技術書

技術書って、今でも高いですよネ。もちろん、高いには理由がありましょうから、安くしてとは言いません。高いままで良いです。写真家の写真集、画家の画集も同じく高くて、それで良いです。

 

なので、買い揃えるには、かなりの金額が必要になります。私は20代の頃、わたなべぢゅんいちさんと、ギャラ振込日によく吉祥寺パルコの地下の本屋さんにいって、色々な書籍を買い漁っていましたが、ゆえにビンボーでした。パルコを出て、お互いの書籍の束を見て、「金も無いのに‥‥」と妙に浪費癖者同士で不憫に思ったものでした。

 

アニメ制作に従事するとは言え、若い人たちには、アニメばかりでなく、アニメの源泉となった絵画や写真に触れてほしいし、コンピュータや映像技術の技術書も読み深めてほしい‥‥と思う一方で、20代の私のように書籍購入でビンボーになる必要もないとも思っています。

 

前回書いたKindle図書館は、そうした若い頃のフィードバックです。どうしても自分でほしい書籍は、自分で買って自分のものにすれば良いです。しかし、仕事で必要になる、高価な技術書の類いを、皆で同時購入する必要はなかろう。同じ部屋にいるのなら、なおさら、書籍を共有しても良いと思います。何もKindleデータを不正コピーしようってわけではなく、あくまで端末を皆で閲覧するわけですし。

 

 

「俺らの若い頃は、生活費を削ってでも、専門書をだな、」

 

‥‥というような、自分の昔の苦労話は、「酒の肴」だけでOK。若い人にビンボーをトレースさせる必要はないです。

 

結局、どの年代もどの時代も、歳相応、時代相応に、カタチこそ違えど、苦労するようになっています。

 

 

それにね、年長者が若い人間をちょっと支援したところで、本当にヤル気のある人間は、支援で浮いたお金を、さらに自分の探求へと注いじゃいますから、結局は老いも若きも似た者同士なのです。時間軸を超越してね。

 

昔も今も、技術書や専門書は高い。なので、せめて作業場にいる時は、自由に技術書に目を通せる環境を整えたい‥‥と思います。せっかく、Kindleという現代ならではの書籍スタイルがあるのですから。

 

 

ただ‥‥2018年現在で残念なのは、日本語(翻訳含む)の美術書の類いはKindle化されていない書籍が多く、かなり選択肢が限られてしまう点です。ですから、Kindleをメインに活用したいものの、まだまだ紙の書籍の出番は多いですネ。

 

 

 

 


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