Swift Playgrounds

最近知ったのですが、Appleから出来るだけ簡単に(=気構えなく気軽に)Swiftプログラミングを習得できるように、「Swift Playgrounds」というAppが無料公開されていたのですネ。知らなかった。

 

https://www.apple.com/jp/swift/playgrounds/

 

ちょっとやってみたのですが‥‥‥、そうか‥‥、こうすれば、プログラム習得って敷居が低くなるのか‥‥と、関心することしきりでした。今までのプログラム入門の「入門とは言え難しい」という常識を覆す、ゲーム感覚で「プログラムの概念」を覚えられる「欧米ならではの」発想の入門書です。

 

いきなり「概念」から覚えられる教え方には、感服しました。私が過去学んできた学習書には全くなかったタイプです。

 

そもそもプログラムで何が出来るのかを知らなければ、プログラムを学ぼうなんて人間が増えなくても当たり前です。カリキュラム‥‥という観点で考えれば、「何のために学ぶのか」を一番最初に理解してもらうことが、「学ぶ行為として合理的」です。

 

‥‥凄いよなあ‥‥、欧米の合理性は。

*もちろん、今までの日本の学習書でも「概念」には軽く触れてはいましたが、逆に言えば、軽く触れる程度で、何よりも最初に概念について徹底的に反復するようなことは無かったです。‥‥私の買った学習書では、です。

*まあ、日本人の学習は、たとえ「ゆとり」なんていう言葉を使っても、考え方が「詰め込み型」になりがちなのは、「民族性」なのかも知れませんね。「ゆとり」なんていう言葉のチョイス自体が、「詰め込む量を少なくして、ゆとりを持って」という考え方そのもの(=詰め込む思想自体は変化なし)ですもんネ。決して、「イメージを最初に掴む」タイプの学習法ではないです。‥‥私も反省せねば。

 

変数に値を代入する‥‥なんてことを最初に覚えてもらおうとしても、「それが何のためか」が解らなければ、よほどプログラムに興味があって忍耐強い人でなければ、挫折しちゃうもんネ。

 

Swift Playgroundsは、「Byte」という名前のゲームキャラクターを、コード(プログラム文)で操作して、ミッションを達成する‥‥という流れで習得は進みます。これは言わば「任意の対象を、プログラムで処理して、意図した結果を得る」という流れをそのまま「ゲーム風」に体現した内容です。いきなりコンピュータの専門用語責めにされるより遥かに馴染みやすく、「まず最初に根本的なプログラムのイメージを掴め」ます。

 

そして、「ゲーム風に噛み砕き過ぎている」こともなく、最初からプログラム文の習得を意識して、プログラム文独特の、例えば「moveForward ()」のような文体を、学習者の目に馴染ませています。

 

うーむ。私が学習してきた日本人著者の書を振り返るに、なんで日本人は、Swift Playgroundsのような教え方ができない民族なんでしょうかね。

 

まあ、日本人は、目的よりも手段を重んじる気風が「なんやかんや言っても」ありますから、目的よりも手段から教え始めることが多いのかな‥‥とも思います。日本人は目的の「地」ではなく、至る「道」を重んじますからね‥‥。それは善くもあり、悪くもあり‥‥。

*目的よりも手段を重んじる気風は、まさにアニメ業界そのものです。じゃなければ、ここまで旧来の技術に固執せんわな。

 

 

で、Swift Playgrounds。

 

例え映像制作でも、これからコンピュータで飯を喰っていこうとする若い人は、Swift Playgroundsをゲームノリの軽い感覚で始めてみても良いように思います。プログラムを覚えておいて、損な事はないですから。

 

 

思うに、このSwift Playgroundsでプログラムの概念や流れを習得すれば、他のプログラム言語も馴染みやすくなると思います。プログラム言語は呪文ではなく、ましてや感情表現や暗喩を盛り込んだ詩でもないので、何らかのプログラム言語を覚えると、書式の違いこそあれ、いくらでも「考え方の応用」が効きます。

 

実際、私は最初Apple Scriptでプログラムを始めて、その次に、インターフェースも自分でデザインして「ソフトウェア」っぽいものが作れるREALbasicに熱中しましたが、その後はPerlやPHPなどのWebで用いられる言語、After EffectsやPhotoshopで使えるJavaScript、ShellScript、Xcodeなど、必要に応じて色々なプログラム環境に難なく馴染むことができました。1つの言語を熱心に勉強した後だと、他言語への「読み替え」が効くのを実感しました。

 

 

 

私も、こんなに気軽にカリキュラムが進むのなら、Swift Playgroundsをやってみようと思います。実は、忙しさにかまけて、Swiftの習得は失速気味なので、丁度良いです。

 

でも、今のiPhone・iPadのApp開発って、どうなってんのかな‥‥。昔は、結構面倒な縛りというか、段取りがあって、オリジナルアプリをローカル限定で使うようなことも気楽にはできなかったはず‥‥です。その辺は多少、今は緩くなってるんだろうか。

 

ちなみに、私がMac版のソフトウェアを思いついたその場でどんどん作って、どんどん使えたのは、外部に公開しようと思わなければ、何の面倒もなかったからです。ファイルと同じで、コピーすればすぐ使えたんですよね。

 

あ‥‥、でも、今はMacのアプリも縛りが多少キツくなっているようです。開発元不明のアプリは、管理者権限がないと実行できないようになってます。なので、30分くらいで作った急凌ぎのアプレット・ドロップレットのAppleScriptなんぞを、他のマシンに持ち込んでも簡単には実行できないようになっています。

 

‥‥まあ、それもそうか。ウィルス社会だもんね‥‥。

 

 


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