カシオMQ-38の電池交換

カシオの安い時計、通称「チープカシオ」「チプカシ」は、本体が安いぶん、お店に頼んで電池交換してお金をかけると、本末転倒な感じがします。なので、自分で電池交換することになります。

 

カシオの安時計の中でも、MQ-24MQ-38(女性向けは LadyのLにQで「LQ」番台)は特殊な工具なしでも簡単に電池交換が可能です。

 

‥‥が、扱いをミスると、1000円前後とは言え、繊細な腕時計ですから、「直すつもりがぶっ壊した」結果にもなりかねません。多少、金具が曲がっても動き続けるタフなカシオではありますが、どうせなら、壊さないほうが良いですよネ。

 

Webの「電池交換してみた」情報を検索すると、結構、金具を曲げてしまうことが多いようです。無理にコジ開けて電池を取り出して、電池周辺の金具が変形・破損する事例です。

 

どこをどうすれば、電池が取り出せるのかを知れば、悪戦苦闘などせずに、破損のリスクも皆無で、電池交換できます。

 

今日、MQ-38の電池交換をしたので、iPhoneで写真を撮っておきました。以下、電池交換の要点です。

 

 

 

MQ-38。安価な樹脂製ですが、美しい製品ですネ。

 

 

蓋を開けるのは、小さなマイナスドライバーで、テコの原理で開けます。この辺は他のWebでも解説されている通りです。

 

 

ここからがポイント。

 

電池がどのように固定されているか、よ〜く観察して、アプローチを練ります。

 

 

iPhoneの写真をルーペ代りに見れば解る通り、右側の細い金具の先端で固定しているのがわかります。

 

 

つまり、このような感じです。

 

 

*iPadなら、こうした画像メモも簡単にApple Pencilで添えられます。写真と言葉だけで「右の金具」と言っても、パーツは金属だらけなので何を指しているのかわかりません。図で説明したほうが手っ取り早いですよネ。

 

爪の先で、右側に少しズラすだけで、底面の電極端子の板バネに押されて、電池が浮き上がります。私が交換した際は、勢いよく跳ねて電池が飛び出しました。

 

新しい電池はコレ。同じソニー製でなくても、互換品なら大丈夫だと思います。

 

*Amazonではかなり安い電池も出回ってますが、よほど情報通でもない限りは、メーカーブランドを買ったほうが無難です。メーカー品でもコピー品が出回っている‥‥なんて話も聞くほどですから、腕時計本体が安く済んでいるぶん、電池くらいはそこそこのもの(=と言っても1つ100円前後ですが)を買う方が良いかと思います。電池交換してすぐに電池切れ‥‥なんて面倒ですもんネ。

 

取り付けは取り外しと逆の手順です。

 

電池を斜めにして左側に差しこんでおいて、押さえ金具を右にズラしつつ、元の位置にハメ込みます。

 

「チカラずく」は不正解です。チカラなど全く使わずに取り付けできますから、もしチカラで電池を押し込むような動作をしている場合は、取り付け方が間違っています。何かに引っかかっているのをチカラまかせに押し込んではぶっ壊れてしまいます。押さえ金具を右にほんの少しズラせば、ストンと電池は元の位置にハマります。

 

蓋を閉める前にシリコングリスを塗布しておくとエレガント。シリコングリースメイトを適当な皿(プラ容器や紙)に噴射して取り(チューブタイプだったら、微量を出して)、綿棒や爪楊枝ですくって塗り足します。シリコンスプレーはサラサラ過ぎて塗布には向きません。

 

*まさかとは思いますが、時計に向かって直に噴射したらダメです。別の場所に取った上で、綿棒などでやさしくパッキンの表面に塗りましょう。時計のメンテに限らず、チューブタイプを常備しても良いと思います。

 

*綿棒を使う時は、綿毛がパッキン(Oリング)に付着しないように、ねっとりとグリスを馴染ませてから使います。

 

蓋を閉めたら、メンテ終了。

 

時計の針が動き出しました。時刻を合わせて、全て終了。電池代だけ(100円くらい)のメンテですが、また数年動いてくれるでしょう。

 

 

 

 

こんな細かい作業、無理。

 

‥‥と思う人はいるかも知れませんが、私はデスクライト型のルーペを使って作業しています。裸眼では無理でも、ルーペがあれば全然OK。

 

よく見えないので動作が不正確になり、細かい作業でミスが出ます。意外に、自分の指というものは、対象物さえしっかり見えていれば、かなり正確に繊細にコントロールできるものですヨ。

 

特にデスクライト型のルーペは、光量も十分で、暗くて見えにくいこともありません。

 

 

ルーペがあれば、エレキギターやエフェクターの電気配線や、プラモ作り、そして電池交換など、色々と重宝しますヨ。

 

 

 

MQ-38などのカシオ時計は、肉眼だと細かくて構造がわかりにくいですが、ルーペを併用して「電池周辺の仕組み」を理解した上で電池交換すれば、破損することもなく容易に作業が終了します。

 

生活防水程度の1000〜2000円のカシオ腕時計なら、自分で電池交換して、ランニングコストも安く抑えたいものですネ。

 

 

 


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