうアニメ制作の未来も映し出されます。

 

 

 

平成は2019年で終了‥‥だとか。

 

平成時代にアニメは随分と進化しましたよね。その平成があと二年で終わり、団塊ジュニアのピーク世代(1973年生まれ前後)はアラウンド50になります。

 

平成が終わった後の、新時代のアニメ作りは如何なるものか。

 

あと10年くらいで引退しようと思っている人は、新時代など意識せずとも「今までのやりかたで逃げ切る」ことを考えれば良いのでしょうが、この先、20年、30年、40年とアニメを作っていこうと思う人は、今までのやりかたがどれだけ未来に有効なのかを、目を背けず直視して見据えなければならないでしょう。今までのやりかたが通用しない未来も、しっかりと想定しておくことが寛容です。

 

4Kモニタに自分らの作った映像を映し出して、何も感動することがないのなら、未来の有様もそうである‥‥のでしょう。「4Kテレビに映しても、何も変わらねーじゃん」とがっかりするのなら、がっかりする未来、失望する未来が待ち受けているということです。

 

私は、自分たちで作った4Kネイティブの映像を4Kモニタで映し出すたびに嬉しくなります。例え今は小さなプロジェクトでも、出来栄えに歓喜して、未来に対する自信と確信が1歩ずつ深まるような、新時代のアニメ制作を進めていきたいと思います。

 

 


Flip 4!

私はJBLのスピーカーの音が昔から好きです。安価な「コントロール」シリーズで、Rock、Pop、Fusionなどの70〜80年代の「ええ感じにコンプのかかった音」を鳴らすのが、昔からのお気に入りでした。

 

JBLが総じて癖のある音なのは、知っている人なら昔から知っていることで、JBLは「癖があってこそいい」音なのです。

 

JBL GOは、コンパクトながらJBLらしい音を出すので気に入って、現在用途に合わせて2つ使っています。安価なAmazon Fire端末にジャストフィットな出音です。私は昔のiPad 2、そして新型のFire HD 10にそれぞれ割り当てて使っています。

 

私の自宅部屋は昔から4つのスピーカーを使って、部屋全体を音で包み込むように設置していますが、寝る時にコンパクトに手軽に音楽を聴きたくて、最近JBLの「FLIP 4」を買い足しました。部屋のメインスピーカーはあくまで昔ながらのプリメインアンプ経由の有線接続ですし、夜中に部屋に音を響かせるのもアレなので、小型なFLIPをチョイスしました。

 

 

珍しい迷彩柄を買ってみました。

 

実は私、一世代前の「FLIP 3」を仕事場で使っているのですが、小音量で鳴らす影響なのか不明ですが、少々、音が「下品」でした。「下品」とは、ちょっと度を過ぎた低音重視の「ドンシャリ」で、音のバランスが悪いのです。我慢できないほどではないのですが、同社の「JBL GO」のような適度に量感を感じさせる低音ではなく、「低音過多」とも言えるようなバランスでした。

 

そして、FLIP 4。

 

随分とバランスがよくなりました。低音はもちろん出気味ではありますが、バランスを欠くほどではないです。FLIP 3の印象とは大きく違って、JBL GO寄りの「聴きやすい音」になっています。

 

以前のFLIP 3では過多だった低音強調は控えめになり、バランスがよくなりました。iTunesのイコライザーで低音を抑える必要もなくなりました。

 

iMacやiPad、iPhoneをBluetoothで繋いで、そのまま再生して充分です。接続した機器を2つまで記憶できるのは、結構便利です。

 

ただ、JBLはJBL。どんな音源でもフラットに聴かせる「お上品」な音ではないです。大好物は、Rock、Pop、Fusionであるのはいつもの通りで、クラシックの室内楽や管弦楽を透明な質感で聴かせる類いの音ではないです。あくまで、今日的で世俗的な演奏形態の音楽と相性が良い音です。

 

