トーンカーブの中割り

After Effectsのトーンカーブでキーフレームを複数打って、キーフレーム間を中割りさせようとすると、期待通りの結果にならない事があります。つい最近、実写作品の締め切り当日に発見しました。

もの凄く微妙なトーンカーブ変化を、長い尺をかけて中割りさせると、トーンの段階変化がジャンプする事があります。

期待する結果としては、無段階に推移してほしいわけですが、実際の結果は、1秒に1回変化するような大雑把な段階変化となり、その大雑把さが目視できてしまいます。

完成後のムービーを確認した当初、ガス素材のレイヤーでも外れたか?‥‥と思ったのですが、色々と検査したところ、トーンカーブが犯人だった事がわかりました。

30〜40秒のカットをニジリ〜っとトーンを締めていく内容で、そのトーンの締めをトーンカーブのカーブ変化で操作していたのですが、それがNG。カーブ変化は微妙過ぎると、中割りが雑になるようです。

各色16bitの色深度において、そのような大雑把なトーン変化が起こるとは考えにくいので、方針を変えて「あらかじめトーンを絞った調整レイヤーの不透明度を操作する」方法に切り替えたら、期待通りの「滑らかなトーン変化」が得られました。

こういう障害事例って、締め切り間際に発覚しがちなのはナゼだろう。

だから、例えレンダリングが1時間で終わる見込みであっても、「あと1時間で終わります」なんて告知してはダメなんですよネ。そのレンダリングが成功する「完全な保証」は無いわけで、一方の受け取る側は「1時間後に必ず受け取れる」と期待するわけです。

私は今までの作業経験の中で何回か、「まさか、このタイミングでそのトラブル!?」という事を経験してきたので、今回の実写も2シーケンスを最短で2時間で出せる見込みではあったものの、一晩挟んで、翌朝の編集さん渡しにしてもらいました。‥‥で、幸い(?)にも、その読みが当たり、普段だったら目にしないような珍しいエラーに対処して、次の行程へと受け渡す事ができました。

危ない橋が待ち構えている時ほど(プロジェクト全体のバッファが少ないから危ない橋ができるわけですが)、せめて内部的なバッファを用意しておかないと‥‥ですネ。

関連する記事

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM