過渡期の一般論

現在、「デジタル作画」と呼ばれる、紙からコンピュータへの道具の移行期・過渡期において、「スタイロスが使いやすい」とか「クリスタではまだ動画の作業は難しい」とか「Toon Boomは使い方が独特で日本には向いてない」とか、色々な「一般論めいた」フレーズが飛び交いますが、実のところ、「過渡期・移行期に一般性を求める矛盾」に満ちています。

 

過渡期かつ変動期なのですから、そもそも何かを見極められるほど、足場が安定していません。岸から岸へと波間を渡る途中のグラグラ揺れる船の上で、コップに水を入れて何ccかを計ろうとするかのごとくです。向こう岸に着岸して、船を降りてから陸地で計らなければ、基準なんて見いだせるはずもないですよネ。

 

「コレコレはこうだ」「こうあるべきだ」なんて見極めなんてできるはずもないのです。どこかで耳にした一般論は、変動の激しい期間においては、ふとした状況変化で全く通用しないこともありましょう。

 

スタイロスは場合によっては使いにくさが克明に表面化しますし、クリスタで動画を作業して「困ったことがない」という頼もしい話も耳にしますし、スタイロスで曲線ツールを手早く使えるのならパスの扱い(ベクターの制御)だって相当イケるはずです。

 

実際に自分の目と手で確かめるまでは、特に過渡期においては「通説」や「一般論」を鵜呑みにするのは、損失を超えて危機に陥ることもあります。

 

今は過渡期ゆえに、ノウハウと技術を蓄積するチャンスだ!‥‥ということを、今一度、再認識しましょう。‥‥というか、最近、再認識しました。

 

なので、今後はProcreateだけでなく、クリスタもTVPaintもToonBoomも積極的に取り組んで、4KHDRの可能性をさらに広げていこうと思っています。

 

 

 

一般論めいたことを信じ続けて、通説に日和るばかりで、まだたくさんあるプラス成長の機運と契機をドブに捨てることはなかろう。

 

せっかくの成長期に、摂食せずに断食してどうする。

 

過渡期においては、一般論さえも一時的なものとして扱うくらいでちょうど良いのだと思います。

 

 


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