あなたのMacでDPI計算App

アニメ業界の現場では、あまりにもMacは少数派。

 

しかし、実はプライベートでMacを常用している人は、かなり多いです。iPadまで含めてAppleユーザで数えると、そこらじゅうAppleユーザだらけです。

 

Macユーザなら、前回のピクセル数計算を、App化できます。もちろん、自分自身で、今すぐに‥‥です。

 

 

 

Macには、大昔からAppleScriptというスクリプト環境がついており、簡単なアプリだけでなく、そこそこ大掛かりなものも作れます。

 

まあ正直なところ、AppleScriptは「風前の灯感」が凄いので、今からAppleScriptの習得をするのはお勧めしませんが、実はAppleScriptのエディタではJavaScriptの言語でもスクリプトが書けますので、まだまだ使い道はあります。

 

センチとDPIをピクセルに換算するAppなど、数分で作れます。

 

以下、スクリプト文です。

 

property cm : "26"

property dpi : "150"

 

repeat

    display dialog "横幅を入力してください." default answer cm

    

    set res to text returned of result

    

    try

        set res to res as number

        exit repeat

    on error

        beep

        display dialog "入力可能な文字は、半角数字とドットのみです." with icon stop buttons "やり直し..."

    end try

    

end repeat

 

set cm to res as Unicode text

 

repeat

    display dialog "DPIを入力してください" default answer dpi

    

    set res to text returned of result

    

    try

        set res to res as number

        exit repeat

    on error

        beep

        display dialog "入力可能な文字は、半角数字とドットのみです" with icon stop buttons "やり直し..."

    end try

    

end repeat

 

set dpi to res as Unicode text

 

 

set px to (cm as number) / 2.54 * (dpi as number)

set rpx to (round ((round px) / 2)) * 2

 

display dialog cm & "センチで" & dpi & "DPIの計算結果は以下です." default answer "計算結果:" & (px as Unicode text) & return & "推奨値:" & (rpx as Unicode text) buttons "終了" with icon note

 

 

 

単に換算するだけのスクリプトなのに随分と長い文に感じますが、実は換算の重要な部分は2行だけで、他はみな、ユーザへのインタフェース絡みです。

 

set px to (cm as number) / 2.54 * (dpi as number)

set rpx to (round ((round px) / 2)) * 2

 

 

小型商品をアマゾンで買うようなもので、梱包のほうがデカいのです。

 

偶数化は、1を2で割ると0.5になることを利用して計算します。四捨五入が奇数の場合(例えば1535)は、2で割ると端数が「x.5」生じますから(767.5)、もう1度四捨五入した後(768)で2を掛けて元に戻せば(1536)、偶数化できます。もともと偶数だと数値の変更は生じません。‥‥IFなんか使うなや。

*小数点切り上げだと、1536.2の場合は1537になってしまうので、round up, Math.ceil()を無条件に使うわけにはいかんのです。

 

 

 

AppleScriptのエディタにスクリプトを書いたら、App形式で保存します。とりあえず、それだけで、いつでも使えるAppが出来上がります。

 

 

 

 

 

まあ、せっかくを絵を描く職業ですから、アイコンも作って変更しましょう。このあたりの段取りは「icns 作り方」あたりでネットを検索してください。

 

以前遊びで描いたミケ猫ちゃんを流用しました。iPadのProcreateで描いたもので、背景は透明にして(背景レイヤーをオフにして)、PSD形式で書き出したファイルです。

 

 

 

以前に比べて、アイコンを作るのは面倒になりましたネ。Retinaの高解像度にも対応するため、2倍の解像度のアイコンを作るようになっています。

 

オリジナルの大きなサイズのPSDさえあれば、どんどん小さくしてPNGで書き出せば作れます。この辺はバッチ化できますネ。

 

そうすると、いっちょまえに、他のソフトと同じようにドックにもオリジナルアイコンで登録できます。

 

 

 

 

実際に、オリジナルのAppを使ってみましょう。

 

対話式で進行する、素朴なAppです。

 

ウィンドウのアイコンも自分のオリジナルが反映されます。地味に嬉しい機能ですネ。

 

 

 

20年前のMacでも全く問題なく動作する、軽〜い内容です。

 

なので、最近のMacBookやiMacで難なく自作できます。

 

スクリプトの内容を理解するのは、ひとまず置いておいて、ネットで探すだけのAppを、自分でも作れることも知っておくと、もしかしたら、後で役に立つかも知れませんヨ。

 

ちなみに、自分で作ったアイコンは、下図のようにアレンジされて表示されることもあります。

 

 

 

数値計算程度の簡単なAppは、プログラム習得のきっかけとして、チャレンジしてみても良いですよ。

 

私が生まれて初めて作ったドロップレットは、リネームのスクリプトでした。あと、クリエータタイプとファイルタイプの変更‥‥。(今となっては、タイプ変更の必要性がわからない人も多そうですネ)

 

 

 

そういえば、アップルシリコン。リンス成分みたいな響きですが、次期マシンの数々で、AppleScriptって動くんかな‥‥。

 

今から予測してもなんですが、なんか、ダメポな雰囲気はするなあ‥‥。

 

そしたら、全部、他の言語へと、書き直しかえ。

 

でもまあ、それも新しい時代に慣れるためのエクササイズみたいなもんだね。

 

 



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