FireOSとiOS

新型のFire HD 10が発売されて、iPadに迫る性能を見せつけております。画面の1920pxか2048pxなんていう差は、はっきり言いまして、使っていて気になるものではないです。

 

もし、FireとiPadの間で、残された差‥‥というか、iPadがFireに対して有するアドバンテージは、iOS以外に他ならない‥‥と感じます。

 

FireOSは、iOSほど洗練もされていませんし、おそらく‥‥ですが、お金もかけていないでしょう。iOSに関わる開発費の方が、遥かに上だと思います。

 

iPadの本体価格には、純粋に本体の部品代と組み立て工賃だけが計上されているわけではないのは、産業に関わる人ならお分かりかと思います。iPadをiPad足らしめる色々な費用の多くが、薄く薄くちょっとずつ、製品の価格に組み込まれていることは、少しでもお金の計算をした人なら容易に想像できるでしょう。

 

Fireの弱点は、やっぱりFireOSだと感じます。私は、FireをHD8.9やHDX、7や8など、色々と買ってきましたが、今回も感じる共通点は、FireOSの貧相さです。iOSには遠く及びません。

 

特に、今回はハードウェアが格段に向上したので、FireOSの乏しさが余計に目につきます。

 

でもそれは、Fire端末を安価に提供するために、FireOS開発コストを抑えた結果とも読み取れます。

 

 

私も様々な映像の開発に取り組んでいるのでわかるのですが、開発での「お金の有無」が実は表面にありありと表れてしまうものです。そりゃあ‥‥Appleの資金力と「コンピュータメーカーとしての誇り」をもって、iOSの開発に勤しめば、FireOSと比して歴然とした優位格差が表れても、致し方ないこととも思えます。

 

で、Appleもよくわかっていて、決して自社のOSを他社には供給しません。自分たちの何が、他者に対して、アドバンテージを形成するのか、よくわかっているのでしょうネ。

*Appleの過去を知っている人は、例えばUMAXにMacOSを供給して「UMAX製のMac」が存在したことをご存知でしょう。同じく、その後に経営路線の大シフトでMacOSの供給を取り止めて、外部には一切、OSそのものを提供しないことになったいきさつもご存知でしょう。結果を見るに、その路線変更は大正解だったゆえに、今のAppleがある‥‥とも言えます。

 

Fireが今の値段で提供できるのも、色々なコストカットゆえと思います。なので、iOS並みの性能をFireOSに求めることは、Fire本体の高騰に繋がるとは思います。

 

 

 

システムってさ‥‥、悲しく切ないものがあって、「快適で当然」「うまく動いて当たり前」であって、システムが整然とトラブルなく動くことに、ほとんどの人は日々感謝もしなければ、労ってもくれません。トラブルが起きた時だけ、烈火のように怒鳴りちらすわりに、トラブルがないときはありがとうの一言もないです。

 

だから、システムは一見、空気のような存在に思われがちです。ゆえに、システムのクオリティやコストを考える人も、相応に極小です。

 

でも、私らのような映像制作の人間、「ものつくり」に関わる人間は、作業環境の快適性でいくらでも効率や品質が上下します。ゆえに、システムが作業環境を支えて快適性を実現する主役であることを、いつも心の底に認識しておくべきでしょうネ。

 

私は、そういった意味で、macOSとiOSを仕事のパートナーに選択している‥‥のもあるのです。また、macOSを許容する職場であることも、日頃から感謝しています。

 

トラブルがなくごく普通に動作するシステムは、最良の仕事をしているのです。私も、atDBというコンポジット作業のソリューション=作業システムを開発して現場に敷いた際に、「平然とシステムが動作することが、いかに大変なことであるか」を痛いほど思い知った過去があります。

 

iOSはそういった観点で言えば、ものすごく「練りに練られて」います。インターフェイスのデザイン、リストの階層、文字の配置一つとっても‥‥です。

 

 

 

FireOSとiOSの差は、まさに、Fire HD 10とiPadの2万円の差そのものと言っても過言ではないです。

 

快適なシステムには金がかかって当然です。

 

‥‥なので私は、ファーストタブレットはiPadを選択して、iPhoneやiPod、iMacやMac miniなどで、快適なソリューションの基盤を実現したいと思います。

 

そしてFireは、そのソリューションにうまく加わるかたちで、その本体価格の安さを武器にして、環境性能を拡充していければ‥‥と考えています。

 

 

ちなみに、FireとiPad間のファイル共有。

 

iOS 11になって、ドカンとやりやすくなりました。ストレスが一気に減少しました。

 

Procreate(も含めたApp)からAmazon Driveが見えますので、いちいちケーブルやSDカードで共有しなくても、さくっとiMac-iPhone-iPad-Fireの連携が可能です。

 

そのためにも、作業環境のWiFiやBluetoothは、日頃から備えあって憂いなし‥‥です。

 

 

 



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