エラストマーのピック

エラストマー素材のピックを買ってみました。

 

 

 

いつものギター、いつもの弾き方で、音が激変しました。

 

非常にユニーク。

 

シンセで言うところの、ADSR〜音のエンベロープ〜音が発音してから消えるまでの時間的変化が、特にアタック音(音が出る一番最初の部分)において、著しい変化が生じます。

*必ず、アンプを通した音でネ。生音ではわかりにくいです。

 

 

 

商品説明にはアコースティックギターやウクレレにも‥‥みたいな用途が書かれていますが、アコースティックとは真逆の過激に音が歪んだハードなプレイにも十分使えます。

 

ハイゲインサウンドの高速プレイに用いると、音が均質になりつつピックノイズが大幅に軽減されるので、過激なサウンドはそのままに、滑らかで粒立ちの良いフレーズを実現できます。

 

正直、ここまで音が変わるピックを使ったことがありません。

 

ウルテムとかナイロンとかセルロイドとかデルリンとか、そんなレベルではなく、極めて大きく音が変化します。

 

なにせ、ピックが弦を擦るノイズが消え、「トン」「ポン」「タン」みたいな柔らかい音の立ち上がりに変化するので、ギターアンプやエフェクターのセッティングによっては、かなり不思議な音になります。

 

フュージョンサウンド(音をファットにするために、歪みを添える系)だと、実にユニークな角の丸い音のままで、速いフレージングも可能なので、奏法が不明な不思議なニュアンスになります。ルーム335とかストライクス・トワイスなどの往年のフュージョンギター楽曲を弾くと、不思議な速弾きのサウンドになります。

 

一方、歪系エフェクターでブーストした後にハイゲインアンプで徹底的に歪ませるハードロック・ヘヴィメタルサウンドだと、もともと入力を過激にブーストしているので、ピックノイズだけを除去した音圧の均質なフレーズが可能になります。意外にイングヴェイのようなフレーズと相性が良いです。フルピッキングでもノイジーにならずに、レガートに音が繋がります。

 

 

 

アコースティックだけに使うなんて、もったいない。

 

コンプ&ドライブサウンド、ハイゲインサウンド、コンプ&クリーンサウンド‥‥と、どんなジャンルでも使えそうです。

 

特にハイゲインサウンドとの相性が良いのは、驚きました。フルピッキングだとピックの摩擦音でマスキングされていた本来の音が、見事に浮き上がって綺麗に滑らかに聴こえます。

 

過激でヌケの良い歪みを得るには、むしろ出力を抑えたピックアップのほうが良い‥‥とも言いますよネ。入力過多でブーミーになって音が団子になるよりも、音の分解能を保った控えめな入力でエフェクターとアンプ側で歪ませた方が、キモチいい歪みが得られます。

 

同じように、ハイテンションなフレーズを奏でるのに、やたらとノイズが発生するピックで猛然と弾くよりも、エラストマーのようなノイズレスのピックのほうが、むしろ隙のないアグレッシブな演奏が実現できるのかも知れませんネ。

 

 

 

アイバニーズは、ダンロップに負けず劣らず、多種多様な素材のピックを発売しています。トライタンのような耳慣れない素材のピックも発売していますが、エラストマーのユニークさは別格です。

 

常用にせずとも、1枚は持っていても損はないです。

 

 



calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM