風邪ひく

38.4度の熱が出て、病院にいきました。案の定、インフルエンザを疑われて、検査をしたら、AもBも陰性で、とりあえず安心。

抗生物質やら何やらいっぱい処方してもらって、さすがに市販薬とは段違いの効き目で、随分楽になりました。

最近、根を詰めて作業してたのが、マズかったか。‥‥まあ、1日24時間しかないのがもどかしいくらい、あれこれやってましたからネ。

ただ、無理して進めても、結局クラッシュするのでは意味が無いです。もっと、やり方を考えねば。。。

タミヤのウォーバード、あれこれ

タミヤのウォーバードコレクションという航空機のプラモデルシリーズがあります。私はそのシリーズで結構な数を作っており、今後の展開も楽しみにしています。

ただ、私が重要視する「ボックスアート」〜すなわちパッケージデザインは、完成プラモの写真だったり、イラストだったり、‥‥唐突に方針が変わるなど、少々迷走気味なところがあります。‥‥で、イラストは良いのですが、プラモの完成写真の場合は、「‥‥これって、逆効果な気がする‥‥」と感じる事が結構あります。パッケージを見て、購買意欲が失せるというか。

合わせが甘かったり、造形が荒かったり、デカールはシルバリング(転写マークのところだけテカる)してたり‥‥。個人で作った結果がそうならまだしも、パッケージの写真としては、少々‥‥いや、かなりキツいと思うのは私だけか? 特に、イタレリのOEMキットは、パンチが効いてます。

でもまあ、とことん作り込んで「別物のプラモ」にしたものをパッケージ写真にする訳にもいかんのでしょうネ。そんな「進退窮まった」パッケージになるくらいなら、箱絵をイラストレーターに発注してくれぇ‥‥と思うのですが、コスト削減なのでしょうか、ウォーバードコレクションはプラモの写真が主流です。

キットそのものは、良心的な価格設定で、パーツ点数も少なく、手軽に組み立てられて、私は好きです。特にすぐに欲しい時は、簡単に組み立てられる事が、有利に働きます。また、イタレリのOEMに関しては、本家より安価に手に入るので、重宝します。

私はエアフィックス(イギリスのメーカー)も好きでよく買うのですが、イタレリといい、エアフィックスといい、何でまた、パーツ分割とか、金型の構成とかが、「大味」なんだろうか。一番、目立つところに、ピンの痕があったり、パーティングラインがあったり‥‥。最新のキットでも、です。これはもう、国民性としか言いようがないかも。

タミヤとかの良キットに慣れてると、ドキッとします。国内の有名メーカーは、さすがに現在は、製造過程の都合がドカンと製品に表れる事は無いですからネ。

ジオログの頃にも書きましたが、最近出たタミヤの1/72の零戦は、ここまで(作り手にとって)快適で良いのかと思うくらい、極楽なキットです。メカ好きなら、必ずおさえておきたい必須アイテムです。零戦が特に好きじゃなくても、です。精緻を極めたキットにより、メカの構造を見て学べますからネ。同じタミヤの1/32の零戦に至っては、超弩級のキットで、実売6,000円でも何の文句も出ませんし、むしろそのくらい対価を支払うべきだとすら感じます。

でも、イタレリもエアフィックスも「多少のキットの不都合」があっても、愛すべき資質をもっております。エアフィックスは、パーツがバラバラに入っているのは旧製品の再販で、その場合は腕試し&ノスタルジー気分で作ります。近年の海外キットは製品のチョイスが国内メーカーとは一線を画すので、やっぱり気になる存在です。

○タミヤ・ハセガワ〜近年のキットはいたれりつくせり。短い製作時間で精緻なモデルが完成する。しかし、機種選択のバラエティが乏しい。同機種のバリエーションで商品点数を増やす傾向が強い。

○トランペッター・ドラゴン〜ユニークな機種選択で楽しい。作り手の技量ありきな複雑なキット。完成するまで時間がかかる。ゲインフルとかアカーツィアとか、日本ではありえないチョイス。

