80万。

4999ドルと言う噂は本当で、日本円にして56万円から構成スタートの、近年稀に見る高価格なマシン、iMac Pro

 

でもまあ、私が8600/250を買った時も、スキャナとか全部込みで60万円払いましたから、昔の値段に戻ったと思えば、驚愕するほどのことでもないです。

 

で、4999ドルスタートとなると、マシンを現実的な構成にした際の価格は事前に予測できますから、おそらく、分割手数料込みで75万〜80万以内かな‥‥と思ってました。

 

コア数は8コアでも可ですが、メモリが32GBではあまりにも未来が無さ過ぎます。今、新規購入するのなら、メモリ64GB構成はどうしてもクリアしておかなければなりません。

 

一方で、iMac Proはその内部透視図で「ユーザによるメモリ交換は不可能」だと解っていたため、BTOでメモリを増設することになるだろうとは予測しておりました。おそらく10万円近くプラスになるはずです。

 

iMac Proは最大128GBのクアッドチャンネルの2,666MHz DDR4 ECCメモリに対応しています。iMac Proに搭載するメモリの容量が大きいほど、より多くのアプリケーションを同時に実行したり、より大きなデータセットを使ってより高いパフォーマンスで作業することができます。

iMac Proのメモリにユーザーがアクセスすることはできないため、ご注意ください。将来さらに多くのメモリが必要になると考えられる場合は、購入時にアップグレードしておくことをご検討ください。

 

 

メモリをユーザが安く買って、自分で増設する‥‥というのは、上述の通り、無理だと考えるのが妥当です。破壊覚悟で、新品のディスプレイを引き剥がして分解・解体して増設するのなら別ですが。

 

大人しく、BTOでメモリを64GBに増設して、計算した結果は以下。

 

iMac Pro

  • 商品の価格:¥646,800

ハードウェア

  • 3.2GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz)

  • 64GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ

  • 1TB SSD

  • Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載)

  • Magic Mouse 2 - スペースグレイ

  • Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ

  • アクセサリキット

消費税¥51,744

 

合計¥698,544

 

 

‥‥5000ドルの事前情報から予測できる通り、本体価格は税込70万か。

 

 

でもこれを即金で買う?

 

少なくとも、私は無理ですね。Appleローンに頼ることになります。

 

12回だと分割手数料無料のAppleローン‥‥て、毎月いくら払うことになるのか。12回払いなんて無理に決まってます。

 

 

例えば、毎月1万円ちょいの出費に抑えるためには、上限の60回払い(5年のローン)になりますが‥‥

 

ローン希望額

698,544円

お支払回数

60回

第一回目分割支払金

18,550円

第二回目以降分割支払金

13,100円

分割払手数料

92,906円

分割支払金合計

791,450円

 

 

‥‥と、事前の予想通り、実際に支払う額面は、ほぼ80万ですわ。

 

60回まで分割しちゃうと、分割手数料も強烈で、92000円かかります。

 

 

なので、個人用途では冷静に判断して、iMac 5Kのi7仕様のBTOにして、税込30万のモデルを買うのが妥当だと思います。30万円を36回払いの3年ローンにして(分割手数料は3万円未満)、月々1万円でiMac 5Kを買うのが、個人としては最適だと思います。

 

 

 

しかしまあ、iMac Pro。

 

Appleも大きく出ましたネ。完全に業務用の価格です。

 

でも、これから先、4K60pHDRへと進もうと思うのなら、この70万円のiMac Proは、丁度良いスペックです。決してオーバースペックではないです。

 

 

 

* *

 

以下、余談。

 

思うに、アニメ業界で「新人を採用する」際、特に紙の作画だと、作画机一式を揃えれば、道具は事足りて、しかもそれは中古でも全く問題はないわけです。ゆえに、作画の新人は、「空いてる席に座らせて、作業をさせてみて」‥‥なんていう扱われ方を、昔からされてきました。

 

しかし、これから先の、少なくとも私の準備している新しいアニメーション技術での「新規採用枠」は、上述の通り、最低でも機材費で100万円の先行投資(机やiPad Proなど含め)は必要になります。つまり、採用する側の責任も重大です。ちゃんと、未来に活躍する人材を発掘しなければなりません。

 

「トップガン」なんて言うとカッコよすぎるし大袈裟かも知れませんが、実際として、人材の素養を試験官・面接官が選り抜いて、大切に育てて、未来を担う人材に成り得るように、新規採用本人も、採用する現場側も、キリキリと気張る必要があるわけです。

 

最低100万円の装備を、可能性不確定の人間に与えるわけですから、現場の人間たちの指導力は重大な責任ともなります。

 

トップガンの卒業生が、何十億円もする戦闘機を自身の技術と判断で操り、作戦を成功へと導くパイロットになるように、最低でも100万円セットの映像制作環境を新規スタッフのために準備するからには、新人もベテランも分け隔てなく、技術の向上と蓄積に努めなければならないでしょう。

 

新人を育てるということ、新規採用枠でスタッフを迎え入れて技術を習得してもらうことは、当人の技術向上のためのボランティア活動ではありません。やがて、自分ら制作グループの根源的で強力なパワーになって、制作グループが未来を切り開く強さを得ることに直結します。巡り巡って、自分たちへと還元されることに対して、最初から順序立てて実践するだけのことです。

 

即戦力なんて有り得るわけがないです。「即戦力」って、要は、「子育て放棄」みたいなもんでしょ。しかも4K60pHDRのアニメーターやコンポジターなんて、どこに即戦力が存在するのか。‥‥実直に、丁寧に、新人はおろか自分自身だって、経験と実績をどんどん積み上げていかねばならないのが、未来の映像技術におけるアニメーション制作です。

 

 

まあ、ツイッターなどで見かける、旧来の現場が新規採用枠に対して「迂闊」な現状は、危機感をもった当事者たちが改善すべきことです。私がどうこう口を挟む問題ではないです。

 

私は、未踏の4K60pHDR以降の未来映像フィールドを、アニメーションという表現で切り拓きたいと思っていますし、それを残り半分の生涯の事業にしたいと思ってもいます。ゆえに、その目標へと至る状況を整えようとしているわけです。

 

‥‥なので、新規採用枠のスタッフに、古ぼけたマシンや安PCなど、充てがうはずもないです。機材調達のために、侃侃諤諤もやむなし‥‥です。

 

 

 

それにさ‥‥‥。いくら新人だからって、判りますって。

 

‥‥自分に充てがわれたマシン環境で、自分がどれだけ期待されているか‥‥を。

 

 

 

 

 


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