箱の中から三突

自宅で増え続けるタミヤのアクリルカラーの収納事情を解決すべく、卓上のチェストを買いました。これ。

 

*引き出しにストッパー(引っこ抜けないように)が成形されているので、塗料瓶を引き出しの奥まで入れると取り出し難くなります。‥‥ので、私のニーズに合わせて、ストッパーはニッパーでカットして切除しました。

 

35〜40cmのメタルラックにちょうど良い奥行きで、大量にタミヤのアクリルやエナメルを収納できます。もちろん、クレオスのMr.COLORも収納できます。プラモ塗料の瓶の高さは5cm程度ですから、上図チェストの高さ7cmの引き出し内寸で、余裕をもって収納できます。

 

 

で、このチェストを置く場所を確保するために、何年も入れ替えもせず死蔵の物置になっていたメタルラックの棚の一部を整理したら、ヨドバシの小さな箱の中から、タミヤ1/35の「III号突撃砲」が出てきました。

 

車体底面に作成日の記述がありました。1995年の6月に完成‥‥とサインしてあります。私は、こうして記述を本体に書くのが習慣です。‥‥まあ、絵画と一緒の感覚です。

 

 

異様に埃だらけで、色も黄ばんで、パーツも外れて、一部は欠損しており‥‥と、散々な状態でしたが、おそらく、捨てるには忍びなかったので、適当に箱にしまって置いといたのでしょう。昔のことなんで当時の状況は忘れました。

 

また箱にしまうのも場所を取るので、せっかくだから直して掃除して、見れるくらいのレベルにリフレッシュして、飾り棚に飾ろうと思いました。

 

箱から出して、水やアクリル溶剤を含ませた筆でクリーニングしたのが、下図です。

 

 

 

濃いウェザリングを施しているのではなく、埃が固着して、まるで泥や塵の表現に見えるだけです。まあ、これはこれで「飾って遠くから眺めるぶんには」アリなので、この程度でクリーニング終了。

 

各所を点検していて今さら気づきましたが、どうやら、主砲の組み立てが間違っています。奥まで主砲が挿さりません。なので、干渉しているパーツを切断し、「見えるところだけ」成立するように処置しました。‥‥‥でもまあ、まさか、20年以上経って、組み間違いを修正するとは。

 

 

 

問題は、欠損した車載機銃の楯部分=防楯(ぼうじゅん)です。紛失して見当たりません。

 

 

 

まさか、このキットを補修するために新たにキットを買うなんて、そんな勿体無いことはできません。‥‥なので、作ります。プラ板とプラ棒でさくさくっと。

 

「目見当」「現物合わせ」です。資料を集めて‥‥とかは、今回は特にしません。ちゃんとしたいのなら、現代のキットでゼロから作り直します。今回は、打ち捨てられたプラモを「ぱっと見、見れる状態にする」のが目的なので、全て目見当で作ります。

 

1995年当時と2018年の今で大きく違うのは、ツール類の充実です。今は何かと言うと、電動ツールに頼る私‥‥です。

 

この後に、やすりがけで形を整えて終了です。

 

 

接着して色を塗ります。タミヤラッカーの下地塗り、タミヤアクリルの本色、そして周囲に合わせて「汚し」です。

 

 

防楯の色味がまだ全体と馴染みきっていません。当時の「汚し」と経年の退色や埃の色味へと、さらに近付けるには、もう少々粘ったほうが良さそうですが、それはまた次の休日に。

 

今回はここまで。

 

しかしまあ、ここまで埃で汚れるものかね。どこまでがウェザリングの汚しで、どこまでが埃の汚れか、見分けがつかない‥‥。その昔、実家には喫煙者が2名居たから、タールと埃が入り混じってるんですよね‥‥。

 

「落下傘」の部隊マーク(ほとんど汚れて見えないですけど)から判るように、ドイツ空軍の突撃砲=戦車です。なぜ空軍が戦車を?‥‥というのは、現代人の考えで、アメリカだって終戦まで、空軍ではなく「陸軍航空隊」でしたからネ。実はこの時代の編成の考え方=どのような指揮系統や戦略・戦術思想で兵力が運用されるかは、時代を超えて、色々とヒントになります。以上、余談。

 

防楯の色味とテクスチャ調整、車載機銃の組み付け、脱落した右側シュルツェンの接着、気になる残りの埃を除去し、スミ入れなどを再作業して(ほこりでミゾが埋まってメリハリがなくなって、ぬぼ〜っとしてるので)、補修完了の見込みです。

 

まあ、あと1〜2時間も作業すれば、飾れる状態にはなりましょう。

 

20年以上も前の「三突」。当時は、自分がまさかここまで毎日コンピュータ漬けの人間になろうとは、思いもよりませんでした。未来、自分がどうなるか‥‥なんて、今までの経歴や慣習なんて大してあてにならないもの‥‥ですネ。

 

 

 

 


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