USB3.0って

USB3.0って、結構まだ、不安定な状況なんでしょうかネ。

Mac miniのUSB3.0のポートを背面から延ばすべく、延長ケーブルを物色したのですが、何ともまあ、「接続がたびたび切れる」だの「認識しなくなった」だの、マイナス評価のレビューが目立ちます。実は私も、年末に外付けHDDケースで、似たようなトラブルで時間を割かれました。

あー、めんどくさい。もういい加減、「コンピュータのそんなところ」から開放されたいです。

でもま…、コンピュータって、人々の思惑が錯綜した、とってもドロドロとした生ものですからネ。なのに、メーカーはいつまでたっても「簡単接続!」とかそんな売り文句を延々と続けていますしネ。データ送受なんて、どんなに簡単でも安定してなきゃ、意味ないじゃん? 昨今、コンピュータ関連機器の「簡単」をそのままのイメージで受け取る人はいないんじゃないかな‥‥。

しかしなあ‥‥、FireWireもThunderBoltも、Appleの負けだしなぁ。そのへんのプロトコルでは負け続けるよな、Apple。

eSATAは、コネクタ形状が抜けやすくて、「本気で取り組んだのか?」と呆れを通り越して、ナゾですし。eSATAって、応急的に外付け規格を考えて、そのまま普及しちゃったクチじゃないのかな。良い歳こいた大人が本気で考えたコネクタ形状じゃ無いよネ。

‥‥なので今のところ、高速のファイル送受はUSB3.0しか、頼れるのはありません。しかし、「安定するまでみんなで見守ろう」とか、もううんざりなんですよ。。。

線画

線のニュアンスに対しての、新しい指針は大体フィックスしてきました。各工程の各要素の組み合わせにより、様々なニュアンスを醸し出す事が可能で、荒々しいタッチから筆やペン画のようなタッチまで実現可能です。紙と黒鉛、スキャンとその後の処理、アナログとデジタルの両面からのアプローチが欠かせない事が、はっきりと再認識できました。

なるほど、現業界主流の2値化トレスは、「線画品質の安定」という観点では、とても合理的です。中間調をバッサリと捨てる事で、たしかに線画のニュアンスをある一定の範囲におさめる事ができます。最近の動画は、インクのような描線でハッキリと奇麗な線を引く事が求められていますが、後段で予定通りの2値が施される事で、線画のニュアンス統一がなされているわけです。1話で数千枚に及ぶ動画を大量生産するのに、適しているのでしょう。

私はもはや、線画を大量生産するようなシステムでは思考していません。そのかわり、線のニュアンスの「責任は重大」です。もはや、今までの「動画」という視点では語れない、全く別ジャンルの作業になると思います。

描線1本でも、様々なドクトリンが見え隠れするもんですネ。

そういえば、最近、シャーペンの本数が足りなくて、ステッドラーの925-25を買い足したのですが、同時にペンテルのグラフ600というのも試しに追加で買ってみました。送料無料にすべく。

グラフ600同社グラフギア500よりも重く、安定しています。より一層、清書には向いてるように思います。グラフギア500がどうにも軽い‥‥と思っている人は、試しに使ってみると良いかもです。そして何よりも、ボディの色数が多いので、うまく使い分ければ、「白はH、オレンジは2B、グリーンはHB」のような視認性を高くする事ができそうです。

ちなみに、グラフギア500の0.4mmは、立ち位置が「中辛」な感じで好きです。0.3mmより折れづらく、0.5mmより繊細。下書きにはピッタリですヨ。

AE,PS,IL

私にとっての、アドビの三種の神器と言えば、「After Effects」「Photoshop」「Illustrator」です。人によっては、After EffectsがInDesignやDreamweaverに変わるのでしょうネ。

しかし、実際のコンポジット現場(=多くの場合、「撮影」と呼ばれる)では、これら3つを最新のバージョンに保持する事は中々難しいですし、Illustratorにおいては「無くてもとりあえず可」で購入すらしない状況も多々あります。アニメーターはPhotoshopは持ってても、After EffectsとIllustratorは無い、Illustratorは特定の限られたスタッフのみが使う‥‥的な状況がほとんどでしょう。Premiereにおいては、稀ですらあります。なぜか?‥‥ぶっちゃけ、コストがかかるからですネ。

