つぶやき

今までの作り方のまま、デジタル作画に移行してクリスタやTVPで4Kを作ろうものなら、デスマーチがそこかしこでこだまするでしょう。今までの方法で4Kを作ろうとしても、ただ単に大変な作業内容へとエスカレートするだけで、大変さを相殺して打ち消す新しい方法論がないですもん。

 

4Kでのろくろを作るのなら話は別だけど、日本のアニメ特有の線の多いキャラを動かすのですから、大変になるのは誰だって想像できますよネ。4Kで線の細かくなった絵を、テレビアニメで3000〜8000枚も描くわけ? 無理ですよね。人もお金も時間も。

 

4K時代へ進むことは、カットアウトの導入とペアなんよ。

 

新技術なくして、未来には進めず。です。

 

今はカットアウトの作業体制が整わず、一見は非効率に思えますが、そんなのは紙運用の黎明期だって同じだったでしょ。

 

誰かが整備した運用スタイルにちゃっかり乗った人々は、まるで意識もしないのでしょうが、何を始めるにも最初は試行錯誤の連続なのです。ひとつひとつをエラー&リトライしながら決めていって、ようやく土台が形成されます。

 

 

 

いずれ、時代が証明しましょう。

 

4K時代の社会に、アニメ制作業がそもそも追随できるか否か。

 

なんとか4Kに移行したとして、今までの方法で作り続けて、成立するのか否か。

 

ホワイトになれるか、ブラックがもっとブラックになるのか。

 

それとも、状況や変化に柔軟に対応して、時代に合った技術を根付かせて、現場の生まれ変わりを実現できるのか。

 

 

 

止まらない濫作乱造、4Kに対応できないまま時間を浪費する一方で、3DCG勢の追い上げに対抗できず、さらには社会的な責任を問われて現場のブラック改善にも対処して‥‥と、今までの方法で作り続けることの難しさが、2020年代にブチまかれることでしょう。

 

破裂寸前まで膨らみ切った負のバブルが、2020年代に弾けることは、誰だって想像するんじゃないでしょうか。よほど、自分の作業工程の閉鎖空間に閉じこもっていない限りは。

 

 

 

アニメの産業が、過去の思い出になるか、新しい時代の娯楽として生き続けるか。

 

現在の自分たちの考えや行動が、未来を徐々に、そして確実に決めていくのでしょう。

 

 

 


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