DynaComp

‥‥を買ったった。2台目です。前に買ったのは20代の昔で、電源プラグが3.5mmだかのミニプラグで、DCプラグではない旧型です。

 

MXRの、かなり昔からあるエフェクターです。

 

 

 

いまどきのコンプレッサーは原音のニュアンスを保った上品なのばかりで、えげつなくこれ見よがしにかかるのが欲しくて、2台目を買った次第です。

 

昔購入したエフェクターは、結構どれもポットのガリノイズが出始めててメンテが必要なので、メンテはメンテでおいといて、新品を買って「知っている人はよく知っている、あの音」を再び手に入れました。

 

 

 

今さら‥‥とか言われそうですが、私はこの音が好物なのです。なんでもかんでも、今風に自分を合わせなくても良いじゃん。

 

ペコン、パク〜ンという独特の「コンプかかってまっせ」という音がたまりません。さりげないかかり方のコンプレッサーが多い中、かえって貴重な存在です。

 

ずっとラインアップに維持し続けてくれてるMXR社にも感謝です。まあ、エフェクターの世界は、昔の製品を作り続けてくれるメーカーが多いですが、やはり消えていく製品は確実にあるので、あるうちに買っておくのが吉。

 

DODのMilkBoxというコンプレッサーも大好きなのですが、生産中止してしまい、もう1台買っておけば良かったと後悔しています。ポットのガリが酷くて、ちゃんとツマミの位置の出力が正常に出ているか、怪しいのです。

*私の所有しているのは、牛柄の前期型?‥‥で、パラメータ名が「パスチャライゼーション」とか「クリーム」とか遊び過ぎな製品です。DynaCompよりさらにエグいコンプがかかります。出た音を豪快に潰しまくって均一にするので、ギターが上手くなったと勘違いするアブナいコンプです。

 

 

 

MXRのDynaComp、現在はごく普通のDCプラグみたいで、センターマイナスの一般的な仕様です。サプライボックスの電源から特に変換なしで繋げそうです。‥‥まだ届いてないので、確かなことは言えませんが。

 

DynaCompで軽くオーバードライブがかかるようにして、後段のディストーションかアンプのドライブでほんの軽く歪みを加えれば、気分は70年代後期のフュージョン。ラリー・カールトンやリー・リトナー、高中正義といったあの時代のフュージョンの音になります。

 

DynaCompだけで十分サスティンと音の太さが得られるので、ディストーションなど無くても良いくらいですが、ちょっと歪んだザラっとした粗挽きな感じも良いですから、それこそ歪み系のドライブは1〜3くらいで十分です。パラパラッと軽く歪みを振りかける感じで、ファットな音になります。

 

ギターを選ばず、「あの時代の音」を楽しめる、基本中の基本のエフェクターです。

 

 


ギター消耗問題

エレキギターって、明らかに消耗品ですよネ。1本のギターをちゃんと弾きつつ一生モンにするには、相当コストがかかります。

 

まず、ピックアップの出力低下。これはオリジナルを維持しようとするとかなり難しいんじゃないですかね。なので、私はピックアップをディマジオとかダンカンのものに交換しちゃいます。

 

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音は変わりますが、弾けなくなることはないです。新しい音色に生まれ変わるのを良しとするか否かですネ。

 

 

次に、セレクタやポット、ジャックの接触不良。アナログ電気信号なので、経年の磨耗によって出力が低下したり接点不良を引き起こします。これも自分で直せます。

 

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次にペグ。マシンヘッド。これも劣化して、底が抜けたり、シャフトが折れることもあるようです。私は底のプレートが抜ける程度、ガタが酷くなる程度でしたが、これも劣化するので交換対象ですネ。

 

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次に手汗で劣化するブリッジのパーツ類。駒は錆びやすいパーツです。チタン製の駒も出ていますし、丸ごとアセンブリも結構安価に買えます。

 

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意外に真っ赤に錆びるのは、ピックガードのネジです。ネジを1本外して大きめのDIYショップに持参して、似たネジを買うのでも良いです。交換品を買う際は、ネジのピッチと径は慎重に。

 

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そして、1番の難物は、フレット。‥‥フレットの消耗があるがゆえに、音がまともに鳴らなくなって、永眠状態になってしまうギターは山ほどあるのではないでしょうか。

 

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フレットの打ち替えだけは、私はやったことがありません。いかにも難しそうですし、作業場所も場当たり的な空間ではなくちゃんとした作業場所が必要になりそうなので、私にはちょっと無理かなぁ‥‥と思います。iMacの横でフレットとか打ち替えられそうにないもん。

 

なので、現実的には、

 

あまり高いギターは買わず、ショップのフレット交換費用より安いギターを買い替えながら常用する。

同じく、あまり高いギターは買わず、同じモデルの新品を買って、部品取りにする。

フレットが打ってあるネックだけをパーツ買いしてネックを丸ごと交換する。

 

‥‥くらいでしょうかネ。ネックを買うのは良さそうに思えますが、最低でもドリルくらいの工具は揃えておかないと、交換時に思わぬトラブルに対処できないので、手軽なのはギターを乗り継いでいく方法です。

 

なので、私は1〜7万くらいの価格圏内のギターばかり使っています。プレイテックのギターは1万円以下なので、かなり気軽に弾き倒せます。2〜3年でフレットがダメになってもキモチのダメージは軽いです。‥‥さすがに、今は指が鈍るほどギターを弾いていないので、2年でフレットがヘタるようなことはないですけどネ。

 

最近、買ったまま1度も弾かずに2年も眠っていたプレイテックのギターを弾いたのですが、税込7千円でも破綻することなく、充分楽しい音を奏でていました。いつか音をアップできると良いんですが、プラモに占領されて宅録の環境が中々作れなくてネ‥‥。

 

 


Frontman

指の柔軟性が失われている‥‥と、以前書きましたが、すぐにでもギターが弾けるように自宅の自室の足元に小さな可愛いアンプを置きました。

 

これス。Fender Frontman 10G

 

 

 

今は、6800円くらいになっていますが、数日前に買った時は5千円台でした。

 

フェンダーのロゴがデカ過ぎ!‥‥と思いますが、本体はそこそこ小さいので、まあ、しょうがない。

 

音は結構良いですヨ。何よりも‥‥

 

 

‥‥って書いてあるのがイイです。「DON'T EMULATE」。

 

昔は「トランジスタ」ではなく「真空管」であることがステータスでしたが、いまどきは「エミュレートではない」のがステータスなんでしょうかネ。面白いネ。

 

数種のアンプモデリングなどない、「このアンプの音」だけです。でも、音は良いですよ。スギュンとは歪みませんが、心地よい歪みがODスイッチとGAINの調節によって得られます。

 

ODスイッチ〜オーバードライブのスイッチを切ると、GAINは効かなくなり、ワンボリュームのクリーンサウンドのアンプになります。

 

私はここに、これまた味のある「tc electronic FORCEFIELD COMPRESSOR」を追加して、ええ感じの生っぽい音にしています。YouTubeにいくつか、このFORCEFILEDのレビューがありましたので、音の方向性を聴きたいかたはご参考に。 ‥‥いわゆる、「コンプかけてまっせー」という判りやすいサウンドです。

 

*クセがあり過ぎるほどのコンプではないですが、聴いてすぐにわかるサウンドです。

*私が大好きなのはDynaCompはもちろんですが、DODの「MilkBox」というコンプで、下品なまでに効きの良いエフェクト音が魅力です。1台は所有しており、持ち歩くのも何なので、もう1台欲しいのですが、今はもう製造中止なので、他の似たようなのを探しています。MilkBoxに比べると、みんな上品なんだよなあ‥‥。

 

 

加えて、どうしても強いディストーションサウンドが欲しい場合は、PROCO RATのコピーモデルの「BLACK TEETH」を足してます。

 

 

 

私は高校時代にRATディストーションを愛用しており(お年玉でイケベかイシバシで買いました。お年玉っていうのが可愛いですよネ)、今でも棚には並んでいるのですが、サビサビのボロボロで、まるでチッピングが過剰な戦車のプラモみたいになってます。35年前のボロボロのエフェクターなど、ポットのガリとか、ジャックの接触不良とか、触る前にヘタリが予測がつくので、このコピー品(エフェクターの回路はシンプルで一般的な構成なので、特許にはなりにくいとの話)で満足しています。

*私の持っているのは、LEDもない「ONだかOFFだか音を出すまでわからない」初期モデルです。中でも、ロゴの枠が黒い「ブラックフェイス」というバージョンらしいです。

 

RATは、特定の周波数帯域を独特のさじ加減で操作しているのか、抜けの良い「明るい」歪みが得られます。単体ではなく、アンプの歪みの前段に使うのがイイ感じです。

 

私は高校生当時、スタジオにあったJCM800(マーシャルの)に、これだけを繋げてブースターとして使っていました。歪みのメインはアンプ側で、エフェクターだけで歪ませているわけはないので、ハウリングもなく、使いやすかったですヨ。YouTubeでレビューを載せている方がいますので、サウンドはそちらを参照してください。

 

 

 

毎日、手を使っていても、指まで使っていることは、意外に少ないものです。キーボードをタイプしても、指の可動範囲は思ったより少なく、ギターやピアノに比べれば消極的です。

 

最近、ギロックという作曲家のピアノの初歩段階で弾く曲集を聴いたのですが、大人でも楽しめる馴染みやすい曲ばかりで、「今はこういう雰囲気の曲集を、子供たちは練習しているのか」と驚きました。ツェルニーやクレメンティとかだけじゃないのネ。

 

こどものためのアルバム」は、大人だけど今からピアノを弾いてみようかな‥‥という人にもお勧めできる曲集です。

 

 

誰の目を気にするわけでもなし、自分だけで楽しむ音楽に、初歩も高度も関係ないです。

 

楽器を演奏する喜びは、曲の難易度に左右されるものではないです。弾けること、そのことが嬉しいのです。

 

ギロックのこどものための曲集は、大人になってふと思い出すことまで曲に込められているような、胸に残るニュアンスが良いですネ。

 


指を動かす

「エレキ」の話題を書いたこともあり、ほぼ1年くらいぶりにギターの弦を張り替えがてらちょっと弾いてみたんですけど、自分の左手が掘りたての大和芋のように感じられて、まるで別人の手のようにもどかしい感覚でした。‥‥まあ、数分弾いたら、指の関節の強張りは多少は解れたんですけど、指は第二の脳とも言われるらしいですから、もうちょっと指を動かさんとダメですネ。

 

 

Apple Pencilをどんなに毎日使っていても、指のフォームは一緒。指をそれぞれ別々に動かすようなことはしません。絵を描くことと、指を動かすことは、全く別のジャンルですネ。

 

実際のところ、絵描きも映像制作も、身体の能力というよりは、頭の中の能力を使う仕事です。ゆえに、体がどんなに錆びついても頭さえクッキリハッキリ動いていれば‥‥と考えがちですが、身体のサビつきは脳の処理能力まで道連れに劣化させるように実感します。

 

