もっと、パワーを。

2Dのアニメは、3DCGと違って、マシンのリソースをそんなに滅茶喰いしません。‥‥でした。

 

しかし、4Kのドットバイドットで制作するようになると、特にアニメはカメラを振る(もしくはFollow)とすぐに大判背景になるので、すぐに1万ピクセル超えの寸法に達します。

 

以前にも書きましたが、もはや、

 

64GBメモリ必須

16GBビデオメモリ必須

高速なディスクキャッシュ(M.2のSSDとか)

CPUもそれなりに高性能求む

 

‥‥というマシンスペックはどうしても必要になってくるでしょう。

 

4Kの制作と同時に、iMac Proに機種転換したのでしばらく気がつきませんでしたが、Mac Pro(ゴミ箱型の2013年モデル)だけでなくWinも、メモリ32GB、ビデオメモリ8GBのスペックだと、以前は高性能で快速だったマシンでも、あちらこちらで不具合が発生します。

 

 

 

 

1フレームに8分なんてこともあります。3DCGはもっと時間がかかるでしょうが、2Dのアニメでは中々無いです。1カットで数分で済んでいるからこそ、最後の追い込みがテレビとかは効くわけですし。

 

 

 

10フレームレンダリングするのに、80分か。‥‥マルチマシンレンダリングが必須なのはもちろん、かしこくコンポジションを組んで、時短を追求しないと、アカンですネ。

 

1フレームに8分も要するのは珍しいとは言え、現実に事例は存在するので、もう2K時代のアニメ制作の常識は通用しなくなるでしょう。

 

劇場Bloodのやイノセンスを作っていた頃の記憶が蘇ります。BloodなんてPowerPCのG3で512MBのメモリで作ってたんだからさ。‥‥今再び、知恵と工夫が試される時代がやってきたと思えば、乗り越えられましょう。

 

 

 

制作会社の夜逃げ、放映落ち、放送延期、国営放送が「安さで勝負してきた」とか表現しちゃうアニメ産業‥‥。(海外2原動仕もぜひ、ドキュメンタリーで取り上げて頂きたいものです)

 

そろそろヤバい感じはしてきましたよネ。

 

 

 

主よ御許に近づかん

 

沈みゆくタイタニック号の中で、弦楽奏者たちが演奏したと伝えられる賛美歌です。奏者たちは全員、船と運命を共にしたとのことです。

 

大きくて立派だけれど、船体の老朽化と疲労が極まった「タイタニック号」に、今後も乗り込むべきか、冷静に考えることも必要でしょう。

 

船乗りは死なず。

 

新しい船をイメージすることも、これからは重要です。

 

まだタイタニック号で商売したい人もいるでしょうし、タイタニック号に誇りを感じて乗り組み続けたい人もいましょう。

 

しかし、タイタニック号を解体して新たな構造材となるべく鉄として鍛え直し、新しい船を造船して乗り組んで、改めて大海原へと錨を上げることも考えるべき‥‥と私は考えます。

 

 

 

カット袋の中の用紙の束ね方も大事かと思いますが、今、最も必要なことは、カット袋をなくすこと、紙から移行すること、‥‥だと、私は思うのです。

 

そして、マシンを次世代のレベルにパワーアップすること‥‥ですネ。

 

 


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