CCから消えたもの

Mac Proが故障し、iMac Proをメインにして作業するようになって、色々と周りを見渡す余裕が出てきましたが、ふとAdobe CCのアプリケーション一覧を見ると、2つ3つ「消えた」ものがあります。

 

SG=Speed Grade

FL=Flash

ESTK=Extendscript Toolkit

 

まだ他にもあるかも知れませんが、私がすぐに気付いたのはこの3つ。OSを更新し続けてCCも更新し続けていると気がつかないのですが、新規でOSをHigh SierraからスタートしCCも新規でインストールすると、もはや終了が予告されているFlashだけでなく、使っているのを誰もみたことがないSpeed Gradeも一覧からひっそり姿を消していました。

 

ESTKだけは終了されると困るんだけどな‥‥。エディタとして便利だったから。

 

現在、私らの作業グループでは、環境の近代化を実施しており、映像をリアルタイム再生して作業するような「モーション(アニメーション)」「ビジュアルエフェクト」「編集」「グレーディング」工程に関わる作業者は、iMac Proへと乗り換えております。iMac Proをとりたてて高く評価しているわけでもないのですが、ぶっちゃけた話、今、Macで4Kを普通にぶんまわせるマシンってiMac Proしかないので、結果的にiMac Proに落ち着いています。

 

で、iMac ProはHigh Sierraがスタート点なので、インストールするソフトウェアも「それ合わせ」になり、加えてApp Storeでは「いつのまにか消えている」ソフトも多いので、何だか、やけに「スッキリ」とした「新居」のような感じです。

*Transmit、Get Backup、Mind Note、SimCity Complete Editionとか、App Storeで新規購入できなくなったソフトはかなり多いです。

 

Adobe CCにおいても、旧環境と見比べれば、リストから消えたソフトはもっと多いかも知れません。まあ、Photoshop、After Effects、Illustrator、Dreamweaver、Audition、Lightroomあたりが生き残ってくれれば私としては困りませんが、Flashがいつの間にか一覧から姿を消していたのは「一時代の終わり」を垣間見るようです。

 

ちなみにPremiere。‥‥今後、どのように発展できるんでしょうかね。まあ、発展性で言えば、After EffectsもPhotoshopも似たような行き詰まり感はありますが、Premiereは隣りで使っているのを見ていて不良動作やクラッシュの連続だったので、先行きがリアルに不安です。トラブルの絶えないPremiereを尻目に、私らのグループではDaVinci&Extreme4Kに乗り換えて、新しい取り組みを進めています。

 

お手頃価格帯ソリューションにおける、Adobe一強‥‥という状況は、最近のCCの停滞ぶりから見ても、そろそろ終わりが見え始めているのでしょうかね。お手頃価格帯のもう1つの雄、Blackmagic社の方が気になる製品や欲しい製品が多いです。

 

ただね‥‥、私はやっぱりアドビ製品への愛着や慣れが強いので、CCには頑張って欲しいです。「4Kに対応」ではなく、「4Kを率先」して欲しいです。でもこれはアニメ業界にも言えて、4Kに尻を蹴られて嫌々対応みたいな態度は、それすなわち「2K時代で終了」を予告しているようなものです。新しい技術やフォーマットは対応するものではなく、使いこなすもの‥‥なのですヨ。

 

After EffectsやPhotoshopが、8bit時代、2K時代の「古き過去の象徴」にならぬよう、CCのメンツを盛り上げてほしいです。

 

 


ESTK、ちゃんと更新してね

iMac ProのまっさらなHigh Sierraの環境でESTKをインストールしようとしたら、Adobe CCメニューの一覧に見当たらず、Webで検索して「個別インストール」ページに行き着いたところ‥‥

 

 

‥‥だってさ。

 

どうせなら、「10.12 Sierra以降にはインストールできません」って書いてよ。

 

もうさぁ‥‥。今のアドビはさ、「アップデート料金を払わない人は対象外」を言える身分じゃなくて、「毎月利用者から利用料を徴収している」状況なんだからさ、ちゃんと更新してくださいよ。

 

新しいAfter EffectsはProRes4444 XQには対応していないわ、ESTKはSierra以降の更新はストップしているわ、iPhoneのHEVCは読み込めないわ(=去年の話。今はどうなんでしょうか。)‥‥で、「定額制にあぐらをかいて手を抜き始めた」と言われてもしょうがない状況だと思います。

 

CCは、毎月お金を徴収し続けるんですから、ちゃんと性能維持、機能維持に努めてほしいものです。

 

アドビ先生にお金を回して、昔からのツールの性能向上やメンテにはお金が回らないのかね‥‥と邪推されても、しかたないです。

 

ただでさえ、After EffectsやPhotoshopは、設計が古い、骨董品などと、一部では揶揄されているのです。アドビ全体がそのうち、過去のソフトウェアメーカーなんて言われないように、愛用者の立場から願うばかりです。

 

 

‥‥で、対応策。

 

昔のOSX、10.11=El Capitanが生き残っていたら、ラッキー。

 

そこから、ESTKのアプリケーションフォルダごとコピーして、最新のCC 2018の環境のアプリケーションフォルダに配置すれば、すんなり動きます。‥‥というか、ネットワーク(LAN)においたままでも動きました。

 

まっさらのHigh SierraからESTKを新規インストールするのは難しくても、昔の環境から移植すれば大丈夫みたいです。

 

 

 

 


模様替えは転換期

現在、仕事場の模様替えを作業の合間に進めています。先日のiMac Pro導入もその一環で、私のMac Proが故障したので、早めに投入されましたが、新しい技術世代に合わせて、作業環境全体を更新する運びです。

 

合わせて、部屋の模様替えも若干必要になり、取引先の方々の来訪にも最低限対応できるように、配置や装備を整理しました。‥‥と言っても、ショールームにするつもりはなく、あくまで作業重視の工房を、4K時代を見据えて改良したカタチです。

 

ショールームにしてしまうと、その場所での作業に多くの足かせや制限ができて本末転倒ですし、だからといって散らかし放題で成り行きだけの機材配置なのも作業性が落ちます。

 

今までと同じことを繰り替えすのなら、今までの作業場で良いですが、今までとは違う新しいことを実践するためには、今までの作業場では対応できなくなります。

 

いつもそうでしたが、模様替えをする時って、転換期の表れ‥‥なんですよネ。

 

 

すぐに目につく機材やファニチャーだけでなく、間接照明(=作業場には間接照明が3段あって、常時点灯、部屋全体、各人‥‥の3種類があります)を制御するための電源ライン、10Gbpsのネットワーク線など、目に見えない裏方も模様替えの一環であり、それはすなわち、「作画」から「アニメーション映像技術」へ、「パソコン作業環境」から「映像制作環境」へ、「2Kから4K8Kへ」‥‥などへの「意識の移行」が全ての要素に作用するわけです。

 

模様替えは、技術が変わる時、仕事が変わる時、そして、ココロも変わる時、‥‥の象徴なんだな‥‥と思います。

 

 

 


iMacもヤバい

ヤバい。‥‥いまどきの「凄く良い」という意味ではなく、本当の意味でヤバさそうな、私のサブマシン、iMac Late 2012。

 

「カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! 」と不気味な異音を発したのち、

 

「プー プー プー プー プー プー プー 」と矩形波のような音(警告音でしょうね)を断続的に繰り返したままフリーズ。

 

私のメインマシン、そしてサブマシンは、いったいどうなったのか。

 

「なんとも不運ですね」と同僚に言われて、「どうやら、そのようですね」と言わざる得ない私。

 

 

でも、私のサブのiMacは昔から、この「持病」を時々発症しており、今回が最初というわけではないのです。何が原因かわかりませんが、昔から病気持ちなのです。ナゾの怪音だけでなく、1年くらい前に内蔵のHDDは昇天するわで、私のiMac 2.5Kは、問題を昔から抱えていたのです。

 

それが最近のMac Pro絶不調と重なったので、余計、目立ったのでしょう。

 

 

しかし、ものは考えもの。

 

普通はフリーズだ故障だ何だと言えば、ネガティブに考えるところですが、飯食ってジュース飲んで他の作業をしているうちに気分が変わり、

 

もう2K時代の機材とはサヨナラしなよ

 

