1/72のB-52
長年買いあぐねていた1/72のB-52をようやく買いました。
これです。
B-52は巨人機も巨人機。1/72ともなると、相当なデカさです。
なので、すぐに倉庫行き。今は作っている余裕も場所も飾る空間もないので。
ちなみに、私は6千円台で買いましたが、アマゾンでは12,000円もしますネ。‥‥だから、今すぐ作らなくても、安い時に買っておくのがよろしいです。あまり死蔵しててもデカールが痛む‥‥とかはありますが、様々なデカール復活術がありますし、いざとなれば「筆で描きゃいい」のです。
ホントは、G型ではなく、悪名高いD型のほうが欲しかったのですが、D型が今後発売されるかもナゾですから、G型を買っときました。D型は1/100でタミヤの「ミニジェットシリーズ」が数年前に再販されたことがあります。もちろん、機を逃さず買いました。
B-52は、まさに戦争の「悪の象徴」‥‥のような存在です。D型が北爆に参加する姿は人々に強い印象を与え、「北爆=B-52」というイメージが定着したように思います。実際は、F-105とか戦闘爆撃機も参加しているんですけどね。
「死の鳥」たる大きな翼を広げたB-52が、無差別爆撃するさまは、「正義のイメージ」からは大きくかけ離れていますネ。クルーの人たちには申し訳ないですが、やっぱり「悪役そのもの」です。少なくとも私は、良いイメージをB-52には重ねられません。
じゃ、なんで買ってるの? 作るの? ‥‥と思う人もいるかも知れませんが、プラモは私にとって多かれ少なかれ、「仕事のネタ」なので、大好きなファン心理だけで買うわけではないのです。
B-52Dは、尾翼が高くそびえ立っているので、すぐに判別できます。B-52G以降で尾翼がカットされたとのことです。
「死の鳥」と言えば、私は「ミラージュIV」も思い出します。悪い顔してるもんなー‥‥‥。悪い顔が示す通り、核運用能力を持ったミラージュです。
戦闘機型のミラージュを拡大した大柄な機体とデルタ翼は、死の鳥のイメージにピッタリです。
1950〜60年代は「核の運用能力を獲得した者勝ち」みたいな国際社会の風潮で、キューバ危機は今でも語り草ですよネ。
狂気の時代だった‥‥と思いますが、今でもその狂気は絶えることなく続いていて、しかも隣国では‥‥‥。
平和じゃないとアニメなんて作れないですからネ。