iMacでもAmazon Music UHD

iPadでのAmazon Music 「UHD」音楽再生に続いて、iMacでも「UHD」の音楽再生を可能にすべく、オーディオインターフェイスを入れ替えました。

 

長い期間、ローランドのUA-3FXを愛用しておりましたが、24ビット48kHZが品質の上限なので、96kHZの音源の再生には対応しません。

 

4KHDRでもそうですが、4KHDRではない視聴環境においては、4Kでない2Kモニタに合わせてダウン、HDRではないSDRモニタに合わせてダウンして、映像品質を低く落として再生します。Dolby Visionはそのあたりの事情も鑑みた技術設計になっていて、HDR to SDRのダウンコンバートも固定ではなく可変で処理する優れた技術ではありますが、やはり4KHDRとは別物の品質になってしまいます。

 

せっかくのAmazon Musicの「UHD」ですから、まずは自分の音楽再生環境を「192kHZ」対応にグレードアップして聴きたいものです。

 

グレードアップ‥‥といっても、音の場合はそんなに難しくお金がかかるものでもないです。

 

これを買いました。スタインバーグの「UR12」。おそらく、ちゃんとしたメーカーで一番安い192kHzで24ビットのオーディオインターフェイス‥‥ですかね。

 

 

音楽制作の老舗中の老舗、スタインバーグ社のインターフェイスで、ヤマハが国内の代理店をしているみたいです。(保証書の社名がヤマハになっていました)

 

筐体はズッシリと重く、「頑丈」との商品紹介を実感できます。いまどき、頑丈を売りにするのも珍しいですが、私は頑丈なのが好きなので好感がもてます。

 

つなぎっぱなしの端子類は背面に、常用する端子やツマミは前面に配置されており、にわか参入の無名メーカーにはない、昔からのコンピュータミュージックメーカーならではの「安心性能」を製品からひしひしと感じます。

 

5.1関連やオプティカルor同軸入出力は一切省いてあり、AからD、DからAへの変換に関する基本機能に徹しています。その辺が、実売1万円の秘訣でしょうかね。

 

配線図はこんな感じです。いつも雑でスマんす。

 

 

 

配線図を書くまでもないシンプルな構成ですネ。できるだけノイズの混入を防ぎたいので、ヘッドフォンはUR12直繋ぎが良いです。ジャックは3.5mmではなく6.3mmなので、変換プラグは適宜用意します。ヘッドフォン付属の変換プラグがあればそれで。

 

macOSでの設定は2箇所ありまして、以下の通りです。

 

まずはシステム環境設定の「サウンド」の「出力」で、UR12を選択します。

 

この「サウンド」設定だけでは、デフォルトの44.1か48kHZのままなので、「アプリケーション/ユーティリティ」の中にある「Audio MIDI設定.app」を開いて「192,000 Hz」を選択し、192kHZ 24bit動作に切り替えます。

 

 

After Effectsは知らぬうちに何をバンバン追加しているのか‥‥は、まあどうでも良いとして、これで「Amazon Music」appでちゃんとサウンド出力を192kHZ上限で実行できます。

 

以下はAmazon Music.appでの再生情報ウィンドウです。

 

 

 

通信速度はそれなりに必要で、古い通信環境だとストリーミングは厳しいかも知れません。フレッツのADSLは2023年にサービスを終了するらしいですが、令和の時代・2020年代は、光かケーブルテレビ経由の高速通信は必須のように感じます。もし通信速度が遅い場合は、ダウンロードして聴くことも可能です。

 

ぱっと確認した感じでは、96kHZの音源を再生している時は、1.5〜1.7MB/s前後、つまりbps換算だと13Mbpsの通信帯域を使用することになります。ADSLの理論値ではなく実質の平均値だと中々難しい数値が突きつけられますネ。

 

*IN側がまさにストリーミングで消費しているデータ転送量です。

*13Mbpsって、つまりはDVDのbpsを大きく上回り、2KのBD録画デッキでも結構高い画質設定の数値です。そのデータ転送量を音だけで消費するとは、中々な時代になってきましたネ。96kHZではなく、192kHZの音源が登場した際は、再生が途切れる状況も続出するかも知れませんネ。

 

 

また、自宅のiMacで再生してみて驚いたのは、結構マシンの処理能力を使うことです。バックグラウンドで音楽を再生して、フォアグランドで何かをしている時にたまにマウスがカクります。

 

「アクティビティモニタ」でCPUの使用率を確認すると、あらあら、なんとまあ凄いことに。

 

 

 

 

下手をすれば、テレビアニメ撮影の1.5K After EffectsコンポジットよりCPUを消費するぞ。

 

Amazon Music.appがむやみにCPUを占有するのか。

 

それとも、ハイレゾの音楽再生とはこのような性質のものなのか。

 

ハイレゾの初心ゆえによくわかりませんが、現時点ではAmazon Music.appで96kHzの音源を再生すると、体感でマシンの処理性能が持ってかれる感じです。

 

では、UHDではなくHD(CDの非圧縮相応)ではどうかというと、

 

 

‥‥と、随分と差がありますネ。そりゃあ、90%と20%では、CPU処理能力の余剰にも大きな差がでて当然です。

 

 

 

でもまあ、こうした「最初の驚き」は、今までもよくあったことです。驚きにもすぐに慣れます。

 

未来はなんだかんだとマシンの性能も必要になるのが「普通」なんでしょう。

 

今までも、「進化と普及」のイタチごっこの繰り返しの中で、技術は進化し続けて、社会の利便性、そして品質基準も向上してきました。

 

映像の世界は4KHDRがどんどん普及し、音楽は定額聴き放題でハイレゾが楽しめる時代になって、さて、アニメ業界は時代の波にどうやって乗っていくのでしょうね。

 

ハイレゾの音楽配信や、4KHDRの映像配信が、ごく普通に社会に浸透する令和。

 

レコード針で溝をトレースして音楽を聴いていたレコード盤も、アナログ電波でゴーストが出ていたテレビ放送も、昭和は遠くなりにけり‥‥です。

 

やがて平成も遠くなるでしょう。

 

 

 


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