DaVinci

DaVinci Resolveの無償版を最近使い始めて、使い勝手が良かったこともあり、本格的に使い始めてみようとも思ったのですが、やはりそこは無償版。一歩踏み込んだ使い方をしようとすると、無償では済まなくなります。‥‥まあ、当たり前ですね。

 

昔のiMovie程度のこと=編集して出力するくらいなら無償版で十分なのですが、4Kのマスモニに別出力して監督・演出さんとやり取りしながら使おうとすると、まあ、そこそこのハードウェアや有償版のソフトウェアはどうしても必要になるようです。ミニディスプレイポートから手軽に出力‥‥というわけにはいきません。

 

でもまあ、そりゃそうだ。製品を売って商売するBlackmagic社として、当然の販売方針ですね。ちゃんと使おうとすると、Blackmagic社のあれこれを買うような仕組みになっています。

 

今すぐに使い始めるのはお金的に無理だとしても、DaVinci Resolve無償版をちょっと使った感じではとても使いやすく解りやすい印象でした。すぐに馴染んで使い始められそうです。アマチュア制作者がホームビデオ用途のiMovieとかを使うくらいだったら、無償版のDaVinci Resolveを使った方が編集とカラコレはしやすいような気もします。

 

ただ、仕事視点でのDaVinciの導入は、いわゆる「アニメ作業セクションの作業部屋」という概念を踏襲し続けていると、ちょっとウマが合わないような気もします。「アニメを作る現場」の意識をゼロからイメージし直さないとハマらないように思います。

 

ポスプロはともかく、アニメプロダクション内の作業セクションの一角に、下図のようなのがどでんと陣取っている光景って、日本のアニメ制作事情には無いですもんネ。

 

 

私の使用用途で言えば、写真に写っている10万ちょいの一番廉価なMicro Panelと4K対応のPlayBack機材があれば十分だと思われますが、‥‥まあ、写真のような作業環境は、日本人のアニメスタジオには無理だわなあ‥‥。場所代が高いもんね、そもそも。

 

ちなみに、机の両端に写っているスタジオモニターはヤマハのHS5ですね。Amazonでペアで27,000円(‥‥ただ、1つ12,700円でも売っているので、ペアではなく2つ個々に買った方が安いです)と廉価なので、作業場の音出し環境に揃えておきたい装備です。私らの作業部屋では、MSP3と共に使っています。HS5もMSP3も小規模ながら、頼りになるフラットな音を出してくれますよ。

*スタジオに適したスピーカーを選択する時、「心地良い音」「かっこいい音」「美しい音」である必要はないです。スタジオモニターは、各音の定位が明瞭で、そっけないくらいフラットなのが好ましいのです。スピーカーの「雰囲気に誤魔化されたら」、音のチェックがしづらいですもんね。

 

 

まあ、なんでもかんでも、欧米を羨ましがるのもミジメですから、揃えられるものは揃えて、揃えられないものは工夫でクリアして、最終的に他では作れない映像作品を作り上げればOKなわけです。狭い日本で暮らしてきた日本人の意地と底力を見せたるぞ。

 

狭い日本‥‥と言っても、意識次第でいかようにも変えられると思っています。漠然と事務机を並べてパソコン一式を置いた「タコ部屋」みたいな「日本のアニメプロダクションの慣例」から抜け出るべく、以前から色々と試行錯誤しています。

 

欧米風でもない、短期のポスプロでもない、作品作りに長期にわたって関わり続ける「プロダクション内部」の作業環境として、今までとは違うやりかたを今後も模索していきます。

 

 

すぐに使えるもの‥‥。それはAdobe CC。

 

貧者の味方、Mercury Transmitで、しばらくは切り抜けます。Mercury Transmitは、After EffectsでもPremiereでも使えますもんね。

 

とは言え、まだ4Kが難しいこの時期に、ちゃんとした4Kモニタを導入してくれただけでも、関係諸氏に感謝して余りあります。

 

 


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