iMac Pro、来たる

昨日の夜、システムスタッフの同僚が遅くまでセッティングしてくれたおかげで、今日からiMac Proが使えるようになりました。本格稼働は、明日〜来週からです。

 

 

iMac Pro。私の作業環境は10コアのモデルです。

 

お値段は相当しますが、4Kでゼロからアニメを作る場合、標準的な内容だとも思います。

 

気の利いたレビューめいたことができれば良いのですが、既に4Kや5Kの世界は初代のiMac 5KやEIZOの4Kモニタによって数年前から普及が始まっていますし、確かにCPUパワーによってHEVC(H.265)やProRes4444 XQの4K60p再生は滑らかですが(4Kはディスク転送速度よりもCPUの処理速度が問われます)、操作感は至って普通のiMac。

 

CPUグラフ(アクティビティモニタで)を見るだに、性能が高いのは一目瞭然ですが、ど派手な外見や機能があるわけでなし。

 

地味に高性能な4K時代のMacです。

 

うーむ。それ以外、何もレビューの文面が思いつきません。4Kを作業するための、標準機‥‥という以外は。

 

 

私が本格的な4K高詳細の絵に取り組み始めたのは、2013年でした。自宅のMac miniで模索しており、当然ながら、そのMac miniでは4K再生は不可能で、他の環境に持ち込んで4K時代の様相を垣間見ていました。

 

2018年の今となっては、自分でも意外に思えますが、2013年の頃は液タブと板タブに見切りをつけて、「紙で、未来の映像フォーマットに対応できないか」思考していました。4K映像に対する紙の物理的な寸法の「落とし所」を探り、紙の作画で4Kに見合う作画品質を模索していました。‥‥まあ、運用的にはいかにも無理そうな、A3〜A2サイズという巨大なスタンダード作画用紙換算になってしまい、「分割作画」で凌いでいました。

*現在のA4用紙ですと、どんなにスキャン解像度をあげても、頭打ちになるのです。スキャンの問題ではなく、おおもとの紙の大きさが、高解像映像フォーマットに不適応です。まあ、ルーペで作画するのなら別ですが、今のA4作画用紙のままなら、アップコンしかないじゃん‥‥ということで、旧来制作方式では4K時代のアニメは根本的に作れないことを当時しみじみと自覚しました。

 

作画は巨大なA2用紙面積、動かすのはAfter Effects‥‥と、紙とコンピュータのハイブリッド作画を指向する中、翌2014年のiMac 5Kの発売開始、さらに翌年にはiPad Proと、現在の基本要素が畳み掛けるように登場しました。「いよいよ、風向きが変わって、時代が味方し始めた」と思ったものです。

 

2013年に思考を2Kから4Kにシフトした頃はMac miniやMac Pro、iMac 2.5KがMacのラインアップでしたが、2018年の今はiMac 5K、そしてiMac Proがあり、そのMacとAir DropやiCloudで縦横無尽に連携できるiPad Proがある‥‥というのは、しみじみと「時代の流れは正直だな」と思います。

 

 

2013年のMac miniから、2018年のiMac Proまで、実はしっかりと導線が繋がっていたのでしょう。‥‥まあ、後になって、わかること‥‥ですけどネ。

 

 

 


関連する記事

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM