長所が弱点、弱点が長所

常日頃、ふと思うのは、長所は得てして、弱点になると言う事です。そして、ややこしい話ですが、「長所は弱点」だと言う事をしっかりと認識すると、「弱点が、強力な武器となる」という事です。トンチみたいな話ですネ。

手描き絵も3Dも、おしなべてそうです。近年、3Dが台頭して、従来の手描きの絵のテリトリーまで進出してきました。3Dの持つ「手描きでは難しい様々な要素」に対して、「手描き陣営」が少なからずコンプレックスを抱くのだとしたら、それはとても滑稽な事です。「完璧なパース」「正確な立体」「計算による精緻な質感表現」‥‥これって時と場合によっては、アドバンテージなんかではなくて、すごいハンデじゃない? 特に、メインの被写体においては。

「立体造形の理屈なんてどうでもいい。このショットで最高の表情が欲しい」

「ツジツマよりも、フレーミング、絵のレイアウトを優先したい」

「計算ではこのようなライティングになるんだろうけど、それはかえって不都合。瞳は輝いて見えてほしいけど、肌がテカり過ぎるのはNG。ソフトウェアの都合なんかより、絵の美しさを優先してくれ」

このようなオーダーの時、3Dの長所だと思っていた各要素が、いきなりハンデへと転じ、3D構造による制御は「狼狽」の連続となります。リカバーは可能でしょうが、2Dソフトウェアで「強引なリカバー」をするのは、本末転倒とも言えます。

じゃあ、手描きだと何でも出来るのかというと、そんな事は無いですよネ。

「ディテールたっぷりの、泥だらけの戦車が、走り回る」

「巨大戦艦の、尺たっぷりのゆっくりとした、船体の角度変化」

「300人の群衆と、無数の紙吹雪。道の中央で凱旋パレードする車両」

‥‥まあ、無理です。チャレンジしても散々な結果で終わるでしょう。無茶して「伝説の1カット」を作ったとしても、それは常用できません。もちろん、3Dでも大変な内容ではありますが、作画だとよほどの省略をしない限り、絶望的です。

また、手描きの絵は、自由に描けるのと同時に、形崩れと隣り合わせです。形崩れがあるからこそ、表情やニュアンスが出るのですが、まさに絵に描いたような諸刃の状況です。

3Dは、3Dである事が弱みとなる。同じく、手描きは、手描きである事が弱みとなる。‥‥なんと言う皮肉。

しかし、自身の長所が弱点にもなりえると強く実感した時、逆にその「賢い活用法」も見えてきます。すなわち、「表現技術に基づいた、新たな演出法」が、「弱点に転じた長所を、再び長所へと戻す」役割を担うわけです。

ご存知とは思いますが、アニメの演出法は実写とは異なります。尺も、フレーミングも。‥‥これは、先人たちが、アニメ絵のなんたるかを、演出の技法へと取り入れた成果であり、いわゆる「アニメの雰囲気」は演出法に因る事がとても大きいのです。仮に実写で、同じ尺感覚、同じフレーミングにしてみれば、どれだけ違和感があるか、よく解ります。

例えば、出崎統さんの演出法は、アニメ絵の「限界」を、アニメ絵の「大きな魅力」へと180度転じた、すごい発明と言っても言い過ぎではありません。アニメ絵ってかっこいい、でもいざ扱ってみると限界も色々ある、しかしそこであきらめず、限界を逆手に取って演出法にしてしまう‥‥というような案配ですネ。

3Dを何かの代用にしようとした時点で、新しい演出法など築けないし、アニメをアニメとしか感じないセンスで接していたら、やっぱり新しい演出法など考えもつかないでしょう。

「Think Different」‥‥懐かしいフレーズですネ。

慣習に囚われず、色々な角度からモノを見る事が出来る人だけが、1次元的な「長所・短所」を結んだ視点から脱し得て、新しい何かを手に入れられる‥‥のかも知れませんネ。

時には自分の土台すら「Think Different」が必要かも知れませんが、大きな集合体だったり、または守るべきものが存在すると、中々、実行できないのも事実ではあります。

PANAのRP-HT560

 
私にとって、音楽はことさら重要です。一見、ジャンルが違うように思える絵や映像の制作において、まさに「MUSE」となってインスピレーションを与えてくれます。私が何度もヘッドフォンの話題を取り上げるのは、ズバリ、音楽を聴く手段で一番現実的なのがヘッドフォンだからです。

どんなに良いスピーカーを購入しても、首都圏においては事実上、一番金がかかって実現不可能なのが、「聴く環境」です。何千万円クラスのお金がかかりますもんネ。

という事は、どうしても、良いヘッドフォンが必要になります。本当に、ヘッドフォンってお金の話ではなく性能面で、ピンキリです。そのヘッドフォンで、音楽は創作の強い女神にもなれば、貧乏神にもなります。

私が今まで紹介してきたヘッドフォンは、手頃とは言っても、1万円前後のものばかりでした。しかし、5千円未満で買えるヘッドフォンでも良いものはあります。私のお気に入りは、パナソニックのRP-HT560というモデルです。



低音を強調したインナーイヤー型のイヤフォンに慣れていると、「なんか特徴の無い音だな」と感じるかも知れませんが、それがRP-HT560の最大の長所です。フラットな特性なので、モニター用途にもイケます。オールマイティになんでも再生します。ポップ&ロックよし、クラシックよし、テクノよし、ジャズ&フュージョンよし、小編成の生楽器よし、イコライザをスルーしてもよし、スルーしなくてもよし。

ぶっちゃけ、3千円台のヘッドフォンて、かなり冒険の要素が強いです。定番のKOSSのPorta(=かなりの個性派)は別として、どう転ぶか全く読めないです。まあ、大体は「買わなきゃよかった」と後悔するのですが、このRP-HT560は別ですネ。初めて聴いた時は、そつのないウマさに、ちょっと驚きました。

ラカトシュのヴァイオリンも雰囲気良く響きますし、リー・リトナーのバンド演奏も「美味しいコンプの音」がよく伝わります。特にフュージョンのバスドラの音は、何ともイイ味で響きます。kittieのゴリゴリな音も、全然大丈夫です。ですから、かなりの守備範囲の広さですよネ。

ただ、オーケストラに関しては、どうしてもヘッドフォンのコストがまんま音に出やすいので、あとひと息な印象は拭えないです。管弦楽曲を聴くと、「このヘッドフォン、5千円くらいでしょ?」と言い当てられてしまう価格ゆえの限界はあります。倍以上の売値のAKG K240と聴き比べれば、一目(?)瞭然です。
*でも、聴いて当てられる人なら、同時に、価格を超えたバランスの良さも解るでしょう。管弦楽曲だって、決して悪い音では無いですしネ。他の楽曲が良い分、力量の不足が垣間見えるというだけの話で。

バンド形式のポップスやロック、フュージョン、小編成の生だったら、むしろ、V6CD900STよりこっちのほうが聴いてて楽しいです。音楽を楽しく感じる事は、重要な要素ですネ。



仕事で使うMac mini

Mac miniに関する事は以前にも書きましたが、2D静止画関連の仕事で使ってみて、充分使い物になる事が実感できました。まあ、Mac miniだけあってもダメなんですが、土台としては成立するのが解りました。



私はMenuMetersというソフトウェアで処理状況を見ながら作業するのですが、それを見ると、今どきのコンピュータのメモリの消費状況がよく解ります。私のMac miniは16GBのメモリを実装していますが、8〜10GBは平均で使っているようです。ですから、メモリが8GB未満の場合は、どんどん仮想メモリへ飛んでいるという事ですネ。

CPUの使用状況自体は、コア数を有効に使えるソフトウェアが今でも少ないのか、Compressor(FCPについてたアレです)でも使わない限りは、大騒ぎになる事はありません。

おそらく、Mac miniも、重い映像処理だと役不足が見え始めるのかも知れませんが、静止画に関しては、プロ用途に問題無く耐え得る性能を持っています。私の計画している新しいアニメのやり方は、3Dではなく2Dであっても、非常にマシンに負担がかかるので、Mac miniだとキツいかなとは予測しておりますが、8K程度の静止画だったら、レイヤーが多かろうが、全然悲鳴を上げません。

いやあ、昔のCore2Duoの頃とは大違い。

i7、16GBメモリ、Adobe CS6があれば、手加減無しでイラスト、イメージボード、版権類がこなせますネ。

定番製品

前回書いたMDR-V6は、新製品を尻目に、長らく売り続けられている商品です。私はこういう類いの「流行りに流される事のない製品」は大好きで、アニメの作品群も願わくばそうあってほしいとも思います。