‥‥との「啓示」とも思えてきました。

 

実は近日に4K作業に対応できる作業マシン「iMac Pro」が到着し、来週からマシン環境を刷新するのです。

 

そもそも私のところにiMac Proが早めに配備されるきっかけは、皮肉にもMac Proの故障でした。

 

 

ものは考えよう

 

状況も受け止めかた次第

 

‥‥ですネ。

 

この世の中、ネガティブに考えたら、キリがないもんネ。

 

人間には最後の最後に、自身の存在の消滅=死‥‥という最強のネガティブが待っているのですから(少なくとも私には、そう思えます)、生きている時は、ポジティブにものごとを捉えたい‥‥ものです。まあ、できるだけ、ですけどネ。

 

 

そう思うと、Mac Pro故障と、iMac 2.5Kの不調は、まるで目の覚めるような「突風」のようです。荒々しい強風ですが、周囲のモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。

 

私が小学校6年生の頃に夢中になった、銀河鉄道999の主題歌の一節、ゴダイゴが歌う‥‥

 

さあ行くんだ その顔を上げて

新しい風に 心を洗おう

 

古い夢は おいていくがいい

再び始まる ドラマのために

 

‥‥を、ふと、思い出します。

 

そうね‥‥古い夢だよね。昔みた夢。「アニメ」に憧れたのは、まさに昔にみた、古い夢です。あの頃(少年時代)のアニメや時代はもうどうやっても戻らないのに、夢にしがみついていてもしょうがない‥‥と私は思います。

 

夢は捨てませんが、古い夢はおいていきます。

 

時代は新しく変わっていくのですから、ココロも機材も技術も一新して、未来にズンズン進んでいきましょうぞ。

 

 

 

そう言えば、銀河鉄道999のUHD BD、出してくれないかな‥‥。

 

あんまり、BDをこき下ろしたくはないけど、もしフィルム時代のアニメ作品を、記憶の色彩通りに観たいのなら、断然HDRのUHD BDです。

 

BDのRec.709では全然役不足ですヨ。RGB各色の発色がフィルムより劣りますし、特に緑は全く別物の色調まで大幅に劣化しているのが、Rec.709のBDやDVDです。フィルムに忠実な色を出したくても、SDR時代の狭い色域ゆえの制限でどうしても出せなかったのです。

 

実は解像度すらも、2Kでは35ミリフィルムのディテールを余すところなく表現しているとは言い難いです。

 

昔のフィルム作品ならむしろ、UHD BDです。

 

まあ、もし、999のUHD BDが出たら、私は買っちゃうと思います。999は服やメカに緑が多いし、T光もいっぱい使っていますから、UHD BDの独壇場です。UHD BDと4KHDR大型テレビならば、少年時代にスクリーンで直に観た思い出がリアルに蘇る‥‥かも知れません。

 

*ちなみに、最近のテレビや劇場アニメは、Rec.709、もしくはsRGBで作られたものがほとんどです。ですので、そもそもHDR色域の発色を原版が有していないので、解像度も色空間も2K SDRのBDで十分です。

 

 


技術書

技術書って、今でも高いですよネ。もちろん、高いには理由がありましょうから、安くしてとは言いません。高いままで良いです。写真家の写真集、画家の画集も同じく高くて、それで良いです。

 

なので、買い揃えるには、かなりの金額が必要になります。私は20代の頃、わたなべぢゅんいちさんと、ギャラ振込日によく吉祥寺パルコの地下の本屋さんにいって、色々な書籍を買い漁っていましたが、ゆえにビンボーでした。パルコを出て、お互いの書籍の束を見て、「金も無いのに‥‥」と妙に浪費癖者同士で不憫に思ったものでした。

 

アニメ制作に従事するとは言え、若い人たちには、アニメばかりでなく、アニメの源泉となった絵画や写真に触れてほしいし、コンピュータや映像技術の技術書も読み深めてほしい‥‥と思う一方で、20代の私のように書籍購入でビンボーになる必要もないとも思っています。

 

