サラウンドアンプとiMac

仮音でもサラウンドのミックスをするには、何らかのサラウンド再生環境が必要です。サラウンドなのにステレオLR2chしかモニタできなければ、音の振りようがないですもんネ。

 

最近のMacの場合、光出力が廃止されてしまったので、サラウンドはどのように外部に出力したら良いか、色々と調べていました。光出力のUSB オーディオIFをかませば良いのか、果たして本当に後付けの光出力でサラウンドは出力可能なのか、しばらく迷っていました。

 

しかし、答えは簡単でした。ThunderboltからHDMIに変換してサラウンドを入力可能な機器に繋げば、上手くいきそうです。

 

ふと、ブラビアにHDMIで接続した時に、いくつもチャンネルが認識されたのを見て、今どきのMacはHDMIで多チャンネル音声を出力できることがわかりました。

 

そこでAVアンプ。DENONのX2500H。7.2chのサラウンドアンプです。

 

 

そこにiMacをHDMIで繋げばサランドの各チャンネルが認識されるだろうと思いました。‥‥で、難なく成功。

 

以下のようにステレオLRから5.1、7.1まで認識されました。7.2は使わないのでスルーしています。

 

 

 

Audio MIDI設定で認識されていれば、もう安心。Logicなどの音関連ソフトウェアでも環境設定で適用可能です。

 

ややこしいですが、ThunderboltからHDMIに変換してサラウンドアンプに繋ぐと「DisplayPort」として認識されますので、例えばLogicでは以下のように出力デバイスを割り当てます。

 

 

チャンネルの割り当てがズレていますので、どちらかをどちらかに合わせます。私はAudio MIDI設定のほうをLogicに合わせました。

 

設定さえ終われば、トラック毎の出力をサラウンドに切り替えて、PANつまみがサラウンド仕様になります。

 

sorr_8.jpg

 

 

これで、iMacなどの音声出力をサラウンドアンプから鳴らせる‥‥と思います。「思います」と歯切れが悪いのは、まだスピーカーを全部設置していなくて、確認できないからです。スピーカーケーブルの取り回しがなあ‥‥‥。

 

最近のLogicは機能がアップして、

 

アーティキュレーション機能

VCAフェーダー機能

 

‥‥など、便利な機能が増えています。‥‥ゆえに、操作方法の知識更新も結構大変です。例えば、昔はバスをサブミックス用途で常用していたので、最近のLogicのVCAフェーダーなど一新したミキサーウィンドウの変わりように戸惑いました。

 

コンピュータ関連の技術リソースはどんどん進化しており、使いこなすのは中々大変ですが、頑張って覚えて知識を更新し続ければ、進化に比例して、できることもどんどん増えていきます。

 

 

 

ちなみに、サラウンドアンプは、5.1.2の設定で、ドルビーアトモスをデフォルトにしています。私がmacOS上で扱うのは、5.1までですが、すぐ先の未来はDolby Visionなどの映像コンテンツフォーマットが主流となっていくでしょうから、アンプの設定は5.1.2のDolby Atmosの最小限構成に設定してあります。

 

この1年で、随分とまた知識の更新が進みました。1年前はHDRのPQ1000nitsなんて、全く実感がありませんでしたし、音もステレオLRでいいやと思ってましたもん。

 

でも、やれば慣れるもんです。

 

これって、20年前にも同じ経験をしたな‥‥と思い起こします。五反田ラボのベテラン技術者の人と、アニメーター出身の私が、タイミング(=現像の工程の)やプリントの技術的な話をする際は緊張するばかりでしたが、変に知ったふりをしないで、専門の技術者の方の「胸をお借り」して、なおかつ自分も勉強して情熱的に取り組めば、うまく着地できるものと実感しました。

 

やれるチャンスがあれば、どんどん覚えて知識と経験を蓄積しましょう。その時は初心者で不安でいっぱいですが、やれば慣れて覚えて、それが自分の普通の状態になります。肩書きだけのスキル獲得ではなく、自分の身に浸透するスキル獲得とは、そういうものだと思います。

 

なんやかんや、もったいぶった態度でうんちくばかりを並べても、ビジネスチャンスは去っていきます。昔取った杵柄で勝負するばかりでは限界も近いです。

 

消化試合のような気分で何でも処理してこなすのではなく、新しいことにも自主的に取り組んで、待つだけでなくプレゼンもして、新しいスキルやビジネスチャンスを積極的に獲得しにいきましょう。アニメーターは待つだけの人が多いように思いますが、それじゃあ、新しいジャンルやカテゴリの仕事などいつまでたっても来ません。仕事の依頼があって当たり前‥‥というスタンスでは、来た仕事の内容で自分の人生が右にも左もブレますし、スキルもキャリアも似たようなジャンルに限定されます。

 

Logic Pro Xなんて、やまほど音源やループが付属して、23,800円(税別)ですよ。2380,000円でも、238,000円でもなくてネ。安過ぎます‥‥が、これが現代のアドバンテージであり、昔より桁が1つ少ない値段で安く高性能の機材が買えるのが、今を生きる人間の最大のチャンスでしょう。音だけでなく、絵や映像でも、以前とは甚だしく廉価に、色々な機材で様々な展開が可能です。

 

時は金なり。

 

できるチャンス、やれるチャンス、できそうな隙間、やれそうな隙があれば、どんどん経験してチカラをつけてしまいましょう。

 

 

 

 


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