雑感

色々とアニメ業界のバッドなニュースが流れていますネ。

 

やっぱり、アニメ業界はいよいよ曲がり角に差し掛かっているのでしょう。ずっと直進でしか歩いてこなかったから。

 

 

私は作画から10年以上離れて、しかもアニメではなく実写をメインにしていた時代すらあり、何度も曲がり角を曲がってきたので、曲がり方は大体わかっていますし、曲がった先でどうすべきかも経験済みです。

 

ぶっちゃけ、曲がれるもんなら、とっとと曲がったほうが良いと思います。

 

直進できなくて、壁にぶち当たるのは、その時はショックだしヘコむし危機的状況にも陥りますが、それを乗り越えると「強い耐性」「免疫」ができて、次に曲がり角にぶち当たっても結構イケるものです。

 

今まで20〜30年、作画の、しかも原画関連しか描いてこなかった人は、早めに次のステップに進んだ方が良いです。アニメの線画って、線しか描かないから、相当「特殊」でツブしが効きません。絵を一人で完結できないことに恐怖を感じましょう。

 

企画を立てるのも他人、話を考えるのも他人、キャラのデザインを考えて描くのも他人、芝居場や演技の基本プラン(=絵コンテ)を考えるのも他人、色を塗るのも他人、背景を描くのも他人、完成画をフィニッシュするのも他人。

 

極めて心もとない作業性質だということを、アニメーターは自覚せねばなりません。

 

アニメーターはたしかにゼロから絵を描きますが、一方で「線画しか」描いていないことを、目を背けずに見据えないとアカンです。

 

業界は一旦滅んだ方が良い‥‥といいながら、本当に滅んだら、どうやってアニメーターは飯を食って生きてくのか。

 

だから、今までのまま業界は維持して‥‥ではなくて、アニメの原画の線画しか描けない自分を変えれば良いです。

 

アニメーターであると同時に、画業を営む人間であるべし。‥‥です。

 

 

 

「でもさ。画業って何よ?」って、それはあなた次第。

 

どこかのツイートで「自分は作画しかしらなくて、演出をやるようになったら、デジタルの各種技術の情報が、作画には全然入ってこないことを思い知った。」みたいな文言を目にしましたが、そりゃあ、待ってるだけじゃあ、手には入らんでしょ。

 

各工程の周りの皆さんが、なぜアニメーターに情報を献上差し上げて当然と思っているのか。‥‥自分で動きなさいませ。

 

「情報が入ってこない」なんじゃなくて、「情報を取りにいかなかった」んですよ。そこに気づかなければ、いつまでも情報の外側です。

 

画業で商売するには、何があるのか。情報を集めて、自分なりに実践すれば良いだけです。

 

待っているだけに終始するのではなくてネ。

 

 

 

前回の園芸の話で言えば、「タネを蒔いても、発芽率が悪く、発芽しても成長が悪い」のなら、「発芽率を高めて」「成長を促進する」方法を、情報も集めるし実践もするしで「自己改善」すれば良いのです。

 

それを「太陽の日差しが悪い」「立地が悪い」「土がよくない」みたいに言うだけでは、一向に改善しないです。一攫千金を夢見て宝くじを買う金があるのなら、情報集めと実践のために使えば良いのにネ。

 

フリーランスだろうが会社員だろうが、ハッキリ言って、自分を一番大事に思ってくれるのは自分自身です。であるなら、どんどん「自分でやれることはやっていかなきゃ」です。

 

 

 

業界が揺れて、現場が揺れて、自分の人生も揺れる時だからこそ、気づきの機会も生まれるし、角の曲がり方も覚えられます。

 

人生は曲がってこそ、直進では見れなかった風景や思わぬ出会いにも巡り会えます。

 

曲がることを「挫折」と考えるような、表層だけの完璧主義など捨てちゃいましょう。

 

曲がると、それはそれで、人生、面白いものですヨ。

 

 

 

 


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