最近のWebサーバ

セキュリティ面の観点で、昔のおおらかな「自宅のマシンを全世界に公開」みたいな方法は、今は避けるべきと思っています。少なくとも私は、セキュリティの専門家ではないですし、セキュリティに時間もお金も割ける身分でもないので、危うきには手を出さない方法でWebサーバーは構築したいです。

 

となると、普通に考えて、レンタルサーバ。

 

サーバ業者がサーバを公開するので、自宅のマシンが脅かされることはないです。

 

しかし、PHPなど、サーバサイドで動作する仕組みを活用したい場合は、テストサーバを外部非公開でローカルで動かして内容確認をするのが、ごく自然な流れとなります。動作をローカルのテストサーバで確認したのち、レンタルサーバにデータをアップロード(同期)する手順です。

 

Adobe CCには「Dreamweaver」(以後、DW)がありますので、サイトの設定をおこなう際に、リモートサーバだけでなくテストサーバも設定して、PHP活用に備えます。実際は、テストサーバと言っても、テストサーバのルートがローカルディレクトリを兼ねれば、テストのための転送なしにすぐにPHPの動作確認が可能です。

 

自分の自宅のiMacの、しかもユーザフォルダの「Sites」を使うだけのことなので、スタート時の難易度は特に気にすることはない‥‥はずでした。しかし、今はユーザフォルダの「Sites」を有効にしてmacOSでサーバを起動するのもちょっとひと手間かかります。macOSサーバを購入しても、Webサーバの設定欄は廃止されバーチャルホストもすぐには使えません。

 

 

 

前回も書きましたが、ホントに、最近のユーザのスキルは低く見られてますよネ。「我が社が開発したアプリを、我が社の設定した規範通りに、大人しく使ってろ」と言わんばかりです。でもまあ、それはそれで仕方なし。ユーザサイドもツイッターやFacebookやLineに流れちゃったし、iOSのアプリだけを使うのが「使いこなし」だと思うように変わっちゃったんだから。

 

なので、そうした状況を乗り越えましょう。塀があるのなら、越えれば良いです。低く見られているのなら、必要なぶんだけ高い位置に登って飛びこせば良いです。

 

Webサーバを自宅限定で使うにも、簡単には使えなくなった現在。‥‥ならば、簡単ではない手順を踏みましょう。簡単にできないことを理由に、安易な挫折の原因にしているから、余計、「舐められる」んですヨ。

 

ターミナルを使ってコマンドで物事を実行し、コンフィグファイルの編集はviでおこないます。

 

viはターミナル上で展開されるテキストエディタで、コマンドは昔から変わっていないように思います。私自身があまりにもviとは久々なので使い方を忘れているだけで、IIvi(名前がややこしいな)で始めてviを使った時と操作感に変わりはないみたいです。

 

 

macOS、MacOSXはUNIXの一派なので、UNIXの色々が流用して応用できます。そしてシステム構成も「隠してあるけど」、スラバー(/var)やスライーティーシー(/etc)が他のUNIXと同じようにちゃんとあります。

 

アパッチ=ウェブサーバ=httpdを動かすには、/etcの中の「apache2」の中のファイルをコチョコチョします。不可視とはいえ、OSXのFinder上でも昔からアクセスできて、

 

 

 

 

‥‥の手順で/etcをフォルダウィンドウとして開けます。その中の「apache2」がWebサーバ機能の動作を司る設定ファイルです。

 

以前、コピーして複製したのが残っていますが、これを削除するにも管理者権限が必要です。

 

 

 

つまり、それだけ重要な項目なので、不可視にもするし、いちいち何をするにも管理者権限が必要なのです。

 

可視状態のままだと誰でも手出しできちゃうので、「システムのことなど何もわかんない人が「何これ?いらね」とか言って勝手に削除して、macOSが起動しなくなって「コンピュータが壊れた」とかパニックになって騒ぐ」のを、最初からいじらせない事で防いでいるわけです。

 

サポートセンターの状況は知りませんが、最近はユーザのライブラリすら不可視になりましたから、相当「変なことをする」ユーザが増えてるんでしょうかね。「容量が足りなくなったから、ユーザフォルダのライブラリフォルダを丸ごと捨てた」とかネ。‥‥多分、Finderが止めに入ってくれるとは思いたいですが。(そんなこと、やった試しがないのでわかりません)

 

 

 

まあとにかく、あえて不可視で管理者権限が必要な領域に立ち入るのですから、自己責任です。自分の私物のMac/Winは、2度や3度、システムを再起不能なくらいにイジりまくってちょうど良いです。失敗したことのないカジュアルな経験値など、ヘナチョコ経験値ですから。

*そのためにシステムのバックアップは、Timemachineで取っておきましょう。

 

Finder上で操作すると管理者権限の入力が度々求められるので、「こけつにいらずんばこじをえず」の度胸で、ターミナルとsudoとviでコンフィグファイルを編集しましょう。

 

sudoはスドーではなく、SuperUserのDo=管理者権限での実行のことです。

 

ターミナルを起動して、

 

sudo vi /etc/apache2/httpd.conf

 

を実行すると、パスワードを尋ねられたのちに、

 

 

‥‥のようなステキなコンフィグの文面が表れるので、怖気付かずに編集します。

 

とりあえず、

 

x=1文字削除

:q!=保存せずに閉じる

:wq=保存して閉じる

 

‥‥だけ覚えれば、httpd.confの編集操作は達成できます。何故って、たった3行の行頭の「#」を削除すれば良いだけなので。

 

