どっち

iPad ProとCintiq Proは同じ価格帯ですが、ちまたでは「どっちが良いか」なんてよく比較されます。

 

どっちが良い?

 

どっちも良いよ。

 

決定的な性能差なんて、無いです。

 

瑣末な差をあげつらって、どっちが優れているか‥‥なんて、目くそ鼻くそ(失敬)です。技量でカバーできる僅差でしかありません。どちらかでないと自分は絵が上手に描けない‥‥なんて言う人は、そもそも絵が下手な人だと思います。キッパリ。

 

ストラトだとめちゃ上手く弾けて、レスポールだと全然弾けない‥‥なんてギタリストはいないでしょう。

 

 

*指板の感触や出音の好みはありますよネ。でも、それは単に好みであって、上手く弾けるか否かを分けるものではありません。ちなみに、私はハイフレットの弾きやすさで、ストラトをよく使います。

 

 

ぶっちゃけ、圧倒的にレイテンシーもペン先との距離感も無いのは、あくまで実際の鉛筆やペンや筆で、iPad ProとCintiq Proはどうしてもコンピュータのプロセスが介在するので、違和感は拭えません。お高いMobile Studio Proでも、現実の画具の「リアル感」(=あたりまえですが)には遠く及びません。

 

そうした違和感が大前提〜現実の画具・筆記具とは違うことが前提で、iPad ProとCintiq Pro、Mobile Studio Proなど、自分の運用において最適なものを選べばよいだけです。

 

私がiPad Proを選んでいるのは、iOSがベースにあって、操作性がマウスやキーボードに依存しないタッチ操作であること、そしてmacOSとの連携によって運用が円滑であることです。そこにProcreateなどのタッチ操作でどんどん生産性が上がるソフトウェアもあって、iPad Proに落ち着いています。

 

 

つい最近、実体顕微鏡を買いましたが、精度云々のレベルで言えば、iPad ProもCintiq Pro, Mobile Studio Proも目くそ鼻くそ(2回目失敬)です。

 

 

実体顕微鏡を覗きながら超極細面相筆でペイントするのに比べれば、ペンタブの精度なんぞおおらかで可愛いものです。

 

でも、その可愛いレベルでも、使い方や運用を洗練させることで、強力なツールになります。

 

絵が下手で、運用も下手な人々が、自分のヘタレを棚に上げて、道具に責任転嫁しているに過ぎません。安易に道具のせいにする奴って、下手くそが多いんだよな‥‥。音楽でもさ‥‥、大して練習もしないのに、すぐにギターのせいにする奴って、軽蔑されてたもん。

 

3〜4万の低解像度液タブはともかく、iPad ProやCintiq Proくらいの性能があれば、十分、プロの仕事はできますヨ。実際、私はiPad Proだけで描きの仕事を全てこなしていますし、今や世界的に有名なイラストレーターのあの方(名前は伏せときます)もiPad Proを常用しております。Cintiqを使ってプロの仕事をしている人も数多いでしょう。

 

 

 

私はコンピュータに繋ぐのが前提のCintiqよりも、ふわっと軽いフットワークのiPad Proを好んで使っていますが、Cintiq Proしか存在しないのなら、Cintiq Proを迷わず使っているでしょう。

 

描いた絵をそのまま山のように詰め込んで、外に持ち出して人に見せられるiPad Proの軽快さが気に入っていますが、Cintiq Proしかなければ、別の方法でフットワークを稼ぎます。

 

 

どっちが良いか? ‥‥なんだろうね、その贅沢な悩み。

 

むしろ、iPad Proもあって、Cintiq Proもある2017年現在を喜ぶべきだと思います。持ち出したければiPad Pro、コンピュータに繋ぎっぱなしで動かさないのならCintiq Pro‥‥くらいのざっくりとした分類で良いと思います。上手く描けるか否かなんて、関係無しです。

 

 

10年前に同じこと、できた? ‥‥それを考えれば、それこそ「やりたい放題」じゃないですか。

 

 

 


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