自分にとってのプログラム

AppleScriptやESTKを、映像の表現者が用いて、自家製のアプリを作る目的は、「自分の制作環境を強化する」事です。なので、

  • 必要十分な機能(=至れり尽くせりは無用)
  • 短い開発期間(=本業は映像表現)
  • 自己の環境で動作すれば良い(=誰もが使える事を目指す必要なし)

‥‥というアウトラインになります。作ったアプリを売る訳ではないので、広範な互換性は必要ないですし、エラー対策も大げさにせずに済みます。

思うに、開発で何が一番面倒かというと、互換性とエラー対策です。例えば、対応するQTのフレームレートは、今だと、23.976, 24.0, 29.97DF, 29.97NDF, 30.0でよろしいかと思いますが、QT自体はそれこそ1.0とか10とか20などのフレームレートも許容していますので(Seconds Per Frameなんて事もできる)、全部に対応しようと思ったら、それだけでかなりの時間を費やす事になります。

当座は、自分と自分のワークグループだけで動作すれば良いのですから、互換性とエラー対策は大幅にカットできて、アプリの完成までの時間を短縮できます。規模の小さいものなら、数十分〜1時間未満で出来上がる事すらあります。完成したら、即使用開始できます。

「でもさ、そういうことって、プログラムが出来る人の言い草じゃん」‥‥とか思う人もいるでしょう。

自分はスクリプトやアプリなんて作れない‥‥なんて思ってたのは、私も同じ。コンピュータのコの字も学校では学びませんでしたが、After Effectsの習得と同じ時期から、スクリプトやプログラムも独学で学び始めたのです。‥‥独学とかいうとカッコいいですが、要は虫食いで「できそうな事から始めた」のです。

マウスクリックやドラッグ&ドロップ‥‥。コンピュータの要求する動作を、自分が延々と「やらされ」続けていると、やがて疲弊が極限に達する‥‥と、コンピュータを使い始めて早々に感づきました。ゆえに、コンピュータとの「つきあいかた」を考え、その1つの手段として、「自分でプログラムを作って、コンピュータを使う」事を意識し始めたのです。「誰かが作ったプログラムを使うだけ」ではなく。

プログラムって、特別な才能を持った人が作るもんだ‥‥などと、妙な劣等感視線や先入観がありますが、そんな事は無いですネ。

才能とか素質とか言う以前に、「やるか、やらないか」です。最初っから「完璧に覚えよう」とし過ぎるんじゃ無いですかネ。多くの人は。

まずは、「これは手作業じゃやりたくないなあ」と思う事から、取り組んでみれば良いのです。虫食いで全然構わないと、私は思います。

「基本を完璧にマスターしてから」とか玉砕必至の目標を掲げるから、いつまでも身につかない‥‥のかも知れません。「基本を完璧にマスター」‥‥だなんて、学校のように「強制力」があるような環境でしか成就できないと思いますしネ。本業の片手間でやるんですから、1日中学校に通って習得するスタイルを導入しようと目論んでも、上手くいくはずが無いです。

虫食いでも、やり続けてりゃ、覚えますよ。‥‥で、やらなきゃ覚えられない。永久に。

この「今さらのAppleScript」はメインコンテンツ部分の草稿的なモノをどんどん書いているゆえ、細部の解説がおざなりですが、まずはひと通り書きおえて、推敲の段階に入ったら、細部の解説も付加していこうと考えてます。

初心の状態では呪文にしか見えないスクリプト文ですが、実は日本語や英語に比べて、遥かに簡単です。日本語で例えると、小学校3〜4年生レベルの文法だけで、「After Effectsの自動コンポ作成」アプリだって作れちゃいます。

スクリプト文では、「構成で気配や雰囲気を伝える」とか「韻を踏む」なんて必要ないですからネ。


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