ヘッドフォンはロングランのモデルが結構あって、KOSSのPORTA PROとか、ソニーの一連のモニターヘッドフォンなど、旧製品であっても今でも入手可能な事がとても嬉しく、メーカーへの愛着・信頼にも繋がっています。楽器やステッドラーの製図用シャーペンなんかもそうですね。新製品をどんどん出して旧製品を廃していく事が、必ずしも「企業努力」とは言えない事もあるのです。

私は今、新しいタイプのアニメーション作品を作ろうとしていますが、それはハヤリとかどうでも良くて、むしろ「流行」という軽薄短小な扱いは避けたいとすら思っています。単にデジタルのポテンシャルとアナログ本来の高性能を引き出すスタンスが、結果的に「新しい取り組み」に見えるだけの事です。「これからは新しい作り方でやるべき」と流布するつもりもないですし、気概のある人とだけ作っていければ良いと思っています。ですから、今のアニメ作品の表現がベストだと思っている人々は、妙にCGにちょっかいを出すのではなく、意思をちゃんと貫いたほうが良い‥‥とは思います。安易にデジタルに頼って手抜きするんじゃなくてネ。優柔不断なのが、一番マズい状況を呼ぶよネ。

良い製品、良い技術は、継承していく事も大事だと思います。まあ、それがいつしか変質して、「マンネリという手抜き」になったらオシマイなんですが、ちゃんとメンテし続けて高いレベルを維持すれば、技術成立の年なんて、ハッキリ言ってどうでも良いです。むしろ、昔のまま変えないでくれ…とすら、思いますしネ。

生産現場・拠点を移動してコストを下げた事が、そのまま製品に性能低下として現れるのは、一番イタい事です。いち時期のベリンガーはそうだったと聞きますし、ベリンガーが今でも悪い印象があるのは、その時期のイメージがずっと尾を引いているからかも知れません。他のメーカー、他のジャンルでも、似たような事例は一杯あるでしょうネ。

結局、「古いは悪い」と言われがちな原因って、1つは販売・興行視野だけの転がし屋的発想、もう1つは製造・制作現場の「慣れ」が悪いベクトルに働いた「色々な意味での手抜き」に起因するものでしょう。手抜きしたくない人間も、「暗黙の総意」に強制的に飲み込まれていきますしネ。‥‥実は、築き上げた高い技術を、高いままに維持するのは、色々な側面で、非常に難しい事なんです。

でもまあ、その点、コンピューター関連は、新製品を出しやすい状況にあります。ぶっちゃけ、処理能力が全然足りないですからネ。ヘッドフォンや画具などに比べて、歴史が浅いゆえに、まだまだ伸びシロがあります。あと、50年くらいしないと、「もうこの辺で良いんじゃない?」と思うレベルには達しないような気もします。


MDR-V6

MDR-V6作業場が1カ所増えるのに合わせ、ヘッドフォンを1つ買い足しました。ソニーのMDR-V6というモデルで、外見はMDR-CD900STの赤ライン、全体のデザインは7506に似てます。価格は900STや7506と比べて一番安く、1万円未満で購入可能です。サウンドハウスですと7千円台です。

まだ新品なので、評価するには早いのですが、第1印象はとても良いです。音はややドンシャリな感じ(ドンシャリではなく、「やや」です)なので、アンプ経由の場合はアンプの「ソースダイレクト」を、iTunesなどコンピュータ->USB I/O経由ならイコライザはOFFで聴くのが良いと思われます。

音が近い感じで、逆に言えば雰囲気を感じるタイプではありません。かと言って、CD900STのような輪郭のキツいタイプではないので、聴き疲れはほどほどに抑えられていると思います。とは言え、何時間でも着けていられるタイプでは決して無いです。AKGのK240は着けたまま、イスをリクライニングして寝れちゃいますからネ。

CD900STのギスギスした感じがイヤで、7506はちょっと高いと思っている人には、向いていると思います。音は安定していて、「何これ?」と感じるようなバランスの悪さはありません。音声も映像もモニター使用をある程度意識するならば、妙な味付け満載のものよりは、手堅く抑える性質のもののほうが、用途に合いますし、審美眼が偏る事もありませんので、V6くらいのはちょうど良いと思います。

今は7506も買うお店をちゃんと検索すれば9200円程度で買えますので(私が最近買った頃はタイの洪水ですごく待たされて値段も高めでした)、価格差が2000円未満と微妙な立ち位置のV6ではありますが、日頃使いには充分です。というか、日頃使い視点で言えば、ベストグループの一員ではないかと思います。

ヘッドフォンやスピーカーは、「これがあれば他は何もいらない」的なものを望むのはナンセンス。必ず何かしらの「傾向」を持ちますので、何種類かを使い分けるのが良いのです。時には、KOSSのPORTAで聴く事も必要です。V6はそういった意味では、「真ん中、微かにドンシャリ寄り」で、無難にまとまっており、スタンダードとしての資質を持っていると感じました。

IKの大安売り!