ストリングスや金管があるにせよ、ドラムがいて、エレクトリックベースがいて、エレキギターもボーカルもいて、それをマイクやラインで拾ってコンプをかけてミキシングして‥‥という「プラグドミュージック」を再生してこそ、JBLの個性がFLIP 4でも活きてきます。

 

ちなみに、FLIP4はiPhoneなどのAppを使って設定して、複数のFLIP4を同時に鳴らしてステレオのLRスピーカーとしても使えるので、USBの電源を確保できれば、スピーカーケーブルなしでかなり幅を広く取ったステレオスピーカー配置が実現できる‥‥ようです。私は1台しか持っていないので試せませんけど。

 

Amazonなどの説明文では「2台でステレオ再生」みたいなことが書いてありますが、1台でもステレオ再生は可能です。ちゃんとLR分かれて音が出ます。1台でもステレオで音が出るけど、2台を使って1台ごとにLRを振り分けることも可能だ‥‥ということです。

 

防水はIPX7。つまり、水に浸かっちゃってもOKな、強めの防水性能です。「お風呂剃りシェーバー」と同じですね。‥‥ただ、USBのコネクタを覆うゴムキャップがどうにも信用できないので、水に浸けることはしませんけどね。まあ、水辺で水がかかったり、雨の中でも全然大丈夫‥‥ということでしょう。

 

 


コンデジの存在意義

私は35mmライカ判の一眼レフフィルムカメラを長い事愛用していたこともあり、カメラという存在に対して深く強い信頼感を感じております。ゆえに、「デジカメ」に移行してからも、APS-Cサイズとはいえ、一眼レフは自宅と仕事場の両方に常備していますし、日頃使いはコンパクトデジタルカメラ、通称「コンデジ」がメインでした。

 

完全防水のCOOLPIX2K60pが撮影できる高性能PowerShot専用充電池に頼らずバッテリーの心配がないカメラ‥‥など、状況に応じて使い分けてきました。机には数台のコンデジが並んでおります。

 

しかし、iPhone6 Plusを使い始めた2年ほど前から、コンデジの活躍の場はどんどん減少し、現在はほとんど使わなくなっています。

 

そして、iPhone 8 Plus。

 

相当、綺麗で繊細な写真とムービーが撮れます。もはや、コンデジの出番は全く消え失せてしまった状態です。

 

iPhoneは一眼レフの代りにはならないので、一眼レフは今後も使い続けます。気の入った撮影をするときは、今でも一眼レフじゃないとダメです。絞り優先、シャッタスピード優先、即座のAEロックやフォーカスロック、被写界深度のプレビュー、レンズのボケ足など、iPhoneが苦手とするような要素を、一眼レフは軽々とクリアします。

 

しかしコンデジはアカンす。取り柄がほとんどiPhoneに喰われてしまいました。

 

絞りを操作した際のボケ足を即座に確認もできませんし、ムービー機能は4K30p止まりですし、撮影データの移動は何かと段取りが多くてめんどくさいし、バッテリーは毎度毎度専用バッテリーでランニングコストが高いし‥‥で、一眼レフに性能(操作性も含む)では全く及ばず、気軽さではiPhoneに全く及ばず‥‥で、良いところがみつかりません。

 

ふと考えると、大仰な一眼レフと、所詮スマホであるiPhoneの、中間を埋める存在にもなりそうなんですが、所詮スマホであるはずのiPhoneの性能が格段に上がってしまったので、コンデジの「居場所」がなくなってしまった感があります。

 

一般的なニーズはともかく、私だけの欲求で言えば、絞りを一眼レフ並に瞬時に操作できて、4K60pのムービー撮影ができるようなコンデジが出てくれれば、買う意義も使う場面もかなり増えるんですが‥‥ね。

 

iPhoneで写真やムービーを撮るとさ‥‥、軒並み、深度が深くなるじゃん。似たような被写界深度のオンパレードになってしまって、そこはiPhoneの限界かなと思っています。

 

私は標準から中望遠のレンズのボケ足を活かした絵作りが好きなんですけど、まあ、ボケ足って結局、レンズの性能というか持ち味なので、iPhoneのレンズが一番苦手なテリトリーなんですよね。

 

例えば、以下のような写真は、一眼レフに中望遠レンズをつけて、絞りを開放(つまり一番小さなF値)してシャッターを押すだけで、いとも簡単に撮れます。

 

 

 

 

 

 

 

深度の浅い「その場の雰囲気を切り取った」ような写真が、EOS一眼レフだと、1.5万円のキャノンの50mm標準レンズ(=とは言っても、デジタル一眼の普及機だとAPS-Cなので、中望遠相当になります)で、簡単に撮れてしまいます。何のテクニックも不要。絞りをダイヤル操作で一番開いておいて、オートフォーカスで目標の被写体にピントを合わせて(シャッターボタン半押しで)、ピントが合ったら「ここぞ」というタイミングでシャッターボタンを押すだけです。

*ちなみに、上の写真は昔撮ったものなので、カメラもレンズも相応に昔のモデルです。私の愛用している、昔の普及型50mmレンズ(F1.8 II)は1万円を切る猛烈な安さでした。

 

Appleのサイトなどで見かけるiPhoneの撮影例は、さすがにレンズの限界なのか、深度の浅い絵は全般的に少ないですし、深度の浅い絵があっても構図上で浅くなるようなシチュエーションで撮影されています。

 

iPhoneの「後付けの被写界深度」はさすがに「いかにも合成」っぽくて嘘くさいのでジョークレベルでしか使えません。そこがiPhoneのカメラとしての弱みかな‥‥と感じます。

 

で、私の勝手な意見を書くと、コンデジには「生粋のカメラだけが撮れる写真」を目指してもらったほうが購買意欲が湧いてきます。変にスマホの真似事をするのではなくて。

 

深度を深くも浅くも即座に操作できて、かつ4K60pでムービー撮影できれば、わたし的には即買いです。

 

「場面記録的」な写真やムービーは、深度の深めなiPhoneに任せちゃって、絞りをうまく活用した「良い雰囲気で撮れる」コンデジにしてもらったほうが、「存在が被らなくて」いいなあ‥‥と思います。

 

手軽に持ち歩いて写真やムービーを撮る‥‥なんていう想定で、スマホと張り合っても、勝てる見込みはもうないと思うのです。写真の後加工をデジカメ本体の機能でいくら頑張っても、iOSやmacOSのAppを凌駕できるはずもないでしょう。

 

だったら、デジカメには「レンズメーカー」「カメラメーカー」の真骨頂を具現化していただければなぁ‥‥と思います。

 

 

 

 


iPhone 8 Plus

iPhone 6 Plusから、iPhone 8 Plusへの移行が完了しました。余計なデータは引きずりたくなかったので、Appとデータの移行はせずに、基本設定のみの移行で、新しいiPhoneとして設定しました。

 

少し手こずったのはSuicaの移行です。iPhone 6 Plusと紐付けてあるApple WatchのWalletでSuicaを使っていましたが、Webの説明(JRのヘルプ)を読んでも要領を得ず(=そもそも私がWalletの根本的な仕組みを理解していないから)、iPhone 8のWallet上で一生懸命トライしていました。

 

その方法=Apple WatchでSuicaを使っているのにiPhoneの操作で移行しようとしてもダメなんす。‥‥JRの説明にもサラっと書いてありますけど。

 

Apple WatchでSuicaを使っている場合は、Apple Watch上のWalletでSuicaカードを削除すれば、新しいiPhone 8でその削除したSuicaカードが現れ、移動することができます。

 

iPhone 8上のWalletで「Apple Watchから解放されたSuica」をあらためて登録し、一方Appwale WatchもiPhone 8と新しくペアリングし直して、その後iPhoneの「Watch」アプリの「マイウォッチ」から、Apple Watch上でSuicaを使えるようにすれば良い‥‥ようです。

 

何だか、段取りを文字で書いてても面倒なので、手こずっても当然かな‥‥とは思いました、今。

 

 

で、iPhone 8 Plusを実際に手にして思うのは‥‥‥。

 

