AEさん

After Effectsはもはや我が家の万年コタツのようなもので、春夏秋冬活躍するリビングのテーブルのようなものです。あって当たり前で、そこで勉強も趣味もご飯も全部済ます万能のテーブルです。

 

私は長らくAfter Effectsで作画に相当することも実践してきました。After Effectsは24時間戦えるコンピュータのソフトウェアなので、どんなに細かい絵も寝ずにせっせと描き続けます。‥‥まあ、AEさんにとって、「描く」とは「レンダリングする」と同意ですが。

 

After Effectsを使っている人からすれば、「そんな大変なコンポジットを‥‥」って言われがちですが、‥‥だってさ、コンポジットって言ったって、実際はコンピュータじゃん?

 

大変なコンポジットでもコンピュータがレンダリングするんですから、手で細かい絵を1枚1枚描くより数千倍マシです。

 

下図のような夥しいレイヤー数の内容を、2019年以降も手描きのまま、やり続けますかネ?

 

*実は各レイヤーはプリコンしているので、実際のレイヤー数はもっと多いです。

 

 

昔はさ‥‥。どんな大変な内容でも、全部1枚1枚紙に描いていたんよ。

 

それを思えば、「大変なコンポ」なんて言ってられないです。コンポを組むのは大変だけど、逆に言えば、組みさえすれば、まさに人間離れした超人的なスタミナでレンダリングしてくれますもんネ。

 

 

 

 

半年前に久々に紙で細かいエフェクトの作画を描きましたが、「もう無理。前時代的過ぎる。寿命がいくらあっても足りない。人生の無駄遣い。」と嘆きました。いやあ‥‥もう無理だわ。

 

昔からのアニメの作り方はそれはそれで良いですが、未来、その方法で成立するのか?‥‥という限界点がまさに平成と令和の境界線だと思うのです。

 

例えば、日本の木版画(浮世絵など)は世界に誇れる技術・芸術ですが、現代に木版の道具で出版をやろうと思う人間はいないですよネ。というか、紙で出版すること自体、電子出版の台頭によって、絶対的な方法ではなくなってきています。

 

アニメも同じです。技術の転換期がやってきます。

 

 

 

今、カットアウトとか言うと、「夢見たいなことを」とか揶揄されがちですが、細かい絵を数百円でアニメーターに描かせて、何万枚も描く現場のほうが、夢‥‥というか悪夢のように思います。

 

何をするにも、1枚単価でカウントする方法論から抜け出ましょう。

 

iOSとmacOS、何らかのドローソフトとAfter Effectsがあれば、まずは初歩から色々と始められます。

 

After Effectsを「アニメ撮影のソフト」と言い続けるばかりでは、未来は見えてきません。After Effectsの真のチカラをまずは、個人レベルで研究してみてはいかがでしょう。

 

夏休みの自由課題がてら、After Effectsの初心に戻って。

 

 


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