弱さゆえ

ネットの「子供部屋おじさん」とか「彼女いない歴=自分の年齢」とか「中年童貞」とかの記事は、「孤独死」「ゴミ屋敷」「セルフネグレクト」「8050」などと一緒に、定期的に取り上げられるわけですが、中年童貞などの取材を受けている人に共通しているのは、特に女性に対してやけに強気で、一方で自分ではボロが出ないようにとバリアを張り巡らしているところですかね。

 

若手声優との結婚を夢見る45歳「子供部屋おじさん」の末路

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200101-00000016-pseven-life

 

 

上記の記事のような人は一定数存在するんでしょうけど、1月2日の正月早々から読むには気が暗いスね。

 

 

 

例えば仕事の場面においては、自分に対する自信は日頃から持っておいた方が良いのは、確かです。

 

でも、多くの記事で紹介される童貞オジさんにありがちなのは、「自信」を「威張る」ことと勘違いしているパターンなのよネ。

 

威張る‥‥というカタチではなくても、知っているふりをする、予測できていたふりをする、ボロを出さないように取り繕う‥‥のも同義でしょう。

 

 

 

でさ‥‥。

 

恋愛って、仕事とまるで正反対でさ。

 

恋愛って、好きになった相手に、「自分の弱さをさらけ出す」ことだと思うんよ。

 

どれだけ完璧かを装うんじゃなくて。

 

自信があるところを見せつけるんじゃなくて。

 

一番、隠して起きたい本音=「あなたが好きになりました」ということを、相手に告白するわけじゃん?

 

めっちゃ、弱さを見せますよネ。

 

 

 

その「弱さを相手にさらけ出す」ことができない人が、恋愛できない人だと感じます。

 

まあ、放っておいてもモテる人はいるんでしょうが、そういう人のキモチはわからないので、平均的な凡人ルックで考えれば、自分以外の他者に、日頃は心の奥に隠している心情を、まさに心情の対象=好きな人に伝えて、相思相愛になったり、ゴメンナサイされて失恋したり‥‥があるわけです。

 

相当、勇気のいる事‥‥ですよネ。

 

だからこそ、中年になるまで、踏み出せない人も存在するんでしょうネ。むしろ、中年までサスペンドした影響で、不要なネジ曲げ・バイアスすら作用していることもあるのでしょう。自分では純粋だと思い込んでいるだけで、経年変化で随分と濁って腐ってしまって、未開封でも中身は発酵して、シュールストレミングみたいになっていることもあり得ます。

 

上述の記事を読むと、取材を受けている人は、その弱さを隠そうとするあまり、女性をある種「憎悪の対象」までネジ曲げていますわな。風俗嬢を汚いと言ったり、20歳以上の女性をババア呼ばわりしたりと、典型的な空元気・空威張りです。

 

故意に暴力的になって、自分の弱さを打ち消そうとしてるように、私には思えます。

 

自虐に走るタイプの人も、実は心の底に相当な高いプライドをもった「かっこつけ」野郎だと思いますしネ。‥‥裏返しなんだよね。

 

 

 

でもまあ、見ず知らずの中年男が老後どうなろうが、余計なお節介ですネ。

 

ただ、上述の記事の類いを読むと、時々、人間の自我について考え込んでしまいます。

 

私は、自分がいつか必ず死ぬことを考えると、どうしようもない絶望感に苛まれます。理解できなくて混乱します。

 

なぜ万物の創造主は、自我などというものを、生き物に与え賜うのか。自分を意識する自我など最初からなければ、自分の死も意識せずに済むだろうに。

 

しかし、自我があるからこそ、音楽に心が共鳴し、美しさを知覚し、人を好きになるんだもんネ。

 

困ったアンビヴァレンツだの‥‥。

 

 


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