最近まで3本の仕事が重なりまくって、ジムに行けなかったこともあり、体の怠けに引きずられて、脳の思考までパッとしない感触があります。まあ、ジムはジムとして(お金がもったいないし)再開するとして、指のサビつきを何とかせねば。

 

軟骨的なもの、グルコサミン的なものが足りないのかな。‥‥というのは、ほどほどにして、何よりも、指を動かすことです。

 

なので、練習曲。

 

何でもいいから、指を動かす練習曲を作って、それを弾けば、相当、指はほぐれます。

 

なので、作りました。単旋律の、本当に指を動かすためだけのを。

 

*Logicのデフォルトでは、フラット5thが、Dシャープ(シャープ4th)の記譜になるので、異名同音機能で直してあります。例え同じ音でも、シャープ4thとフラット5thでは意味が違っちゃいますもんネ。ブルーススケールでなければ、5thへの導音としてのシャープ4thは理にかなっていますしネ。

 

 

Logicで作った上図スコアをそのまま音源で鳴らしたのは、以下です。あくまで打ち込みなので、ギターのニュアンスとは程遠いですが、演奏の目安にはなります。

 

>スコアをLogicの音源で鳴らしたMP3(半音ずつポジションを上げて「Am>A#m>Bm」となっています。)

 

 

あんまり自分でハードルを上げ過ぎて弾けないんじゃしょうがないので、このくらいで。

 

前半は、ブルース・ロックスケールのリッチーとかが弾いてたようなスケール練習、後半は、イングヴェイが広めた典型的な分散和音フレーズです。

 

Logicには、スコアに関する機能も豊富みたいで、指記号(i, m, a, cは、それぞれ、人指、中、薬、小の指です。)やスライド記号なども使ってみました。

*普通、左手は指番号(1,2,3,4)みたいなのですが、クラシックギターと違ってエレキギターは親指も結構使うので、右手の指記号(英字)を使っています。番号だと、親指は0になるのかな? ‥‥記憶が曖昧です。フレットの番号とも混同しやすいので、「imac」を使ってますが、クラシック畑の人が見ると、逆に混乱するのかな‥‥。最近、市販のタブ譜とか買わないし見ないからな〜。

 

前半はいかにも指慣らしですが、後半は若い頃の俊敏さ(ジジくさい言い回しでイヤだね)が蘇らないと、ちょっと苦しいフレーズになっています。テンポ120で、正確に粒立ち良く弾くには、相応の「リハビリ」が必要です。

 

 

 

指が高速に動作するマニピュレータのようにキビキビと動いてこそ、脳の巡りも良くなる‥‥と感じます。

 

「うへえ、もう疲れた、だめだぁ‥‥」と溶けたままの生活では、先が思いやられると自分を省みて痛感します。どろどろと寝て起きて‥‥では、能率上がんないもんなー。軽いセルフネグレクトです。

 

ギターやピアノを弾けば、指を動かさないわけがないので、趣味の時間をちゃんと作って、本業と共に生き続けていきたいものです。

 

 

 

ギターもピアノも楽しいですヨ。ピアノなら簡単なメヌエット、ギターならスモークオンザウォーターを弾けるだけでも、嬉しいものです。

 

 

頭の柔軟運動‥‥という目的で、かつ、音楽的な楽曲を(=いかにも練習曲じゃないやつ)‥‥というのであれば、例えばピアノだったら、左手伴奏、右手旋律‥‥というよりも、バッハのような多声楽の鍵盤曲のほうが適しているでしょう。ラモーも良い(=例えば「ソローニュの痴れ者」の主題とか)ですネ。バッハやラモーのほとんどの曲は4オクターブあれば弾けるので、カシオトーンの安いやつでも弾けます。49鍵で7千円‥‥とか、スゴい時代ですネ。

 

ギターの場合は、コードをかき鳴らすよりは、嫌でも指を動かし続けるようなのが適してそうです。同じくバッハだったら無伴奏チェロ組曲をギターで弾いてみるとか、ブレッカーブラザーズのSome Skunk FunkとかRocksの主旋律とか。

 

でもまあ、ごたごた言ってないで、とにかく弾かなきゃネ。指を動かさないのが、一番マズい。

 

そういえば、無伴奏チェロ組曲をエレキギターで弾くためのTAB譜起こしをしたまま、10年くらいすっかり忘れていました。人間の一生って、やってみたいこと、やらなければならないこと、やったけど途中で止まっているものなど、いろいろ抱えながら生きて、そしてどこかでいつか死ぬんでしょうね。

 


エレキ

ふと、「エレキギター」で検索したら、ヤマハのSGっぽいのがいくつもヒットしました。

 

値段も手頃な4万円代。

 

 

 

 

品名は「REVSTAR」で、型番もRSなので、SG系列ではないみたいですが、まあ、どうみてもSGを意識したデザインですよネ。

 

ヤマハのSGは、コレ。現在は新品よりも中古のほうが手に入りやすいです。

 

 

 

なぜ、日本のメーカーは、フェンダーやギブソンのように、往年の名機のラインアップを維持してくれないんだろうか。SGはヤマハギターの代名詞とも言えると思うんですけどネ。せめて10万円以下のを維持して欲しい‥‥。

 

売れなくなったら止める‥‥というのは、どんな産業でも同じなんでしょうかね。確かに今は、SGが流行っているようには思えませんけど‥‥。今のヤマハSGは35万円のしかラインアップになくて、簡単に買える代物ではないですが、「消滅」するよりは良いと考えるべきなんでしょう。‥‥SG-500(5万円)とかがあった頃が懐かしい。

 

ヤマハのSG(=ギブソンではない)となると、日本では何を迷うことなく「高中」、フュージョンの高中正義さんですよネ。そして、カシオペアの野呂一生さん、ロック系では山本恭司さんも弾いてましたネ。

 

ブログではハードロック系の話題を書くので「ロック少年」だったように思われがちですが、フュージョンも大好きでした。洋モノも和モノも分け隔てなく。

 

高中正義カシオペアラリー・カールトンリー・リトナーパットメセニーYMO経由で渡辺香津美さんも。

 

まあ、ど直球の「フュージョンベスト」に入りそうなメジャーな方々ですが、今みたいに情報もなければ、音楽を入手する手段も乏しい時代でしたし、そもそも小中高生で資金力がゼロに等しい身分だったので、貸レコード屋さんでメジャーなフュージョンを聴くだけで精一杯でした。パット・マルティーノブレッカーブラザーズはもちろん、ジョージ・ベンソンにすら行きあたらなかったです。Amazon PrimeやApple Musicはおろかインターネットすら影も形もない社会において、FM放送や貸レコード屋さんにないものは存在しないに等しかったですもんネ。

 

 

でも、メジャーどころを聴くだけでも充分でした。ロック一辺倒ではない、違う音楽の「翼」が生えたような気分になったものです。

 

ロックギター、特にハードロック系ではほとんど出てこないテンションノートによる何とも不思議な響きのコードや、オルタードスケールが突如として顔を出すスリリングなフレーズなど、ハードロックではほとんど味わえない独特の雰囲気がフュージョンやジャズの大きな魅力と感じてました。

 

ゆえにフランク・ギャンバレ=ロックのキレとジャズのスリルを融合したギター音楽が登場した時は、「やっぱりこういう人っていつか出てくるよな」と妙に納得したものです。

 

 

 

ギターそのものは音楽を選びません。弾きたいように弾くだけです。絵と同じ、アニメと同じですネ。‥‥まあ、今のアニメは少々縛られているようには感じますが(幼い顔つきの女キャラじゃないと認めん!‥‥という風潮とか)、エレキギターやペンは、題材を選びません。

 

ただまあ、フェンダーがフライングVを作ることはないでしょうし、イングヴェイがフュージョンを演奏することもないでしょうから、製造元と演奏者の「趣向」「経緯」は多少なりとも反映されるでしょうけどネ。

 

ポップスもロックもメタルもジャズもフュージョンも弾けるギターとなると、

 

ハムバッカーにもシングルコイルにもなって‥‥

ハーフトーン(2つのピックアップのミックス音)も出せて‥‥

フレットは24フレットあって‥‥

トレモロアームはロック式だと何にでも対応できて‥‥

ボディの色と形が無難で‥‥

 

みたいなことになり、私が思いつくのは、

 

 

シェクターあたりの、あまり「悪っぽいイメージのないヤツ」でしょうかネ。イバニーズでも良いですが、シェクターの木目フィニッシュのものは、意外に何にでも適応する幅広さを持っています。値段も4〜5万円未満とリーズナブルです。

 

あとは、PC/Macにも繋げて、USBオーディオインターフェイスになり、アンプシュミレーターにもなる‥‥

 

 

‥‥とか、スピーカー付きのアンプで多機能なのが良いのなら、

 

*せっかく多機能なので、プリセットを演奏しながら切り替えるフットスイッチは欲しくなるかも。

 

‥‥とか、今はよりどりみどりです。

 

ギターとアンプ(アンプシミュレータ)とピックとケーブルだけあれば、すぐに弾き始められるのは、現代のテクノロジーのすごいところです。とりあえず上図のマルチエフェクターやアンプなら、追加のエフェクターは必要ないです。MXRのダイナコンプの音がどうしても好き!‥‥というのでもなければ。

 

LINE6のSPIDERとかは、ちょっとロック寄り過ぎるので(使っていたので実感)、マイルドなジャズからハードなロックまでカバーするのなら、ZOOMやVOX、DigitechやRolandあたりのマルチを選ぶと色々と対応できます。

 

私が家で現役で使っているのは、エフェクト内蔵で電池で動くこの子と、

 

 

 

奥行きが薄くて狭いところにもおける、エフェクター接続前提で、ニュートラルな音色のこの子の、

 

 

 

‥‥小さい2台です。

 

このアンプでしか出せないジャンル限定の良い音‥‥というよりは、何でも無難にこなすオールマイティな性質で、好きな音楽を好きな時に演奏できる、私としてはお気に入りのアンプです。

 

大きめのアンプは倉庫の中で眠っています。‥‥使う(=鳴らす)場所がなくて。

 

 

 

ちゃんと楽器を始めたいのなら、個体のクオリティが整ったギター5万円アンプ3万円くらいで合計8万円くらいを買いたいところですが、サウンドハウスの安いギターから始めるのも手は手です。仕上げの多少の雑さとスイッチ類の耐久性など安いコストの代償として踏まえれば、プレイテックの7千円ギターも相当弾けますヨ。(何本か持ってます)

*その昔、6千円のプレイテックのストラトを買ったら、ピックアップセレクタが壊れて無償修理で二回ぐらい交換したんですが、それでも直らず、修理で送る梱包も嫌になり、USミルスペックの頑丈なセレクタに自分で交換した顛末がありました。セレクタの部品は1200円くらいだったかな‥‥。

 

おそらく、30〜40年前の半分くらいの値段で買える、今のエレキギターのセット。

 

エレキギターや電子ピアノに限らず、液タブ(iPadなども含む)もそうですけど、道具はどんどん手に入れやすくなっていますから、あとは「演る」だけですネ。

 

 

 


タブ譜とLogic Pro

ブログの記事でタブ譜を掲載するために、iMac 5KにLogic Proをインストールしたのですが、起動した後のデフォルトの画面があまりにもGarageBandみたいで、しばらく混乱していました。

 

簡素な仕様過ぎて、スコアウィンドウの出し方すら判らない始末。

 

ヘルプを検索しても要領を得ず‥‥でしたが、最近のLogicはGarageBandから移行しやすいように、色々と「Proな機能」を隠しているんですネ。

 

なので、備忘録。

 

Logic Proを改めて新規でインストールした場合、まず、以下の設定変更をおこないます。

 

 

 

環境設定の「詳細」で、「詳細ツールを表示」をオン、さらに追加オプションを全てオンにすれば、昔ながらの機能モリモリのLogicが蘇ります。

 

さらに、タブ譜を思い通りに操作するには、プロジェクト設定の「スコア」>「タブ譜」の設定を変更します。

 

 

この設定変更をしないと、思うようにフレットの指定ができません。

 

「チャンネル・反転」を選択しているのは、MIDIチャンネル1が1弦、MIDIチャンネル6が6弦にするためです。反転しないと、「チャンネル1が6弦、チャンネル6が1弦」みたいになって、ややこしくて死にます。

 

 

 

Logic Proと言えば‥‥。

 

私はLogicを使ってもうかれこれ20年くらいになる、「ドイツEmagic社〜代理店MIDIA」時代からのユーザです。PCIバス装備のタワー型Macintoshの頃は、「AudioWerk8」というEmagic製のサウンドカードを2枚刺ししてミキサーに繋いでましたし、Emagic社製のMIDIインターフェース(名前は「Unitor8」だったかな?)を経由してシンセ音源を鳴らしていました。

 

Appleによる買収劇も、「Emagicが買収〜???、どこに〜??? Apple!?! ‥‥まあ、それならいいか‥‥。」みたいな感じでした。

 

プロの世界では、ProToolsがスタンダードですが、私はLogicへの愛着が強すぎて、中々移行する気にはなれません。「Logicと同じことがProToolsでできるのかな‥‥」と半信半疑のままです。

 

今のLogicは、昔と違って、音源も山ほど最初から用意されているので、買ってすぐに使い始められます。

 

まあ、もう1クラス上の音が欲しい場合は、買い足し(か、サブスク)の音源は必要ですが、ファン用途なら十分すぎるほどの充実装備です。

 

最近のMacの性能なら、Logicの駆動には充分な性能がありますし、GarageBandではできないタブ譜などの機能も豊富ですから、音楽に興味のある人でmacOSユーザの人は、Logicはオススメです。

 

 


速弾き、あれこれ

今回は、ギターを弾いてた人、もしくは弾いてる人向けの話題です。

 

先日のブログで、エドワード・ヴァン・ヘイレンの「ライトハンド奏法」がロックギター界隈においてショッキング過ぎて、誤ったTAB譜がいくつも出回った‥‥という話を書きましたが、エディだけでなく、センセーショナルなギタリストは、錯綜するTAB譜の解釈がつきまとっていました。高中正義さん然り、イングヴェイ・マルムスティーン然り。

 

エディの登場からわずか数年で、イングヴェイが登場した時には、あまりにも高速で粒立ちの揃った音ゆえに、どうやって弾いているのか、同業のプロのギタリストまでイングヴェイのライブハウス時代のライブを見に行った(聴きにいくだけでなく、運指を見に、)と聞き及びます。

 

まあ、イングヴェイが出現する前にも、アル・ディ・メオラのロックギターとは一線を画した正確かつ高速な演奏もありましたし、アラン・ホールズワースの驚異的なレガートによる変態音跳びフレーズも存在したわけですが、ポピュラーなロック(変な言い方ですが)において徹底的に「ライトハンドではない超速弾き」を見せつけたのはイングヴェイが最初でした。

 

あまりにも速くて音の粒立ちが良いので、「スロー回転で録音して元に戻している」なんていう風評まで飛び出す始末。「こんなに速いのは、遅くして録音しているはずだ」とか。

 

イングヴェイが革新的だったのは、高速オルタネイトピッキング(上下往復のピックの動き)と併用して、エコノミーピッキングを使い分ける「速く弾くための合理性」でした。

 

それまでのロックギターは「オルタネイトピッキングが速弾き上達の極意」のように教則本でも説かれていて、「休符は空ピッキング」(=今は亡き成毛滋さんの70年代の教則本でも在った)とまで徹底されていました。

 

例えば、三連符のフレーズを弾く場合、ダウンとアップピッキングを交互に繰り返すと、以下のようになります。

 

 

四角の記号がダウン、三角の記号がアップのピッキングです。悩ましいのは、三連符ごとの最初の音が、上下のピッキングとズレて、ダウンとアップと錯綜することです。テンポがゆっくりだとまだ何とかなりますが、速いテンポだと難しい‥‥というか煩雑で面倒です。

 

実際にイングヴェイがこうしたフレーズ(「Big Foot」という楽曲です)を弾く場合、以下のようになります。

 

 

ダウン・ダウン・アップの繰り返しとなり、上下往復のオルタネイトピッキングよりも「アタック音が少なくレガートに」「テンポが速くても対応可能」になります。三連符の必ず最初はダウンピッキングになるので、テンポにも合わせやすいです。

 

反面、ダウン・ダウンの際に音がくっつきやすく、正確な三連符になりにくい欠点はありますが、それも練習次第で克服できます。オルタネイトで弾くより格段に現実味がある‥‥というか、作曲者のイングヴェイ自身が弾いてる方法なので、フレーズそのものがこのエコノミーピッキング(エコノミー=節約)ありきと言えます。

 

私は当時高校生でしたが、ビデオを見た時に、かなりショックでした。

 

「速弾きはオルタネイトじゃなくてもできるんだ」「オルタネイトは絶対ではないんだ」‥‥と。

 

教則や常識に縛られていた私には、考えも及ばない奏法が、イングヴェイのライブVHSビデオの「執拗にイングヴェイの手元ばかり映す」映像の中で展開されていました。

 

まるで疾走する機関車のように、シュドドドド!‥‥とオルタネイトを繰り返すことばかりが「弾き方だ」と思っていた「融通の効かない脳」(=例え10代のティーンであっても)の私は、目から鱗が何枚も落ちた次第です。‥‥その衝撃は、エディ・ヴァン・ヘイレンと相まって、その後の私の「思考」に大きな影響を及ぼし、私の絵やアニメの技術形成にも継承されたのを実感できます。

 

 

 

イングヴェイの衝撃はピッキングだけでなく、運指でも炸裂していました。

 

例えば、以下のフレーズを弾く場合を考えてみると‥‥

 

 

 

イングヴェイ登場以前の「常識的な運指」は以下のようなものでした。

 

◆2〜5フレットの指開きで演奏する場合

 

◆3〜7フレットの比較的大きな指開きで演奏する場合

 

 

しかし、実際のイングヴェイの運指をビデオで見ると、以下のような単弦だけの運指です。

 

 

 

指板のY軸移動(縦移動)=弦を弾き分ける方法ではなく、高速な指板のX軸移動(横移動)にてフレーズを演奏する方法は、今までのロックギターの常識を覆すテクニックでした。ゆえに、イングヴェイの演奏の様子が撮影されたVHSビデオ製品が出回る前に刊行したバンドスコア・ギタースコアは、ほとんどが「タブ譜の採譜間違い・ポジション間違い」でした。プロの採譜者の人でも、想像がつかない運指だったのですネ。

 

この「X軸高速移動」の運指法・演奏法の利点は、高速なオルタネイトピッキングを単弦で持続させることで、高速なフレージングと音の粒立ちを両立させることができる点です。トレモロピッキングのような非常に速いピッキングの1つ1つが音階を伴ったフレーズになるので、今までの価値観や常識では「超人的」とも言える速度の速弾きが「いっきに可能になった」のです。

 

 

 

リッチー・ブラックモア、エドワード・ヴァン・ヘイレン、イングヴェイ・マルムスティーン。

 

ロックギターの「速弾き」ギタリストの系譜を、私は小学高学年から高校生までの、わずか6年間くらいにめまぐるしく体験し、今にして思うと、

 

え?‥‥たったそれだけの期間で、そんなドデカイ技術革新が巻き起こったの??

 

‥‥と、驚きを通り越して「畏怖」の念を抱かずにいられません。

 

時代に勢いがある時の技術の進歩って、スゴいですよネ。

 

ちなみに、Mr.Bigで有名なポール・ギルバートが彼のバンド「Racer X」として登場したのは、私がアニメーターのキャリアを本格開始して一人暮らしを始めた年なので、よく覚えています。ポールは私の1つ上の学年(?)さんです。CD(その当時はレコード全盛で、CDを買うのも珍しかったです)を大泉学園駅前のレコード屋さんで買って聴いた時、エディとイングヴェイを足して、さらにスウィープやタッピングの超絶テクを盛り込んだプレイに、「19歳でコレ? ‥‥もうアカン。ついていけない。」と呆然としたのを覚えています。

 

 

 

まあ、その反動も凄くて、ロックの音楽シーンでは「速弾き戦争」のあまりの加熱に白けてしまって、ガンズ&ローゼスなどの「非・速弾き」のスタイルが80年代後半に台頭することになり、90年代には速弾きに熱中すること自体が流行らなくなりました。

 

どんなにハイテクな速弾きが盛り込まれていても、曲が面白くなければ意味がない‥‥ということに、速弾き戦争を経たことで皆改めて認識したわけです。

 

速弾きを極めれば、曲もどんどんかっこよくなるはず。‥‥そうした技術偏重主義が幻だったことを、過剰なまでに速弾きテクニックが加熱することで、皮肉にも証明されたわけです。

 

この経緯。‥‥どこか、作画技術の80〜90年代の流れを彷彿とさせますネ。

 

 

 

でもまあ、技術は技術。何かを作る上で、なくてはならない大切なものです。

 

表現の方が大事だ。技術なんて要らない。

 

‥‥とか言い出す人もいそうですが、実は、

 

表現を支えるのが技術。

 

‥‥なのです。技術偏重主義の誤りは、表現を置き去りにして技術だけに夢中になったことでしょう。

 

 

 

現在私らが取り組む4KHDRも、目的は表現なのです。決して、4KやHDRの技術アピールに終始することが目的ではないです。新しい4KやHDRという手段で、どんな表現が可能になるのか、そこが重要です。

 

2KSDRではできない、4KHDRならではの表現技術があって、作品における表現の必然が生まれるわけです。表現と技術の相互フィードバックによって、新たな作品表現のアイデアもどんどん生まれます。

 

ベンチャーズのちょっと歪んだ程度のクランチサウンドでは、ヴァン・ヘイレンの「ユーリアリーガットミー」の切り裂くリフは成立しなかったでしょう。つまり、音楽であれ、映像であれ、その時代の「技術世代の性質」が表現に作用します。

 

「作品表現」と「技術」は、「時代」という胎内で育まれる、二卵性双生児のようなものです。

 

私の世代は、速弾き戦争も経験したし、作画技術大進化も経験したし、もっと言えば、撮影・コンポジット技術の大進化も経験しました。

 