Photoshop Extendedはバージョンアップに4万、After EffectsとIllustratorは合わせて5万くらい。基本ソフトだけでも、毎年、ほぼ9万円を「徴収」されるわけです。DreamweaverやPremiereなどあと数点加えたら、2.5万ずつ増えて、12〜15万のコストがかかります。アドビは必ず1年に1回、バージョンアップする事を公言してますから、0.5のマイナーバージョンアップでも無い限りは、結構な大金を堂々とユーザーに求めてきます。

ゆえに、商売道具のAfter Effectsは最新を保ち、Photoshopは権利を失効しない程度に1〜2つバージョンをスキップし、Illustratorは「無くてもとりあえず可」という事で購入しない、PremiereやDreamWeaverは最初から買う予定なし‥‥というような感じになります。

で、そうした状況が、如実に絵や映像に表れる‥‥と。

「アニメのコンポジットはAfter Effects主流だから、After Effectsだけで完結できる事をしよう」‥‥と、いつしか、絵や映像を発想する思考そのものが、小さく収まるようになります。こうした制限は、実は、絵描き、ストーリー、そして企画の思考にも及びます。「アニメとはこういうものだから、こんな感じの絵で、こういうストーリーで、こういう企画が適当」と最初から「みくびった」考えで作品を発想するようになります。

私も、Creative Cloudでアドビの全ソフトを、最新版かつフル(=エレメントじゃない)で使えるようになるまで、どうしても「After Effectsマンセー」的な発想から脱し得ませんでした。‥‥いや、今でもAfter Effects基幹の方針は健在なんですが、発想と選択肢の広がりがグンと増えました。特に、Illustratorの存在はでかいですネ。線画の描き方すら意識が変わりますからネ。

ただまあ、私自身、Illustratorをあまり使ってこなかった(というか、昔のバージョンのまま、知識が停止している)ので、わからんパラメータが目白押しで、馴れるまで少々時間がかかりそうです。しかし、これから先、Illustratorは必須だよなあ‥‥と実感しています。

After Effectsに偏重せずに、アドビ「3種盛り」を「旺盛に」使いこなす事。‥‥結構、重要なキーワードのような気がしてます。出発点と土台が大きく変わっちゃいますからネ。

CoolPix P510, P520

CoolPixのP510PowerShotのSX50HSというのが、前から気になっていて、ぶっちゃけ、値崩れを待っています。(歯に衣着せずにいいますが)

これ1台あれば、とりあえずイイ! ‥‥というカメラが、前から欲しいのです。P510も、SX50も、一眼レフ風な使い方ができて、かつコンデジのような手軽さを持つモデルです。レンズ交換せずに済む、脅威のズームレンズが、「これ1台でOK」とうなずかせる要因です。

42倍ズーム、50倍ズーム。もちろん、光学です。24mmから1000,1200mm(ライカ判換算)というゲテモノレンズではありますが、正直、「それでいい」というキモチです、最近は。

交換レンズを何本も持って、結果、撮影する事自体がおっくうになるのだったら、ゲテモノレンズのほうが実りがあるじゃん‥‥という事ですネ。

UV、PLフィルタだけを持って、気軽に撮影しに行きたいですワ。今は32GBのSDXCも2,000円だしネ。後はバッテリー(互換の安いやつ)を2〜4個くらい買っておけば、充分。

ニコンが新しい「P520」というのを発売するようです。となると、前のモデルは新型発売後あたりからスルスルと値崩れか? 2万円中頃だと良いな‥‥。

慌てず、待つ事にしよう。

ケント紙も試す

ここ数日、薄めのケント紙も試して使っています。理由は、欲しいニュアンスがあって、それに近づけるためです。

アニメーターで原画作業ばかりしていた頃は、支給の作画用紙を何のためらいもなく、使い続けていました。よくよく考えると、まさにそうした「制作基盤に何の疑いもなく、作業ができる」のが、アニメ業界が築き上げてきた制作システムだったのです。絵を沢山描かなければならない時に、各作業者が用紙に疑問を抱いていたら、いつまでたっても作業は進行しないですもんネ。

でもそれは、セル用紙にセル絵具でペイントして、フィルムにカメラで撮影していた時代の話。フィルムに撮影できるものを作り続けてきたアニメ業界のシステム‥‥だったわけですが、今はカメラは無いですし、セル絵具もありません。

技術基盤の大きな要素が、ごっそりと入れ替わって、昔のしがらみ・制限から開放されたのです。アニメ業界は、今でも昔のしがらみの中にとどまる事で、生産性を保っているわけですが‥‥と、もうその話はいいか。

コンピュータを土台にした新しい作品制作基盤において、どのようにポテンシャルを引き出すかが、今の私の最大の関心事です。私もまさか、紙の質まで遡るとは思ってもみませんでしたが、能力を引き出すためには避けて通れない道‥‥のようですネ。

同じ筆記具でも、紙次第で描線はコロコロ変わります。‥‥考えてみれば、絵描きなら当然の知識だったのですが、「絵ではなくアニメ作画」にいつしか洗脳されてしまっていた自分には、「そんな事も気付かなかった」のです。

ケント紙は描線が滑らかで、シャープになります。上手く描けば、極細の面相筆のようなニュアンスが出せます。反面、黒鉛の持つラフなアウトラインは消えていきます。スキャン解像度の設定によって、ニュアンスも大きく変わります。テストをしてみて、大体コツがわかってきました。

高性能・高スペックなデジタル要素をツールとして使いこなせば、実は非常に繊細なアナログの極点へと吸い寄せられていく…のは、昔のブログで書いた事ですが、描線ひとつとっても、まさにそれが実証されていると感じます。キツい‥‥誤摩化しがきかないのは確かにキツいですが、困難を克服して、技術を手中におさめる「甲斐」はあります。4K,8Kを使いこなすつもりならば。

新しい技術のスタートは、ほんの小さなところから始まる事が多いです。新しい技術です!大作です!ドーン!‥‥というんじゃ無くてネ。

めまぐるし

この数週間、仕事内容でめまぐるしい日々が続いております。しかし、このブログでは、仕事の内容や作業についての云々は書かない方針なのです。アニメ・絵で言いたい事があれば、作品に込める、もしくはコラムなどのまとまったコンテンツにすべきと、前ジオログで決めたのです。

なので、ここではボヤくだけです。

ゴリゴリのメカを描いた直後に、ほんわか家族を描くのは、中々に自分を試されているようで笑けてしまいます。トライアスロン(やったことは無いですがイメージとして)のような日々。全速で泳いだ直後に、今度は自転車で全力疾走なんて、普通しないわな。

そんなハチャメチャな時は、やっぱり音楽です。メンタルを鎮静化して平常化する作用があります。私は何もクラシックばかり聴くわけではなく、ポップスも歌謡曲もロックもスラッシュもジャズもフュージョンもラテンもアニソンも聴きます。

実はクラシックばかり聴いていると、似た傾向の感情になりやすいので、特に仕事がヤバい時は、アニソンを聴きます。私が小さい頃の‥‥です。あの俗っぽいところ(失敬)が逆に良いのです。なぜ、アニソンが私に「効く」のかは、自己分析はおおよそ済んでいて、「アニメが好きだった小さい頃の感情」が呼び覚まされるからです。

やっぱり、なんだかんだ言っても、アニメが好きじゃなきゃ、こげな仕事、選んでないしネ。

やりたい、作ってみたいアニメは、子供の頃とはかけ離れていますが、結局はアニメが好きですからネ、わたくし。

グリーグ

私は最近、歳を喰ったせいか、グリーグの音楽が染みるようになってきました。グリーグといえば「ペールギュント」が有名ですが、私が染みているのはピアノ曲や管弦楽の小品などです。

グールドの演奏するテンポの遅い「ピアノソナタ」の第1楽章は、私の好きなグリーグのド直球です。ただ今買うと、結構お値段がする‥‥。

メジューエワのグリーグも良いです。もともと、メジューエワさんの演奏が、私のツボにはまる音なので、余計です。

メジューエワさんの演奏は、他にも良いものが沢山CDで発売されています。私は結構持ってますよ、ベートーヴェンの全集とか‥‥。演奏内容は、ピアノ演奏に妙な派手さを求める人向きではありません。作曲者の音の1つ1つを、演奏者を通して、体に浸透させたい‥‥と思うような人には、とても響く演奏でしょう。

私はなぜだか、小さい頃から「寒い国」の音楽が好きで、小さい頃は「ホームクラシック」(レコードの全集もの)の中からチャイコフスキーばかり抜き出して聴いていました。ぶっちゃけ、フランス近代やアメリカのクラシックのほうが「粋」でスマートっぽくてかっこいい‥‥と小さい頃にも思っていましたが、どうも心の底ではロシアやフィンランド、ノルウェーに惹かれているようで、歳を喰った現在はグリーグの曲が流れるとあからさまに反応するようになりました。

ちなみに私がネットラジオでよく聴いているのは「NRK」です。最初、どこの国の放送かわからなかったんですが、調べてみたらノルウェーで、驚きでした。‥‥考えてみたら、数年前の美術展で妙に感じ入ったムンクも、ノルウェーなんだよな‥‥。

音を聴く環境

私は絵を描く(作る)作業中、他には何もせず集中する事もあれば、音楽を耳から注ぎ込みながらペースアップを図る事もあります。自身を振り返ると、音を聴かずに作業している時は、「苦行」的な意味合いが強いように思います。「とっとと、終わらせたい」的な。‥‥逆に音を聴いて作業する時は、作業に没頭しようとする傾向が強いです。

1980代の駆け出しの頃から、ヘッドフォンにはそこそこ金をかけていました。といっても、妙に高いものを買うのではなく、普及価格帯よりちょい上くらいのものです。ソニーのCD900STとかは出始めの頃(正確には発売数年後)から使っていたように思います。CD900STは「これがベスト」とは言いがたいですが、音がよく聞こえる事は確かで、音好きならば1本くらいは所有していたいヘッドフォンです。ただ、常用すると耳が偏るので、私はAKGのK240 Mk.IIと交互に使っています。

あと、自宅の作業場はメインとサブの2セットのスピーカーで音が出せるようになっています。部屋を取り囲むように設置して、音が(良い意味で)回るようにしてあります。メインはベリンガーのB2030Pで現在13,800円で買えるお安いスピーカーですが、性能は充分です。サブは20年前くらいに買ったリア用のソニー製スピーカーで、音を回す目的なので、とりあえず充分です。

創作する者、やっぱりね‥‥音にはこだわらんとダメです。音が悪いと、イメージ力も低くなります。画力やデッサン力ではなく、イメージ力、です。まあ、これは私の持論ですから、一般論ではないですけどネ。

もし、自分がセンシティブだと自覚しているのなら、音響機器をグレードアップする事でより一層感覚が鋭敏となり、よどみないイメージを自己から引き出せると思います。悪い音で聴くのは、ものつくりにとっては、むしろマイナスで、イメージがどんどん大雑把になります。

コンピュータやファンヒーターの音、深夜などの理由から、良い音をスピーカーで聴くのは中々難しいです。なので、せめて1〜1.5万クラスのヘッドフォンにて、音を脳内へ送り込んで、イメージ作りのフィールドを作るわけです。

まあ、現代は様々な娯楽に金の飛んでいく世の中ですから、ヘッドフォンに1万円なんて…と思う人もいるかも知れませんが、自分が創作者だと思うのであれば、良いヘッドフォンで日頃から良い音を脳に送り込んでおいた方が、後々の自分自身にじんわりと効いてくる…と思うのです。

レトロゲーム

私は子供の頃、パックマンが大好きで、よくプレイしていました。私が到達できたのは「鍵」の9面くらいまでですが、世の中には「パーフェクトゲーム」をする偉人がおりまして、通算256面だそうで‥‥。4時間くらいプレイするらしいです。

パックマンが30周年の時、グーグルでWebブラウザで動作するゲームを公開したらしく、今でもプレイが可能です。私は十字スティックでないと、てんでダメなので、やっておりませんが‥‥。

私の得意なゲームはコナミの「スクランブル」(1981年)で、ハイスコア表示上限の「999,980」ポイントまでいった事があります。2時間以上延々とプレイしていた記憶があります。中学2〜3年くらいの頃だったかな。。。ハイスコアは100万寸前で止まり、「1 PLAY」のスコアはまたゼロに戻る‥‥ような感じで、結局、通算110万ポイントくらいのところで自爆してゲーム終了させました。

あの頃のゲーム、ムーンクレスタとか、トランキライザーとか、ギャラクシアンとか‥‥。当時の友だちの顔が懐かしく思い浮かびます。

コピーペーパーDA、届く

フォレストウェイの新製品「コピーペーパーDA」、届きました。白色度94%、坪量:69g、Made in Chinaです。価格は500枚で323円、0.65円/枚です。

う〜ん、白い。‥‥というか、色温度が高い。青くすら見えます。

書き味はまだ届いたばかりなんで、何とも言えません。後日また。

私が常用している用紙は、他に「プロジェクトペーパー」というロングセラーの方眼用紙があります。アマチュアからプロのアニメーターになって、原画漬けの日々になるにつけ、使わなくなっていったのですが、最近はまた使っています。デザインをする時に、(当たり前過ぎる事ですが)方眼が便利なのです。


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