IK Mlutimediaのソフトウェア音源(旧製品?)が、大幅値下げ売り出し中です。

GarageBandやLogicで音楽制作をしていて、「もっと音源があれば良いのに」と感じている人には、うってつけのセールです。私はまんまとセールに吸い寄せられ、「Sonik Synth 2」と「Philharmonik」を買いました。

音源ライブラリは両方とも10GB越え。昔だったら、ダウンロード販売などできない容量ですネ。音源は1GBずつに分割されており、ダウンロードもひと苦労です。

Philharmonikは名前の通り、オーケストラの各楽器の音源です。GarageBandで備えの薄いオーケストラ音色を増強できます。Sonik Synthは、往年のエレピやシンセが充実しています。

GarageBand音源のインストール催促まあ、GarageBandは特にお金をかけなくても、追加インストールの音源でそこそこの事はできます。雰囲気のあるピアノもありますし、オーケストラ楽器も増えます。

しかし、もっと欲しい場合〜オーケストラのほぼ全ての音源を網羅したい場合は、GarageBandからLogic Proへステップアップするか、IKなどのサードパーティ製音源を買い足すなどの手段が必要です。

ただ、NIのKOMPLETE Ultimateまで手を出すのはヤリ過ぎかも知れないですネ。240GBのデータ、メディアはUSB HDD、値段は10万(それでも随分安いですヨ)で‥‥なので、ちょっとやってみる程度では済みません。

GarageBandの増強目的なら、IKのディスカウントセールで充分ですネ。

音源を増やした際の、実際の用例は、Webの方で書こうと思います。

PHPとかJavaScriptとか

PHPロゴ-GIF久々にPHPのコードを書いているのですが、すっかり忘れとります。困ったもので。

どう書けば、PHP足り得るんだっけか‥‥とか、そんなレベルで忘れてます。ぶっちゃけ、似たような色んな言語を扱ってると、混同するんです。

PHPは、

<?php

?>

ですね。

Webをやるなら、PHPとかJavaScriptを最低限でも活用すべきです。そこそこ本気でやるならば、です。

「高度な事ができる」とか、そんなんじゃありません。手間を減らせるのです。要はCSSと一緒ですネ。

「HTMLだけ書いた方が、一番手間が少ないじゃん?」とか思う人は、あまり量をこなしていないんだと思います。でも、量といっても、ページにして50〜100くらいのレベルであって、実際にその量をメンテすれば、「手間」について実感できるとは思うんですけどネ。

例えば、Webページに共通のパーツや、記述。必ず、ページ最下部に表記されるクレジット的な一文を、50ページくらい書いた後で、「変更したい」となったら、どうするんでしょう? 我慢して50ページを全部開いて、修正部分を書き直しますか?‥‥そういうのを人生の無駄使いと呼びます。

「ひな形ファイルを用意して、そこから各々ページを書き増やす」だけじゃダメなんです。もしそのひな形が間違ってたり、後々修正したいと思ったら、それまでに書き溜めたコンテンツは全部修正しなきゃならんじゃないですか。

もしPHPやJavaScriptがあれば、そうした「ページ共通の記述・パーツ」を1つのファイルだけで管理し、どんなに書き増やそうが、最小の手間で、いつでも変更を反映できるようになります。

一番手軽なJavaScriptですと、例えば「credit.js」などの適当な名前でファイルを作り、document write()でクレジット文を書いておき、何10ページに及ぶ各HTMLページはJavaScriptを実行するだけにしておきます。つまり、スクリプトを実行する事だけをHTML上で書いておいて、文面の中身は他のファイル「credit.js」に任すわけです。そうすれば、「credit.js」を書き換えるだけで、100ページだろうが、1000ページだろうが、変更内容が反映されます。

PHPの場合は、共通パーツを書き集めたファイルを用意しておき、include_once()でそのファイルを読みこんで、実際の本文内で活用します。いくつもの変数、ユーザ定義の関数を書いておけば、あらゆる場面で活用できます。

このような構造は、もちろん、コンポジットの作業現場でも利用可能です。私はもう10年以上前に、「同じ作品を皆で作業するのに、何で、めいめいがAfterEffectsの設定を自己的におこなってるんだ?」と非効率で危うい(=人によって設定が間違っているかもしれない)運用に疑問を感じていました。ゆえに、xtoolsとatDBを自己開発し、「基本設定や仕様は、サーバ(=一元管理)に任せる」運用を実践したのです。これによって、ケアレスミスが格段に減ったのは言うまでもありません。

メンテや環境整備の手間が減る。これはすなわち、「本当に作りたいものに時間を割り当てられる」という事です。コンピュータは「真正直に手作業で向き合っていたら、その人間の『生気』をどんどん吸い取っていく」性質が多分にあります。怖いヤツなのです。

で、PHPとJavaScript。

本来は様々な機能を持っているのですが、「手間を削減する、ちょっとした工夫」にも威力を発揮します。プロパティの集中管理だけでも、使う意義はありますし、それならば難易度は低いです。変数をまとめて記述し、Web本文中に「echo」するだけですからネ。



Mountain LionのWebサーバ機能

Maountain Lion でのPHPとWeb共有のONの手順です。というか、PHPは昔からの手順ですけどネ。

なるべく普段使いのFinderやテキストエディットで作業する手順です。viを使った方がもっとスピーディーですが、こっちの手順のほうが敷居が低いです。

動作設定ファイルを上書きするので、不安な人はhttpd.confを複製してバックアップしておくと良いすネ。


1・Finderメニューから、「フォルダを開く...」で「/etc」を入力して、不可視フォルダを開く。

2・そのフォルダの中にある「apache2」フォルダのhttpd.confを、デスクトップなど適当なところにドラッグ&ドロップにてコピーする。

3・コピーしたhttpd.confをテキストエディットで開き、以下1行を探し出して、先頭の「#」1文字を消去する。

#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so

‥‥を

LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so


‥‥にして、コメントアウト(モジュールがロードされないようにしていた状態)を外す。
*デフォルトで「標準テキスト」状態になってますから、「リッチテキストに変えない」ようにします。

4・テキストエディットにて上書き保存する。

5・上書きしたhttpd.confファイルを、元のフォルダにドラッグ&ドロップで上書き移動する。認証パスワードを求められるので、入力する。

6・ターミナルを起動し、apacheの起動コマンドを実行する。

sudo apachectl start

‥‥上記1行をターミナル(「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダの中にあります)のウィンドウにコピペして、リターンキーを押すと、パスワードが求められるので、入力する。

お・し・ま・い


Webサーバのドキュメントルートは、/Library/WebServer/Documents/です。この辺も、以前のOSXと同じです。

まあ、だから単に、機能のうわべをおもてからウラに隠しただけですネ。

それに今だと、OSX Server機能がApp Storeで1,700円で買えるので、「サーバ」がやりたい人はそれを買ってください‥‥的なスタンスなんでしょうかネ。まあ、確かに安い。昔に比べれば、随分と!

しかし、Webコンテンツの動作確認をするだけの目的で、サーバソリューションをインストールするのも大げさなので、手軽に昔の機能を復活させちゃいましょう。
*PHPは、サーバで動かしてみないと、ちゃんと動作できてるか確認できんのです。

Mountain Lionて

MacOSX 10.8「Mountain Lion」を頻繁に使うようになり、今更ながらに、その「変わりよう」に驚いています。

まず、「ユーザフォルダにライブラリがない」。正確にはあるんですけど、不可視になっています。‥‥これはいちいち、困ります。

まあ、アップルとしては、「どうせ、皆さん、解らないからイジらないでしょ?」とか言いたいのかも知れないですが、ものつくりの現場じゃ、そこそこ開いてイジりますよ。アップルは、ユーザのほとんどがiOS的なスタンスでOKだとでも思ってるんかいな? /etcや/varを不可視にしてんだから、それで充分じゃん?

さらに驚いたのが、「Web共有がなくなってる」事です。前回書いたブログの状況を、地でいくスタンスですネ。ApacheやPHPがインストールしてある状況は変わらないみたいなので、サクっと手動で起動しました。PHPの動作確認のために、テストサーバとしてローカルを使いたいのですヨ。

どんどんユーザは「使うだけ」の状況に落とし込まれているような気がします。アップルに限らず、ちまたのソリューションもそうですよネ。「あなたが自由にチョイス」とか言われながら、実は、スッポリと「向こう」の用意した「想定内のハコ」の中に行儀良く収まっている。

