最近の10万円以下の4Kテレビ

最近の4Kテレビで、以前に制作した4K60pのアニメ映像をMacProから出力して見たんですけど、ちゃんとご家庭のテレビでも4K60pの威力は十分伝わることが確認できました。

 

アップコンではない、正真正銘の4K60pの映像はやっぱり密度もキレも違います。そしてその高品質の映像を、各家庭の10万円以下の4Kテレビで普通に再生できることを、素直に嬉しく思いました。

 

自分で描いたiPad Proの筆致が全部克明に見えます。ちょうど、女優さんの肌の毛穴すら見えてしまうように。

 

私が考えている「描線」は、様々な表情があって然るべき‥‥なので、線のニュアンスの細部まで見える40インチ以上の4Kテレビは、理想がそのままカタチになったようなものです。

 

以前だったら、溶けてしまった極小のディテールも、その気になれば数を数えられるほどに、精緻に映し出します。

 

色彩のニュアンスも良いです。妙に暗部がもさっと潰れることがありません。どんな角度から見ても、色が崩れることもないです。

 

これが実売9万円のテレビなのか‥‥。

 

 

時代はどんどん近づいてきます。望んでいた姿となって。

 

 

思うに、今、4K60pHDR映像制作に一番有利なのは、「2Dアニメーション」と「実写(3DCGの絡まない)」ですね。

 

2Dアニメーションと言っても、現在のアニメ業界のアニメではないです。あくまで、新しい技術で作るアニメです。現在のマシンパワーを持ってすれば、4K60pの作業は重いは重いですが、不可能なことではなく、十分「射程圏内」です。

 

一方、3DCGは、4K60pなんてとても無理‥‥という話を関係者からよく聞きます。恐らく、表現上の技術的な問題よりも、4K対応の精度の問題、そしてマシンパワーの問題が深刻なのだと思います。

 

アニメ業界現状のアニメは、制作技術と制作費の都合上、2K24pが事実上の限界なので、同じアニメと言えど、実は一番、4K60pなどの未来の映像技術に遠い存在です。どんなに「デジタル制作」に切り替えても、映像技術が致命的な遅れを喫しては、未来で相当な苦戦を強いられるでしょう。まさか、2Kアップコンの4Kを「4Kアニメ」として売るわけにはいくまい。まあ、その辺は、「デジタル制作」をやりたい人たちが解決していくしかない問題ですから、私はノータッチ。

 

 

4Kテレビで4K60pのアニメがブロードキャストされるようになれば、それはまさしく「ガラテア」を、お茶の間(ていう言い方も古いですけど)や個人のモニター上に具現化できることになります。

 

60pフルモーションのあまりにも生々しい動き‥‥なのに、それはあくまで作り手の美意識の産物である‥‥という、「描き絵が60pで動く魅力」が、10万円のテレビを通して伝達することができるようになるなんて、「絵に命をふき込みたい人間」からすれば、奇跡の技術進化です。

 

素直に、映像技術&機器メーカーの開発者の人たちに感謝せねば。

 

‥‥まあ、作り手たる私らとしては、浮き足立たずに、地道に線1本、1レイヤー、1フレームにて、具現化していくだけです。

 

 

‥‥で、これだけ書いといて、ナニですが、今回話題に取り上げた9万円のテレビは、東芝の43インチ(だったと思う)の4Kレグザだ‥‥ということ以外は、型番を聞いてなかったです。なんだか、中途半端な紹介ですんまそん。

 

 



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