AstroPadの筆圧設定

筆圧。

 

書き味に直結する、極めて重要な設定項目です。

 

macOSとiOS、システム環境設定とソフトウェア環境設定‥‥と、いろいろな「筆圧を制御する」管轄が存在するので、今まで経験を積んだ人でも、戸惑いがちです。

 

状況によっては、「二重筆圧」になって筆圧が今までのようにコントロールできず、混乱することもあります。

 

■AstroPadの筆圧設定

 

■クリスタ(macOS版)のペン(ブラシ)プリセットごとの設定

AstroPadとクリスタの両方を自分の筆圧感度に合わせてしまうと、筆圧が「2倍」になってしまいます。上図の例だと、AstroPadとクリスタで二重で感度を強くしているので、実際に描く際に感度が敏感すぎて「筆圧が効かない」ように錯覚することがあります。

 

 

例えば、Clip Studio、クリスタ。

 

クリスタは、ペンのプリセットごとに筆圧を設定できる秀逸な機能をもちますが、ペンタブの筆圧をメインと考えて最初に設定し、クリスタの筆圧は二番目の補助設定として扱うのが定番です。

 

*クリスタでは、ペンの「個性」として筆圧カーブを変更します。根本的な感度を調整するのはあくまでペンタブ側のドライバ(やApp)で、クリスタではペン(ブラシ)固有の感度を調整するものとして扱います。

 

ペンタブそのものの筆圧設定は、クリスタだけでなく、他のソフトウェア共通の筆圧設定となりますから、「筆圧設定の順序」を明確に定めて設定すれば、ソフトウェアごとに自分に適した使いやすいペンのプリセットをいくつも作ることができます。

 

逆に、クリスタの筆圧設定を先に設定して、後からペンタブの筆圧を設定すると、クリスタ以外の他のお絵かきソフトの筆圧が、クリスタに引き摺られて、筆圧の基準が定まりにくい状況を招きます。

 

AstroPadを使う場合、Wacomのペンタブ設定(システム環境設定)と同じ内容を、AstroPad側で「まず最初に」設定する必要があります。

 

●試し描きをしながら、まず基本となる筆圧をAstroPadで設定。

 

 

*iOSのAstroPadで筆圧の基本動作を設定します。

 

 

AstroPadはWacomのドライバと違って、macOS管轄ではなく、iOSの環境設定でもなく、AstroPad独自の環境設定で筆圧の設定をおこないます。

 

AstroPadをインストールしていきなり描き始めるのではなく、まず最初にAstroPadで自分の筆圧に合わせた設定をした後で、各ソフトウェアの筆圧に関する設定項目を調整していきます。

 

Harmonyですと、フローと不透明度の筆圧レンジを適宜変更して、ペンやブラシごとに「筆圧に対する個性」を設定可能です。もちろんクリスタやPhotoshopでも(設定項目の呼び名に多少の差はあれ)同じことが可能です。

 

*筆圧で線の太さ細さはコントロールしたいけれど、不透明度への影響は90〜100%の狭い範囲にしたい‥‥など、ユーザや作品に合わせて、自由に設定できます。個人の筆圧を反映するというよりは、ペン個体の個性を、ペンのプリセットではコントロールします。

 

 

まあ、クリスタに関して言えば、AstroPad経由でmacOS版のクリスタを使うよりも、iOS版のクリスタを使った方が、格段に快適です。描画速度もモーションプレビューもペンの反応速度も速いので、iPadでクリスタを使うならiOS版が最適解です。

 

何らかの理由で、AstroPadを使うのなら、筆圧設定で何度も試し書きして、自分に合った筆圧を確定したのち、各ソフトのプリセットに進めば良いです。有線(USB)で繋いで、自分の手に馴染む筆圧設定を完了すれば、仕事に使えるくらいには調整できます。

 

4K32インチの液タブ!‥‥といきたいところですが、まあ、お値段がお値段ですので、今はiPad Proで経験を積んで備えます。

 

 


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