2型と最終型

第2世代のハード、または最終世代のハードの良さは、身に染みて実感しています。

 

私が所有する第2世代で、優れた性能で今でも記憶しているのは、Power Macintosh 8600/250、iMac Rev.B(ボンダイブルーの改良型2号機)、そしてiPad Pro 12.9インチ第2世代です。

 

みな、価格を遥かに超えた貢献度、そして耐久性を誇っておりました。(iPad Proは進行形です)

 

 

 

第1世代は新機軸を盛り込んだ意欲作で、新シリーズの新製品に賭ける期待は、買う側も作り手側も一緒です。一方で未知の欠点・改善点を含んでいるので、第2世代(もしくは2型)でフィードバックを盛り込むことで、「新機軸+改善点」という理想的な状態が形成されるのです。

 

それ以降の世代のマイナーチェンジ型は、「どこをどうすればコストをカットして利潤(生産性)を向上できるか」のフェイズに突入するので、コストダウンによる影響も製品にちらほら現れ始めます。

 

製品のシリーズを発売して何世代も経過した後は、製品固有の「鉄板」の土台が形成されるので、特に最終型は、完成度が高いのに安価という、買う側にとって嬉しい状況に至ることもあります。‥‥まあ、全ての製品が‥‥ではないですが、製品世代における熟成の極みに到達することはよくあることです。

 

 

 

iMac リビジョンBは、ジョブズがアップルに復帰して、新世代のアップルを体現した製品「iMac」のバージョンアップ型です。今でこそ、普通に見慣れた姿ですが、当時は「ケーブルを極力廃し」「プリンタポートを撤廃し」「フロッピードライブも撤廃し」‥‥と、まるで遥か未来を予見するような斬新な設計で、意欲作も意欲作‥‥でした。意欲作すぎて、問題作とすら、PCユーザには受け取られたものです。「フロッピーがなく、SCSIもなく、USBだけなんて、極めてナンセンス!」と。

 

初号機で数多くのトラブルとニーズがフィードバックされたのか、数ヶ月後に改良点を盛り込んだ、同じボンダイブルーのリビジョンB=2号機が発売され、私は正月あたりに買った記憶があります。

 

そのiMacボンダイブルーのリビジョンB。‥‥第1線を退いてからは、5年間24時間、電源を落とさずサーバとして活躍し、まったく故障のないまま、今は倉庫でモスボール状態(ホコリ防止の全体保護)で寝ております。他のタンジェリンやスノーのCRT iMacが全て電源のコンデンサ膨張で逝く中、初代2型だけが健康状態を維持していました。

 

 

 

一方、最終世代は、PowerMac G4の時です。ミラード・ドライブドア(MDD)と呼ばれる最終型で、タワー型のワークステーションでも168000円まで下がった頃です。あの頃は安くなったよなあ、Mac。

 

1997年暮れに買ったPowerMac8600をG4 CPUまで改造し続けて使いましたが、その当時(2003〜2004年頃)に取り組みはじめた2Kのアニメ、そしてカットアウトの作画技術には、いくらG4化しているとは言えPM8600では荷が重く、ようやく決心してメインマシンを買い替えたのです。それがMDDのPMG4です。

 

同時期にG5も登場していましたが、あえて安いG4を買いました。性能はソコソコでしたが役割を十分果たし、3年後くらいに買い換える時に、なんと10万円で買い取って貰えました。外箱なしの、本体とキーボード・マウスとOSのCDだけの状態で、10万円。

 

168000円のそれなりに使い倒したG4が、お店で100000円で買取。当時、いよいよMacOS(MacOSXではない)が死刑に処される時期で、「MacOS9で使いたい人」向けの特需が、中古市場で吹き荒れていたのです。その風にのって、私も10万円でG4を買い取って貰えました。性能が極まって熟成したMacOS9マシンとして、重宝されたのでしょうネ。

 

 

 

初代の改良点を多く盛り込んだ2型。そして、熟成の到達点の最終型。

 

どちらも、高耐久性で高性能の場合が多いです。

 

逆に、真ん中の世代は「ここを端折ればコストカットできるんじゃないか」的な邪心(?)が製造側に芽生えて、安価なパーツがもとで故障に至るケースが多いです。CRT iMacのコンデンサ不良の話は有名です。

 

あ、これはアニメ制作技術でも同じか。

 

 

 

今回のWWDCで発表が無かったIntel最終形のiMac。一方で、Armへの移行が正式にアナウンスされ、開発者向けのArm搭載Mac miniが出荷‥‥とも。

 

Arm Macか。

 

新機軸って、最初はトラブルが多いんだよな〜〜〜。

 

あ、これも、アニメ制作に共通ですネ。

 

 

 


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