前回書いたKindle図書館は、そうした若い頃のフィードバックです。どうしても自分でほしい書籍は、自分で買って自分のものにすれば良いです。しかし、仕事で必要になる、高価な技術書の類いを、皆で同時購入する必要はなかろう。同じ部屋にいるのなら、なおさら、書籍を共有しても良いと思います。何もKindleデータを不正コピーしようってわけではなく、あくまで端末を皆で閲覧するわけですし。

 

 

「俺らの若い頃は、生活費を削ってでも、専門書をだな、」

 

‥‥というような、自分の昔の苦労話は、「酒の肴」だけでOK。若い人にビンボーをトレースさせる必要はないです。

 

結局、どの年代もどの時代も、歳相応、時代相応に、カタチこそ違えど、苦労するようになっています。

 

 

それにね、年長者が若い人間をちょっと支援したところで、本当にヤル気のある人間は、支援で浮いたお金を、さらに自分の探求へと注いじゃいますから、結局は老いも若きも似た者同士なのです。時間軸を超越してね。

 

昔も今も、技術書や専門書は高い。なので、せめて作業場にいる時は、自由に技術書に目を通せる環境を整えたい‥‥と思います。せっかく、Kindleという現代ならではの書籍スタイルがあるのですから。

 

 

ただ‥‥2018年現在で残念なのは、日本語(翻訳含む)の美術書の類いはKindle化されていない書籍が多く、かなり選択肢が限られてしまう点です。ですから、Kindleをメインに活用したいものの、まだまだ紙の書籍の出番は多いですネ。

 

 

 

 


工作の時間

Kindle図書館。Kindleにデッサン技法書や美術解剖書などの美術書、PythonやSwiftなどのプログラム参考書、映像技術に関する書籍、その他いろいろな「現在未来のアニメ制作のための技術書」を詰め込んで、自分たちの作業場でシェアする取り組みを始めています。‥‥制作会社のお金じゃ中々実現できないプロジェクトなので、自費でやっています。

 

Fire端末はiPadに比べて大幅に安いので、さらにセールの時にもっと安く買っておけば、少人数規模の作業場なら台数も少なく済み、財布に優しいです。3〜4枚揃えておけば、特に困ることはなさそうです。

 

となると、置き場。Kindle/Fireは充電せねばなりませんから、単に棚に置くだけだと、Fire複数枚の充電ケーブルが絡んで散らかるのは事前に目に見えます。

 

ならば、スタンド。Kindleのスタンドを自作して綺麗に並べて、無造作に散らからないようにすれば良いです。

 

最近のDIY事情は、豊富な木材と強力な接着剤の存在により、ネジなしノコギリなしで、簡単にスタンド程度なら作れます。

 

Fire HD8はプログラム技術書など文字メイン用、HD10は美術書など図説メイン用‥‥という感じで揃えれば良いです。

*ケーブルの取り回しに改善の余地あり。まず、ケーブルの長さを短くしてちょうど良い長さにするところから‥‥ですネ。

 

まだ色々とイビツなままの、できたてのほやほやです。手作り感がすごいですが、後でヤスリ・サンダーでささくれと角を取って、オイルフィニッシュ(オリーブオイルとかを少量なじませる)すれば、木目が浮かび上がって、木工ならではの味わいが出ます。‥‥まあ、私がギター好きなので、もともと木目が好きなんですけどネ。

 

製作費は木材500〜800円くらいです。底の板は何かの時に余った端材なので、今回のスタンド用に買った木材はD2のヒノキとスギのミニ木材600円分です。ヒノキは良い香りですネ。

 

左側の充電池スペースは、余白を持て余して、なんとなくそういうことにしただけです。端材の寸法の都合‥‥です。

 

ヒノキの板を4つの杉の角材で挟んで接着しているので、強度は十分です。接着材は、スーパーXか「もっとくっつけ太郎」などの凹凸対応のネットリ系強力接着材が適しています。半日乾かせば使えるようになりますヨ。

 

*たまに使うくらいなら、20ml。

 

*結構使うようなら、135mlがおすすめ。私はモノタロウさんの「もっとくっつけ太郎」を愛用しています。

 

*電動サンダーがあると木工の仕上げに楽です。不揃いな面や、触ると痛い角を、楽々滑らかにできます。ただ、猛烈に振動する電動工具なので、音はそれなりにうるさいです。電動サンダーで大きな角やデコボコを除去した後は、紙やすりで手作業でフィニッシュです。

 

 

 

完成品を買って揃えるのも良いですが、製作可能なものは自分で作ってしまうというのも選択肢の1つです。パーツから作るので融通が利きますし、何よりも映像製作本番で、色々な機転を利かせる習慣も身につきます。「ありもの」だけをチョイスするのではなく、ゼロから作っちゃえばいいじゃん的な発想‥‥ですネ。完成品だけに頼ると、どうしてもコストは膨らみますし。

 

自分たちのスタジオ、作業場は、ショールームであるよりも、工場であるよりも、ものつくりの工房でありたい‥‥と思います。ゆえに、足りないものは、たまには木工で工作しても良い‥‥ですヨ。

 

 

 


プチ間接照明

間接照明は部屋の雰囲気を穏やかに演出するだけでなく、蛍光灯キンキンの作業部屋から、ポスプロスタジオ風の柔らかい照明の作業部屋へと変える、「影の主役」です。

 

ちゃんと効果的に間接照明を敷設する場合は、配線・取り回しなどを計画する必要がありますが、ちょっとした奥の隙間に照明を追加するのなら、 E12のLED電球とソケットが手軽です。

 

 

 

ヤザワの E12 LED電球は、省電力の0.5Wながら25ルーメンと、それなりに眩しい明るさです。ゆえに、白い壁に反射させる間接照明用途でも、壁を照らし出すのに必要な明るさを確保できます。25ルーメンなので広範囲は無理ですが、数値のイメージよりも明るく照らします。

 

こんな感じ。

 

 

 

0.5Wということは、1kWh(=1キロワット/時)を27円(近年の平均値)で計算すると、

 

27/1000=1ワット1時間 0.027円

0.5Wだと、その0.5倍で、0.027x0.5=0.0135円

1日=24時間つけっぱなしだと、0.0135x24=0.324円

24時間つけっぱなし30日=1ヶ月だと、0.0135x24x30=9.72円

24時間つけっぱなし365日=1年だと、0.0135x24x365=118.26円

 

‥‥となります。24時間365日つけっぱなしでも、年間120円です。(深夜電力料金など含めない平均額の簡単な計算ですが)

 

部屋のちょっとしたデッドスペースの暗がりを、こうしたE12電球で照らせば、じめっとした室内がふんわり明るくなります。延長ケーブルで2〜3箇所設置して、おおもとのコンセントにスマートプラグを介せば、AmazonのEchoと連携して、「アレクサ、ライトをつけて」「けして」と言うだけで、いちいちスイッチの近くに歩み寄らずとも、プチ間接照明のON/OFFが可能にもなります。

 

小さなソケットと電球と小電力で、コストもかけずに、0.5Wゆえに発熱もほとんどなく、間接照明が設置できます。

 

まあ、蛍光灯キンキンの部屋に間接照明など無意味ですが、ポスプロのビデオプレビュー室のような、ゆったり柔らかい照明の環境を自分の作業場にも‥‥と思うのならば、まずは間接照明からですネ。

 

紙の現場ならともかく、タブレットを使うようになった作画現場で、まっきんきんの蛍光灯の反射の中で描く必要はもうないですし、洞穴のようにまっくろに暗くした部屋にする必要もないです。

 

居室はね。‥‥当人らの思想や傾向が表れますよネ。

 

 


Mac Pro、壊るる

ディスプレイにツブツブのチラチラが絶えず出ていたまでは、何とか見ないようにして誤魔化し運用していたものの、こと、突如の電源落ちやレインボーカーソル地獄に至って、「もはやこれまで」と引き取ってもらうことにしました。修理になるとは思いますが、金額によっては‥‥。

 

私の使っているMac ProはLate2013で5年前のモデルではありますが、そこらへんの中堅PCに比べればまだまだ性能は高く、4K60pのリアルタイム再生は難しいものの、レンダリングや2K作業には十分現役で活躍できるマシンです。2018年の今、同じ性能のマシンを調達しても、そこそこの値段はすると思います。

 