コメントアウト=#が行頭の文は無視される仕組み‥‥を解除する行は、「ユーザホームディレクトリごとのWebと、PHPを有効にする」場合は、以下の3つです。

 

#LoadModule userdir_module libexec/apache2/mod_userdir.so

 

#LoadModule php7_module libexec/apache2/libphp7.so

 

#Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf

 

英文ですが、読めば大体意味はわかりますネ。コメントアウトを外した3行目は「httpd-userdir.confをインクルードする」設定にしたのですから、

 

sudo vi /etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf

 

で、中身を確認して、コメントアウトしている次の行頭から#を削除して書き換えます。

 

#Include /private/etc/apache2/users/*.conf

 

アパッチ2フォルダのusersの何らかのコンフィグファイルをインクルードせよ‥‥となります。どんどんたらい回しになりますが、めげずに、

 

sudo vi /etc/apache2/users/あなたのユーザアカウント.conf

 

中身をviで今度は全部書き換えます。色々な設定の組み合わせがあるようですが、私は以下のようにしました。

 

AllowOverride All

MultiviewsMatch Any

Require all granted

 

自宅の閉鎖空間のテストサーバ用途なので、上記の通りシンプルです。ちなみにviは「i」でインサートモードに入って文字を書き込んでいきます。インサートモードから抜けるにはキーボード左上の「esc」キーです。

 

コンフィグの編集が終わったら、以下のコマンドでアパッチを実際に自分のマシンで起動します。

 

sudo apachectl start

 

既にアパッチが動作している場合は、

 

sudo apachectl restart

 

‥‥で、コンフィグの変更内容が反映されます。

 

 

 

とまあ、こういう段取りを経ないと、今はmacOSではWebサーバ機能を起動すらできません。昔=10.8よりも前は「Web共有」というシステム環境設定での簡単な操作でユーザホームフォルダごとのWebが作れたんですけどネ。

 

そういえば、「iWeb」も消えましたネ。何よりもショックなのは、MacOSX Server〜今のmacOS Serverの大部分の機能が消え失せて、ほとんど何もできなくなったことです。プロファイルマネージャーとXsan(とディレクトリサービス)しかなくなっちゃって、もうサーバソリューションの売り物じゃないよネ。

 

「Apple では、カレンダーサーバ、連絡先サーバ、メールサーバ、DNS、DHCP、VPN サーバ、Web サイトなど、オープンソースサービスの macOS Server での提供を停止いたしました。これらについては、オープンソースプロバイダから直接同じサービスを利用できます。そのため、macOS Server のお客様には、セキュリティに優れた最新のサービスが公開され次第、インストールしていただけるようになります。 」

 

 

これはさ、「食材はすべて現地調達でお願いします。そのほうが新鮮な食材が手に入ります。」と言いつつ、「スーパーマーケットは閉業します。」と暗に宣言してるんだよネ。MacOSX Serverが10アカウントで10万くらいした頃から使い続けてきた私としては、「ああ、Appleのいつものアレか」と怒る気もないです。言い回しが「おためごかし」なのも、いつものAppleの感じですネ。

 

*ずいぶんとスッキリしちゃいましたネ。

 

 

Webのコンテンツはもはや自分で作るべきものではない‥‥と思われている昨今。

 

AppleのWebサービス隠し‥‥が、まさに近年の傾向を象徴しています。

 

でもさ‥‥。まさかTwitterで、

 

ezura @ezura-h ・ 7h

 

今回の仕様は、

 

3840x2160

24.0fps(23.976ではなく)

 

ezura @ezura-h ・ 7h

 

QTの場合は

ProRes4444XQ(12bit)

 

ezura @ezura-h ・ 7h

 

で、宜しくお願いします。

 

 

‥‥みたいにやるわけにはいかんじゃん。

 

まあ、もちろんPDFで配布というのが常套手段なのでしょうが、その方法ですと、PDFの文書内容がスタンドアロンになってしまいますよネ。最新情報が更新されるたびに配布し直すのでしょうか。

 

Googleのソリューションは使いこなせば相当良いのですが、印刷サイズに縛られるドキュメントはどうにもニーズに合いません。紙に印刷することなど全く考えてないのに、「A4」用紙ありきで設計されるのは困るんですよネ。モニタが広くて大きいのに、コンテンツを作る側が幅をテンプレートで決めきってしまって広く使えないのは、何のためのダイナミック(可変)レイアウト環境なのか?‥‥と思います。

 

 

 

そんな中、一方では、Webコンテンツにしろ、HTMLにしろ、一般大勢のユーザの心情が「そんなめんどくさいのは要らない」「SNSで十分」というのが現状なら、むやみに昔の流儀(といっても大した年数は経過してないけどネ)にこだわるのも不自由です。「ホームページ」の時代は終わったのです。

 

とはいえ、SNSは万能では全く無い‥‥です。どんなに皆がSNSに馴染んでも、論文や技術解説をツイッターで垂れ流すのは本末転倒。長い文でなければ表現できない濃い内容を、ブツ切れにしてツイートするのは、見苦しさこの上ないです。どんな時でもSNSを使えば良いってもんじゃないですよネ。

 

要は、適材適所、何か1つを盲信しない、状況はうまく活用してこそ‥‥ということでしょうネ。

 

少なくとも今の私に必要なのは新しい「体系を体現できる」媒体です。それはSNSではなく、何か他のもの‥‥でしょうネ。

 

 


関連する記事

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM