2027年。Beethoven。

2027年はベートーヴェン没後200年です。私が高校生の時は、バッハ生誕300年でした。あと7年生きれば、偉大なる2Bのモニュメンタルな年を両方体験できそうです。

 

で、今年はベートーヴェン生誕250年とか。

 

250年だと中途半端だな。盛り上がりに欠けるかな?

 

ベートーベンの32曲のピアノソナタは、宝物です。3大ソナタばかりが有名ですが、無名のソナタも良いですよ。

 

世間はなにかと、すぐに「月光」ばかり流しやがって‥‥。

 

 

 

ピアノソナタは第1番からして、「ベートーベンじる(汁)」が効いているのですが、私が最近好んで聴いているのは、7番と22番です。表題はついてないですが、わたし的には、脳の中をデフラグする効果が気に入ってます。

 

22番の第2楽章は、特によく聴いてます。以下のYouTube映像の5:40から第2楽章です。(22番は2楽章形式です)

 

 

 

逆にあまり聴かない‥‥というか、聴かないようにしているのは、30〜32番ですかね。‥‥切なくなっちゃって。

 

私はまだ人生的に達観するつもりはないので、最後期のソナタのアダージョ〜アンダンテのテンポの曲とかは「ココロが向こう岸に引き込まれそう」で、今は避けておきたいのです。最後のソナタの最後の楽章、第32番の第2楽章のような「何もかも手放した」境地に浸るのは、今の私には早過ぎます。死を予感した時に、でいいです。

 

上の映像の22番は、既に第1楽章の1小節目でベートーヴェン全開ですネ。このピアノソナタを知らなくても、この出だしですぐにベートーヴェンだと当てられるでしょう。モロ、だもんネ。

 

モーツァルトでもハイドンでもシューマンでもない、ベートーヴェンのユニークな性格が表れていますネ。まあ、ベートーヴェンの楽曲は、好きになって耳慣れてくると、古典〜ロマン派初期の多くの楽曲の中にあっても、聴き分けられる強い個性があります。

 

 

 

そういえば、今年は2020年なので、0と5の年に開催されるショパンコンクールの年ですネ。

 

私が高校生の頃、ブーニンが優勝した年=1985年で、NHK特集番組をVHSに録画したり(=我が家の初VHSデッキで音が格段に良いHiFiデッキ)、FMをカセットテープに録音したのを今でも覚えています。

 

うへぇ‥‥、35年も経つのか‥‥。歳も食うわ。

 

最近はYouTubeで何次にも渡る選考の演奏の様子が見れるので、良い時代ですネ。

 

例えば、普段ならドガガガーンと派手に演奏されることの多い作品25第12番のエチュードを、曲想の持つ悲痛な響きを前面に押し出した珍しい解釈で弾いた演奏も、公式チャンネルで聴く(観る)ことができます。

 

 

「大洋」の愛称で知られる作品25-12ですが、「大洋」のサブタイトルは楽譜出版社の「後付けタイトル」でしょう。ショパン自身が「大洋」を意識して作曲したとは、楽曲の曲想からして考えにくいです。「大西洋」を活写するために作った曲じゃないよネ。‥‥実際、ショパン自身は表題を付けなかったとのことです。

 

なので、このLukasさんの演奏を「この曲のタイトルは大洋なんだから、イメージが表現されてない」と批判するのは、それはそれで思い込みのなせる愚です。

 

この曲に「大洋」をこじつけてイメージする必要はなく、音だけを純粋に、何のキャプションもなく受け取って、ニュートラルに聴けば良いです。ショパンが音符に何を込めたのか、音だけで聴きとれば良いのです。

 

前から思うんですけど、純粋に曲を聴く目的なら、「別れの曲」「木枯し」とかサブタイトルは不要ですよネ。出版時(セールスの際)にショパン以外の他者がつけたキャッチコピーみたいなタイトルは、かえって楽曲を聴く際に邪魔になると思ってます。

 

音だけで伝えたいことを、文字で邪魔するのは、無粋なことです。

 

文字でわかった気になる必要はなく、むしろ、音だけ感じて、音のままココロに記憶すれば良いと思います。

 

 

 

ベートーヴェンの「月光ソナタ」も、ベートーヴェン自身は「幻想曲風ソナタ」と題名をつけたそうです。「月光ソナタ」は死後に出版社でつけた「販売用のタイトル」とのこと。

 

月光なんてタイトルは忘れて、音だけでイメージしてみれば、グンと味わいが深くなりますヨ。

 

ともあれ、27年が楽しみです。

 

 

 

 

 



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