4K時代のiMac

自宅のiMac 5Kは、初代モデルで2014年製です。今どき(4K)の映像制作で使用する際に、もはや限界に達しており、3Kでも厳しい状況です。‥‥ですので、買い替えの時期を虎視眈眈と伺っていました。

 

新型iMacの噂が出ておりますが、2019年型が出荷の遅れを伴っており、いつもの「新型が出る際の兆候」を示しています。まあ、今月のWWDCで発表されるかは、お楽しみとしてとっておいて、過度な期待はしませんが、気になるのはお値段です。

 

私が買ったiMac 5K 2014は、CPUとGPUを最上位に設定したため、税込みで33万円でした。メモリは自分で増設(=BTOではなく、Amazonで別途購入して安く調達)しました。

 

最近、2019年のiMac 5Kを同じ基準で見積もったら、38万円くらいになりました。メモリは別途で、CPUとGPUとSSDの構成です。

 

iMacが40万円近くの時代になったんだなあ‥‥と思いました。‥‥ただ、私が最初に買ったPowerMac8600/250とモニタとスキャナのセットは60万円でした(1997〜98年頃)から、驚くと言うよりは「時代が昔に戻り始めた」と感じました。

 

 

 

で、新型のiMacですが、私自身の関心ごとは、

 

  • CPUとGPUをMaxにすると、税込み40万円を超えるのではないか?
  • メモリをユーザが交換できなくなり、BTOの割高メモリとなり、総額50万円を超えるのではないか?

 

‥‥です。ありていにいえば、お金のこと、です。

 

ベゼルレスになるとか、ハッキリ言ってどうでもいいです。見た目のインパクトなんて1ヶ月もしないうちに慣れるんで。

 

ベセルレスによって5Kから6Kへの解像度拡大に繋がるのなら大歓迎ですけどネ。

 

 

 

これから、5年間を現役・最前線で「在宅映像制作」で使おうと思うのなら、

 

  • CPUはi9
  • GPUのメモリは最低でも8GB以上(12GBくらいは普通に欲しい)
  • メモリは最低でも64GB
  • SSDは1TB
  • 5K以上の解像度
  • Display P3などの広色域

 

‥‥のスペックが必要です。

 

話題のARM Macは、まずはMacBookで地ならししてもらって、次の買い替え時の2025年くらいがターゲットでしょうネ。今は手堅いCore i シリーズで十分かと思います。

 

1.5〜2Kでアニメを作るのなら上記の条件はオーバースペックですが、3〜4Kで各種アニメ技術を作画してコンポジットするなら、iMacと言えど、上記の性能は必須中の必須です。

 

作業場のiMac Pro(メモリ64GB、ビデオメモリ12GB)と、自宅のiMac 5Kは、特にムービーのコンポジットをした際に、大きな性能差が出ます。

 

現在、自宅のiMacはメモリ32GB でビデオメモリ4GB(ビデオメモリの容量でおおまかに世代がわかりますよネ)ですが、4Kをぶん回すパワーがありません。3Kでも動画でエフェクティブになるとキビしいです。

 

カットアウト作画は、マシンの性能をとことん要求しますので(レンダリング中の「メッシュ」関連の大量処理を見ればわかります)、生半可なマシンを買っても2年もたないどころか最初から性能不足になります。

 

CPUやGPUはAppleストアのBTOに任せても良い‥‥ですが、ストアのオプションのメモリは、ちまたの通販の倍(か、倍以上)の値段設定なので、正直厳しいです。

 

16GBメモリモジュール4枚挿しを、ユーザに任せるのではなく、BTO扱いになったら‥‥、一体いくら請求されるのやら。

 

 

 

Mac miniなら、「ユーザの開腹お断り」でも、構わず開いて、メモリモジュールを交換しちゃいます。慎重にやれば済むことですから。

 

しかし、iMacはきついすよ。去年、FusionドライブのHDDが壊れたので、一大決心で「モニタパネルを剥がして」(=文字通り、剥がすのです。…外すのではなく。)、SSDへと交換しましたが、できればもう2度とやりたくないです。バイクのクランクケースを開くのと同じくらい面倒です。ガスケットの再利用は効かんしネ。

 

*iMacの腹から出てきたSeagate。‥‥‥‥また、お前か。

*壊れるHDDといえば、シーゲートのバラクーダ。‥‥いや、Apple製品搭載のはバラクーダとは書いてないか。どんなに安くて大容量でも、バラクーダには手を出してはならぬ。バラクーダ=オニカマスはWikiによると、「人間が食べることは出来ない」んだそうで、いや‥‥ホントにそうだね。

*数えきれないほど、故障してきたSeagate製のHDDはもう2度と使わないと決心しても、製品内部に組み込まれているんじゃあ、避けようもないですネ。‥‥なので、フュージョンドライブは使わず、潔く、1TB以上のSSDにしましょう。

 

 

 

まあ、新型iMacがCPUとGPUのBTO込みで40万円になるのは、まだ良いのです。性能が上がっていますし、未来の映像制作に必要ともなれば、経費です。

 

しかし、割高‥‥というか、倍高のAppleストアBTOのメモリは、できれば勘弁願いたいです。本来なら節約できる数万円の経費を、何ヶ月もローン期間を増やして組み込むのはやるせないです。

 

でも、最近のApple製品の傾向として、メモリをユーザに交換させる方法は廃止しているんですよネ。iMac Proが「Pro」なのに、メモリモジュールを交換できない仕様なのは、この先の数年におけるアップグレード改修=寿命延長に大きな影を落としています。「メモリを増設するだけで、いくら取られるんだよ?」と。

 

テキトーに高い機材を買って持ち腐れするのは、素人さんの所業。機材の対費用効果を追求し、とことん使いこなすのは、プロの面目そのものです。

 

*とことん使いこなす‥‥と言えば、ファントムは私が生まれる10年以上前に初飛行したベストセラー戦闘機です。アニメ業界にも「ファントムライダー」は多く在籍します。その猛者たちが、新型戦闘機にアップグレードする日を待っているのですが‥‥。

*いかにも機動性の悪いF-104J(空自のマルヨン)で、米軍のF-15を模擬空中戦で撃墜判定したとの伝説も。‥‥ですから、「普通、そんな戦い方(使い方)はしない」と言われようが、同じ日本人として、「After Effectsをまさかそんな使い方をするとは」と、アニメ作画にも使いこなす「機動性」を体現することを我ながら快感としております。設計の想定内でセオリー通りに使ってたらつまんないじゃん。

 

 

 

WWDCでそもそもiMacが発表されれば‥‥の話に、色々腐心するのも滑稽なので、「出たら、その時、考える」ことにしましょう。

 

でもまあ、どうであっても、私のiMac 5Kは買い替えの時期です。

 

現用の期間は5年、できれば6年。‥‥その期間の使用に耐えうるiMacの登場を待っています。

 

 

 

もしiMac総額50万円だと、5年で50万、1年で10万、1ヶ月でほぼ1万。iMacだけで月1万円のコストがかかると言うことです。

 

やっぱり、アニメ業界のハイコスト・ローリターンでは、未来の映像制作は成り立たないですネ。

 

 


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