タブレットの作画環境を気に入っている理由

私は、iMacの作業と、iPad Proの作業は、完全に分離していて、同じ机では作業しません。なぜかと言うと、操作が煩雑だからです。

 

iMacを使っているときは、マウスとキーボード中心です。板タブも繋がってはいますが、サブ要素でしかないです。AfterEffectsや文章書きなどは、iMacです。

 

iPad ProやFireを使っているときは、キーボードはBluetoothで使用可能であるもののほとんど使用せず、すべてApple Pencilと手=タッチ(ジェスチャー)だけです。絵を描く用途がメインです。

 

コンピュータでアニメを作る‥‥といっても、手の感覚が重要な作業はiPad Pro、数値入力を含めた全般の操作が必要な作業はiMacやMac Pro‥‥という住み分けが定着しています。

 

私が、作画机にモニタを置かずに、タブレットだけで構成しているのは、作業の動作の流れをできるだけ止めたく無いからです。設定資料のページをめくるのに、いちいちマウスに持ち替えるのは「大した手間でも無いように思える」のですが、実際、タブレットオンリーで、フリックやスワイプ、ピンチインアウトのジェスチャーに慣れると、マウスに改めて持ち変えるだけで「作業の腰を折る」ようなストレスを感じます。

 

タブレットのタッチ操作で統一する事で、作画机は格段に使いやすくなる‥‥と私は実感しております。

 

 

ちなみに、「スワイプで設定資料のページをめくるのって地道すぎない?」と思う人もいるかと思います。実は私も以前はそう思ってました。

 

しかし、以下の2つの方法で、マウスで検索するより快適になることを、作業上で学びました。

 

 

1・自分の使う設定資料だけを、PDFで編集しておく

 

これは大事です。自分の作業に要らないページを削除しておくことで、軽量でめくりやすいPDFになります。macOS添付の画像プレビューソフト「プレビュー」で簡単に編集可能です。

 

PDFやアルバムを指でめくるので、設定資料や本をめくるのと、同じ感覚とリズムで、作業に馴染みます。まあこれは「操作の好み」も大きいとは思います。

 

 

2・トリルの操作になれる

 

トリルとは例えばピアノで「ドレドレドレドレドレ...」と2つの音を2つの指(例えば人差し指と中指)で交互に演奏する奏法です。ギターにもフルートにもティンパニにもトリルはありますが、ここでのトリルとはピアノの奏法を指します。

 

スワイプ操作は、何も人差し指だけしか使っちゃいけないのではない‥‥のです。人差し指と中指を交互に動かせば、超速のスワイプが可能です。‥‥実際に、私はこの2年間近く、「トリルスワイプ」でいくつもの作品を設定をめくりまくりました。

 

ただ、ピアノの打鍵のトリルとは違って、指で引っ掻くようにトリルの動作をします。じゃないと、スワイプにならんから。

 

もしかしたら、3本指のトリル(3つの音の場合、トリルとは言わないですけど、話の流れで便宜上)だと、もっと速くなったりして。「ミレドミレドミレドミレドミレドミレド...」という感じに。‥‥私はそこまでせずに、2本指だけでやってます。

 

 

 

 

まあこれは、私の2年間の作業上の実感なので、絶対的なものでは一切無いです。

 

ただ、パソコン本体とパソコンモニタを、原画机や動画机に置くのは、ちょっと無理があるかもな‥‥と、色々な人々の環境をみて思います。タワー型のPCを机に置いているのをたまに見かけますが、あれは正直、「無い」です。作画机は、タワー型を置くようには全く想定されていないので、相当無理がありますよネ。作画をする人がコンピュータを導入した上で、机を広く使う工夫は、まだまだこれから先の課題‥‥ですかね。

 

ちなみに、タブレットだと4台置いても、そんなに狭くならないですよ。こんな感じで。

 

 

‥‥というか、数えてみたら、5台でしたね。写真では12.9インチが2台になっていますが、通常は10インチのが置いてあります。

 

しかし、これだけ置いてあると、AirDropも鬱陶しい。デビルマンのコミックの最終ページ「ゴゴゴゴゴゴゴ...」みたいです。

 

 

 

ちなみに、High SierraとiOS 11にしてから、ちゃんと各々の端末固有名が表示されるようになって、iPadがすべて「iPad」としか表示されないマヌケな仕様から改善された模様です。あ〜、良かった。(上図では端末名は非表示にしています)

 

 

タブレットの良いところは、USBやLightningの細いケーブルで繋がっているだけなので、いざとなれば、1分で机を全快にできる点です。

 

パソコンのモニタは重いし、電源ケーブルはぶっといし、下手するとDVIケーブルなんかだと最悪だし‥‥で、取り回しがキツイんですよね。

 

パソコンは据え置きで環境フィックスするもので、タブレットはちょっとした移動だったら軽快にできるのが、それぞれの特徴だと思います。

 

 

とりあえず、数年はこんな感じの作業環境で運用していくと思います。今までで一番ストレスの無い、コンピュータ作画環境ではあるので。

 

しかし、今後、タブレットやパソコンの進化で、未来はどうなっていくのか。‥‥作業環境も時代に応じて、変化していくことでしょうね。

 

 


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