光の円盤

電子とデジタルの混同に似た話題ですが、たまに見かけるのが、光ディスクが全てデジタル信号の記録媒体だと思っているケースです。

 

レーザーディスクを「デジタル映像の幕開けだ」とか書いている記事を見たことがありますが、レーザーディスクをリアルに買ったことがない人が、「光はデジタル」と思い込んでいるのでしょう。

 

VHSと比べれば綺麗でしたが、明らかに苦手な色の時に絵が乱れる様子は、「これぞアナログの映像信号!」と言わんばかりでした。アニメのベタ塗りは特に民生アナログビデオ信号の弱点が出やすかったです。私はそれなりにLDをコレクションしていたので、DVDとの絵の差を今でも思い出せます。

 

レーザーディスクは光ディスクをレーザーで読みとりますが、信号はアナログビデオ信号です。非圧縮‥‥という言葉が適切かはわかりませんが、アナログビデオ信号がそのまま記録されているようです。専門的な原理はネットで調べてみてください。

 

なので、思い込みやイメージというのは、中々に悩ましいです。私も、自分の苦手なジャンルでは、相当に思い違いをしているでしょうし。

 

 

 

ちなみに、原理や本来の意味でいえば、紙のタイムシートのコマの欄は「デジタル」といえます。

 

8.652498コマ目なんて存在しないですもんネ。1,2,3,4,5,6...と非連続に整数でカッチリ区切られてコマを表記する時点で「デジタル」なんですよネ。

 

デジタルはコンピュータの同義語でも何でもなくて、「非連続」「離散」を意味するので、結構世の中、生っぽいものでも「デジタル的」です。

 

デジタル英語digital英語発音: [ˈdiʤətl]ディジタル)とは、整数のような数によっていて、離散的である(とびとびの値しかない)ということ。

 

 

お医者さんにかかって、「どのくらい痛いか、ちょっとか、そこそこか、かなりか、」と聞かれるのも、何だかデジタル。痛みを3段階に区切って表現するのは、中々難しいと思いますが、かと言って、聞く方も聞かれる方も、痛みをアナログ階調で表現するのも難しいですネ。

 

似たような意味で、「デジタル腕時計」の製品表記も今でも見かけます。単にアラビア数字で表記する、どこでも見かける時刻表示ですが、電力を一切使用しない機械巻きの時計の仕組みと動作と違って、「1,2,3,4,5,6...」と割り切った「非連続」の表示を、かつて「デジタル表示」と呼んだのでしょう。懐かしい言い回しですネ。

 

 

自分はアナログ人間と自認する人が、もし何かの機会に、

 

お前の意見はどっちだ! 白か黒か! YESかNOか!

 

…なんて言ってたら、アナログどころか、1ビットのデジタル人間と呼ぶのもアリかも知れません。

 

 


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