百獣のおかゆ

雇用を非正規から正規へと変えるのと、稼げないのを稼げる状態へと変えるのでは、話の論点が異なります。正規雇用でも給料が安ければ、生活は苦しいままでしょう。

 

もしかしたら、「正規雇用で、いっぱい給料が貰えて、終身雇用を保証せよ!」‥‥というのが、ロスジェネ問題の論点なのでしょうかね? そんな条件、別にロスジェネでなくても、全世代の多くが望むことなので、何か話がすり替わっているようにも思えます。

 

「正規雇用で高給で終身雇用」を万人が享受する社会って、どういう構造なんだろう‥‥と思います。これはもっと言えば、絶えず成長を続け衰退せず、利潤と景気が拡大し続ける社会の実現とも思えます。

 

何だか、ジャングル大帝のような釈然としない社会構造です。ジャングルの動物は皆ともだち!‥‥のスローガンは結構だけど、ライオンの子、レオは何を食べて生きているのか、食卓の内容がナゾです。

 

百獣の王ライオンも、トラも、チーターも、ハイエナも、シマウマも、バッファローも、キリンも、象も、毎日おかゆでも食べてるんでしょうかね。ジャングル工事の歌を歌いながら。

ジャングルを工事して遊園地を作る‥‥って、今にして思うと、罪深い歌詞だよねえ‥‥。

 

できもしない綺麗事を並べてもしょうがないですよネ。ライオンが食べるのはおかゆではなく草食動物の内臓です。口の周りを血だらけにして。

 

 

 

要は、貧困で悲惨な生活を回避することが、主たる目的ですよネ。その目的を達成する手段を、夢だけの理想社会など当てにせず、自分らの方法論にて探し出せば良いと考えます。現代社会のジャングルの中でネ。

 

過去、人類は色々な社会構造やシステムを試しては、頓挫してきた経験を持ちます。ロスジェネの問題を掘り下げていくと、「どんな社会にすれば、万人が幸せに生きられるのか」という問いにぶつかるような気がします。様々な社会的な主義や思想も皆それぞれ問題を抱えていますが、果たして、地上の楽園はいずこにありや?

 

世界平和をココロに秘めるのはソレはソレとして、今、目の前の「将来の貧困」をどのように回避するかは、社会システムの試行錯誤に委ねるべきではないと、少なくとも私は思いますけどネ。

 

 

 

 


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