クリスタのTIFF

クリスタの使用頻度が徐々に増えるようになって、色々と改善点を感じるようになりました。

 

今回ハマったのは、アニメーションセルの出力における落とし穴です。

 

なぜか、TIFFにアルファチャンネルがつかない

 

‥‥というナゾ仕様です。TIFFはごく普通にアルファチャンネルが持てるファイルフォーマットで、アルファチャンネル付きで書き出す代表的なフォーマットです。

 

しかし、現バージョンのmacOS版のクリスタはTIFFにはアルファチャンネルがつきません。どうして???

 

PNGやTARGAではアルファチャンネルが付きます。TIFFにアルファチャンネルがつかずに白背景になるのは、どういう根拠に基づく書き出し仕様なのか、理解できません。本当はアルファがつくはずなのにバグ? 内部事情なので外部からはわかりません。

 

そもそも、「アニメーションセル」出力での各ファイルフォーマットのオプションが指定できない仕様は、無駄なエラー&リトライをユーザに強いることにもなりましょう。After Effectsの出力モジュールのように設定できれば、仕様なのか設定ミスなのかバグなのかがすぐに判別できます。

 

初心者向けに、細かいオプションを省いて使いやすくする‥‥という意図もありましょう。しかし、ペンタブで作画するアニメーターは「プロ」であって初心者ではないので、ファイルフォーマットのオプションくらいは普通に知識として有すべきですし、「知らない方が知識不足でNG」なので、ユーザをひとまとめに初心者扱いせずに、普通にフォーマットオプションは設定できるようにしてほしいです。

 

macOS版のクリスタを使う限りでは、容量を節約しつつアルファチャンネルを持てるのは「PNG」ファイルフォーマットを選択した場合です。しかしそれはあくまでクリスタの設計上の問題で、一般的にはTIFFでもPNGと同等の容量削減(LZW圧縮にて)とアルファ保持は可能です。

 

 

 

ちなみに、エフェクト系の作画なら、煙や火など色数が限られているので、After Effectsで無理やり「二値化風の255透明化」は可能です。

 

トーンカーブで色を極端化して二値化の準備をして、ポスタリゼーションで色数(255の白も色数にカウント)を入力し二値化と同等処理した後で、逆カーブのトーンカーブや色置換系エフェクトで色を元に戻す‥‥というプロセスで、あたかも二値化のペイント素材のようにできます。‥‥おそらく、この処理が可能なのはエフェクトのみで、キャラには難しいと思います。

 

運悪くTIFFで書き出して「クリスタの出力にはアルファがつかない!!」と思い込んだ場合(=私)は、チカラ技でAfter Effectsで処理することはできますが‥‥

 

TIFFにもアルファをつける

アルファを持たせるか否か、圧縮形式など、ファイルオプションで指定できる

 

‥‥ようにクリスタがセル出力できれば、何の不具合もトラブルもないです。

 

書き出したファイルを眺めて内容をうっすら把握できる‥‥というのではなく、最初からオプションまで指定して書き出して明示的に状況を把握したいです。

 

 

 

でもまあ、クリスタもまだバージョンは1.9.x。

 

バージョン1=初期バージョンゆえの試行錯誤の期間として、ユーザともども、未発達な状態を承知して使うくらいのキモチで良いのでしょう。色々と行き届かないのはバージョン1の特徴として、温かく見守る恰幅がユーザサイドに求められましょう。

 

TIFFにはなぜかアルファチャンネルがつきませんが、PNGやTARGAならアルファ付きで連番出力できますので、TIFFを避けてPNGで書き出すようにします。そうすれば、階調トレスで直描きしたエフェクト作画などを、そのまま劣化させずにセル素材として出力してAfter Effectsに読み込めます。

 

バージョン2や3に思いを馳せつつ、今のバージョンで切りぬけようと思います。

 

 


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