壊れたMac Proは数年前に5万ピクセル(50K!)の版権コンポジットを作業したマシンでもあります。さぞ作業が劇重とか思いきや、意外にストレスなく、5万ピクセルをするっと処理できたのは驚きでした。まあ、Mac Proは逆に軽めの1.5〜2Kだと速さをあまり体感できないのかな‥‥とも思います。

 

そんなMac Proも、壊れてしまえばただの重くてツヤツヤした円筒です。

 

なので、今はサブマシンのiMacで作業しています。

 

現行Mac Proの弱点は、なんといっても、拡張性の乏しさ‥‥ですネ。未来に4Kワークステーションとして売り出すのなら、ぜひPCIeは装備していただきたい。劇高のGPUカードはともかく、DeckLinkとかの4Kビデオアウトのお手頃カードくらいは挿したいですもん。

 

あと、メモリは4Kを基本に据えるなら64GBが標準でしょう。32GBだとちょっとギリギリ‥‥ですかね。でも実は、4Kの鬼門はメモリではなく、ディスク転送速度(=巨大なデータを整然とREADする)とCPU処理能力(ProRes4444XQやDNxHRを高速デコードする)なんすよネ。

 

来年くらい‥‥との噂の新型Mac Proですが、果たしてどうなることか。期待しないで待ちます。

 

 


モノタロウさん

作業環境は電子機器の調達と設置のみならず。

 

ファニチャーや各種備品の収納すべてが、作業環境構築の一環です。

 

なので、モノタロウ。

 

 

 

ダンボールが可愛い。潰してしまうのが惜しくなります。

 

モノタロウさんは、それこそ数ミリのベアリング球から背の高い脚立やはしごまで、まさに肩書き「現場を支えるネットストア」の通りの、なんでも揃う業務用ストアです。

 

アマゾンだとイマイチ手のかかる品揃えも、モノタロウさんならすぐ揃います。アマゾンは音響系やDIY系が弱いので、サウンドハウスさんとモノタロウさんは、アマゾンの弱点を補って有り余る心強いネットストアです。

 

例えば、フィッシャープラグ。フィッシャーブランドの他に、いろいろなプラグやアンカーが揃っていて目移りします。

 

 

 

石膏壁ならコイツですネ。アンカーと違って壁の穴が小さくすむので、画鋲やピン痕の穴埋めパテで元どおりになって、補修も楽です。

 

接着剤も豊富です。iPadやKindleの自作スタンドなど凹凸面の多い木工工作で活躍するのが、「もっとくっつけ太郎」です。セメダインスーパーXと同等の接着力(あくまで私の体感ですが)で、大容量で割安です。少々の木ネジと併用すれば、100円の木材だけで頑丈な木工工作が可能になります。

 

 

 

iPadやKindle、MacBookなどの、自立スタンドを作ったり、Bluetoothのスピーカースタンドを作ったり、小容量で400円くらいする一般流通の強力接着剤よりも、ケチケチ使わずに済んで何かと便利です。

 

さらに、NFボックス。スタック可能で丈夫。モノタロウさんに限らず、だいたいのDIYショップで取り扱う定番商品なので、100円ショップの収納ボックスのような「品切れ」の心配がないです。

 

 

 

 

小さいボックス(1.5)は横に向ければ、7もしくは11に2つのせてピッタリスタックできます(最上段のみ)。また、NCボックスもスタック部分の寸法が同じなので、NCとNF混在でスタックできます。

 

ベアリングコーナー(が、あるのがスゴいですが)で「鉄球」を検索すれば、塗料攪拌用の鉄球がアマゾンで買うより格段に安く手に入ります。

 

 

 

 

その他、門外漢には専門的過ぎてわからない代替フロンとか制御機器とか、モノタロウさんにはいっぱい揃ってます。

 

ちなみに、あくまでサンデーカーペンターの私は、専門分野のアレコレ‥‥というよりも、モノタロウTシャツを毎年楽しみにしています。

 

今年はコレ。オリジナルデザインで年号が入るのです。

 

 

 

オンス的には軽めの生地ですが、気軽に着るにはちょうど良いです。サイズ感は普通です。アメリカンサイズではなく、あくまで日本基準のサイズです。

 

 


LED電球

LED電球って、もう、「社会の普通」になっている‥‥と思っていますが、もしかしたら、まだ「白熱球」「蛍光灯」をなんとなく使っている環境もある‥‥のかな?

 

私の自宅も作業場も、主要な照明は全てLEDです。

 

これには明確な理由があって、

 

電力消費

 

‥‥ただそれだけ、です。

 

ぶっちゃけ、電力消費が抑えられるのなら、白熱球でも蛍光灯でも構わないのです。‥‥しかし、そうはいきません。

 

特に白熱球の場合は、

 

白熱球自体の電力消費

白熱球の発する熱を冷却する電力消費

 

‥‥という、二重苦がのしかかります。

 

これから先の未来、今以上にコンピュータに依存する生活になります。自宅も仕事場も。

 

その際、ブレーカーにかかる電力を、事前にちゃんと計算しておかないと、自宅だろうと会社だろうと、結構あっけなくブレーカーが落ちて‥‥まあ、大変なことになります。

 

低電力化できるもの、バッテリーで駆動できるものは、どんどんリプレースして、コンピュータ機器を停電から守る工夫が必要になります。無停電装置を常設しても、度々ブレーカーが落ちるのは‥‥‥‥イヤですよネ。

 

つまり、先手をとって、

 

白熱球はLED電球へ

掃除機はバッテリー型掃除機へ

 

‥‥のような工夫で、コンセントに直にかかる電力を抑え込むわけです。

 

白熱球の色温度が‥‥というような、どうしても白熱球が必要な場面もありましょう。しかし、家庭や職場で使う電球は、「白熱球じゃないとダメ」なんていう場面はほとんど皆無です。

 

今はLED電球も進化して、100W級の明るさをもつLED電球もありますし、10W級のほんのり明るいLED電球もあります。

 

 

*1500〜1600ルーメンの明るさをもつ100WクラスのLED電球。100Wと言っても、白熱球の100Wの明るさ同等という表現で、LEDの実際の消費電力は16Wと、かなりの省電力です。

 

 

*ほんのりと照らしたい場合は、20形〜200ルーメン前後の電球もあります。模型やフィギュアなどを正面から照らしたい時は、こうした弱い光のLED電球が重宝します。電力消費はわずか2W。

 

 

*台所の120cmの蛍光灯も、超明るい4000〜5000ルーメンのLED管に交換できます。まあ、考えどころは、今までと同じ明るさで半分の電力消費か、今までとちょっと少ないくらいの電力消費でドカンと明るいか‥‥ですネ。ちなみに、インバータやラピッドの場合は、安定器をショートカット(回路をバイパス)する配線の加工が必要なので、ダメっぽい人はプロに頼んでください。

 

 

作画机の蛍光灯も、LED化できます。白い「作監机」の中身をみると、15形のグロー式だったりするので(実際に買う場合は確認してくださいネ)、LED管を買って交換するだけで900ルーメン前後の明るい光に早変わりです。‥‥というか、明るすぎて不評‥‥なくらいなので、薄紙をかますなどして、光量は要調節です。消費電力は9W前後で、やや節電できるくらい、ですネ。電力の低いLEDだとちょうど良い明るさかも知れませんが、それは人柱覚悟で。

 

 

‥‥というような具合で、住空間の主要照明はほとんどがLED化できます。

 

白熱球をデスクライトに今でも使っている人は、よもや存在しないとは思いますが、夏場に向けて電力消費も上がる時期ですので、LED化で極端に困る状況でもない限りは、推進したほうが良い‥‥と私は思っています。

 

熱を発する器具ってさ‥‥。それそのものの電力消費だけでなく、発散する熱を空調で冷却するにも、相当な電力を消費するんですよネ。白熱球は、まさに白「熱」球の「熱」も問題になります。

 

同じ明るさを確保できるのなら、電力も熱も低く抑えたほうが良い‥‥ですよネ。

 

ちなみに、安いLEDだと、安定せずにチラつきが気になる商品もあります。メーカー品は、そのメーカーの品質責任が暗黙で付随すると考えるべきで、あえてメーカー品を買うことで「安かろう悪かろう」を回避したいところです。まあ、イチかバチかで買うのも、買い物の醍醐味ではありますけどネ。

 

 



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