ツイッターのちから

解決の糸口の見えない事案に、何年も消費して、結局は何も得られないのだとしたら、もう選択すべき道は決まっていますよネ。ツイッターで議論を尽くしたところで、各々の見解に終始して物別れに終わって、振り出しと何も変化がないのなら、何のための議論だったのか。

 

もちろん、議論した結果、「歩み寄れない」「状況が多岐に渡って統一見解を見出せなかった」ということが解るだけも収穫でしょう。

 

でも、そうして結果をみた事案に対し、幾度となく、周期的にツイートを繰り返す行為は、議論の名を騙った愚痴こぼし、憂さ晴らしとも思えます。

 

たしかに、現場の渦中にいれば、愚痴もこぼしたくなります。

 

でもさあ‥‥それじゃ、堂々巡りじゃん。

 

 

 

現場=実際の物事はさ、ロジカルに、フィジカルに、プラグマティックに、構えましょうよ。

 

 

 

ちなみに、前に書いた「髪の毛の多重組み」ですが、以前私が担当したカットにおいて、レイアウトを描いている段階でありありと多重組みが予測できたので、そのカットは影付けを変える提案をしました。幸い、髪の毛に目が透けない作品だったので、肌に落ちる影の描き方を変えるだけで、多重組みを防ぐことができたのです。

 

‥‥もちろん、原画マンが勝手に影付けのスタイルを変更してはまずいと思いましたので、レイアウトに申し送り(影付けスタイル変更のお伺い)はしました。まあ、時間がめちゃくちゃに短い作品だったので、そのままスルーになったようです。

 

本来なら、プリプロのキャラ設定で「多重組み予防策」は考えておいて欲しいですけどネ。単に各原画マンの工夫に終始してしまいますから。

 

 

1シーンを担当する規模の場合は、演出さんと示し合わせをしながら、時には色彩設計さんにも話を聞いてもらって、事を進めていきます。「キャラ設定の基本はこうなっているけど、このシーンは複雑なシチュエーションなので、このように処理を変えてよいか」的なことを、事前に話を通しておくわけです。‥‥まあ、時間のある作品だけしかできないでしょうけど。

 

 

 

作品制作の現実を考え、物理的に(体を動かして)物事を段取り、論理的なシーン・カット制作をおこなう。‥‥つまり、プラグマティック、フィジカル、ロジカルです。

 

ツイッターで漠然と呼びかけても、実際の現場ではほとんど何も変わりません。

 

ツイッターなど使わなくても、実際の現場でアクションすれば、少なくとも目の前の事案はプラス方向に誘導できます。

 

 

 

まあ、ツイッターは「速報」みたいな役割なので、ツイッターに現場を変えるパワーを期待するのが、誤りなのです。

 

意識を徐々に傾けていく効能はありましょうが、即戦力的に現場を変える力などありません。

 

このブログだって、単なる「お知らせ」「意思表明」くらいの役割でしかないもんネ。でも、それだけでも、「累積戦略」としては機能している実感はあります。

 

累積戦略を順次戦略と混同してはならない‥‥ということに尽きます。2軸で同時進行させるもの‥‥ですからネ。

 

 

ツイートもブログ投稿も、「アクションした気分」になりやすいです。‥‥でもそれは、本人の気分盛り上がりだけの話です。あくまでクールに、効果を低く見積もっておかないと‥‥‥‥ですネ。

 

 

 

 


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