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現在、私の作画作業の主力は、デジタル作画をクリスタ、カットアウトをHarmony Premium(以後、ハーモニー)に定め、日々の作業で習熟を進める毎日です。

 

Toon Boomは、新バージョンの17が発売され、キャンペーン価格で年額サブスクリプションを導入できます。詳しくはToon Boomのサイトで。

 

私がハーモニーを使う際のターゲットは、もちろん4K。さらには、クリスタもハーモニーもベクタートレス線を基本にしています。

 

ビットマップは下書きに留め、清書はベクタートレス線で、4Kの解像度に最適なニュアンスで描きます。

 

ハーモニーは他のアニメ用ドローソフトと比べて格段に高価ですが、それだけの価値を秘めています。逆に言えば、カットアウトやベクタートレスなど、ハーモニーの抜きん出た機能をたっぷり旺盛に使いこなさなければ、値段の高さだけが気になるでしょう。

 

ハーモニーは次世代のアニメ技術を猛烈に意識して、実際に次世代技術を主力として使いこなすことで、その価格の真価が発揮されるソフトです。

 

その高価さゆえに、学生時代からハーモニーを常用することは日本では中々難しいでしょう。ゆえに、学生時代は、クリスタで山ほど線画を描いて色も塗って、新人としてアニメーターになった後もクリスタで山ほど原動画を描き、体の中に動きの経験と知識を叩き込んだ後で、ハーモニーへと進むのが肝要と思います。

 

日本のアニメ会社も、やみくもにハーモニーを導入して宝のもちぐされにするよりも、「枚数無制限」の新概念の強力なツールとして明確に認識し、適切なスタッフ育成をおこなうべきです。金は有意義に使わなくちゃネ。

 

クリスタとハーモニーの「ローコスト&ハイコストミックス」。

 

明確に使用用途を定めた運用スタイルは、ずるずると色んなソフトに手を出してどっちつかずのコスト垂れ流し運用より、結果的に大きな差が出てくると思います。

 

ハーモニーは彩色作業にも関わってくるので、色彩設計さんも重要な存在となります。おそらく、未来の彩色スタッフは、旧来作画と新式作画の両方に対応する「両刀使い」の能力が求められていくでしょう。もちろん、報酬における旧来の慣習は「仕切り直し」で、新しい時代に相応しい金額設定が必須となります。作画も彩色も、旧来の低価格設定から抜け出す機運となりましょう。

 

 

 

私はAfter Effectsを20年以上使ってきました。ほぼ毎日使って、After Effects漬けの日々だったがゆえに、自分の手足のように使えるようになりました。「映像の言語」がAfter Effectsの機能やスクリプトであると言っても良いくらい、体の一部です。

 

同じく、これからはクリスタとハーモニーを毎日使って、自分の体の一部に取り込んでいく所存です。iPadを使う時は、ProcreateとFresco(まだリリースされてませんが)も依然として強力なツールとして使い続けるでしょう。

*現在、Procreateのレイヤー数上限にちょっと困っていて(4K以上だと少なくなるのです)、バージョンアップでの改善、及びFrescoに期待してます。

 

ちょうど本格的に始めた時期に、ハーモニーのバージョン17がリリースされてタイミングがよかったです。

 

新しい時代は、色んなテクノロジーが集中して開花するので、道に迷うことも多いですが、突破口も見つけやすいです。

 

頑張りましょう。

 

 


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