揃えてケミカル

5-56。家庭で定番の潤滑剤です。

 

 

万能潤滑スプレー‥‥と言われますが、何にでも適しているわけではなく、むしろマイナスな要因となることもあるので、性能を理解して使用することが求められます。

 

例えば、グリースオイルやチェーンルブを挿すべき箇所に、5-56を挿すのは超NG。私の父はメカ音痴なので、5-56だけを自転車のチェーン周りに挿して放置し、後日に異様にペダルが重くなった‥‥なんていうことも身近にありました。

 

5-56の高い浸透性が、チェーンのグリスまで洗い流してしまい、その後にグリスを補充することなく放置したので、ギギガギグギギと駆動部分がかえってギクシャクしてしまったのです。まあたしかに、缶の写真には自転車のチェーンが写っているので、メカに疎い人は間違える可能性もありますネ。

 

父にバイク用のチェーンルブ(ヤマハの)を「これを挿して」と渡したら、自転車を乗った後で「ものすごく走りやすくなった。とてもペダルが軽くなった」と喜んでいて、どれだけ重いペダルのまま今まで走っていたのか、そっちのほうに感心するくらいでした。

 

これに限らず、

 

ケミカルは揃えてなんぼ

 

です。

 

プラ製品に5-56はNGですし、高回転の駆動部分にサラサラタイプのシリコンスプレーもNG、ねっとりタイプのグリースを衣服が触れそうな部分に挿しても服が汚れてNG。

 

とりあえず、

 

浸透力の高い5-56系

樹脂を傷めないシリコン系

ねっとり吸着するグリース・オイル系

接点復活系

 

‥‥の4種を揃えておけば、日常の家屋の範囲ならば、色々な場面に「どれかは」使えるはずです。音響機器や車両の整備など専門的な目的でなければ、4種で困ることは滅多にないはずです。

 

クレの5−56は、ファミリーがありまして、以下のような数字違いがいくつか存在します。

 

 

接点復活材としての2-26。防錆の3-36。悪魔の番号じゃなくて水回りの防錆と潤滑の6-66‥‥。と、用途に応じて、数列ファミリーが存在します。

 

でもまあ、これらを揃える必要は特になく、5-56に加えて、以下の3点があれば、日々の備えとしては十分だと思います。

 

 

 

これらはあくまで、日常の一般的な場面で使うチョイスです。パーツや基盤を洗浄したいとか、フェーダーやポットの接触を復活させたいとか、デカいバイクのシールチェーンの潤滑とか、専門的な分野には、相応の専用ケミカルが適合します。

 

汎用的な用途には、5-56をはじめとした4つのケミカルで日常のちょっとしたストレスを改善できます。例えば、机や押入れタンスの異様に重い引き出しとか、ドアノブの回転とか、シリコンスプレーの使い道は特に豊富です。合皮や樹脂の保護・ツヤ出しにも使えるのは、重宝します。

 

 

 

 

一日中回転し続けるサーキュレータとか、埃まみれのUSB充電口などに、適切なケミカルでグリスアップしたり洗浄することで、製品の寿命がグンと長持ちします。

 

ちなみに、私は2-26から6−66まで全て揃えています。‥‥そうです、単に全部揃えてみたかっただけのことで、6-66とかはほとんど使わないです。

 

まあ、ケミカルマニアは別としても、4種のケミカルを日々揃えておけば、「故障しかけて動作がおかしくなったら有無を言わさず使い捨て」にせずに済みます。

 

私はもう20年以上もコンピュータをはじめとした「メカ」で仕事をしていますし、バイクも20代の頃はアホのように熱中したので、「メカ」を他人事には思えないのです。故障するのは、必ず理由がありますから、オカルトのような話ではありません。

 

日頃からケミカルでメンテして面倒みれば、メカは良好な性能を発揮し続けてくれます。

 

使いたいだけ使って後は何も面倒をみない‥‥なんて、ヘソを曲げてもしょうがないですよネ。ああ、まるで業界のソレ‥‥みたいじゃないですか。

 

日頃のメンテなど一切しないような「ブラックメンテ」せずに、自分の分身のように愛でれば、メカは応えてくれますヨ。

 

 

 

 



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