○イタレリ・レベル・エアフィックス〜日本人にはない機種選択のセンスがイイ。安価な製品も多く、旧製品も魅力的な機種が満載。組みやすいが、良い出来にしようとすると、いきなり時間を消費する。

○ズベズダ〜製品の精密度も高く、機種選択のバラエティも豊かで、楽しいキットが多い。しかし販売網の関連か値段は高めで、不安定な供給状況。時に、販売店にて妙なプレミア価格になるので、注意。通常価格で見かけた時に買っておくのが必定(350円だったのが数日後に2万円になるのなんて、ありえない‥‥)。ロシアの会社なのに足軽とか陣幕とか、チョイスもすごい。

‥‥まあ、ぶっちゃけ、どのメーカーも楽しいわけですネ。

今は、何か資料が必要になった時、ネットで調べて、YouTubeで検索して‥‥とか、安易なスタンスが多いですが、ゆえに作品ストーリー上での「メカや道具の使い方・見せ方」も相応に安易。結構簡単に、そういうのって(=特に興味がある訳でもない、作り手のスタンス)バレますよネ。

例えば、飛行機が作品に登場する時、ウォーバードコレクションなんて、600〜1500円で買えるんだし、素組みでも良いから手元に置いて眺めれば、どんどんイマジネーションが湧くんですけどネ。

EFマウントのパンケーキ型単焦点40mm

前回の記事同様、やはり、Amazonでレンズフードを物色していて見つけたのが、EFマウントのパンケーキ型レンズです。最初、小さな画像をパッと見たとき、エクステンダーかと思いました。

Canon EF40mm F2.8 STM [EF4028STM]

EFマウント‥‥。これを一眼レフに付けるか? ‥‥遠くから見ると、ボディだけ持ち歩いているように見えるんだろうな。

STMってよく知らないのですが、USM(超音波モーター)ではなくても、静音で高速駆動のAF動作になるようです。

40mmだから、APS-C(普及価格のデジタル一眼レフ)だと65mmくらいになる換算です。家族のスナップショット、ポートレイトによく合う画角ですね。F2.8なので、ボケ背もいい感じに写るでしょう。

価格.comで見たら、すごいレビュー数。人気あるなあ。

しかも交換レンズ部門で「売れ筋」「注目」で第1位。‥‥話題のレンズだったんですネ。全然知らなかった。。。クチコミのユーザーさんのサンプル写真を見る限り、低価格なのに性能は高そうですネ。

今はあまり写真を撮りに出れる時間を持てないので、買うまでには至らないですが、欲しいレンズ‥‥ですネぇ。


シグマ・タムロンのレンズ、大幅値引き

レンズフードを物色していて、たまたま見つけたのですが、シグマのマクロ望遠ズームやタムロンの10倍ズームレンズが、かなりの値引きをしています。

TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO デジタル専用 キャノン用 A14E

上記のズームレンズは、ライカ判換算で28mm-300mmくらいの高倍率レンズで、ぶっちゃけ、これ1本でも撮影が可能な倍率です。画質など細かい事は解りませんが、この値段(1万円前半)で買える事がかなりスゴい事なので、カメラバッグに入れておいて損は無いでしょうネ。

もしかしたら、APS-Cという仕様が、安売りの原因なのかな? それとも、新機種が出る?? ‥‥安売りの理由は、よく解りません。しかし、安過ぎでしょ。発売から年数が経っているとはいえ、ズームレンズがこの値段で買えるのって、私の世代からすれば異常です。

まあ、昔気質の人からすれば、「10倍ズームなんてイロモノ過ぎる」と思うでしょう。私も心の底では、そう思います。

‥‥でもまあ、機動性が飛躍的に向上するのは事実です。ゆえに、私は10倍ズームが前から欲しかったので、これを機に、早速買いました。そりゃあ、Lレンズとか、フルサイズのデジタル一眼レフとかも欲しいですが、今はこれで充分。ようやく、デジタルでの一眼レフ環境が整います。

