EthernetとWi-Fi

Apple製品はできるだけシンプルなインターフェイスと環境設定で誰でも簡単に扱えるように工夫されていますが、それが思わぬストレスの原因になることも実はかなり多いです。

 

例えば、Air Drop。

 

Air Dropは、同じ周囲のmacOSやiOS端末に対し、簡単な手順でデータを送信できる仕組みですが、BluetoothとWi-Fiが必須となるので、送受したいiMacやiPadは都合、BluetoothとWi-FiをONにすることになります。

 

これがクセモノで、iOSは良いとして、Macは「日頃、EthernetとWi-Fiのどちらを使って通信しているか」がわからなくなります。

 

macOSユーザとして、「まあ、通信速度の速い方を自動選択してくれているだろう、‥‥普通に考えて。」と根拠のない希望的解釈をしていたのですが、どうもそうではないことが最近発覚しました。

 

iMac Pro(や、新型Mac miniも)のEthernetは10Gbpsの高速通信が可能です。Wi-Fiは5GHz帯でも10Gbpsの有線LANよりは遥かに遅いので、映像の作業場(ローカルエリアネットワーク)でデータを転送する場合は有線Ethernetが断然有利です。

 

しかし、Air DropのためにWi-FiをONにしていると、せっかく高速な10Gbpsのインターフェイスと10GbpsのHubでiMac Pro同士を接続していても、こともあろうに、低速なWi-Fiで通信する‥‥みたいです。

 

最近、70GBのデータを送受したら、「予測時間 1時間」と出たので気づいた次第です。10Gbpsの高速ネットワークで70GBのデータのコピーに数十分かかるのは、いかにもおかしいです。(ローカルで低速なHDDを使っているならネットワークに送り出す速度も遅くなります。しかし、ローカルの高速ディスクと10GbpsのLAN経由なのに転送速度が遅いのは、何らかの原因があるでしょう)

 

試しにWi-Fiを切って再接続したら(=Ethernetのネットワークだけの状態)、「予測時間 1時間」が「予測時間 3分」になり、実際に2分ちょっとで70GBの転送が終了しました。

 

つまり、明示的にWi-FiをOFFにしないと、どんなに高速なEthernetで接続していても、低速なWi-Fi経由のネットワーク接続になることもある‥‥ようです。

 

Air Dropの時だけWi-Fiネットワークを使って、通常はEthernetネットワークを使う‥‥みたいな動作設定はできんもんかね‥‥。

 

iPad ProからiMac Proに転送する時だけWi-FiをON、通常はWi-FiをOFF‥‥みたいなことを明示的にしないと、Ethernet経由で転送を確保できないです。‥‥何か、システム環境設定以外の設定方法はあるんかな‥‥。

 

Appleは結構、性能よりもうわべの簡単さを優先するようなことが昔からあります。その方針があまり作業に影響しないうちは良いのですが、さすがに「3分が1時間になる」のは黙認できないほどの劣化です。作業速度=稼ぎに直接関わってきますもんネ。

 

こうなってくると、Air Dropも手軽なのか面倒なのか、作業場で使うにはよくわからなくなってきますネ。

 

 

 

 


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