ほとんど 6 Plusと変わらん‥‥です。買い替えのワクワク感はまるでないです。‥‥だから、売れないのかな、iPhone 8。

 

でもまあ、4K60pは確実に撮影できるし、ワイヤレス充電のお盆が発売されれば、充電が楽になるので、じわじわと 6 Plusとの差を感じていくことと思います。

 

6 Plusから使えなくなったのはケースとイヤフォンくらいなもので、iQ6iQ7などのマイクも普通に動作してます。サードパーティの充電器関連も問題なしです。

 

ただ、8 Plusをビデオカメラやフィールドレコーダーとして本格的に使うために、グリップなどの装備品が増えたので、今までの肩掛けカバンより2回りくらい大きい、安い本革の肩掛けカバンをアマゾンで新調しました。

 

 

 


iPhone。

iPhone Xの予約が開始されて即日で、在庫無し、入荷待ちの状態になったようで、やっぱり売れるんだなあ‥‥と感じ入りました。

 

実は私、iPhone 8 Plusを買う時に、合わせてiPhone Xの見積もりもオンラインでしたみたのです。そしたら、15万。凄い値段だな‥‥と改めて思いました。

 

私はそこまでスマホにお金をかける気にはならなかったので、すぐにiPhone 8 Plusに頭を切り替えましたが、一方で、ソフトバンクの半額キャンペーンを併用して分割支払いにすると、月々2千円台となり、非現実的なことでもないんだな‥‥とは感じました。

 

iPhone Xの機能は、魅力的なものばかりです。

 

ただ、今の私には、必要がないものばかりなんですよね。

 

映像制作に従事している身としては、OLEDのパネルにはかなり惹かれるものがありますが、私が四六時中みているパネルはあくまで映像制作用のディスプレイであり、「スマホの画面でどうこうしよう」という事はないのです。顔認証も便利だとは思いますが今のところはTouch IDで充分ですし、3Dマスコットに化けてチャットする機会はわたし的には皆無です。

 

未来、iPhone Xのようなスマホを普通に使う日が来るとしても、今の私に重要なのは、データベースにアクセスする際に文字が読みやすい画面の大きさと、4K60pのカメラなので、すぐに手に入るiPhone 8 Plusに決めました。実は、もう2年くらいは6 Plusでも良いと思ってたくらいなので‥‥。

 

iPhone 8 Plusはソフトバンクの半額割引と24回の分割(月々の利用料金に含まれる)で購入することにしましたが、これはiPhone Xのような先進的なスマホに切り替えるタイミングが、わたし的には2年後くらいだろう‥‥と予測したがゆえです。‥‥なので、48回にはしませんでした。

 

ちなみに、iPhone 8 Plusは、よほど売れてないのかわかりませんが、25日にオンラインで機種変更して、28日には自宅に届く快速ぶりです。ショップで順番待ちする無駄はないし、在庫なしで再度出向く必要も無しで、オンラインの機種変更はかなり便利なんですね。‥‥機種変更自体をあまりしないで今まできたので、知りませんでした。

 

 


勝負は時の運

戦に限らず、ビジネスでも、「勝負は時の運」なんて言ったりします。

 

ことわざ辞典によると、

 

勝負は時の運とは、勝負に運はつきものだから、必ずしも実力通りに決まるとは限らない。

 

‥‥とまあ、要するに「物事の成功の可否は、事前に100%予測できるものではない」と言うことです。

 

ただ私は、このことわざを単に「運任せ」のことわざとは解釈しておらず、「勝負するのなら、時を味方にしてこそ、運が呼び寄せられる」‥‥というようにも受け取っています。要は、「運も、時の扱いかた次第で、大きく変わる」ということです。

 

大きな物事を動かそうとするのなら、「時」代性を利用し、「時」間を有効に活用してこそ、運=チャンスは自ずと近づいてくる‥‥と思うわけです。これは過去の経験の数々からしみじみ実感します。

 