例えば、GarageBandでループ音源だけで音楽を作るのなんか、「使うだけ」の典型ですしネ。ループ音源のでっちあげ楽曲は冗談でやってるから良いんであって、本気で音楽を作る取り組みではないです。音楽なんて無理だと言っていた層に対して、とことんまで敷居を下げる意味で、GarageBandが存在するのだと、私は解釈していますが、ジョブズが死んでからのアップルのスタンスは、どうも「大衆なんて、それで良いんだ」という気配を感じますネ。
*ちなみに、GarageBandはリアル音源での演奏や、マイク・ラインによる生録もできるので、使い方次第で、ちゃんと音楽制作環境になります。

まあ、達観して言えば、コンピュータを使う、ネットワークを利用する、その時点で、スッポリと「檻の中」に在るのでしょうが、だからと言って、どんどん、「I Surrender」とばかりに従順になるのもいかがなものか。

まあ、そりゃあ、供給する側(売って利益を得る側)にとっては、供給するものを無批判に消費してくれりゃあ、都合が良いでしょうけどネ。そのためにも、先手先手で、砂糖漬け、ホメ殺し、お為ごかしを仕掛けてくる訳ですナ。

ウィジウィグのHTMLエディタ

CSSを使ってみて、段組みをやってみると、今までのやり方〜Dreamweaverなどのエディタを使ってモニタで見た目を確認しながらのやり方だと、表示が崩れて上手くいきません。私が組んでた「横3段、中央固定、左右可変」は、Dreamweaverではうまく表示されません。しかし、ブラウザ上では、意図通りの表示になっています。‥‥つまり、多機能化したCSSに、ウィジウィグタイプのエディタが追随できてないんですネ。

ぶっちゃけ、mi(テキストエディタ)とブラウザでやったほうが、混乱も少なく、状況を把握しやすいです。最近、ウィジウィグのHTMLエディタをあまり見かけなくなったと思ってましたが、たしかに役に立たないウィジウィグだったら、無いほうがましですもんネ。しかし、Dreamweaverはコードを書く時に色々と支援してくれるので、まあ、それだけでも使う価値はあります。買う価値があるかどうかは解りませんが、Creative Cloudを使っているのなら全部入りなので使えますから、コードエディタとして使えば良いですネ。サイト管理機能も便利ですしネ。

私は前世紀から、「Page Mill」「クラリスホームページ」「(買収される前の)GoLive」などを使っていました。以前に公開していたWebは、PageMillやGoLiveで作ったものです。まあ、GoLiveなんかは、コードを見るのが恐怖でしたが、とりあえずは「ちゃんと動作すればイイや」という事で、ウィジウィグエディタに頼って作っていました。

しかし今や、そんなフワフワしたスタンスは「流行り」ではないようで、どっちを向いても「CSS」です。CSSを活用しようと思ったら、コード書きから逃れられません。

知らない間に、Webのコンテンツ事情は、こんなに変わってたのネ。

まあ、私はPHPベースでWebを構築するのを基本としてますし、プログラムもやってるので、コードを書く事自体は抵抗を感じません。Mac 68KのNetBSDをやってたおかげで、コマンドラインにも馴れました。しかし、なんだかんだ言っても、コードを書くのって、やっぱり敷居は高いです。難しいというイメージが先に立って、避ける人が多いです。

じゃあ、今はみんな、何を使って「ホームページ」を作ってるんだろうか?

‥‥そうか。今はみな、自分のWebなんて作らんのだね。多機能化したブログで自分の趣味やら何やらを披露してるんだな。

うーむ。やっぱり、こうなっていくんだな、世の中というのは。

どんどんドンシャリになっていくんですネ。豊かな中間値をバッサリと切り捨て、「与えられた選択肢から選ぶ」「選択肢に無いものはあきらめる」という構造。

考えてみれば、アニメ業界のアニメの作り方・デジタルの使い方も、すっかりドンシャリで、中間値なんてないもんネ。After Effects CS6の環境レイヤーやレイトレーシングなんて、ドンシャリ運用の前には、何の役にもたちませんワ。

Webコンテンツをイメージする、構築する‥‥という豊かなフィールドは、もはや一般人からは遠ざけられているんだな。一般人は舗装した道を歩き、決して道からはみ出してはならぬ、と。‥‥そのように仕向けられているし、また自分らも「楽」だとか言って進んでハマっていくしネ。

‥‥。

新しいAdobeのMuseとかは、どうなんだろうか。なんか、Page Millくらいの感じで、初心者にも扱えそうな雰囲気ですけどネ。


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