復活の日。

4KHDRだカットアウトだと言っても、まだまだ旧来枠の仕事の依頼はそれなりにあります。

 

一方、2000年代に夢中になって作ったxtools=コンポジットの作業をアシストする自動化ツール群は、2010年代にアニメの撮影をあまりしなくなったこともあり、メンテがおろそかでmacOS "Catalina"になった現在に正常に動くのか、非常に危うい状態です。

 

一番昔の更新日を見ると2006年だもん。‥‥まあ、中身は差し代わっていますが、それでも一番新しいツールの更新日ですら2016年で終わっています。新しいOSで動作しなくなったのを、コンパイルしなおして書き出しただけの更新です。El CapitanとかSierraの時代で止まっています。

 

今後の動向を鑑みるに、今から一生懸命になってアニメ撮影の自動化ツールを再構築するよりも、必要最小限の自動化ツールを延命措置して、2020年代の主力は4KHDRでハイブリッド(従来作画と新方式の)の運用技術の確立に据えたほうが良いのは明白です。

 

昔ながらのアニメのコンポジットの段取り。‥‥すなわち、タイムシートを打ち込んでタイムリマップに変換して、背景とセルを読み込んで適用して、etc‥‥という作業スタイルに対して、「最後のご奉公」というか、開発における「最後の戦い」を2020年春の期限ですべきかな‥‥と考えております。

 

私が30代の頃に、苦労に苦労を重ねて作ったxtoolsが、時代に取り残され動作しないまま、朽ち果てて終わるよりは、レストアして復活させて、これから作業する作品に役立ててフィナーレを飾ったほうが、私の中でも大きな区切りができます。

 

 

 

とはいうものの。

 

当時、Adobeのスクリプトを覚えながら作ったので、大盛りパスタのごとくのコードなのよネ‥‥。自分ながら、うんざりするほどのスパゲティ。

 

習得しながらのプログラミングは、最初からスッキリハッキリ明快なコードなんて書けんもん。

 

 

 

なので、ずっと放置していた‥‥というのもありますが、レストアすれば確実にコンポジット作業は快適になります。

 

5〜6カットの特殊カットのヘルプなら、ゼロからAfter Effectsで手作業で組んでも良いですが、今後累計で、何十、何百を作業するともなれば、やはり自動処理アシストツールのパワーは絶大です。もうアニメの撮影をメインにすることはないですが、作画からコンポジットまで一式で依頼されることは度々あるので、ツールを復活させて準備しておくのは決して無駄にはならんでしょう。

 

それに、人災もないしネ。コンピュータは、1168と指定すれば必ず1168に設定して動作しますからネ。私はケアレスミスをよくやらかすので(「1186」とか)、コンピュータのアシストはどんなに経験を積もうが頼もしい存在です。数値的なつじつま合わせは、ほとんどコンピュータに任せて、人間は映像表現を追求すれば良いので、作品作りに集中できます。

 

 

 

コードを全部精査して、若気ゆえにわけのわからんことをしている箇所は直して、すっきりと見通しの良いコードにブラッシュアップして、xtoolsのファイナルバージョンを作ろうと思ってます。

 

 



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