ちなみにレンズフードは付いているようなので、とりあえず、プロテクタだけ買い足せば良いですネ。フィルター径は62mmで、500円ちょいの安いフィルターも売ってます。



長所が弱点、弱点が長所

常日頃、ふと思うのは、長所は得てして、弱点になると言う事です。そして、ややこしい話ですが、「長所は弱点」だと言う事をしっかりと認識すると、「弱点が、強力な武器となる」という事です。トンチみたいな話ですネ。

手描き絵も3Dも、おしなべてそうです。近年、3Dが台頭して、従来の手描きの絵のテリトリーまで進出してきました。3Dの持つ「手描きでは難しい様々な要素」に対して、「手描き陣営」が少なからずコンプレックスを抱くのだとしたら、それはとても滑稽な事です。「完璧なパース」「正確な立体」「計算による精緻な質感表現」‥‥これって時と場合によっては、アドバンテージなんかではなくて、すごいハンデじゃない? 特に、メインの被写体においては。

「立体造形の理屈なんてどうでもいい。このショットで最高の表情が欲しい」

「ツジツマよりも、フレーミング、絵のレイアウトを優先したい」

「計算ではこのようなライティングになるんだろうけど、それはかえって不都合。瞳は輝いて見えてほしいけど、肌がテカり過ぎるのはNG。ソフトウェアの都合なんかより、絵の美しさを優先してくれ」

このようなオーダーの時、3Dの長所だと思っていた各要素が、いきなりハンデへと転じ、3D構造による制御は「狼狽」の連続となります。リカバーは可能でしょうが、2Dソフトウェアで「強引なリカバー」をするのは、本末転倒とも言えます。

じゃあ、手描きだと何でも出来るのかというと、そんな事は無いですよネ。

「ディテールたっぷりの、泥だらけの戦車が、走り回る」

「巨大戦艦の、尺たっぷりのゆっくりとした、船体の角度変化」

「300人の群衆と、無数の紙吹雪。道の中央で凱旋パレードする車両」

‥‥まあ、無理です。チャレンジしても散々な結果で終わるでしょう。無茶して「伝説の1カット」を作ったとしても、それは常用できません。もちろん、3Dでも大変な内容ではありますが、作画だとよほどの省略をしない限り、絶望的です。

また、手描きの絵は、自由に描けるのと同時に、形崩れと隣り合わせです。形崩れがあるからこそ、表情やニュアンスが出るのですが、まさに絵に描いたような諸刃の状況です。

3Dは、3Dである事が弱みとなる。同じく、手描きは、手描きである事が弱みとなる。‥‥なんと言う皮肉。

しかし、自身の長所が弱点にもなりえると強く実感した時、逆にその「賢い活用法」も見えてきます。すなわち、「表現技術に基づいた、新たな演出法」が、「弱点に転じた長所を、再び長所へと戻す」役割を担うわけです。

ご存知とは思いますが、アニメの演出法は実写とは異なります。尺も、フレーミングも。‥‥これは、先人たちが、アニメ絵のなんたるかを、演出の技法へと取り入れた成果であり、いわゆる「アニメの雰囲気」は演出法に因る事がとても大きいのです。仮に実写で、同じ尺感覚、同じフレーミングにしてみれば、どれだけ違和感があるか、よく解ります。

例えば、出崎統さんの演出法は、アニメ絵の「限界」を、アニメ絵の「大きな魅力」へと180度転じた、すごい発明と言っても言い過ぎではありません。アニメ絵ってかっこいい、でもいざ扱ってみると限界も色々ある、しかしそこであきらめず、限界を逆手に取って演出法にしてしまう‥‥というような案配ですネ。

3Dを何かの代用にしようとした時点で、新しい演出法など築けないし、アニメをアニメとしか感じないセンスで接していたら、やっぱり新しい演出法など考えもつかないでしょう。

