幾ら何でも

英雄ボロネーゼはマズイだろう。ボロネーゼは。

 

‥‥‥2017年10月の記事みたいだから、まだ気づかないんだろうか‥‥。執筆者は「うどん」というペンネームの方なので、食べ物に目がない人なのかな‥‥。でもまあ、付け焼き刃の記事っぽいのは、バレちゃいますけどね。ショパンの音楽が昔から好きなら、英雄ボロネーゼなんて言わないもん。

 

メインクーンをメークインと間違えるのと似てますね。ポロネーズとボロネーゼ。

 

*私も人のことはあまり言えない。この猫のことを、しばらく、メイクイーンと呼んでたから。

 

ピアニストの辻井伸行さんは、とかく「盲目」がキャプションに付随しますが、音楽家の彼にとって、いささか失礼なことだと思います。

 

音楽はさ、やっぱり「音」で成り立つわけだからさ。

 

私は最近になって、Apple Musicで辻井伸行さんの音楽を聴いたのですが、他の楽曲はいざ知らず、ショパンのソナタの3番凄く良かったです。彼の目がどうであろうと関係無しです。

 

‥‥だって、ショパンの3番で「グッとくるヤツないかな」と思い、音を聴きながら色んな演奏を総当たりで探したのですから、ビジュアルや経緯など全く関係無しです。

 

ショパンて、何か女性向けみたいな印象が日本では根強いですけど、実際はとっても骨っぽい一面があります。ボロネーゼ‥‥‥ではなくて、ポロネーズ(ポーランド地方の舞曲です)でも、有名な「軍隊」や「英雄」ではなく、1番、5番あたりを聴くと、ショパンの男らしい武骨さを堪能できます。

 

ショパンのピアノソナタの3番は、それはもう、色々な演奏が存在します。いくつもCDを持っていますし、Apple Musicでも様々な演奏家の音源がプレイリストに入っています。

 

辻井伸行さんの演奏は、ゴツゴツと骨太で量感がたっぷり、しかし音は濁らず繊細に響く‥‥という、この曲に(私が思う)ピッタリなピアノを奏でてくれます。

 

量感が重厚で‥‥というと、「何かピアノに恨みでもあるのか?」と思うほどに「ピアノをぶっ叩く=空手チョップみたいな」演奏を耳にしますが、辻井伸行さんの量感は全く別モノです。

 

ガツンと重いのに雑じゃなく、むしろ1つ1つの音、和音の量感がクリアに聴こえる繊細さを併せ持ちます。‥‥なかなか無いですよ。そういう演奏は。

 

特に、第4楽章は、「曲芸」みたいに弾きがちな演奏が多い中、不必要に華美な演奏効果を狙わず、音楽だけを鳴らし切ろうとする演奏で、楽曲の意思が彼の演奏を通してクリアに伝わってきて、純粋に堪能できます。

 

まあ、辻井伸行さんとは全く違うタイプのソナタ3番でも良いものは良いです。ただし「良いな」と思う共通点は、音を雑に扱わないところ‥‥でしょうかね。

 

私が音源から聴きたいのは、ヴィルトゥオーゾの姿ではなく、音そのもの‥‥なのです。

 

 

今はApple Musicもあれば、Amazon Music Unlimitedもあり、色々な音楽に出会えるチャンスが増えましたネ。

 

「絶対に自分では聴き始めない」ジャンルの楽曲も、面白半分で聴いて妙にハマる‥‥なんてこともありますから、音楽好きだったら必須のソリューションです。

 

子供の頃から「常時聴き放題」のサービスに触れる人って、大人になる頃はどんな感覚を身につけるんだろうか‥‥とは、仕事仲間と話します。

 

ただ、インターネット常時接続があたりまえの時代に育った人々が、劇的には変化していない状況を見ると、やっぱり、個人の状況〜家の気風や地域性〜のほうが相変わらず主導なんだろうとは思います。

 

親の影響って‥‥‥すごいよねえ‥‥。

 

私も、両親や親戚が音楽や絵画好きゆえに、多大な影響を受けましたからね。

 

 

 

 

 


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