私は技術屋なので、技術の時代性をどのように自分らのプロジェクトに利用すれば良いのか、技術体系の初期段階において何をどのような順番で着手していけばよいのかを、よく考えます。

 

漠然と日々の作業をこなしていても、枠内の小さな変化だけで、大枠での未来が一向に開けないのは、アニメ業界に10年もいればよくわかっているはずです。まあ、そう言った意味では、アニメ業界に在籍するスタッフは、時を「消費する」ことにしか使えない(使わさせてくれない)がために、運から見放され続けている‥‥と言っても言い過ぎではないでしょう。運が味方しているのなら、少なくともブラック業界なんて呼ばれないはず‥‥ですよね。

 

ただ、誰かが「時が運を呼び寄せてくれる」のを待っているから、アニメ業界の人々は一向に報われない‥‥とも言えるわけで、まあ、他人任せではなく、自分で動かんとだめでしょ。‥‥待っているだけでも「時」は過ぎていき、「運」も遠ざかっていきますからね。

 

時間はそれこそ1秒単位なので、果てしなく感じますが、考えてみれば、技術だって1つ1つ覚えていくもので、果てしないものです。

 

果てしないから諦める‥‥なんていうことを繰り返していると、運は一向に歩み寄ってきてはくれません。技術を積み上げてきた作業者なら、そのあたりは言われなくても重々承知でしょう。技術だけでなく、自分の「運」に関しても、積み上げれば良いだけのことです。

 

時代性を利用し、時間を有効に活用するには、ショートカットなどあり得ない‥‥と実感します。「時」の進む中で、地道に積み上げてこそ、いつしか大きな建造物が出来上がり、「運」がまるでお客さんのように、その建造物に集まりはじめるのです。‥‥そうしたありさまは、昔っから、何も変わってません‥‥よね。

 

 

 

 


iPhone 8 Plus

‥‥に、機種変更しました。まだ実品は手元にないですけど。

 

iPhone 6 Plusを2年ちょい使ったので、まあ、機種変更しても良いかな‥‥と。

 

iPhone Xは、値段も値段ではありますが、私にとって必要ではない機能が多く含まれているので、iPhone 8 Plusに決めました。私はスマホで色々と楽しむ性分ではないので、従来ラインの8で充分です。

 

まあ、値段の話をしたら、iPhone 8 Plusの256GBも、相当「いい値段」がしますけどね。ソフトバンクの実質半額で機種変更することにしました。

 

大きな理由は、

 

4K60pのビデオカメラ代わりにする

 

‥‥です。

 

4K30pではなく、2K60pでもなく、4K60p、2K240p(=ハイスピード撮影〜2Kのスローモーション)の性能が決め手となりました。‥‥もはや、「携帯電話」の品定めの言い草とは言えないですが‥‥。

 

 

手続きをした後で、iPhone 8の製品紹介ページを改めて見ると、色々な機能向上と品質向上を果たしているようで、中でも‥‥

 

  • TrueTone
  • 広角と望遠レンズの光学ズーム
  • ワイヤレス充電
  • 防塵と防水

 

‥‥あたりは私の使い方でも重宝しそうです。

 

私はiPhoneを「コミュニケーションツール」としてはあまり使っていないので(電話・FaceTimeくらいで、iPhoneでのメールはSiriに代筆してもらうほどです)、ほぼ「ビデオカメラ」「デジタルカメラ」用途での買い替えです。

 

ビデオカメラのAppは「FiLMiC Pro」です。iPhone 7以降では、なんと、ログ収録までできるみたいですね。ログ収録機能は、取材用途で必要になる可能性大です。

 

しかしまあ、iPhone 8 のビデオカメラ画質は、もはやスマホやケータイの領域じゃないですね。日頃使い用のビデオカメラをわざわざ購入して携帯する必要が全く消え失せるほどです。

 

以下は海外の方がiPhone 8 Plusで撮影した映像です。YouTubeの画質設定を1440pや2160pにしてフル画面モードで見ると、その威力が判ります。撮影者さんの撮り方が上手いのは絵を見れば解りますが、iPhoneのカメラ性能も相応に高品質なのが見てとれます。

 

 

4K60pのビデオカメラやコンデジが市場で豊富になる以前に、iPhone 8 Plusで取材もロケハンもバンバンできてしまいます。

 

いい時代になったものですが、4Kも、見慣れちゃえば、使い慣れちゃえば、それが普通になってしまうもの‥‥なのです。

 

 


爆弾を抱えたゼロ戦

多重組み、多重合成の話を聞いていると、ほとほと、現在のアニメ業界の標準技術の限界を感じます。何よりも当事者たちが、本質よりも「言葉遊び」「言葉の揚げ足取り」に終始し始めている状況もツイッターから感じ、「ああ、だから日本て、改革することに弱いんだな」と思う次第です。

 

まあ、そもそも「多重組み」「複数組み」「複合組み」なんて、誰かが最初に「表現するのに困ってなんとなく言い始めた」言葉で、用語の規定も対処方法・取り扱い方法の標準化も全く為されていないですよね。

 

正しい用語が規定されていないのに、的確な言葉で技術を呼びあらわすことはできません。

 

取り扱い方法が標準化されていないのに、適切な対処方法もフローも実践できるはずもありません。

 

よって、問題が発生した時に、どうすればその問題を根本から抑制できるのか、旧体制の中の誰も示すことができません。

 

 

現在着々と技術の構築段階を進めている新技術において、セル素材の多重「組み」は存在しません。技術的に不可能です。ゆえに、多重組み・多重合成のことなど、ツイッターで見かけるまで、忘れていました。そう言えば、そんなことがちょっと昔にあったな‥‥と。

 

なぜ、新技術では多重組みができないか‥‥というと、答えは簡単、すべて「階調トレス」で線画が描かれるからです。二値化でぴったりパズルのようにハマる組みが、階調トレスではアンチエイリアスや中間トーンがあるがゆえに物理的に不可能なのです。

*ゆえに、新しい技術においては、スムージングフィルタは存在しません。

 

なので、アルファを使ったマスク合成とか、実際に透けさせるなど、色々な手法で「下の絵が上に透けて見える」映像を作り出します。

 

新しい技術は、60フレームの秒間分解能に対し、60枚の絵で動かす「60pフルモーション」のアニメーション技術です。ゆえに、「組み」など旧来の対処法で複数の絵を組み合わせると、非常に手間がかかります。まあそもそも、1秒60枚の絵を描いて塗る‥‥という行為すら非現実的です。

 

新しい技術は、新しい映像フォーマットを、十二分に活用できるように、技術設計段階から様々な要素を開発しています。それが新技術の最大の強みと言えます。

 

 

 

 

多重組みや拡大作画に悩まされつつも、一向にそのフィールドから抜け出そうとしない作業者の人々。アニメの原理を理解しようとせずに原作通りに描かせようとする妄信的な「制服組」(背広組‥‥と言うべきか)の人間たち。

 

日本人の大半は今でも、老いも若きも、男も女も、「ゼロ戦の国の人」なんだな‥‥と思います。

 

零式艦上戦闘機、通称「ゼロ戦」は、太平洋戦争開戦当時、「空の覇者」として君臨しました。日本人ならではの設計思想、日本人ならではの工業スタイル、そして日本人ならではの闘争本能。‥‥それら日本人の特徴を具現化したのがまさにゼロ戦です。

 

しかし、そのゼロ戦に「絶対的な自信」「揺るぎない信頼」を抱いてしまったが故に、刻々と変わる戦況と技術進化に対応できず、大戦末期は爆弾を抱えて敵に突っ込む「特攻御用達」の「自爆機」に成り果てました。

 

トップから末端の人間に至るまで、一貫した思想において‥‥です。

 

悲劇としか言いようがありません。

 

 

「ジャパニメーション」は確かに世界を席巻しました。

*ちなみに、「ジャパニメーション」という言葉は、ディズニーなどのアメリカン・フルアニメーションに比して、安普請ゆえの「蔑称」だと言うことは、以外に知られていないようで、偉いさんが「日本のアニメーション」の意味と誤解して公然と口にするあたりで、「本当はアニメなんてどうでも良いと思っているんだな」という「金脈大好き」の人々の真意が透けて見えます。本当に好きなら、興味を持って言葉の意味を調べるはず‥‥ですもんね。

 

しかし現在、その「ジャパニメーション」とやらを支えるために、現場の人間はどんな状況に置かれているのか。

 

まさに爆弾を抱えて「特攻」するかのごとくの労働状態です。

 

多重組みを頻発したり、手当たり次第に拡大作画したり、明らかに採算を度外視してセルの1枚1枚に細かい処理を入れたり‥‥ということが、まさに「特攻で体当たり攻撃するゼロ戦」の「現代の姿」だということに、多くの人は気づいていないんでしょうかね? 実は、もうわかっていますよね。‥‥ただ、戦時中と同じく、「原因を今さら話しても、どうにもならない」という「進め一億火の玉」状態なんでしょう。

 

では、その特攻は誰が立案して誰が指示しているのか? ‥‥まあ、それも、考えればすぐにわかりますよね。

 

 

でもさ、アニメ制作は徴兵制もなければ、国家存亡の大事でもないのです。

 

「いち抜け」しても国家反逆罪に問われることはないです。

 

とっとと、未来を生き抜く技術にシフトした、新しい現場と新しい技術体系を、自分たちの手で作り上げていけば良いのです。

 

なのに、状況に耐えるだけ、不平を口にするだけで、新たな道を模索しようとしないのは、なぜなのか、私は不思議で仕方ないのです。

 

 

戦後70年以上経っても、日本人の本質は変わらないのかも知れません。

 

アニメ業界が、まさに、戦中と同じ轍をガシガシ踏みまくっています。

 

 

今までの方法に、もう未来がないことは、多くの人は、薄々気づいているでしょう。

 

なのに、「最後」まで付き合って、「負けた」後は、「こんなことになったのは、誰が悪いんだ」と内輪で戦犯探しをして、「状況に付き従って加担してきたけれど、それはやむなくであり、根本的には自分たちは悪くない」とでも言うのでしょうか。‥‥いや、十分悪いですよ。まずいとわかっていて加担し続け、何も行動を起こさなかったのですから。

 

 

今すぐ、100%、新しい技術にシフトできなくても、草の根で、水面下で、徐々に進めることはできるはずです。結局、何かの理由をこじつけて「私にはできない」と言い訳しているのです。私も過去にやさぐれた頃がありましたし、今でもくじけそうになるので、「できない言い訳」は肌身で解っています。

 

でも、本当に、生活時間の数%も新しい取り組みに割けないんでしょうかね。ゲームや酒で散らす時間はあるのに?

 

 

どんなに頑張っても、命がけで苦しみ抜いても、負ける時は負ける‥‥ということを、70年前の大戦争から学べることこそ、現代に生きる人間の特権のはず‥‥です。

 

なのに、なぜ? ‥‥です。

 

昔の人間たちはバカだった‥‥とでも?

 

 

年に1度、大懇親会を開いて、「悪い中での良かった探し」をして、不安を紛らわして何になりましょう。どんなに数を集めても、ダメな時はダメっすよ。

 

信頼できるのは、自分、そして同じ意志を持つ数少ない仲間だけです。

 

ちょっと不利になれば蜘蛛の子を散らすように去っていく人間たちよりも、頼りになるのは誰なのか。‥‥それを考えて、業界なんかあてにしないで、自分たちで未来を切り開いていくのが、一番「プラグマティックな選択」だと思います。

 

 

「爆弾を抱えて自爆する自己犠牲」に酔いしれたいのなら、止めはしませんが‥‥、まあ、自爆に巻き込まれるのは嫌ですね。

 

私は仲間たちと未来を歩いていきたいので、自爆するわけにも、巻き込まれて大怪我するわけにもいかないのです。

 

 

 



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