零戦は

私は基本的に零戦、すなわち「零式艦上戦闘機」があまり好きではありません。それはもう、子供の頃から。

 

子供の頃にファイナルカウントダウンを見たから‥‥ではなくて、小学校低学年の頃から「零戦と隼」「日本の飛行機」とかの本を読んで、「悲しい戦闘機だな」と純粋に思ったのです。零戦のあらましを描いた漫画の最後は必ず、米機動部隊に突進してくる零戦の姿で、「ゼ、ゼロファイターだ!!」(ドモるのもお約束)と米兵が慄いて「幕」でした。

 

「太陽の帝国」でも、重要なシーンで零戦は必ず夕日を背負って、象徴的に描かれていました。少年時代の終わり、もっと言えば、子供が大人に「Surrender」=降伏して、子供時代の大切なものがいっぱい詰まったトランクを川に投げ捨て、無条件降伏のように大人へと変わっていく様を、スピルバーグは夕日を背負った零戦に託していました。

 

感慨深い飛行機ではあるのですが、感傷的・悲劇的なのです。

 

なので、いつも眺めていたいとは思いません…が、都合、天井から釣り下がってはいますけど。(=大きスケールのが、零戦しかないのです)

 

ちなみに、私が好きな日本機は、

 

 

‥‥あたりです。土井設計技師「率」が高いのは、流線と角のバランスが、私の好みなんだと思います。流星改と烈風が好きなのは、大柄で力強いデザインに惹かれているんでしょうね、我ながら。

 

 

 

ちなみに、私の少年時代の愛読書は、以下。

 

 

どうも、学級の「持ち寄り図書館」(=正式名称不明。つまり、子供が1冊持参して学級に提供する、セルフ図書館。)に提供していたらしく、なんとも雑な自署が記入されとります。もっと、落ち着いて、丁寧に文字を書けば良いのに‥‥って、今でもそうか。

 

久々に中身を見たら、中々えぐい内容でした。今の小学生は、こういう本を読むんだろうか。

 

 

子供向けの本で、陣形の変化の経緯を解説する本って、中々イイですよね。今となっては。

 

別の本では、時代を感じさせるフォントも良いです。戦闘機の「戦」の右上が「星マーク」になっていて、F-104の英名「Star Fighter」に掛けているのが、粋です。

 

 

この本が発売された頃は‥‥

 

 

‥‥なんていう時期で、今や退役して久しいトムキャットが、まだ試作段階で実戦配備されていないのが、なんとも隔世の感があります。

 

「思ったとおりの飛行機にならなかったので」という言い回しが、子供向け書籍っぽくて、気遣いが優しいです。一方で、こういう本を読む子供は「空対空ミサイル」とか「可変後退翼」は知っててあたりまえ‥‥でしたから、その辺は専門用語でスルーです。

 

 

で、零戦。

 

零戦は、「日本のイメージ」を背負ってしまっている向きもあるので、なんとも気が重いです。いきなり実地の話になりますが、枠の多いキャノピーも、中々しんどいですしネ。それだけで憂鬱です。枠の少ないほうがいいです。Bf109ならG型後期やK型とか。

 

日本人なら大和と零戦でしょ‥‥というのも、なんだか窮屈でねえ‥‥。


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