「Think Different」‥‥懐かしいフレーズですネ。

慣習に囚われず、色々な角度からモノを見る事が出来る人だけが、1次元的な「長所・短所」を結んだ視点から脱し得て、新しい何かを手に入れられる‥‥のかも知れませんネ。

時には自分の土台すら「Think Different」が必要かも知れませんが、大きな集合体だったり、または守るべきものが存在すると、中々、実行できないのも事実ではあります。

PANAのRP-HT560

 
私にとって、音楽はことさら重要です。一見、ジャンルが違うように思える絵や映像の制作において、まさに「MUSE」となってインスピレーションを与えてくれます。私が何度もヘッドフォンの話題を取り上げるのは、ズバリ、音楽を聴く手段で一番現実的なのがヘッドフォンだからです。

どんなに良いスピーカーを購入しても、首都圏においては事実上、一番金がかかって実現不可能なのが、「聴く環境」です。何千万円クラスのお金がかかりますもんネ。

という事は、どうしても、良いヘッドフォンが必要になります。本当に、ヘッドフォンってお金の話ではなく性能面で、ピンキリです。そのヘッドフォンで、音楽は創作の強い女神にもなれば、貧乏神にもなります。

私が今まで紹介してきたヘッドフォンは、手頃とは言っても、1万円前後のものばかりでした。しかし、5千円未満で買えるヘッドフォンでも良いものはあります。私のお気に入りは、パナソニックのRP-HT560というモデルです。



低音を強調したインナーイヤー型のイヤフォンに慣れていると、「なんか特徴の無い音だな」と感じるかも知れませんが、それがRP-HT560の最大の長所です。フラットな特性なので、モニター用途にもイケます。オールマイティになんでも再生します。ポップ&ロックよし、クラシックよし、テクノよし、ジャズ&フュージョンよし、小編成の生楽器よし、イコライザをスルーしてもよし、スルーしなくてもよし。

ぶっちゃけ、3千円台のヘッドフォンて、かなり冒険の要素が強いです。定番のKOSSのPorta(=かなりの個性派)は別として、どう転ぶか全く読めないです。まあ、大体は「買わなきゃよかった」と後悔するのですが、このRP-HT560は別ですネ。初めて聴いた時は、そつのないウマさに、ちょっと驚きました。

ラカトシュのヴァイオリンも雰囲気良く響きますし、リー・リトナーのバンド演奏も「美味しいコンプの音」がよく伝わります。特にフュージョンのバスドラの音は、何ともイイ味で響きます。kittieのゴリゴリな音も、全然大丈夫です。ですから、かなりの守備範囲の広さですよネ。

ただ、オーケストラに関しては、どうしてもヘッドフォンのコストがまんま音に出やすいので、あとひと息な印象は拭えないです。管弦楽曲を聴くと、「このヘッドフォン、5千円くらいでしょ?」と言い当てられてしまう価格ゆえの限界はあります。倍以上の売値のAKG K240と聴き比べれば、一目(?)瞭然です。
*でも、聴いて当てられる人なら、同時に、価格を超えたバランスの良さも解るでしょう。管弦楽曲だって、決して悪い音では無いですしネ。他の楽曲が良い分、力量の不足が垣間見えるというだけの話で。

バンド形式のポップスやロック、フュージョン、小編成の生だったら、むしろ、V6CD900STよりこっちのほうが聴いてて楽しいです。音楽を楽しく感じる事は、重要な要素ですネ。



仕事で使うMac mini

Mac miniに関する事は以前にも書きましたが、2D静止画関連の仕事で使ってみて、充分使い物になる事が実感できました。まあ、Mac miniだけあってもダメなんですが、土台としては成立するのが解りました。



私はMenuMetersというソフトウェアで処理状況を見ながら作業するのですが、それを見ると、今どきのコンピュータのメモリの消費状況がよく解ります。私のMac miniは16GBのメモリを実装していますが、8〜10GBは平均で使っているようです。ですから、メモリが8GB未満の場合は、どんどん仮想メモリへ飛んでいるという事ですネ。

CPUの使用状況自体は、コア数を有効に使えるソフトウェアが今でも少ないのか、Compressor(FCPについてたアレです)でも使わない限りは、大騒ぎになる事はありません。

おそらく、Mac miniも、重い映像処理だと役不足が見え始めるのかも知れませんが、静止画に関しては、プロ用途に問題無く耐え得る性能を持っています。私の計画している新しいアニメのやり方は、3Dではなく2Dであっても、非常にマシンに負担がかかるので、Mac miniだとキツいかなとは予測しておりますが、8K程度の静止画だったら、レイヤーが多かろうが、全然悲鳴を上げません。

いやあ、昔のCore2Duoの頃とは大違い。

i7、16GBメモリ、Adobe CS6があれば、手加減無しでイラスト、イメージボード、版権類がこなせますネ。

定番製品

前回書いたMDR-V6は、新製品を尻目に、長らく売り続けられている商品です。私はこういう類いの「流行りに流される事のない製品」は大好きで、アニメの作品群も願わくばそうあってほしいとも思います。

ヘッドフォンはロングランのモデルが結構あって、KOSSのPORTA PROとか、ソニーの一連のモニターヘッドフォンなど、旧製品であっても今でも入手可能な事がとても嬉しく、メーカーへの愛着・信頼にも繋がっています。楽器やステッドラーの製図用シャーペンなんかもそうですね。新製品をどんどん出して旧製品を廃していく事が、必ずしも「企業努力」とは言えない事もあるのです。

私は今、新しいタイプのアニメーション作品を作ろうとしていますが、それはハヤリとかどうでも良くて、むしろ「流行」という軽薄短小な扱いは避けたいとすら思っています。単にデジタルのポテンシャルとアナログ本来の高性能を引き出すスタンスが、結果的に「新しい取り組み」に見えるだけの事です。「これからは新しい作り方でやるべき」と流布するつもりもないですし、気概のある人とだけ作っていければ良いと思っています。ですから、今のアニメ作品の表現がベストだと思っている人々は、妙にCGにちょっかいを出すのではなく、意思をちゃんと貫いたほうが良い‥‥とは思います。安易にデジタルに頼って手抜きするんじゃなくてネ。優柔不断なのが、一番マズい状況を呼ぶよネ。

良い製品、良い技術は、継承していく事も大事だと思います。まあ、それがいつしか変質して、「マンネリという手抜き」になったらオシマイなんですが、ちゃんとメンテし続けて高いレベルを維持すれば、技術成立の年なんて、ハッキリ言ってどうでも良いです。むしろ、昔のまま変えないでくれ…とすら、思いますしネ。

生産現場・拠点を移動してコストを下げた事が、そのまま製品に性能低下として現れるのは、一番イタい事です。いち時期のベリンガーはそうだったと聞きますし、ベリンガーが今でも悪い印象があるのは、その時期のイメージがずっと尾を引いているからかも知れません。他のメーカー、他のジャンルでも、似たような事例は一杯あるでしょうネ。

結局、「古いは悪い」と言われがちな原因って、1つは販売・興行視野だけの転がし屋的発想、もう1つは製造・制作現場の「慣れ」が悪いベクトルに働いた「色々な意味での手抜き」に起因するものでしょう。手抜きしたくない人間も、「暗黙の総意」に強制的に飲み込まれていきますしネ。‥‥実は、築き上げた高い技術を、高いままに維持するのは、色々な側面で、非常に難しい事なんです。

でもまあ、その点、コンピューター関連は、新製品を出しやすい状況にあります。ぶっちゃけ、処理能力が全然足りないですからネ。ヘッドフォンや画具などに比べて、歴史が浅いゆえに、まだまだ伸びシロがあります。あと、50年くらいしないと、「もうこの辺で良いんじゃない?」と思うレベルには達しないような気もします。


MDR-V6

MDR-V6作業場が1カ所増えるのに合わせ、ヘッドフォンを1つ買い足しました。ソニーのMDR-V6というモデルで、外見はMDR-CD900STの赤ライン、全体のデザインは7506に似てます。価格は900STや7506と比べて一番安く、1万円未満で購入可能です。サウンドハウスですと7千円台です。

まだ新品なので、評価するには早いのですが、第1印象はとても良いです。音はややドンシャリな感じ(ドンシャリではなく、「やや」です)なので、アンプ経由の場合はアンプの「ソースダイレクト」を、iTunesなどコンピュータ->USB I/O経由ならイコライザはOFFで聴くのが良いと思われます。

音が近い感じで、逆に言えば雰囲気を感じるタイプではありません。かと言って、CD900STのような輪郭のキツいタイプではないので、聴き疲れはほどほどに抑えられていると思います。とは言え、何時間でも着けていられるタイプでは決して無いです。AKGのK240は着けたまま、イスをリクライニングして寝れちゃいますからネ。

CD900STのギスギスした感じがイヤで、7506はちょっと高いと思っている人には、向いていると思います。音は安定していて、「何これ?」と感じるようなバランスの悪さはありません。音声も映像もモニター使用をある程度意識するならば、妙な味付け満載のものよりは、手堅く抑える性質のもののほうが、用途に合いますし、審美眼が偏る事もありませんので、V6くらいのはちょうど良いと思います。

今は7506も買うお店をちゃんと検索すれば9200円程度で買えますので(私が最近買った頃はタイの洪水ですごく待たされて値段も高めでした)、価格差が2000円未満と微妙な立ち位置のV6ではありますが、日頃使いには充分です。というか、日頃使い視点で言えば、ベストグループの一員ではないかと思います。

ヘッドフォンやスピーカーは、「これがあれば他は何もいらない」的なものを望むのはナンセンス。必ず何かしらの「傾向」を持ちますので、何種類かを使い分けるのが良いのです。時には、KOSSのPORTAで聴く事も必要です。V6はそういった意味では、「真ん中、微かにドンシャリ寄り」で、無難にまとまっており、スタンダードとしての資質を持っていると感じました。

IKの大安売り!

IK Mlutimediaのソフトウェア音源(旧製品?)が、大幅値下げ売り出し中です。

GarageBandやLogicで音楽制作をしていて、「もっと音源があれば良いのに」と感じている人には、うってつけのセールです。私はまんまとセールに吸い寄せられ、「Sonik Synth 2」と「Philharmonik」を買いました。

音源ライブラリは両方とも10GB越え。昔だったら、ダウンロード販売などできない容量ですネ。音源は1GBずつに分割されており、ダウンロードもひと苦労です。

Philharmonikは名前の通り、オーケストラの各楽器の音源です。GarageBandで備えの薄いオーケストラ音色を増強できます。Sonik Synthは、往年のエレピやシンセが充実しています。

GarageBand音源のインストール催促まあ、GarageBandは特にお金をかけなくても、追加インストールの音源でそこそこの事はできます。雰囲気のあるピアノもありますし、オーケストラ楽器も増えます。

しかし、もっと欲しい場合〜オーケストラのほぼ全ての音源を網羅したい場合は、GarageBandからLogic Proへステップアップするか、IKなどのサードパーティ製音源を買い足すなどの手段が必要です。

ただ、NIのKOMPLETE Ultimateまで手を出すのはヤリ過ぎかも知れないですネ。240GBのデータ、メディアはUSB HDD、値段は10万(それでも随分安いですヨ)で‥‥なので、ちょっとやってみる程度では済みません。

GarageBandの増強目的なら、IKのディスカウントセールで充分ですネ。

音源を増やした際の、実際の用例は、Webの方で書こうと思います。


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