その経験を、何に活かすのか。‥‥各人それぞれでしょう。

 

私は、「何を表現したくて作品を造るのか」を再認識し、あくまで表現のための技術を実践したいです。

 

2020年代という新しい母体の胎内で育まれる技術と表現が、どのように生まれ出でて、どのように成長していくのか、それが楽しみです。

 

 

 


サイゼリアの音楽

最近、サイゼリアの店内BGMが変わりましたネ。

 

ふと気になって探してみたのですが、新しく切り替わったBGMは簡単には検索できませんでした。新しいBGMの中の一曲は、揚州商人で中国語版が流れていますよネ。(田無の揚州商人は朝4時までやっているので、深夜にいくと、地域がら、たまに同業者と遭遇して名刺交換したり。)

 

去年までのBGMなら、アマゾンでCDも、プライムミュージックでも、Appleミュージックでも、去年まで流れていたBGMが手に入ります。ネットって凄いネ。

 

数年間、最近まで店内で流れていたイタリアのボーカル曲は、男性と女性の二人のアーティストによるものみたいです。

 

まず、イタリアの演歌みたいな咽ぶ男性ボーカルの方は「Antonio Buonomo」さん。苗字の読み方がわからないので、ここではとりあえず、アントニオさんとお呼びしましょう。

 

アルバムはコレ。

 

「Pronto Sono Antonio」/ Antonio Buonomo

 

アマゾンプライムの会員の人は、Unlimitedで聴けます。Apple Musicにもありました。

 

聴き込んでみると、どうもサイゼリアはアルバムをまるごと流しているように思えるので、上述のベスト版ではなく、コレからも知れません。

 

Vendo... un attimo d'amore

 

 

そして、女性ボーカルの方は「Gigliola Cinquetti:ジリオラ・チンクェッティ」さん。サイゼリアで流れていた楽曲は以下のアルバムに収録されています。‥‥ただ、CDは見当たらず、ストリーミングのみです。プライムミュージックとAppleミュージックの両方にあります。

 

「Il meglio」/ Gigliola Cinquetti

 

 

この2つのアルバムをプレイリストにして、シャッフル再生すれば、作業中でも気分はサイゼリア。

 

両アルバムとも、1曲目からサイゼリア感全開です。

 

 


P-125

私は最近、まともな鍵盤で弾いてなくて、フルスケールの鍵盤など、いつ弾いたか忘れるくらいです。

 

 

nanoKeyでもMacやiPadの音源を演奏することはできます。USBで繋げば、あとはGarageBandを立ち上げれば、すぐに音がでます。しかし、あくまで簡易用途であって、鍵盤楽器を弾くメインにはなり得ません。

 

実家のデジタルピアノ(この呼び名も昭和の名残りですネ。今は「電子ピアノ」と呼ぶのが主流のようです。)は、以前埋もれていたのを使えるようにしたものの、再び腐海にのまれてしまった(=色んな荷物や置物の「台」になっている)し、まあ、弾く人がいなければでかくて邪魔なものにしかならないのもピアノの現実です。

*まあ、「電子」も相当古い言い方ですが、「デジタル」よりはマシなような気がします。「デジタル」って離散・非無段階という意味ですから、それこそメモ書きした整数だってデジタルと言えますもん。「あなたはYesかNoか?」の2択を迫るのもデジタルですわな。

*ちなみに「電子」はエレクトロニック、「電気」がエレクトリックと呼ぶようです。エレキギターは、エレクトロニックギターではなく「電気ギタ=エレクトリックギター」の略語です。

 

一方、最近は電子ピアノの低価格化が進み、以前では考えられないような値段で高性能な製品が買えます。

 

私が気になっているのは、5万円のコレ。

 

 

 

ヤマハのP-125。音質はデモ映像で確認してもらうとして、このクオリティの楽器が5万円で買えるのが、正直信じられません。

 

中には、88鍵で27000円の製品まであって、80〜00年代とのあまりの価格の差に、愕然とします。

 

ほんとに、なんて現代は恵まれているんだろうか。

 

88鍵ともなれば、昔はこういう値段が普通だったんよ。345000円。

 

 

まあ、nordのピアノは電子ピアノというよりはステージピアノに属するので比較の基準は違いますが、それを差し引いても5万円はないわ。

 

5万円は安すぎる。

 

でも、だからと言って、皆が気軽にピアノを弾くようになったか?‥‥というと、そうではないみたいだよネ。スマホばかりイジって、楽器なんか見向きもしない人ばかりのように思えます。

 

楽器が弾けるようになると、楽しいよ。

 

 

 

 

何か道具を使って、自分のイメージを表現する‥‥というプロセスは、絵でもそうだし、音楽でも同じです。道具の使い方の上手下手がイメージの伝達に影響するという点において。

 

なので、絵を描く人が、楽器をたしなむことは、決して無駄なことではなく、自分のイメージ表現の道筋を、音楽という別の経路を使うことで、自分自身の内なるイメージを別の角度から改めて認識できるのです。

 

仕事で絵を描いていない時はスマホでゲーム‥‥というのも良いでしょう。私もファミコンやセガサターンでゲームしてたもんネ。

 

しかし、それだけ‥‥じゃなくてもいいよネ。時間は他にも使いたいです。

 

昔みたいに20万円出さなければ電子ピアノが買えなかった時代じゃないです。‥‥何度も書くけど、5万だもん。ウェイト付き鍵盤88鍵フルスケールでリアルなピアノ音源がいくつも内蔵された電子ピアノが‥‥です。

 

 

まあ、あとは置く場所ですネ。

 

これが曲者です。

 

少なくとも、私は置く場所が今のところ確保できないので、P-125は買えません。悲しいな‥‥。

 

今の日本は、ただ生きるだけのために、どんどんお金がかかるようになって、趣味のためにはあまりお金がかからなくなっているように思います。88鍵の電子ピアノを買うだけでも大変だった昔とは大違いですが、一方で家賃の高騰は凄いものがあります。

 

日々生きるためだけに、高騰した家賃やスマホ一式の月額などに、お金が飛んでいき、趣味をしようにもできない現実があるようにも思います。

 

車に乗らない、バイクに乗らない、楽器も弾かない。実は社会全体、若年層全体が、そっち方面にお金が回せない‥‥のかも知れません。

*バイクは新車で買うと高いですが、程度の良い中古は豊富です。最近は排ガス規制などの対応で新車の値段が上がっているように感じますが、実は昔でも新車を買うのは中々難しかったです。私は随分とバイクを乗り継いできましたが、新車で買ったのはTW200だけです。

 

それができない代わりに、スマホだVRARだ‥‥ってことなんでしょうかネ。疑似体験でどうぞ‥‥って。スマホ経由でお金を吸い上げたい人々は、そりゃあできるだけ、人々をスマホ漬けにしたいわな。


バッハのインベンションが1曲弾けるようになるだけでも、ものすごく嬉しいし楽しいもの‥‥なんですけどネ。

 

 


主題歌の妙

最近、私が子供の頃に聴いていたアニソンを聴いているのですが、イントロが妙に記憶に残っている曲が数曲あって、「同じ作曲家ではないか」と調べてみたら、どんぴしゃり。宇野誠一郎さんでした。

 

宇野誠一郎さんの楽曲は、独特の浮遊感というか、不思議空間のニュアンスがあって、イントロやメロディー(和声進行も含め)に特徴が表れています。

 

宇野誠一郎さんの独壇場というか、特徴が顕著に表れているのが、「アンデルセン物語」テレビ主題歌のイントロ、「一休さん」テレビ主題歌のイントロです。子供心に記憶に残っている人も多いんじゃないでしょうか。

 

アンデルセン物語のイントロ。GrageBandに打ち込んでスコアを作りました。‥‥が、異名同音の間違いがあるのは機能の限界ゆえ、見逃してください。

‥‥GarageBandは三連符の表示が出ないみたいなので、12/8解釈ですと以下。

*3小節目の「レb」は、正しくは「ド#」です。GrageBandは記譜上の異名同音を修正できないのです。3小節の3拍目は、コードで言えばAメジャーになります。ちなみにLogicだと異名同音〜エンハーモニックの指定ができます。

 

 

一休さんのイントロ。

 

 

豪快な平行移動が耳にこびりつきます。このイントロの印象は、もはやそれぞれのアニメ作品本編の「正面入り口=エントランス」とも言えるほど強烈です。

 

 

このイントロの平行移動が醸し出す雰囲気は、アンデルセン物語の「お話、ちょっぴり、狂ってる」という歌詞そのままです。聞き慣れたメジャーコードのトライアド(長三和音)が、イントロの旋律に合わせて平行移動することによって、響きとしてはシンプルなのに何か可笑しなニュアンスを放つのです。

 

一休さんのほうは、「奇想天外なとんち=飛躍した発想」を体現するかのような、Cm>1オクターブ下のDmaj>Cm>1オクターブ下のDmaj‥‥の飛躍した進行です。、Cm>Dmaj>Cm>Dmajではダメで、あくまで1オクターブの跳躍が効いているのです。「考えもしないような突飛で飛躍した、一休さんのアイデア」をイントロからド直球で表現しているわけです。ライトモティーフ的に言えば「とんちの主題」と呼んでも良い音節です。

 

なぜ、昔のアニメソングがアニメ作品の内容と共に記憶に残っているのか。

 

明らかな理由は、上述のように、アニメ作品本編の内容とシンクロしているからです。アニメ作品の内容やテーマを主題歌でもたっぷり表現していたことに、子供の頃は気づかなくても、今はよくわかります。子供の頃は、そうした工夫を無意識にでも感じ取って、絵と音を一体物として受け入れていたわけですネ。

 

作品の印象と音楽の楽想が織りなす表現。‥‥そういった意味では、アニメだけでなく実写も同じ構造が通用して、例えば、本多俊之さんの「スーパーの女」のメインテーマも大好きなんですよネ。本編の泣き笑い悪戦苦闘のストーリーを体現している楽しい音楽です。あまりにも好きな曲なので、今さらではありますが、サントラを出してくれないかな‥‥。

 

 

音楽の趣味趣向は時代によって変わりましょう。しかし、アニメや実写作品における楽曲において、作品を旺盛にイメージして作曲する態度‥‥というか姿勢の必要性は、時代の移り変わりに関係ないように思います。

 

キャラクターの絵を描く時、作劇上のキャラクターの性格や生い立ちを無視して、単に可愛いパーツだけ・流行りのパーツだけを寄せ集めて描くでしょうか。‥‥否、ですよネ。‥‥もしかしたら、そういう人もいるかも知れませんが、普通は、どんな性格をしてるんだろうとか、どんな生い立ちを背負っているんだろうとか、いろいろ想像して描きますよネ。

 

映像作品の音楽も同じだと思うのです。その時々の流行りの曲を寄せ集めてサントラ‥‥だなんて、少なくとも私は「作品を観る気が失せる」のです。映像作品のために、音楽を真に作って欲しいと思っています。

 

主題歌も歌詞だけに頼るのではなく、楽曲の趣きや進行にも作品性を反映して欲しい‥‥と願います。

 

 

 

 



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